ガラスのレフティたらればブログ

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「W杯が決まって最初の試合だったので気持ちよかったのですが、試合内容も素晴らしかった。

最初のファウルでイエローカードを出したんです。ところがそれ以降はファウルを取る場面も少なくて、試合終了までわずか12回です。両チームで12回は、私の中でも最少なんですよ。


最初がイエローカードは厳しいかなと思ったけど、それがメッセージとして選手に伝わったと思います。レフェリー冥利につきる試合でした。」(エスパルス20周年記念誌より引用)




上川徹さんは後にこう語りました。



2006年4月。


日本平スタジアムにて清水エスパルスとガンバ大阪が対戦しました。


エスパルスは、ひょーどーと怪我を抱えた矢島がゴールするも、逆転されて2-3でガンバに敗れましたが、この試合を担当したのが、上川主審でした。


開始早々の矢島へのファールに対してイエローカードを出し、試合の基準を作り、その後は、本人も言うようにレフェリー冥利につきるフェアな試合が展開されました。


おそらく、上川徹さんにとってベストゲームの1つであろうこの試合だと思います。




さらにタイムスリップをして…



そのさらに9年前の1997年8月


同じく日本平スタジアムで柏レイソルと対戦しました。



この試合も上川徹さんが担当しましたが


そこで「エジウソン事件」が勃発します。


この試合、筆者は観に行っていないどころか、産まれてもいませんが←

この試合で、エジウソンという柏のFWが接触で痛がっていたのにも関わらず、攻撃の場面で起き上がってゴールを決めました。

これに加え、オフサイドがあったのでは?という清水サポーターの怒りが収まらず、審判控え室のガラスが割られるなど、荒れに荒れ、深夜まで審判団が足止めされるほど騒ぎとなったそうです。



前代未聞の事件が起きたこの試合の後、上川さんは、しばらく日本平で笛を吹かなかったらしく、


「あの試合の頃はまだ若かったし、オドオドしているところがあったかもしれないですね。そういうように見られたら、選手は絶対にそこに付け込んでくる。経験を積むことで、最初の握手の場面から主審のプレゼンス(存在感)を示すことができるようになれるかもしれません。」


当時をこう振り返ります。


それから9年経ち、


同じく日本平のピッチで、完璧にコントロールして素晴らしい試合(なおエスパルスは負けているが)を魅せた上川徹さん。


その後、ドイツW杯でも3位決定戦を担当するなど活躍して、世界の舞台で輝きました。



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9年後の清水エスパルスはどうなっているのでしょうか?



9年後のヴィッセル神戸はどうなっているのでしょうか?



そして、



9年後の柿沼主審はどうなっているのでしょうか?





2018年11月24日に日本平で行われた清水エスパルス対ヴィッセル神戸。


色々ありすぎて、頭も整理しきれず、ブログでも何から書こうか迷い、書きかけの文章もありましたが、

今回は短く、端的に書いて終わろうと思います。




Jリーグ史上前代未聞の荒れ試合となった、



このことは事実です。



しかし、



そんな試合を経験したからこそ、サポーター、選手、スタッフ、審判団、Jリーグ、それぞれの立場の人間が


その過去を、未来の目的のためにどう意味づけて活かしていくか?繋げていくか?


これが、重要なことだと思います。



まだJ1リーグでの経験が浅かった柿沼主審。

1997年の上川徹さんと立ち位置は似ていますね。

普段はこのブログで審判ネタも書いており、今回も途中まで細かく書いていましたが、

ほかの記事やツイートで山ほど見かけたので載せるのはやめておきます。



ただひとつ、柿沼主審に言いたいことがあります。


それは、



「9年後、上川さんと同じように、W杯レフリーとして日本平に戻ってきて、最高の試合を選手たちと作って欲しい」


これだけです。


今回の試合でしばらくは担当できる試合が制限されるかもしれません。しかし、いつかは上川さんのように成長して戻ってきて欲しい、こう勝手に願っています。




最高の試合を選手たちと作って欲しい……



そう、試合というのは審判だけでなく、選手はもちろん、スタッフや関係者、サポーターが1つとなって作り上げるものです。


お互いがリスペクトの精神をもち

フェアプレーを行う


審判員の両腕にはそれらの願いを込めたワッペンが付けられています。


確かに、今回の試合を審判だけの責任にするのは簡単です。


コントロール不足、選手を守らなかった、公正なジャッジが出来ていなかった…


審判への批判材料は山ほどあります。



「全部アンタだよ!!!!!」


こう言って終わらせることも容易にできます。


意見書を出し、あくまで審判員のコントロール不足と、相手の挑発が原因で試合が荒れたと主張し、自分達は何も悪くない、


こう言って終わらせることもできます。




しかし、


他者に責任を押し付けているだけで、


自分達のチームは、クラブは、強くなることができるのでしょうか(反語




前に話題となったアドラー心理学の中で、

「課題の分離」

という考え方があります。


まずは「これは誰の課題なのか?」を考えましょう。そして課題の分離をしましょう。どこまでが自分の課題で、どこからが他者の課題なのか、冷静に線引きするのです。(嫌われる勇気より引用)





荒れに荒れた試合展開になりながらも、


引退するひょーどーや急逝した久米GMのために一丸となってゴールを目指し、勝点1を掴んだエスパルス。


直後のセレモニーでは、左伴社長、ヨンソン監督、竹内キャプテンは冷静に挨拶をしてくれました。


そして、ひょーどーの引退セレモニーも、試合内容と切り離し、しっかりと行うことができました。


試合後のインタビューでは、執念のゴールを決めたキーパー六反が(個人としては)自分自身がしっかりとしたプレーをしていれば、河井(陽介)や(立田)悠悟が怪我をせずに済んだと思う。自分にとっては死んでも忘れないような、戒めの試合になる。」こう語りました。




エスパルスの社長や監督、選手たちは、難しい試合が終わった直後から「課題の分離」をし、気持ちを整理していたのです。


そして、残り1試合に向けて、来季へ向けて前に進もうとする姿勢を示してくれていました。



確かに、神戸戦を思い出すと、込み上げてくる感情があると思いますし、柿沼主審やウェリントンやポドルスキの追加処分が決まるまで納得しきれない部分もあると思います。河井と立田、橋本の容態が心配な部分もあります。

(ちなみに、清水のスタッフが叩きつけたポールがフィールドに入ったことについては、試合中、試合球以外のボール、その他の物、または動物が競技のフィールドに入った場合、主審は:プレーが妨害されなかった場合、プレーを続けさせ、できるだけ早い機会にそ れを排除させなければならない。という競技規則を考えると重い罰則は受けないと思っています)




しかし、クラブとして、既に前を向いて進もうとしているのです。




我々サポーターも、それを信じて、応援し続けていくしかない、こう思います。




9年後、さらにその先の未来へ……


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最後に神戸戦で撮ったアイスタグラムな映え写真を載っけておしまい。


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ではまた。





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18/19プレミアリーグ第10節 2018年10月29日
トッテナム 0-1 マンチェスターシティ
得点者:マフレズ



マンデーナイトに開催されたトッテナム対マンチェスターシティの❝フットボールの試合❞は、指定暴力劇団スパーズが、会場ごとシティを苦しめましたが、マフレズがこの試合唯一のタッチダウンを決め、マンチェスターシティが聖地ウェンブリーでのNFLの試合を制しました。



……おっと失礼。



この日行われたのは、アメリカンの方のフットボールではなくサッカーの方のフットボールでした←


なにせフィールドには、NFLのエンブレムやアメフト用のラインも残っており、サッカーの試合をするとは思えないほど荒れたピッチだったので、キックオフするまでどっちのフットボールをするのか分かりませんでしたよ、ええ。


確かに、安全第一なのはわかります。そして過密日程だったので、アメフトの翌日開催になってしまったのは仕方のないことだと思います。

とは言え、スパーズの新スタジアムはいつになったら完成するのでしょうか?そちらの都合で、最悪のピッチコンディションの中での戦いを強いられ、両チーム同じ条件とは言っても、チームコンセプト上シティの方が不利だったといえます。 

最終的に、エデルソンやラポルテのロングフィードが起点となり、ダブルシルバと両ウイングのうまさに助けられ、荒れたピッチがラメラの決定機逸にも繋がり、なんとか勝利したのは良いものの、あんなピッチコンディションでやらされた中でのマフレズのゴールに対して、タッチダウンした際に貰える6点くらい欲しかったですよ←


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(元レスターのマフレズ。この試合のゴールをヘリコプターの事故で亡くなってしまったレスターのタイ人オーナーに捧げた:マンチェスターシティ公式より



さて、そんなスパーズ戦では、

数少ないピッチ状態が良いサイドでプレーしていたメンディとウォーカーが終始不安定でしたね。


特にメンディは、お粗末なプレーが多く、自身もSNSで「Not the best Mendy tonight」と書き込むほど。


そんな自分のプレーへのイライラも重なったのか、


後半アディショナルタイムには、ダイバーラメラに対して怒りを爆発させてしまいました。




 
このシーンのことです。

メンディが、ダイバーラメラに対して身体を入れたときに、ダイバーラメラが後ろから少し押していました。


それに対して、この試合のストレスを一気に発散する形で、メンディが腕を大きく振り、当たりはしませんでしたが、ラメラに殴りかかりました。


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ほら、よく言うじゃないですか。


普段怒らない人が怒るとめっちゃ怖い、と。


普段ムードメーカーで自分もみんなも笑わせる存在の人が、何かをキッカケにブチギレる。そういう人ほど、普段ガス抜きをしていない分、大爆発することって結構あります。


殴ろうとしたメンディの顔は、シティに来てから見たことがないほど怒りに満ちていましたよね。一発殴ろうとしただけで終わりましたが、正直少し驚きました。


勝利したので、苦笑いで済ませて良いかもしれませんが、



実は、あのメンディの行為…


競技規則に厳格に則ると…


「乱暴な行為」として一発退場させられるべきだったのです


パンチが当たったわけでもないのに、なぜ退場になるの??


そう思う方も多いと思います。


しかし、競技規則では、粗暴な行為を行おうとした時点で、1発レッドの項目にある乱暴な行為にあたると定義されているのです。


競技規則を見てみましょう。


乱暴な行為

乱暴な行為とは、身体的接触のあるなしにかかわらず、競技者がボールに挑んでいないときに相手競技者に対して、あるいは、味方競技者、チーム役員、審判員、観客またはその他の者に対して過剰な力を用いたり粗暴な行為を行う、または、行おうとすることである。

   加えて、競技者がボールに挑んでいないとき、意図的に相手競技者やその他の者に対して頭や顔を手や腕で打つ場合、その力が微小なものでない限り、乱暴な行為を犯したこ とになる

(コピペ終わり。一部文字加工)



今回のメンディの行為で大事なのは、パンチが当たったかどうかではありません。



たとえ空振りでも、殴ろうとした時点で、その力が微小なものでない限り、乱暴な行為に該当し一発退場になる


のです。


今回はこれだけ覚えていただければ幸いです。





ちなみに、一発レッドの項目に、「著しく不正なプレー」というものがありますが、


「著しく不正なプレー」と「乱暴な行為」


どう違うか分かりますか?


