2012年11月

2012年11月29日 19:46


届かなくても・・・消えない全力。


届かなかったという結果は悔しい。しかし、全力を尽くしたプロセスには価値がある。現実をメッセージにする。浸ることのない冷静な全力への吟味が、明日の成功を生み出す。そこに「消えない全力」の真意がある。






2012年11月22日 20:24


たとえ、

言葉が届かなくても・・
想いが届かなくても・・
勝利に届かなくても・・

全力は消えない。

2012年11月21日 21:48


朝、目が覚めて気付いた。
昨夜、33歳になる教え子からメールが届いていた。


「先生、今・ここ・とことん・全力で仕事してます。人生で初めて全力出してる気がします。やっと意味がわかりました。」 


一日の始まりに気持ちが熱くなった。

己の使命に情熱を注ぎ一日を生きているのだろう。すべてを出し切って眠りに就いているのだろう。 眠る暇さえないのかもしれない。全力とは力の全部。持ってる力の全て。彼はその意味を生身で感得している。彼の「全力の今」を私に伝えてくれたことがうれしかった。短い文章に彼の気概を感じた。勇気を頂いた。ありがとう。



果たして、己は?
矢印が己に向いた。

僕は、こうして、教え子に教えられ、今日に至る。
彼のメールを胸に刻み、決意新たに「 今 」を生きる。






2012年11月15日 22:25


2年生修学旅行中。
1年生メンバー13人(
1人体調不良でトレーニング場、1人欠席)の練習。

サーキット3セット後、2チームに分かれてハンドリングゲーム。広いスペース(5Mライン〜5Mライン)に6対6。10人は高校からラグビーを始めたメンバー。楕円球に触れてまだ7ヶ月。経験者のハンドリングスキルに劣らず、ボールは、指から指へ、渡る。マネージャー3人と同じ場所から1年生の成長を眺めた。楽しそうにボールを動かす姿に心が躍った。

次の練習メニュー(コンタクト)を予定していた。集合して「このまま続けたいか?続けたい人?」って聞くと全員手を挙げた。ハンドリングゲーム続行となった。寒いグラウンド、皆汗だく。楽しいと感じていることがわかる。うれしかった。一人一人、前を見て、スペースを感じ、それぞれが判断・決断して、仲間と共にボールを運ぶ。 つながるから面白い。


理想の練習だった。自分達で楽しんでいる。合間にチームトークしている。私が介入したのは「飛ばしパスからループプレーをやってみよう!」と提案したのと、ループプレーのキャッチアングルについて具体的に示した2度だけだった。あとは外から「ナイス!いいぞ!」の連呼だった。計1時間15分のハンドリングゲーム。全員に「ナイス!いいぞ!」って言えた。 


練習後伝えた。

「いい練習だった。この空気をそのまま公式戦のグラウンドに持ち込もう。 プレッシャーに縮み込むことなくいいプレーができるよ。ただ、ラグビーは、今日のハンドリングゲームのタッチがタックルになる。タックルに屈すればボールは出てこない。継続はない。明日はウェイトトレーニング。コンタクトを楽しめるようにビルドアップしよう。一人一人逞しくなるんだ。そしたら、今日のようにボールは動く。ラグビーを思い切り楽しめる。
強くなろう。


練習を終えて、帰路につき、JRに乗り込んでも、まだ幸せな気分だった。


2012年11月07日 21:27


敗者はその悔しさを抱え明日に向かう。
勝者は次の闘いに向かって準備を始める。

それぞれの実感がある。
永遠に残る感覚がある。


10月21日。東福岡に0-99で負けた。

ピッチに立った者だけが感じ取れる実感。実感を躯と心に残したまま準決勝を観た。そこに価値がある。戦わなければ感じ取れない感覚。画面の映像を観ても察知できないフィールドでの観戦。両者の実感から自分作りが始まる。チーム作りが始まる。バーチャルな空間や体験ではなく、生きている「今・ここ」で経験したことを大切につなぐ。つなぐためには至らない自分を認める勇気も必要だ。

東福岡に具体的に弾かれ、生徒たちのウェイトトレーニングに対する意識が上がった。「でかくならなきゃ戦えない」「相手を倒し切るタックルがいる」「このままじゃいけない」今、チームは、そんな思いに満ちている。

モチベーションが上がったこのタイミングで、森部昌広トレーナーにお電話を頂いた。そして、昨日、明善高校に
お越し頂いた。狭いウエイト場、限られた器具でできるメニューを工夫して頂き、具体的に丁寧にご指導頂いた。みんな食い入るように説明を聞いた。胸、肩、腕、背筋、下半身・・終始全力だった。最後のメニューになった「40秒間スクワットジャンプ」では、校舎1階にある狭いウエイト場が熱気に満ちた。歯を食いしばりオールアウトに向かって跳ぶ姿。パートナーを励ます大きな声。この空気を求めていた。2時間半の時間はあっという間だった。森部さん、ありがとうございました。生徒たちは幸せです。プロセスを楽しみにしていて下さい。


実感からの実践。
そして、実戦。

新人戦初戦! 1月13日 まで、あと66日。

 


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