2007年6月13日チェンバロ:ニコラウ・デ・フィゲイレド
リスボンの情熱とため息
目白聖公会
・・・いやもう、フィゲイレドですよ、フィゲイレド。
くいっ、くいっという微妙なテンポ揺らしの連続で、旋律がすべて動き、揺らめき、活き活きとしてくる。
音符の一つ一つがぞわーっと粒立ち、沸き上がるような感興が体感される。
ラテンなノリに自然と呑み込まれる。
すごい音楽家です。
いままでチェンバロという楽器にあまり興味のなかった私を、一気に虜にしてしまいました。
アンコールのソレールのファンダンゴなんかは、コレ1曲でお腹いっぱいごちそうさまでした!な演奏。これからフィゲイレドの演奏会は、「ファンダンゴを聴かずして家路に就けるか!」というような感じになるのではないかしら。それくらい手の内に入った、「これぞ十八番」な究極演奏。
こんな演奏が100人程度の小さな教会という親密な空間で聴けるのですから、この音楽祭を企画してくださった皆さんには、感謝感謝、また感謝であります。
これからも末永く続いていってほしいものです。