一番大きな違いは、プレー中の出来事か、プレーと関係ないところでの出来事か、です。


前者の例としては、いわゆる殺人タックル。指定暴力団に所属しているスパーズやカーディフがよくやるプレーですね。

後者は、プレー関係ないところ、競技者がプレーに挑んでいないところで殴りかかったり蹴ったりした行為のことです。

まあ、この違いを覚えておくべきなのは試合後に報告書を書く審判員だけですが苦笑



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あわや退場していてもおかしくなかったメンディ。


スパーズ戦は試合を通して今までも時々やっていた軽率なプレーを連発して精彩を欠いてしまい、ペップも「殺したくなる」ほどでした。


しかし、彼の左足は、コラロフ以上のロマンを感じ、早くて正確なボールを配給でき、一級品であることは確かです。


ペップからのお叱りも十分に受けていることでしょうから、また気持ちを切り替えて頑張ってほしいですね。







最後にお知らせがあります。


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福岡でシティの試合観戦会開催決定!!


来たる2018年12月15日に、福岡にてマンチェスターシティ試合観戦会を開催することが決定しました!!


これまで、日本で開催されてきた公式ファンミーティングやトロフィーツアーなどのイベントは、首都圏で開催されてばかり…


九州からもシティを盛り上げんといかんばい!


ということで、念願の九州で、非公式ではありますが観戦会を行います。土曜日の21:30キックオフという比較的参加しやすい日程での開催となります。


なので、九州シチズンを始め、全国のシチズンのみなさんも、観光がてらに是非お越しください。


ヤヤのシティでのラストマッチ時のマッチデープログラムなど、豪華というよりクセのある景品が当たるイベントも計画しています。


詳細は、後日ツイッターで発表予定なので是非楽しみにしていてください。


ではまた。


おしまい



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(1997年イヤーブックより)



1996年12月15日。


エスパルスは新エンブレムを発表しました。


それが、現行のエンブレムです。



そこから22年、またエスパルスが発足してから26年……


清水エスパルスのエンブレムが新たに変わろうとしています。





S-PULSEのリブランディング プロジェクト(ブランド再構築)について



2020年に向けて進められているリブランディング・プロジェクトの一環として、現行のエンブレムを変更することを発表しました。


その上で、サポーターの意見を聞きながら新しいエンブレムを決めていくそうです。



現行のエンブレムには、(以下太字引用)


A富士山の頂上の形状が反り返っていることから形状に不要なトガリがある。 B円環状のテキストが小さく、 印刷時に潰れが生じる。 C地球儀の中に表示されている地形の形状が粗い。 DS-PULSEの文字と背景の白の重なりによって、 S-PULSEの文字の可読性が低下している。


といった問題点があり、


エンブレムについては、 地球や富士山など、 現状のエンブレムがデザインされた当時の意志・思想を尊重し、 サポーターの愛着を守りながら、 かつデザイン品質を磨き上げることで、 次の25年、 さらにその先を見据え、 使用に耐えるものに洗練させる必要があると考えております。


とのこと。



同じエスパルスを愛する人たちとは言っても、個々の価値観は異なっているので、当然ながら、エンブレム変更に対して賛成!反対!様々な意見があると思います。


意見の違いはともかく、


新エンブレムを作る過程において、改めて清水エスパルスというクラブのアイデンティティと未来についてみんなで考え直すこと

が、一番大切なのことだと思います。


せっかくクラブがサポーターに意見を求めてくれていますしね。



ちなみに筆者の考え……に興味がある人は少ないかと思いますが



筆者の意見として、次の文章を提出しました。




まず、新エンブレムというクラブの大事な要素について見直そうとしている動きについて、素直にとても良いなと思いました。変える、変えないはさて置き、サポーターとしても改めて清水エスパルスというクラブのアイデンティティや未来について考え直す良いきっかけになると思います。そして、新エンブレムについて、このようにサポーターの意見を取り入れようとする動きにも感謝致します。清水エスパルスはサポーター、市民が一緒になって創り上げていくクラブだと思うので、とても良い試みだと思います。


話はそれますが、私はエスパルスに加えて、マンチェスターシティというクラブも応援しています。このクラブも数年前にエンブレムを変えましたが、その時にも、サポーターの投票や意見を参考にして決めました。シティはいわゆる金満クラブですが、市民を大切に、サポーターを大事にするクラブの想いが共通しており、とても嬉しく思っております。


コメントを聞きたいとの事なので、J開幕から清水サポである両親の元に生まれ、現在県外に住んでいる大学生の生粋のエスパルスサポーターとしての率直な意見を言わせていただくと、どちらも案も反対です。理由は3つあります。


1つ目は見慣れていないから。これは仕方ありません…。2つ目は、オレンジ色を使う意識が強すぎるということ。確かに「エスパルスオレンジ」を盛り込むことは大切ですがオレンジ要素が強すぎですし、このオレンジは果たして「エスパルスオレンジ」と言えるのか疑問です。それによって、エンブレムとしてのカッコよさが全く感じられない、ということが3つ目の理由です。


もし、この2つから選べと言われたら、変えなくて良い、という主張をします。但し、時代が変わっていく中で日本平スタジアムが多くの問題を抱えているように、現行のエンブレムに問題点もあるということは理解しています。そして変更することは恐らく既定路線だとも思います。


これらを踏まえた上で、ではどう変えれば良いかを私なりに考えてみました。私の意見としては、まず、現行のエンブレムはほぼ変えない形で、変更点として、


①「S-PULSE」の文字を分かりやすくする

②「SHIZUOKA☆SHIMIZU」を「SHIMIZU」のみにする

③地球儀の模様を修正する

④外枠の富士山部分の修正


以上の4点を変え、リニューアルする形でエンブレムを変更するのが良いと考えます。②の理由としては、現在は静岡市がホームタウンとなっており、静岡市、そして静岡県の磐田市を除いた地域のより多くの人々に密着し、誇りを持ち、愛されるようなクラブになっていってほしいですが、改めて、「清水」エスパルスなのだということをエンブレムで強調して欲しいと感じているから「SHIMIZU」のみへの変更を提案致しました。


私の意見としてはこのようなところであります。長文失礼いたしました。以上、よろしくお願い致します。







スタジアムについて触れるという意地悪なコメント苦笑


SHIMIZUだけで良いと書きましたが、S-PULSEのSの意味を考えるとSHIZUOKAも外せないなと思ったり。

変えるならもっと大胆に変えても良いんじゃないかと思ったり。


勢いで速攻コメントしたので、これから考えていきながら筆者の意見が変わる可能性は十分ありますが、現時点ではこんな感じですね。



とにかく、


改めて言いたいのは、コメントの最初にも書いてある通り、


確かに、エンブレムを考える上で、商業面でグッズを作る上でのコストなども考えていかなければなりませんが、


一番大切なのは、


新エンブレムを作る過程において、改めて清水エスパルスというクラブのアイデンティティと未来についてみんなで考え直すこと


だと思います。



なので、皆さんも公式宛に素直で建設的な意見をバンバン送って、SNS上でも活発に「対話」をしまくって、この新エンブレム問題をキッカケに、市民クラブである清水エスパルスの未来を考えていきましょう!


と筆者は言いたい。



特に若者サポはクラブの歴史やアイデンティティを知る良いキッカケだと思いますよ。


対話、と強調したのは、人それぞれ意見はあるので、それを尊重しながら意見交換しましょうってこと。このブログにもたまーにクソリプが飛んできますが、そういうのも含めて強調しておきました。


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(1997年イヤーブックより。よく見ると少し簡略化されてるのが分かります。印刷上あーだこーだ言っていましたが、新エンブレム使いたての頃から簡略化してるという…苦笑)




筆者の主張に対しての意見があればコメントください。建設的な議論なら荒らしてくれて構いません笑




ではまた。


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おしまい。


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(マンチェスターシティ公式より)




18/19イングランドプレミアリーグ第9節
2018年10月20日 @エティハドスタジアム
マンチェスターシティ5ー0バーンリー
得点者:アグエロ、ベルナルド、フェルナンジーニョ、マフレズ 、サネ






【理不尽な5得点】



​「アレスト・モメンタム!!」



これは映画ハリーポッターシリーズにて、ホグワーツ魔法学校の校長であるダンブルドア先生や、ハリーの親友であるハーマイオニーグレンジャーが使った呪文です。


この魔法をかけると、物や人の動きを止めることができます。


マグル(魔法力を持たない人)である筆者は、いつか魔法を使ってあんなことやこんなことをしたいなって昔から時々思っているのですが、いくら呪文を唱えても何も起こりません。まあ、でしょうね苦笑



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(ジョー・ハート公式インスタより)



さてさて、


プレミア連覇を目指す我らがマンチェスターシティ。


デブライネが開幕早々に離脱してしまいましたが、その穴を最小限に抑えてリーグ戦では首位をキープしています。(10/22現在)


今季覚醒中のベルナルド、衰えるどころか代表引退で休養が摂れて常にキレキレかつ決定力が増したシルバ、徐々にペップシティに染まりレスター時代から守備力も大きく向上しているマフレズ、そして守備陣では、ラポルテ、ストーンズの安定感、相変わらずネジが外れているエデルソンなど、個々の頼もしさはもちろんあります。


さらにペップも、フェラーリをぶっ飛ばすだけではなく、相手に合わせた現実的かつ勝つ可能性を捨てない戦い方も出来るようになっています。この先、厳しい冬がやって来ますが、プレミア連覇and moreに向けた挑戦がますます楽しみなわけですが…




そんな中行われた、今季(18/19)2度目の代表ウィーク明けに行われたプレミアリーグ第9節はバーンリー戦。


シティのレジェンド、ジョー・ハートのエティハド帰還、デブライネ神の復帰戦などトピックも多かった中で、難敵相手に5-0で大勝しました。


バーンリーの枠内シュートをゼロに抑え、エデルソンは試合中に懸垂を始める余裕を見せるほど苦笑



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(gettyより)



一方、今季プレミアでシュートストップ数No .1のハートは、24本のシュートの多くを彼らしい神セーブで防いでいましたが、


5失点ともハートにとっては理不尽なゴールで、若干気の毒でした。



その中でも、試合の流れを変えたと言っても過言ではない、シティの2点目は、シティサポながら疑問が残るシーンでした。










【3つの魔法と3つの誤審】


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(gettyより)


シティの2点目のシーンを振り返ると、いろいろとツッコミどころがありますが、簡潔に整理してみると以下の3点に疑問を持ったと思います。

  • サネが倒されたのは反則じゃないのか?
  • シルバはオフサイドじゃないのか?
  • ボールはライン割っていないのか?


この疑問に対する解を先に言っておきましょうか。


結果的にあのシーンでは、

  • サネはホールディングの反則を受けておりPKにすべきだった
  • シルバはオフサイドだった
  • ボールはゴールラインを超えていた


ということで、

試合の流れを変えたシティの2点目は、認められるべきではなかったと思います。


しかし、実際にはゴールが認められた…


何が起こったのか?

なぜ正しいジャッジがなされなかったのか?

なぜゴールは認められたのか?



考えていくうちにこのような結論に至りました。



あのゴールは、3人の魔術師によってもたらされたのだと。





その3人の魔術師たちとは…



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(マンチェスターシティ公式より)



ゴールを決めたベルナルドと




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(マンチェスターシティ公式より)




"el mago"でお馴染みシルバ



そして残る1人は






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そう



ジョナサンモス………



ジョナサンモス




彼である。



(彼をシルバと同列にして魔術師と呼びたくないのが本音ですが、シルバはグリフィンドール、ジョナサンモスはハッフルパフ出身だと思えばよろしいかと。ハッフルパフは象徴がアナグマですし←)


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【おたおめジョナサンモス】


そういえば、だーれもお祝いしていませんでしたが、2018年10月18日に48歳の誕生日を迎えたジョナサンモス。


おたおめ〜(棒読


48歳になって最初の試合。さぞ気合が入っていたであろう世界屈指のプレミアリーグを担当しているジョナサンモスが、


この試合のレフリングで、シティの2点目につながるやらかしをしてしまいました。


それが


  「迷い笛」  


という名の、一種の呪文←



この呪文は、「インペリオ」「クルーシオ」「アバタケダブラ」に続く、


主審としてやってはいけない禁止呪文の1つ。


それはまるで、人や物の動きを止める魔法である「アレスト・モメンタム!!」に似た魔法でした…


そもそも迷い笛とは、正式な名前ではありませんが、要は、審判が笛を吹こうと口まで持って行きながらも、吹かずに笛の位置を元に戻す行為のことです。(争点がゴール前に行くと予め笛を加えたままの審判員もいるが、モスは違います)


迷い笛をする原因は、争点を見極められなかったからか、競技規則を把握していなかったからかのどちらか又はその両方。争点から離れていた場合や、ゴール前での微妙なジャッジの場面で迷い笛をしてしまう事があります。まあ、念のために言っておくと、「迷い笛をするな」ということは3級審判員の筆者に対しても日々要求されていることです。


勘違いして欲しくないのは、


「迷い笛=誤審」


というわけではありません。


しかし、今回のように、選手たちの動きを止めてしまうことがある他、自信のない迷った判定だったということが周囲に分かってしまい、不満を持たれやすく、印象がすごく悪いです。この人はちゃんと見てくれていない、と選手に思われ、信用を失って、その先の試合コントロールにも影響してきます。


得点に直結する大事な場面で、このような露骨な迷い笛をしてしまったジョナサンモス。それによって多くの選手が惑わされ、プレーするのを止めてしまいました。そしてそれがその後の試合の流れに影響を与えてしまいました。


プロとは言え、審判も人だからミスはする…と擁護したいところですが、彼の場合は、ミスするべくしてミスをしている、こう言って良いでしょう。


リーグが開幕して2ヶ月経っているのに、体を絞れていないどころか昨季よりもお腹の肉が増えており、只でさえベテランで体力的に厳しいはずなのに、ユナイテッド晩年のルーニーのようにワガママボディのままで、根本的に走れていない。


走れない


争点の近くに寄れない


誤審、迷い笛を誘発


という悪循環。



しかも!!


今回のシーンでは、ジョナサンモスは争点の近くにいて、止まっている状態だったのにも関わらず、争点を見極めることが出来ていなかった。

しかもね、これは今季に限った話ではないんだけどねぇ……




【結局シティにPKを与えるべきだった】


一度PKを取ろうとして取らなかったジョナサンモス。


結局のところ、迷い笛の末ファールを取らなかったあのジャッジはどうなん?って話ですが、


リプレイを見てみると、あの事象において、ジョナサンモスはシティにPKを与えるべきでした



その理由は、サネと交錯したジャックコークは、ホールディングの反則を犯していたからです。


確かに、ジャックコークとサネが交錯した時に、足が掛かっていたり、キッキングをしたりはしていませんでした。


しかし、サネが倒れたのは、バランスが崩れたからであって、


バランスが崩れた原因は、ジャックコークが右手でサネの肩に対してホールディングの反則を犯していた、だから倒れたのです。


そして、今回のシーンでは、決定機阻止とまでは言えませんが、PA内で大きなチャンスをホールディング(ボールにチャレンジしていない反則)によって妨害したとして、「PK+ジャックコークにイエローカードを提示」すべきでした。


ちなみに、大きなチャンスと決定機の違いは審判の裁量によって判断されますが、その判断基準は、

  • 全体的なプレーの方向
  • ゴールまでの距離
  • 守備側競技者のカバーリングの位置

によって判断されます。


そして、同じ大きなチャンスを妨害した反則であっても、

ボールにチャレンジしたか?ペナルティエリア内か外か?によって懲罰は変わってきます。

例えば、今回で言うと、サネに対してジャックコークが不用意にスライディングをして倒してしまった場合は「PKのみで警告なし」となります。


とにかく、もう一度結論を言うと、

迷い笛によってプレーを流したジョナサンモスの判定は適切ではなかった

ということです。


【魔法を溶いたシルバだったが…】


「迷い笛」という、まるで「アレストモメンタム」のような魔法によって、シティサポの怒りを買い、バーンリーの選手を中心に多くの選手の動きを止めてしまったジョナサンモス。


魔法をかけたのは良いが、それを解く方法を知らずに魔法をかけると取り返しがつかない…ということも知らなかったジョナサンモスは、案の定、誤審をしてしまったわけですが



エティハドスタジアムには、その魔法を溶いた魔術師…



"EL MAGO"


そう、シルバがいたのです。



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シルバは、サネへのホールディングがノーファールだと分かると、すぐさまボールに向かい、ゴール前へクロスを上げました。


迷い笛に少し惑わされながらも、"el mago"はいち早くプレーを再開したのです。


そのクロスからベルナルドがゴールを決めるわけですが…



【シルバはオフサイドだった件】


サネが最後にボールに触れた瞬間のシルバの位置を見てみると…


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シルバは、直前のプレーの流れからフィールドの外にいました。


この場合、シルバはゴールライン上にいたとみなされ


オフサイドラインがジョーハートの位置だったことを踏まえても……………


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シルバはオフサイドポジションにいたことになり、実際にボールにプレーしたのでオフサイドの反則でした。



競技規則第十一条のオフサイドの項目で次のように定められています。


攻撃側競技者は、そのときのプレーにかかわらないようにするため、競技のフィールドの外に踏み出る、または、外にとどまることができる。次にプレーが停止する、または、守備側チームがボールをハーフウェーラインに向かってプレーしてペナルティーエリアから出るまでに、その競技者がゴールラインから復帰してプレーにかかわった場合、オフサイドの判断のため、その競技者はゴールライン上にいたとみなされる。意図的に競技のフィールドから離れた競技者が主審の承認なしに復帰し、オフサイドで罰せられず利益を得た場合、警告されなければならない。



ちなみに、副審のエドワード・スマートさんは、シルバのオフサイドを見落としたのか?もしくは分かっていたうえで取らなかったのか?

おそらく、見落としがちなオフサイドなので前者だと思います。

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(gettyより)



しかし、ある意味では、シルバのオフサイドを取らなかったことは、結果的にジョナサンモスがPKを取らなかった判定と辻褄が合ってしまいます。


どう辻褄が合うかと言うと、


ジョナサンモスがPKを取らなかった


その理由はサネと交錯したジャックコークがボールに挑んだ結果、(意図的に)ボールに触れていたから



よってシルバがオフサイドポジションにいようがオフサイドの反則ではなくなる


こういうことになります。

まさか、イングランドの副審が、そこまで頭を働かせてオフサイドを取らなかったとは到底、到底思えませんが、理論上は辻褄が合います。

(とはいえ、そもそもサネへの反則はホールディングなので、その後にコークがボールに触れたかどうかは関係ありませんけどね…)


更に、ジョナサンモスの魔法にかけられた副審のエドワードスマートさんは、




オフサイドの見逃しに加えて、もう一つ誤審(疑惑の判定)をしてしまいます。





【ゴールラインを割っていた件】



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魔法を溶いたシルバがクロスを上げたシーン。


映像でも分かる通り、ゴールラインを割ったように見えます。


うん、画像を見る限り、ラインを割っていますね、たぶん。


ゴールラインを割ったかどうかはゴールラインテクノロジー(GLT)があるから分かるのでは??!


と思う方もいるかもですが、残念ながらGLTはゴール内でのみ適用されており、枠外については、変わらず副審の裁量によって判断されます。

もしGLTがあれば


Goal-line-technology


このように、公正な判断が出来ていましたが、ない以上は副審の裁量に任せるしかありません。30メートルほど離れたボールを人の目で見極めることって…正直無理ゲーなんですよね。


前に書いたシティ対アーセナルのこの記事のように、浮き玉なら尚更です↓





なので、筆者は、前から思っているのですが、ボールがラインを完全に割ったかどうかは、サッカーの中で数少ない「白か黒かがハッキリつく判定」です。しかも、既にGLTがあるのだから、少し応用してGLTをゴールライン、タッチラインに適用すれば良いのに、と思います。


そうすれば、今回のように際どいジャッジでも、説得力がグンと増して、かつ誤審も無くなるのにねぇ。それかまあ、今後導入が見込まれているVARに頼るしかないです。


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(マンチェスターシティ公式より)



【結論、やっぱダブルシルバは凄い】


「アレスト・モメンタム!!」


人や物の動きを止めようとしたジョナサンモスの迷い笛の魔力は、


多くの選手の動きを止め、または、ゴールラインを割りそうだったことで、プレーするのを諦めさせました。



「笛が鳴るまでプレーを続けろ」



よくそう言われますが、今回のシーンで多くの選手たちがプレーを止めてしまうのは仕方のないことだったと思います。


副審ですらジョナサンモスの魔法にかかり、まともな判定ができませんでした。


その中で、確かにオフサイドでゴールラインを割っていたとはいえ、


ジョナサンモスの魔法に打ち勝った、


魔術師であるシルバ。


そして、シルバの決して簡単ではないクロスに対して

上手く合わせてゴールを決めてみせたベルナルド。


この2人の判断スピードと技術の高さを改めて思い知る事になりました。


これが分かったので、ジョナサンモスがあーだのこーだのはもう結構です。


ジョナサンモスへの批判を言うのも"しばらく"止めます。


今後プレミアにVARが導入された時に、彼が主審を辞めてその担当に移ってくれることを願うし、選手にとっても、サポーターにとっても、彼自身にとってもそれが最良の選択だと思いますけどね。



とにかく、



今回のシティの2点目で分かったことは、



ダブルシルバってやっぱり凄い



ってことですよ。




え?ジョナサンモスの話?



可哀想なので彼のことは忘れてあげましょう。



「オブリビエイト!!」



はい、この記憶を忘れる魔法で、もうジョナサンモスのことは許してあげましょう。


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えっと…



なんか最後はかなりグダグダですが……



まあ、



良いか苦笑






おしまい。


今更聞けない環境省 #とは 

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(NASAより)



【前書き①】
エスパルスエコチャレンジ


筆者の愛するJリーグの名門でサッカーの街静岡に本拠地を構える清水エスパルスは、社会貢献活動の一環として、

「地球にやさしいサッカークラブであるために。次世代に快適なサッカーのできる環境を引き継いでいくために。」

をコンセプトに「エスパルスエコチャレンジ」という環境活動を2007年から取り組んでいます。


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(エスパルス公式より)


具体的には5つの活動を行なっており、

①日本のプロスポーツ界で初の「カーボンオフセットクラブ化」宣言

ホームゲーム開催時に排出される二酸化炭素(例:電力消費、ゴミ処理、シャトルバス運行等)をオフセットさせる。ブラジルにある会社から三井住友銀行の仲介を経て二酸化炭素排出権購入に関する契約を締結。国連承認済みで最終的な排出権は日本政府に譲渡。環境大臣賞を2度も受賞するなど成果を認められている。


②校庭・園庭芝生化

エスパルスの練習場の整備作業の際に生じる廃材を利用して、静岡県内の小中学校や幼稚園保育園の芝生化を支援している。


③紙コップの分別回収

スタジアムで使用された紙コップの分別回収を行う。2009年は回収率が45.8%だったが、観客の意識と理解が浸透して2017年は91.2%となっている。分別回収された紙コップは、トイレットペーパーとなって再びスタジアムで使用される。


④クールチョイス

環境省が主導し静岡市が推進しているクールチョイスに賛同。2030年度の温室効果ガスの排出量を2013年度比で26%削減するという目標のために、温室効果対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動を、サッカークラブという立場からも推進している。

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(エスパルス公式より)


⑤もったいないBOX

資源回収プロジェクトとして、清水サポーターの過程にある使用済みの資源を、エスパルスの関連施設に設置された回収BOXで集め、再資源化している。本活動により、一般廃棄物の排出削減、エコ意識の啓発、最終処分場の延命等の副次的効果に寄与するだけでなく、再資源化した資源の売却代金の一部がクラブに協賛金として還元され、地域貢献活動や強化育成支援金として使用されている。

(エスパルス公式から一部引用)


このように、清水エスパルスという環境問題とは一見無縁な組織が、たとえそれがクラブの価値を高めるためであっても、環境活動に真剣に取り組むことにより、ファンやサポーターがエスパルスをきっかけに環境問題について意識を持ち、出来ることから行動に移していく…

一人一人の力は小さくても、それがスタジアムに集まる2万人、さらにその家族、友人と多くの人に広がっていけば大きな力になります。


そして、そうやって一人一人が誰でも続けて出来る環境に良い行動を取っていけば、「環境問題」が解決できる……………………………




だがしかし、残念ながら、環境問題解決への道はそれほど単純ではないと思います。



なぜなら、環境問題を解決させるには、環境の問題よりも、国際社会における政治・経済の問題が大きく関わってくるからです。




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(演説をするアルゴア。果たして救うのは人類だけで良いのか?:不都合な真実2より)


【前書き②】
地球を汚した犯人


「150年経ったらその話に乗っかっても良いだろう。しかし、それまで我々は化石燃料を使用し続ける。あなたたちがそうしてきたように。」


2015年末、世界で初めて気候変動枠組条約に加盟する全196カ国全てが参加して行われた第21回気候変動枠組条約締約国際会議、通称COP21が、パリで開催され、京都議定書以来、18年ぶりとなる気候変動に関する国際的な枠組みである「パリ協定」が採択されました。


しかし、採択されたのは良いが、本当に地球環境を良くするために動いているのか?自分たちの国の国際社会における地位のために口先だけ景気の良いことを言っているだけではないのか?

各国の本音は分かりません。

トランプ氏は、2017年6月にパリ協定からの離脱を表明しました。実際に離脱するかどうかはこの先の選挙の結果等で変わる可能性もありますが、なぜ今、トランプ氏が環境問題に向き合おうとしていないのか?トランプ氏と議会、国民の考えは一致しているのか?おそらく、環境問題以外の別の事情があるのかもしれません。


「150年経ったらその話に乗っかっても良いだろう。しかし、それまで我々は化石燃料を使用し続ける。あなたたちがそうしてきたように。」


この言葉は、COP21にてインドとアメリカが協議し、アメリカ側がインドに対して、再生可能エネルギーの使用を促した時にインド側の担当者が発言したものです。(不都合な真実2より)

いわゆる先進国は、産業革命以降、化石燃料など地球の資源を利用しながら経済発展してきました。

今日の地球で深刻な問題となっている、環境汚染をしながら、です。

それなのに、これから経済発展しようとするインドを含めた新興国に対して「コスト高いけど再生可能エネルギー使ってね」と言うのは如何なものか!そもそも俺らに環境問題を引き起こした責任はない!俺らも国民を豊かにするために先進国がそうしたように経済発展するのだ!

ってな感じで、お互いの利害対立が起き、お互いのバランスを考えながら交渉して、地球環境の話をする前に、まずは経済支援をしろだの国際的な地位を保証しろだの…どんどん環境問題の話ではなく、政治や経済の話へと変わってしまいます。


そもそも、地球は人類の、全生物の共有物です。その地球環境を守るためには、少なくとも人類が一丸とならなければいけません。しかし、それはかなり難しいことでもあります。形としてパリ協定は採択されましたが、どの国も地球環境のために動くとは限りません。本当の思惑は、価値観や環境の異なる国によって、人によって、地域によって様々で、これらを出来る限り同じ共通意識を持ちながら環境問題に人類として地球と向き合っていく方向に舵を切る、ということはとても難しい。しかし、そこの部分を前進させなければ、環境問題解決には繋がりません。

価値観は違って当然。経済格差も今の国際社会上あって仕方のないこと。そこを全て統一して前進する必要はないし、そんなことは不可能ですが、「考え方が違う」ということを認め合った上で協力し合うことは可能なはずです…政治の世界に限らず…


たしかに、一人一人の小さな力も大事ですが、それ以上に世界のトップ、日本のトップ、地域のトップの政治的な意思決定が、人々の行動に大きく影響し、それが地球に影響するのだと思います。



日本のトップ。そう、今の安倍内閣総理大臣。


は、もちろんですが、環境問題に関しては、環境省が担当しています。


平成30年10月2日、平成最後?の内閣改造、第4次安倍改造内閣が発足しました。


その人事で新たに環境省の長、つまりは環境大臣に就任したのが、原田義昭先生なのです。


環境行政という形で世界で深刻化している環境問題について様々なことを行なっている環境省。

その役割や権利について「今更聞けない環境省 #とは」として今からまとめていきます。




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(環境省より)



今更聞けない環境省 #とは
柔軟性のある新しい環境省
環境省の基本の「キ」



「水俣病は、これこそ公害の原点ともいうべき、極めて深刻な病気でありました。」(原田大臣就任会見より)


原田大臣が就任会見でも質問されて取り上げられた水俣病。

まさにこれこそが公害の原点であり、国民が環境問題について意識を芽生えさせたきっかけでもあり、最終的に今日の環境省が国の中央省庁の1つとして置かれた原点とも言えます。



 環境省は、2001年の中央省庁再編に伴い、環境庁から昇格する形で設置され、他の中央省庁よりも比較的新しい国の機関です。


そもそもの話、「環境」というテーマが世界で話題となってきたのも比較的最近の話で、日本でいうと、先ほども言ったように、きっかけは1956年の水俣病正式発見で、そこから少しずつ国として公害対策を行なってきました。

「公害国会」と言われた1970年には、内閣に公害対策本部が設置され、佐藤栄作内閣総理大臣が環境庁の新設を裁定。

そして翌年の1971年に「公害の防止、自然環境の保護および整備など国民の健康で文化的な生活の確保に寄与するため、環境の保全に関する行政を総合的に推進する機関」として、旧省庁の中で最も新しい政府の外局として環境庁が設置されました。

新しいジャンル、新しい機関ということもあり、他の省庁と比べると、固定概念に縛られず柔軟性のある機関と言われています。まあ、今までの固定概念に縛られていたら、地球環境は悪化してしまいますからね(苦笑)


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(環境省より)


環境省の歴史についてまとめられた年表はこちらから、どうぞ。



今更聞けない環境省 #とは 
公害対策から多様化する役割
環境省の基本の「ホ」


「総理からは、地球温暖化対策、海洋プラスチックごみ対策の推進、福島復興の更なる加速化、原子力規制委員会のサポートら原子力防災体制の強化などにも取り組むように、御指示をいただいたところであります。」(原田大臣就任会見より)



世界で、環境問題についての議論が活発化していく中で、環境省も公害問題に限らず、日本で、地球で問題となっている全ての環境問題に向き合っています。なので、役割は現代にかけて増えており、日々変化していると言えます。


環境省のホームページではこのように記載されています。(以下コピペ)


今日の環境問題は、国民の日常生活や通常の事業活動から生ずる過大な環境負荷が原因となっており、その解決には、大量生産・大量消費・大量廃棄型の現代社会の在り方そのものを持続可能なものへと変革していかなければなりません。

こうした変革を具体化するため、環境省は、

  • (1)廃棄物対策、公害規制、自然環境保全、野生動植物保護などを自ら一元的に実施するとともに、
  • (2)地球温暖化、オゾン層保護、リサイクル、化学物質、海洋汚染防止、森林・緑地・河川・湖沼の保全、環境影響評価、放射性物質の監視測定などの対策を他の府省と共同して行い、
  • (3)環境基本計画などを通じ政府全体の環境政策を積極的にリードしています。
  • (引用おわり)

これらの中でも、一番はやはり福島第1原発事故に関する対応を含めた原子力防災、そして災害対応や海洋プラスチックごみについての対応について、より力を入れている印象があり、今後も重点課題として取り組んでいくことと思います。


「環境大臣と更には原子力防災担当大臣、この立場でなんとしても環境省の最大の任務、人と環境を何が何でも守り抜くんだと、こういう思いで取り組まなければいけないなと、こう思っているところであります。」(原田大臣就任会見より)


更に、2018年末にはポーランドでCOP24が、2019年6月には大阪にてG20とそこで初めて環境関係閣僚会議が開催される予定です。これらの場で、世界に対して日本の環境行政をアピールしつつ、世界とどう協力していくかを議論し合う、これも環境省として、原田大臣として、大きな役目の1つとも言えます。


そんなさまざまな問題に取り組むために、環境省がどんな組織を編成し、どんな政策を役割分担をしているのかは次にまとめていきます。




今更聞けない環境省 #とは 
「それ、どこの役所に言ってます?」
環境省の基本の「ン」

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(環境省パンフレットより)



環境省の組織は、環境大臣のもと、大臣官房、7つの内部部局と、省の任務を円滑に遂行するための外局とその他独立行政法人などの関連機関で構成されています。

(以下斜字部分は環境省よりコピペ)

*2018年10月現在


・大臣官房

大臣官房は人事、法令、予算などについて省務の総合調整を行い、対処方針を主導的に立案するほか、政策評価、広報活動、環境情報の収集を行うなど、環境省の機能を最大限に発揮させることに努めています。

サッカーで言えばボランチ(舵取り役)と同じポジション。内閣府含めどの省にも設置されている内部部局で、他の部局との調整や統合なども行なっています。


・環境再生・資源循環局

環境再生・資源循環局は、東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射性物質汚染への対処(除染、放射性物質に汚染された廃棄物の処理、中間貯蔵施設の整備・管理)と、廃棄物の発生抑制、リユース、リサイクルや適正処理の推進に取り組んでいます。

政策分野は「環境再生・資源循環」。廃棄物・対策部に変わって設置された部局です。廃棄物・リサイクル対策と放射性物質汚染対策について、いくつかの部局がバラバラにやっていたのを統合して一元的に取り組むことが目的なのだそうです。分かりやすい事例を挙げると、2011年の東日本大地震で、福島第1原発の事故によって大量に生じた放射性廃棄物をどう処理するか?というような時により円滑に動けるようになった、ということです。循環とあるのでこの部局もサッカーで言えばサイドハーフ。



・総合環境政策統括官グループ

総合環境政策統括官グループは、環境の保全に関する基本的な政策の企画、立案及び推進、関係行政機関の環境保全に関する事務の総合調整を行っています。

政策分野は「総合環境政策」で、環境省によると、

環境基本計画の策定等環境の保全に関する基本的施策を行っています。また、事業者・NGOの環境保全活動を支援し、環境教育を推進しています。さらに、環境アセスメントや環境研究。技術の推進を図っています。」だそうです。

あと、部署名が長い!

統括官かつ名前が長いので、サッカーで言えばバルカン半島から助っ人としてやって来たセンターバック。ちなみにここ最近で名前が長いサッカー選手といえば、セルビアの"セルゲイミリンコビッチサビッチ"。


・環境保護部

環境保健部は、化学物質による環境汚染によって生じる人の健康や生態系に対する影響を未然に防止する観点から、総合的な施策を展開しています。また、公害によって健康被害を受けた方々の迅速かつ公正な保護を図っています

部局名だけ見ると下の地球環境局と何が違うのか分かりづらいですが、環境保護部は環境によって影響を受ける「生物」に対する部局であろうと推測できます。「保健・化学物質対策」として、水俣病対策や、化学物質による人への影響、例えば子供の健康と環境に関するエコチル調査などなど行なっています。クレバーな守備が期待できそうなのでこちらもサッカーで言うとセンターバック。



・地球環境局

地球環境局は地球温暖化防止、オゾン層保護など地球環境保全に関し、政府全体の政策を推進しています。また、環境省に関わる国際機関、外国の行政機関などとの交渉・調整、開発途上地域に対する環境協力に関する事務を行っています。

前書きで紹介した、清水エスパルスが静岡市と取り組んでいる「クールチョイス」を担当しているのがこの部局。地球環境保全のためのことはもちろん、国際機関や国際会議に関する事務の総括に関する事務も行なっているのだそうです。地球を救うヒーローみたいな名前だからサッカーでいうとフォワード。



・水・大気環境局

水・大気環境局では、より良い大気、水、土壌の環境を保全・再生するため、大気汚染や水質汚濁の防止、土壌汚染対策等により国民の健康の保護と生活環境の保全に取り組むとともに、騒音、振動、悪臭などの問題に取り組んでいます。

環境省の説明文の通りで、追加に書くまでもないですかね。大気とか水とか流れるイメージがあるからサッカーでいうとサイドバック。



・自然環境局

自然環境局は、「健全な生態系を維持・回復し、自然と人間との共生を確保する」ことを目標として自然環境を適切に保全するとともに、人が自然に学び、自然の恵みを感じられるよう、さまざまな自然とのふれあいの場の整備を進めています。

生物多様性国家戦略に基づいて動いている。例えば、自然災害において、人間だけでなくペットも被害者であるから、それに対して「環境省自然環境局総務課動物愛護管理室」といういかにもお役所が付けた無駄に長い部署が、ペットに対しても避難所で生活できるような環境、避難用具の整備を推進しています。サッカーで言うと、小学生的な考え方でキーパーが余っているのでキーパー。



「それ、どこの役所に言ってます?」


映画シンゴジラを観たことのある方であれば、覚えているかもしれません。

監督役である環境大臣とその下で動いているさまざまな部局。

環境という比較的新しいジャンルということもあり、まるで局面が激しく入れ替わり、流動性と組織間の連携が不可欠で、トレンドも日々変化するサッカーのようです。複雑で日々変化する問題に対して、監督である環境大臣の指示がアバウトなものでなく緻密でハッキリしていなければ「それ、どこの役所に言ってます?」と突っ込まれてしまいます。

安倍総理大臣が「全員野球内閣」と述べましたが、その真意はさておき、内閣の構造も野球よりサッカーに似ていると思いますが…その話をしていると話が脱線しそうなので以下自粛


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(nikkei.comより)


今更聞けない環境省 #とは 
安全な基準 #とは 
環境省の基本の「ノ」


「人の健康を保護し、及び生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準」


2018年10月11日に豊洲市場がオープンしましたね。

筆者は築地市場へ行ったことがありますが、まあ活気が凄い。唐戸市場や筆者の地元にある清水魚市場とは比べものにならない賑わいを見せていました。

豊洲市場といえば、移転問題が古き良きテレビメディアを中心に大騒ぎされました。いくつか問題があった中でも、特に疑問視されたのが「土壌汚染問題」です。

かつて、現在の豊洲市場の土地にはFC東京の…いや、東京ガスの工場があったため、地下に有害な物質がありました。それらの除染の為の盛り土がしっかりなされておらず、その空洞に溜まった地下水から、ベンゼンやヒ素、シアンや六価クロムなどの有害物質が検出されました。

「土壌汚染対策後にもかかわらず環境基準の170倍のベンゼンが検出」

こう言われて、え!ヤバくない??!と思うのは仕方のないことだとは思います。

しかし、そもそも環境基準とは以下の通りに法律で定められています。


環境基本法
十六条 政府は、大気の汚染、水質の汚濁、土壌の汚染及び騒音に係る環境上の条件について、それぞれ、人の健康を保護し、及び生活環境を保全する上で維持されることが望ましい基準を定めるものとする。


環境省のホームページにも記載されているように、

"環境基準は、「維持されることが望ましい基準」であり、行政上の政策目標である。これは、人の健康等を維持するための最低限度としてではなく、より積極的に維持されることが望ましい目標である


仮に、環境基準値を超えたとしても直ちに人体に影響するわけでもなく、実際に、ベンゼンやヒ素は都内にある値とほぼ変わらず全く問題なく、シアンなどの有害物質も直ちに人体に影響を与えない値でした。

もちろん、都の説明やその他の対応、オールドメディアの報道によってだいぶ混乱したのは事実ですが、

とにかく、環境基準は、あくまで行政上の目標であり、大気汚染や水質汚濁、騒音などの問題に対して、この基準をクリアしてより快適で持続可能な暮らしを維持できるように取り組んでいるのです。





今更聞けない環境省 #とは
成長を続ける環境産業
環境省の基本の「キ」


「プラスチックの問題は、もちろん日本自身が、例えば捨てる量を、また使う量を減らすということ、これはもう当然のことであります。そのための技術も必要でありますが、同時によそから流れてきているものをたくさん見ますと、諸外国、とりわけ発展途上国にもお互い技術を交流しながら、お互い協力したいと、こういうふうに思っております。端的にいえば、それこそ国際交流の一番大事な局面ではないかなと、こう思っております。」(原田大臣就任会見より)



近年、環境産業は成長を続けており、環境省によると

環境産業の市場規模は、2016年に全体で104兆2,199億円と過去最大を記録し、前年比3.6%の増加となり、2000年(57兆9,259億円)の約1.8倍となった

そうです。数字だけ見せられてもピンと来ませんが、市場規模は拡大している、と言うことは確かです。

環境ビジネスの分野としては、環境省は4つに分類しており、


1.環境汚染防止

  • 水ビジネス
  • 土壌ビジネス
  • 化学物質不使用製品


2.地球温暖化対策

  • 再生可能エネルギー
  • 省エネルギー

3.廃棄物処理・資源有効活用

  • 金属・廃プラリサイクル
  • 資源有効活用
  • バイオ樹脂・燃料

4.自然環境保全

  • 環境保全型農業
  • 緑化・グリーンインフラ
  • エコツーリズム


エコツーリズムとは、近年のヘルスケアツアーなど、観光を目的とするのではなくあくまで手段と考える「課題解決型」の旅行の1つです。大手旅行会社も、ただの観光パックを販売するのではなく、顧客の課題解決の為の旅を計画する、旅を通して環境や健康について学ぶプランを提供する流れになっています。

定義としては、日本エコツーリズム協会は次のように定めています。(以下斜文字は日本ツーリズム協会HPより引用)

エコツーリズムとは

  1. 1.自然・歴史・文化など地域固有の資源を生かした観光を成立させること。

  2. 2.観光によってそれらの資源が損なわれることがないよう、適切な管理に基づく保護・保全をはかること。

  3. 3.地域資源の健全な存続による地域経済への波及効果が実現することをねらいとする、資源の保護+観光業の成立+地域振興の融合をめざす観光の考え方である。それにより、旅行者に魅力的な地域資源とのふれあいの機会が永続的に提供され、地域の暮らしが安定し、資源が守られていくことを目的とする。

旅行とまでは言わなくても、なにかのイベントを通して環境問題について考える機会を作ることは十分に需要がありそうですね。環境問題について一番大事だと思うのは、一人一人が当事者意識を持つことだと筆者は思っています。しかし、選挙の投票と同じで、国民、人類の1人としての行動がどう地球に国の政治に影響するかを実感し難いのも事実です。そういう多くの人たちに対して、エコツーリズムのように「きっかけ」を与えてあげることは、その後に各人がどのような意見を持つかはさて置き、環境問題解決の第一歩だと思います。

エコツーリズムもそうですが、原田大臣も仰っているように、環境問題は、日本だけでなく地球規模のグローカルな話です。なので、国際協力の一歩として国の垣根を超えたビジネス、協力をすることも可能、というより必要であるので、その中で(若者同士で)国を超えて環境問題について考えてアクションを起こすことは十分に可能だと思われます。


いずれに致しましても、環境産業というのは、今後も成長が見込める産業であります。そして、世界的に見ても大変注目されており、それと同時に、環境問題というのは必ずや解決させなければならないと、そう思いを強くしているところであります。ですから、環境をテーマにしたビジネスチャンスというものも大いにある、そう思う次第であります←



という感じで、環境省についてここまでまとめてきましたが、もっと詳しく知りたければ環境省のサイトを端から端まで読んでみてくださいね←




【あとがき】
「エコ #とは 」 



「レジ袋有料義務化」



という環境省の案を政府案として提案するそうですね。


筆者はヨーロッパ諸国をある程度旅行したことがありますが、レジ袋が有料どころか、禁止されている国では全く貰えない場合も多くあり、手から落ちそうになりながら新聞と軽食を持ってホテルへ帰る、なんて事は何度もありました。たしかにその時は不便ですが、レジ袋がなければないでどうにでもなります。


しかし、そもそもレジ袋有料義務化によって海洋プラスチックごみの量が直接的な要因となって減るのか?環境への負担が減るのか?と言われると安易にイエスと言い切れない部分もあります。有料になっても、数円ですし、そうしたところで生産量は減るかもしれませんが、ゴミが減るのかまでは正直わかりません。また、市が指定している高いゴミ袋の方が、レジ袋よりも石油を多く使用しており、レジ袋の方が使い道のなくなった素材を再再利用していて他の袋よりはまだ環境に配慮している、という事実もあります。


ただ、このニュース、法案をきっかけに、レジ袋がプラスチックゴミとなって海洋汚染に繋がってしまっているのだという認識が広まるとは思いますし、その「なぜその政策を打つのか?」の部分が広まらずに単に有料になることだけが独り歩きしてはあまり意味はないと思います。自分1人がレジ袋1枚を、ストロー1本を捨てたところで何も変わらないと思っている、もしくは捨ててもなんも思っていない人達に危機感を持たせることが一番重要です。有料だから貰わない、のではなく(仮にレジ袋が無料だとしても)環境のために貰うのを我慢しようとなることが理想です。


それに合わせて、レジ袋の代わりにエコバッグを使うのがエコだ!という考え方もあまりにも安易だとも思います。


エコバッグを使うのにも地球の資源は使っています。エコバッグを洗濯するとなったら水を使いますし、洗剤と一緒に川や海へ流されていきます。

そもそも何を持ってエコというのか?というのはこれまた難しい問題です。

レジ袋を捨てるのを防ぐほうが良いかもしれませんし、捨てられる行為を防ぐのは諦めてレジ袋を無害化する技術を開発することの方が良いかもしれません。

この150年の間に、人口化学物資を作り出せるようになり、環境破壊のスピードが加速しているのも事実ですし、だからこそ今日の地球で異常気象が続いており、世界的に環境問題が大きく取り上げられています。

したがって、環境ビジネスは今後更に注目される可能性は高いです。ですが、ただ「エコ」だと宣伝して、注目されている環境問題を利用してエコっぽいことだけをして、本当の環境問題には向き合わず若しくは環境への本当の配慮へは繋がらず、利益ばかり求めてしまっては本末転倒になってしまいます。転倒した先には人類の滅亡…は言い過ぎですが、長い目を見れば冗談話ではありません。


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(不都合な真実2より)



「未来の人類を救うんだ」



アメリカの政治家、アルゴアさんはこう訴えています。


映画「不都合な真実」で紹介されていたことについてはともかく、


少なくとも、筆者は、この言葉には違和感を覚えました。


果たして人類だけ救おうとして良いのか?と思ってしまいます。極論を言えば、人類を救うためなら、最悪の場合、地球が破壊されて無くなってしまっても、人類がどこか他の星で種として存続できれば良い、

とはアルゴアさんは思っていないでしょうが、そのようなやや危険な発想に行き着きかねません。(もちろん筆者はその発想には反対ですが…)


人類だけでなく


「未来の地球を救う」ための


人類の持続可能な生活はどのようなものか?


と考えていきながら、より環境に良い政策や技術の開発を目指す、そして一人一人が当事者意識を持って自分の出来ることから行動をしていくことがなによりも大切なのかなと思います。






おしまい



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勝利は続くよどこまでも〜!!

野を超え山越え

磐田を超えて〜!!

清水の勝利が続いてく〜!!

目指すは磐田の首ひとつ〜!!!

ランラ ランラ ラーンラ ランラ ランラ ラーンラ
ランラ ランラ ランラン ランランラン!  ヘイ!
ランラ ランラ ラーンラ ランラ ランラ ラーンラ
ランラ ランラ ラン ラン ラーン!







あ、次からこれ歌うの禁止ですってよ。



9年ぶりの「5-1」で大勝した静岡ダービーから3日後の2018年10月10日。



エスパルスが声明を発表し、

試合終了後、清水エスパルスの一部サポーターによる、磐田の勝利時の歌を歌う行為が行われました。これは相手に対する挑発行為であることは明らかであり、スポーツマンシップにも反し、クラブとして到底容認できる行為ではありません。今後、二度とこのようなことが行われないよう、クラブといたしましても厳正に対処して参ります。(公式サイトから引用)


とした上で、ジュビロ磐田に対して謝罪をしました。

https://www.s-pulse.co.jp/news/detail/41125/



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(amazon prime video ALL OR NOTHINGより)


こんなに痛快で最高だった煽りチャントに対して、

静岡市の隣の隣の隣の隣の隣の隣の隣の隣にホームタウンがあり、野を超え山越え清水を超えてもまだ興津なくらい静岡から離れていて「5-1」で負けたのに、


「度が過ぎている」
「このチャントは我々を侮辱している」


と一部の磐田ファンが被害者ぶって騒ぐ始末…


他サポもこの一部分だけ切り取ってあーだこーだ言う始末…



時代の流れが関係しているのでしょうか?すぐ〇〇ハラスメントだの差別だの言われ、ネットに晒して炎上させ"ハラスメントハラスメント"とも言えるくらい異常な監視社会なのも確かです。


もしくは、若者サポが増えてきているからでしょうか?サポーターを自称するくせに、(静岡ダービーの)歴史を勉強していない勘違いジュビロキッズが多いからなのか。


もしくは、SNSの発達により、元々あった「少数の声」が悪い意味で目立つようにもなってしまったからなのでしょうか?煽り合いをよくないと思っている人が一定数いるのも分かりますし、そういう意見も尊重はするべきです。


とは言っても、この程度でなぜ批判が出てくるのかは理解ができませんし、それに対して何故公式に謝罪をするのかも理解できません。



たしかに過去の静岡ダービーで「リスペクトした上での煽りや対抗意識」と「単なる誹謗中傷、差別発言」の線引きができずに暴走する人達が少なからずいたのも事実です。


(2005年、磐田サポによる磐田を見て死ねの横断幕)

2011年、磐田サポによるゴトビ監督への差別発言

2013年、清水サポが磐田の旗を燃やした行為等



たしかにこれらは一線を超えていました。



しかし、相手のチャントをパクるのは歌詞や過去の歴史を考えても誹謗中傷には全く当たらないし、全然歌って良かったと思っていました。むしろ、何が問題なのか全く分かりません。こういう煽り合いこそダービーの醍醐味だったでしょうに。


2009年の「5-1」の試合の後も清水サポは「勝利は続くよどこまでも」を歌っていましたよ?まあそういう歴史を知らないサポーターも増えてきているのだろうけど。



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(2018.4.7エティハドスタジアムにて撮影)



こういう時に、海外サッカーでは〜とあまり言いたくはありませんが、ヨーロッパ、特にイングランドでは煽りチャントは毎試合のように歌われています。相手のチャントを文字って歌い返すなんて日常茶飯事です。


マンチェスターシティサポでもある筆者は、実際にイギリスへ何度か行った事があります。マンチェスターダービーとビックロンドンダービーも観戦したことがありますが、

みんなビールを片手に、皮肉たっぷり、煽り要素満載、時には自虐ネタもぶっ込んだチャント、相手のチャントをパクって歌い狂ってパブやスタジアムで盛り上がり、とーーーっても楽しかったです。


例えば、マンチェスターダービー。

ユナイテッドの定番チャント「Glory glory Man United」に対して、シティサポは同じ曲を使って「Who the f**k are Man United」と煽る。

すると、ユナイテッドサポはリーグ優勝の回数の多さを誇り「20 times Man United!!」というチャントを歌う。するとシティサポは、モウリーニョの守備的なサッカーを皮肉り同じ曲を使って「Park the bus Man United!!」と煽り返す。


シティが、アグエロを獲得した同じ日に、ネタDFであるフィル・ジョーンズを獲得したユナイテッドを揶揄えば

ユナイテッドはシティにレジェンドがいないと揶揄う。


シティがエビのサンドウィッチに夢中だと夢の劇場の観客を馬鹿にすれば、

ユナイテッドはエティハドスタジアムの空席の多さを馬鹿にする。



ですが、そこには一定の相手へのリスペクトがあり、基本的に誹謗中傷にギリギリ当たらない程度の煽りをしています。文化として浸透していることもあり、それをいちいち真に受けて通報するようなことはほとんどしません




もちろん、Jリーグのクラブが、応援スタイルまで全てヨーロッパを見習えとは思いません。Jリーグらしい観戦スタイルをJリーグの理念に基づいてこれから作っていけば良いとは思います。エスパルスは九州の人達からも人気が高いサンバの応援スタイルを維持していけば良いと思います。


でもやっぱり、静岡ダービーといった舞台において、煽りチャントや煽りゲーフラなどは、禁止にせずにどんどんやって良かったはずです。


ダービーとはそういうものだったでしょう。


リスペクトはした上で、皮肉や冗談、ユーモアを取り入れながらやり合えば良いのです。


誹謗中傷や差別との線引きが出来ない人には「退場・入場禁止など厳しい処分を科す」のだから。スタジアムDJの克馬さんもいつもそう言ってるじゃん。




しかし……

もうこうなった以上は、許されていた範囲の煽り合いすら出来なくなっていくのですかね。




あれもダメこれもダメ。


これからもどんどん規制されていくでしょうか?
 


幼少期から親に静岡ダービーの重要性を説かれ、チャンピオンシップの試合を何度も観ながらジュビロへの対抗意識を叩き込まれ、

ほぼ水色な地域で6年過ごし、ジュビロのタイトルの多さに嫉妬し、王国の恥と煽られたり磐田を見て死ねと言われて何クソという気持ちになりながら、先に落ちた磐田に対してざまあみやがれと嘲笑っていたら、自分たちも降格し、それでもお互這い上がって、また新たな静岡ダービーの歴史を作っていこうと思っていた矢先に「お行儀よくしてくださいね」と公式から止められる……



絶賛九州住みということもあり、筆者は約6年間、ジュビロとの試合を現地観戦していませんが、その間に随分とつまらなくなってしまいましたね。


幼稚園時代から「ジュビロ・オレ!」の歌に合わせて「ブーバカジュビロ!」と筆者が必死に煽っていたのも今は昔。


あまりにも器が小さすぎるジュビロ磐田のせいで


静岡ダービーの特別感はすっかり薄まってしまいました。


「The Derby」と日本で唯一言えた静岡ダービーの特別感はもうこのまま無くなっていくのでしょうか?


たしかに試合をするのは選手です。
ですが、ダービーや決勝戦などの特別な試合では、サポーターはコレオや応援合戦や口撃を含め、煽り合いをしながら盛り上がり、楽しむべき、というか、そうなるのが自然なことではないのでしょうか?

(もちろん盛り上がる当事者になるか、それに加わらずに横から見て楽しむか、別の角度から楽しむか、それは人それぞれです。)


別に嫌いとは言っても、本当に本当に嫌いな人というのは少ないはずです。同じ県にある宿敵として、喧嘩するほど仲が良い関係だったし、こういう熱い試合をできることに喜びを感じていた人は多かったはずですし、筆者もその1人です。


そんな煽り合いをわざわざ規制しなければいけなくなったのは、負けた腹いせにか何か分かりませんが、過去の歴史も知らず、勝手に真に受けて被害者ぶって通報したと思われる磐田サポのせいですよ。






もう良いよ。




これからしばらくは静岡ダービーとは言わない。




ただの県勢同士の試合よ。








あーつまらないつまらない。







あーあ。








静岡ダービーは終わったわ。








↓ 














とか言いながら、


次の磐田戦になると心が燃え上がっている自分の姿が容易に想像できるんですけどね苦笑


ん?そもそも次っていつだろ?

もう降格してくれて、どうぞって感じですが。

その時は九州から蛍の光を熱唱してあげますよ。あ、これもダメか。



マンチェスターシティのような美しい水色ではない、


色褪せた水色のクラブへの嫉妬心や対抗意識はそう簡単には、いや、一生収まることはないし、今回の件で余計に嫌いになりました、あはは。




まあもちろん、これからも許容範囲内で楽しみますよ、はい。







最後に、






総タイトル数で清水を上回り、ここ最近のダービーまで勝率で清水を上回っていたからなのか、煽り耐性が全然ない静岡市の隣×8の市にホームタウンがあるジュビロ磐田さんよ、


ちゃんと静岡ダービーの歴史を勉強した上で、もう一回考え直してみたら?


もちろん全員に言っているわけではない。一部のクレーマーに対して言っている←(こんな一文をいちいちつけなきゃいけない息苦しい世の中なのがそもそも……ね…。




おしまい




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(2010.3日本平スタジアムにて撮影)


【逆境】




「レスターシティ背番号10  シンジオカザキ」




チェルシー相手に躍動した。


サムライは、本来の背番号20ではなく、10番を背負っていた。


前半こそ味方の精度の低いプレーが目立ったことで、ゴール前であまり仕事をさせてもらえなかったが、いつも通りの献身的なプレーやダイアゴナルラン、ポストプレーで必死に起点になろうと身体を張る。

すると後半のレスターは、岡崎選手にボールを合わせる意識がチーム全体で高まり、チェルシーの陣形が間延びし始めたことで、前半とはうって変わって丁寧なプレーが増えたため、岡崎にもチャンスを作れるようになり、

利き足の"頭"で今季(18/19)初ゴールを決めたほか、久々のダイビングヘッドで惜しいシーンを作った。


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(レスター公式より)


試合後の顔は、現状にまだまだ満足してない…常に自分を高い位置に置いて向上心でメラメラのいつも通りの岡ちゃんだった………





これは、2018年9月中旬に行われたプレミアリーグ2(いわゆるサテライトリーグ)での話である。プレミアではなく出場機会のない選手の実践機会として設けられているプレミア2での話だ。


この前日に行われたプレミアリーグのボーンマス戦で、岡ちゃんはベンチ外。翌日のプレミア2の試合にフル出場したこと、前節のリバプール戦には途中出場したから、ベンチ外となったボーンマス戦は前から抱えている右足首の怪我による欠場だったわけではない。

いわゆるサテライトと言えば、岡ちゃんが高卒でエスパルスに加入してから数年は、サテライトリーグでさえも出られなかったり、ボランチやサイドバックをやらされていたこともある(キーパーなのにFWで出場した掛川さんよりはマシだけど苦笑)。もちろん二軍の試合に出場、と言っても、その頃とは訳が違う。32歳と成熟期に入った中でのサテライト行は岡ちゃんがどう思ったかは分からないが、プレミア2の試合をネットで観ていた筆者は少し寂しい気持ちにもなった。


プレミア2で結果を残した岡ちゃんだったが、直後のプレミアリーグのハダーズフィールド戦では85分から出場するに留まり、ミッドウィークのカラバオ杯では先発出場するも「チームの助けにならなかった」と現地からの評価は低く、武藤との日本人対決が期待された新城戦はベンチ入りするも不出場に終わった。


「7試合で約20分」


今季リーグ戦での岡ちゃんの出場時間だ(2018年10月1日時点)


今、レスター岡崎慎司は、四度目の、いや、五度目の逆境の中に立たされているといっても良い。


しかも

「今までの逆境よりもはるかに厳しい。」


と思う。


…てことで。



今回は、エスパルスサポーターであり、マンチェスターシティサポーターである筆者から見た

"岡ちゃん"のレスターに置かれている状況と今後の希望的観測を勝手にダラダラ書いていきます。


レスターの試合はある程度ずっと追っているとはいえ、エスパルスサポーターなので、もちのろん、岡ちゃん贔屓の内容ですが、そこんとこはご了承下さいね。


あと日刊○ンダイの飛ばし記事と比べたりしないでくださいね苦笑

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(なんでオレンジ色のタオマフなの?と突っ込まれたので日本から来たシンジオカザキの古巣クラブサポだと言うと超ウェルカムムードに。だけどガイドさんの英語のレスター訛りが激しくて以下略:2018.4 レスターにて撮影)



【乗り越えてきた大きな壁】



今季レスターで出場機会に恵まれず逆境の中にある岡ちゃん。

ですが、これまでにもレスターで逆境に立たされたことは何度もあります。お金持ちなプレミアリーグにおいて、中堅クラブであってもスター選手が揃う環境でポジション争いの激しさは言わずもがなです。しかし、その度に彼は高い壁を乗り越え、指揮官の、チームメイトの、サポーターの信頼を勝ち取り、レスターに欠かせない1人としてその不動の地位を築き続けてきました。


まずはそのレスターでの過去を簡単におさらいしていきます。分け方は人それぞれだと思いますが、岡ちゃんはレスターで主に4度の逆境と戦ってきたと言えます。



主な逆境①
加入直後の監督交代

2015年夏オフ、ピアソン監督主導でマインツからやって来た岡崎でしたが、当のピアソンが加入決定直後に解任されるといういきなりのオチ。後任は"ティンカーマン"ことメンバーをコロコロ変えることで有名だった迷将ラニエリ。ゼロからアピールしないといけないという苦しい状況でしたが、見事にプレシーズンで信頼を勝ち取り、開幕から出場。早くにゴールを決めたことや岡崎らしい献身性を高く評価されてすぐにサポーターの心も掴みました。

そしてご存知の通り元ティンカーマンは「まずは残留が目標だ」と言い続けながら珍しくメンバーをほぼ固定して勝ち続けて首位でクリスマスを迎え…いやいや、でもいつか失速するっしょと言われながらも全然負けず、ビック6の情けなさも重なって、見事奇跡の優勝を果たしちゃいます。最初は、貴重なJスポーツの放送枠を奪うな!とプレミアファンから言われていましたが、王者となってしまっては文句も言えない。開幕前のハプニングを乗り越えて一年を通してレギュラーを守り続けた岡ちゃんは、間違いなく奇跡を起こした立役者でした。本人は二桁ゴールに届かず悔しさもあったらしいけど。


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(試しに1人描いたら周囲に評判でみんなの顔も描いて有名となったレスター某所にある「奇跡の優勝」を成し遂げたレジェンド達の壁画:2018.4 レスターにて撮影)


主な逆境②
なーんか物足りなくてFWを補強した王者

ツインオーバーヘッド弾で王者なのに開幕戦を落として始まったラニエリ体制2年目は、低空を彷徨い続ける日々。いくらCLがあるからって、そんなに居る?ってほどFWを補強し、せっかく獲得したからと、スリマニ(少しは活躍した)やムサ(論外)を試す日々。冬にかけて岡崎の出場機会は減少していきました。しかし、FW含めて補強した選手はことごとく空砲に終わり、カンテの穴も埋められず、ヴァーディとマフレズのバブルも弾けて平成不況に陥ったレスターは迷走しまくり。マンチェスターシティ戦で不安定な最終ラインとブラボ相手に4発叩き込んで良くなるかと思ったものの、その日限りの楽園に終わり、気がついたら降格圏へ。ティンカーマンへと復活を遂げてしまったラニエリの元で岡崎は力を発揮しきれずチーム共々逆境に立たされていました。


その流れが変わったのは監督交代。懐疑論も多く出ましたが結果的に「優勝した時のやり方」に戻そうと、ウィリアムシェイクスピアのような「イギリスルネサンス」演劇を演じようとしたウィリアムじゃない方のシェイクスピア監督の物語構成は吉と出て、初陣のリバプール戦に原点回帰のフットボールで勝利したのをきっかけに調子を取り戻し、CLではベスト8に進出するなどして、なんとか最悪の事態は免れました。そのレスター復活物語の中心選手として岡ちゃんの価値を周囲に再認識させました。

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(ペップシティ相手にスーパーゴールを決めた岡ちゃんと特等席でそれを見るシルバ:zembio)


「輝くもの、必ずしも金ならず。」(ウィリアム)シェイクスピアの名言通り、得点数が少なくてもFWとして、チームとして、必要な存在であり続けた岡崎。ごめんね岡ちゃん浮気して、やっぱりヴァーディの相棒は君が一番だと。失う前に気づいてレスターにとっては幸いだったのに、金儲けばっかり考えているタイ人オーナーや監督はすぐ忘れちゃうし飽きっぽいんだよなあ…




主な逆境③
迷将の次に召喚したのは…迷将()

100 pointsを獲得して優勝したシティのシーズンだった17/18。その裏でレスターは、またFW獲るんかい!と全プレミアサポから総ツッコミされた(ケレチ)イヘアナチョの補強は確かに岡崎の不動のレギュラーの座を危うくしかけました。エスパルスとシティサポの筆者としては複雑な心境でしたが、結局のところ、最適な温度に調整され、効用がありまくりだったシティという温泉に下部組織時代から浸かっていたケレチは、This is PLな青い血みどろのレスターのお湯に慣れるのに一年かかった為、岡ちゃんの出番が激減するまでには至らず。しかし、そもそも暫定監督だったシェイクスピアを続投させるという愚策を講じたフロントのツケは早々と払わされることとなり、レスターは降格圏に沈んでまーた監督交代をすることに。シェイクスピアさんも、変わらない為に変わろうとしたのは良かったけど、レスターのサッカーにおいてブラしてはいけない部分もブレ始めてしまったので仕方なし。シティへの移籍が叶わなかったマフレズは波があったし、グレイ…グレイよ、この人をピュエルも含め何故何回も使うのか…稀にゴラッソを決めるけど、ドリブルも突っかかりまくるし守備の貢献度も低いし、オルブライトンの方がチームの助けになるのになあ…


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(ピュエル就任後、ヴァーディの相棒というポジションを失った岡崎の出場機会は安定していない:zembio)


シェイクスピア解任後、一瞬代行を務めた格闘技をやってそうな助監督には重宝されたものの、新たにレスターにやって来たのは、迷将ピュエル。迷将ラニエリの後にまーた迷将を連れてくるフロントの迷走。もっと瞑想してから選べば?とも思うのですが、タイ人オーナーって結構キミ超来輪な感じがしないでもない。まあ身の丈にあった人事とはいえ、この監督、自分のやり方に固執するんですよね。レスターでも、4-4-2から4-2-3-1に配置を変え、よりポゼッションを重視するやり方にシフト。ツートップではなくなった時点で岡崎はピンチを迎えましたが、トップ下としても出場しつつも、ピュエルが求めるトップ下、つまりは10番としての役割をこなしきれずイマイチ信頼されない状態が続きます。他のメンバーも苦労していたのが幸いでしたが、そんな時に新たな逆境を迎えます。




主な逆境④
怪我との戦い

ピュエル就任後から、「奇跡の優勝をした時のレスターらしいサッカー」から「迷将ピュエルのコンセプトに当てはめたポゼッションサッカー」を展開し始めたレスター。そんな矢先に岡崎は怪我でチームを離脱することに。一度は復帰したが、また怪我をしてそのまま体調を戻せないままシーズンを終えました。レスターはピュエルの手によってどんどん平凡な中堅クラブへ。まあ、マグワイア、ンディディ、ヴァーディと縦の軸が安定してきたのは良かったけどね。

オフシーズン。右足首を痛めた岡崎は、突然の監督交代に揺れた日本代表において、W杯メンバーにはなんとか拾ってもらった形で選ばれたものの、満身創痍の気迫のサムライストライカーは、素人が見ても体調が良くないことが分かりました。


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(キングパワースタジアムは、レスター駅から徒歩30分弱かバスで行ける。スタジアムツアーは基本的に土日しかやっていないのと併設されているショップは祝日はやっていないので注意が必要。と書いたところで行く人はほぼいないか、田舎だし苦笑:2018.4レスターにて撮影)





【岡ちゃんが今季苦しんでいる3つの理由】


「あの頃は良かった…」

「若い人は知らないだろうが昔は〜…」


過去の出来事は美化されがちです。


まあ、「奇跡」の優勝を果たしたレスターの事は、無理やり美化しようとしなくても物凄いことなので、「奇跡」として永遠に語り継がれることには間違いありません。


とは言っても、(分かる人にはわかる某清水OBの引退スピーチの名言)

あれからもう3年近く経ち、


Perfumeだって、2016年4月のアルバム「Cosmic Explore」リリースから約2年半ぶりとなる素晴らしい新アルバム「Future Pop」を引っさげて、30代に突入する3人が、新たな"飛躍"を誓ってツアーをスタートさせているのです。最近TikTokで話題にもなったPerfume。これからのチームPerfumeの"無限未来"には目が離せません←


えっと、


話を戻すと、


今日の加速度的にテクノロジーが発展する世界において、サッカーの面でも、戦術、スター選手、設備、競技規則、視聴環境、クラブ経営など様々な要素がめまぐるしく変化していますよね。

その中で、奇跡の優勝を果たした3年前のレスターは完全に過去のものとなり、新たな時代、"ニューアルバム"を製作する段階に入っています。



優勝した時のメンバーの多くがクラブを去り、ピュエルが就任した昨年秋からはサッカーの方向性も大きく変わっており、そして、その流れは今季になるとさらに進み、岡ちゃんの立場はますます厳しくなっています。



では、なぜ?そして、どれくらい?今の岡ちゃんが厳しい逆境に立たされているのか?


原因は、大きく分けて3つあると言えます。


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(キングパワースタジアム内にデカデカと飾られているこの写真のような岡ちゃんのこの笑顔は再び見れるのか?一緒に写っているマフレズはもうシティに来ちゃったけど。:2018.4レスターにて撮影)


①怪我による出遅れ

W杯で再発(?)した右足首の負傷により、少ないオフシーズンの多くを治療に費やした為、開幕に向けた監督へのアピールの時間が不十分だったと言えます。昨季後半からは出場機会が不安定で、不動のレギュラーの座を掴めていなかっただけに、大きく遅れをとったことは否めません。

これまでも、移籍市場が開く度に、やりたい放題のタイ人オーナーが、FWガチャを回し続けて熾烈なレギュラー争いがあったり、ティンカーマンや英国詩人さんの戦い方にブレが生じて、ベンチを温めていた時もありました。

しかし、その度に岡ちゃんが不動の地位を取り戻して守ってこれたのは、直接見ていないので単なる推測ですが、エスパルス時代にそうであったように、いづれ訪れるであろうチャンスをモノにするために​、腐らずに努力し続けてきたからだと思います。

「下手だから練習するんじゃないんですか?」とプロ入り直後の自主練で、先輩の佐藤由紀彦さんに言った(ソースはマンガ岡崎慎司)ように昔から自分を常に高い位置に置いて謙虚にがむしゃらに努力し続けてここまで登ってきたんだと思います。

しかも、インタビューとか、彼の特集番組を見ていると感じるのですが、岡ちゃんはきっと頭が良いというか賢い。「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。」とダルビッシュさんがツイートしていましたが、岡ちゃんは嘘をつかれないように筆者のブログのような薄っぺらい考えではなく、めちゃめちゃしっかり考えて悩みながら練習していたんだと思います。

だけどね、怪我しちゃったら練習でアピールは出来ないし、できることが限られちゃうんですよねぇ。


まあ時々、出ないことで評価を上げる選手もいるけど(例:W杯に呼ばれなかった我らがサネ)





②ピュエルが好むトップ下像

4-2-3-1を基本とし、ボールを保持して優位に立とうとするサッカーを目指すピュエルレスター。その中でキーマンの1つとなっているのが、「トップ下」です。

もちのろん、岡ちゃんもピュエル就任後にトップ下として出場し、得意な献身的な守備という名の攻撃の一歩を発動させ、泥臭いボールキープなど、点を取ること以上にチームの為に走り回って「定時退社」することもありましたし、そういった形で生き残ろうとしていました。

しかし、これが相手にボールを持たせて主導権を握るサッカーをしていた2年前であれば、重宝されたと思います。

ピュエルが目指すサッカーは、真逆とまではいかないにせよ自分たちでボールを持って主導権を握ろうとする戦い方です。その中で、トップ下に求められる人材は、頑張って走ってくれる選手よりも技術が高くて上手い選手なのです。

昨季は、イヘアナチョやマフレズやグレイなど、多くの選手を試しつつも、イマイチしっくり来なかったトップ下のポジション。それでも自分のやり方に固執するピュエルは、今夏に補強によって最適な選手を連れてくることに成功したのです。


その選手こそ、今レスターで最も注目させているといっても良い、若き司令塔、マディソンです。





③世代交代とマディソンの台頭

アシストもできて点も取れ、世代別イングランド代表経歴もあり、もうすぐ22歳(2018.11が誕生日)のゲームメーカーの獲得は、ピュエルにとっては待望の補強でした。一番大きく欠けていたピースを埋める補強により、今季はマディソンを核とした新しいレスターの船が進められています。

マディソンはとにかくパスセンスが半端ない。1.5列目(たまにサイドもやってた気もするけど)、身のこなしも軽く、精度の高いパスやセットプレーは、レスターにとって新たな武器となっています。

マディソンに代表されるように、レスターでは、世代交代も進められています。まだプレーの雑さもあるものの、攻撃では可能性を感じるチルウェル、さっき酷評したけど、スピードに乗ったドリブルとたまに見せるゴラッソは期待が持てるグレイ、少しずつレスターに慣れてきた?と言えるイヘアナチョ、出場機会は少ないものの、フェライニよりアフロの髪量が多いチョードリーやほぼ見たことないけど未知の才能を秘めてそうなディアバテなどなど…

チームコンセプトがガラッと変わった上に、若返りに着手しているレスターにおいて、シンジオカザキの居場所が現時点でどんどん無くなってきているのは認めたくありませんが、事実です。

最近では、ゴールを決めることよりも試合を締める要員として終盤にチョロっと出場するに留まっている岡ちゃん。よく言えば、貴重なオプションとしての選択肢の中にあると言えばありますが、4-2-3-1において、ワントップのヴァーディとのレギュラー争いはイヘアナチョ、トップ下のマディソンとのレギュラー争いとして岡崎という構図になっているので、余計に厳しい状況になっているのです。同じく頑張る選手としてレスターで有名なオルブライトンでさえも出場機会は減っている。つまり全体的にもピュエルはボールを保持することに適した人選をしているのです。ワクワクするかと言われたら平凡な中堅クラブになったレスターは観ていて全然ワクワクしないですけどね!!!


え?マグワイアは足元が下手だと??

そんなことない。彼は前から1試合に一回「暴走ドリブル」をすることで有名だし、守備の要として欠かせないから苦笑



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(一部報道では右に小さく映る長谷川健太監督がいるFC東京行が噂されているがソースがソースだし信憑歳は低い:2010.3.日本平スタジアムにて撮影)



清水エスパルス復帰Xデー


「またエスパルスに戻ってきてください!待っています!」


そう言うと、少し照れながらも


「いつかは…」


と言い残して車へ戻っていったレスター岡崎。


今年(2018年)4月、レスターで岡ちゃんと会った時に交わした最後の会話です。


岡崎自身も、エスパルスのことを気にかけてくれているし、日本に戻る時はエスパルスで…との思いを何度も語ってくれています。シュツットガルト移籍の際にゴタゴタがあったものの、岡ちゃんのエスパルスに対する思いはまだ持っていて、日本に復帰する時にエスパルスに戻ってくる可能性は高いと思われます。


じゃそれはいつになるのか??


Xデーはどの時期に訪れるのだろうか??


と言う話になるわけですが、


契約期間が今季いっぱいの中で、現状の厳しい立ち位置が今後も続くようであれば、今季終了を待たずに、例えばプレミアで残留争いをしているクラブやチャンピオンシップのクラブへローン移籍や、日本ではオフシーズンに当たるので冬に日本復帰の可能性も充分に考えられます。


ただ、一つ忘れちゃいけないのは、今厳しい状況の中でもがいているのは、岡崎慎司だということ。

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さきほどまで書いた通り、レスターだけで4度の逆境に立ち向かい、それ以前にも、「FW8番手」から這い上がってエースへと成長した清水時代、なかなかゴールが遠かったものの、それ以外の部分で評価を勝ち取り、残留に貢献したシュツットガルト時代、W杯での悔しさなど、さまざまな壁を乗り越えてきた岡ちゃんであれば、たとえ迷将ピュエルであっても見返して評価を手のひら返しさせることも出来るのではないか、とつい期待してしまう自分も居ます。


岡崎慎司は立ちはだかる様々な壁にもひるまず「生き残って」きたのです。

幸いにも、岡崎本人が、怪我が癒えて本調子になるのは10月〜11月かも、というような発言をしていました。

しかも、プレミアリーグは、相当過酷なリーグで、年末に向けて過密日程に突入していきます。3日に一回試合をする中で、当然ローテーションもしますし、怪我人も出てきます。

つまりは、岡ちゃんにもまだチャンスは回ってくるのです。

レスターはまだカップ戦も残っているので、時間が限られていてもそこで与えられたチャンスをモノにすれば…


チャンスをモノにする…

というのは具体的にはゴールを決めることだと思います。

本人も「きっかけさえつかめれば…」と言っているそうですし、なんだかんだFWは点取ってなんぼ。プラスαであんなことこんなことできるとアピールしてそこを重宝して使ってもらうためにも、まずは目に見える結果が必要だと思います。


まあ、そんなこと本人が一番わかっているでしょうが。


とは言っても…

今季岡ちゃんが苦しんでいる3つの理由のうちの後の2つを踏まえると、現状として厳しい状況には変わりはないと思います。オプションとして今より少し重宝されることはあっても、果たして4-2-3-1を3-5-2にしたり4-4-2に戻したりしてまで岡崎を使うようになるかと問われれば…迷将ピュエルなだけに余計に可能性は低いのが正直な感想です。


どちらにしても契約延長する可能性は限りなく低いような気がするので、あとは退団の仕方ですね。シンジオカザキはレスターのレジェンドの1人であることには間違い無いので、スペインに挑戦しようが、イングランドに残ろうが、ヨーロッパに残ろうが、日本に復帰しようが、花道に飾られながらレスターを退団してほしいです。


で、結局Xデーはいつなん?て話ですが、


そんなん本人次第っしょ←(投げやり)


まあ筆者の想いとしては、今のレスターでの厳しい逆境を、これまで乗り越えたように跳ね除けた上で、今夏実現しなかったスペインで挑戦した後にエスパルスに戻ってきて欲しいです。


少しだけ現実的な話をすると、2019年シーズンのエスパルスのFW陣を考えた時に、クリスランやドウグラスが残るかどうかは不透明です。なので、レスターでの状況とエスパルスのスカッドを考慮した上で、今冬の移籍市場でエスパルスが声をかける可能性もありますし、もう裏で声をかけている可能性もあります…。なので、意外と早々に戻ってくる可能性もありますが、筆者の勝手な想いとしては、もう少しヨーロッパで頑張ってほしい気持ちがあります。プレミアでもまだまだ輝けるクラブは沢山あると思います。ピュエルが迷将なのがわry


だから…2020年シーズン以降に復帰してくれるのが理想ですかね。そして、エスパルスの未来で、岡ちゃんを尊敬している北川選手とツートップを組み、悲願のリーグタイトルを獲った後に、(代表入りしている)北川を海外に送り出してあげる。という筆者のお花畑の世界が実現したら良いですねぇ〜



結局はそう、岡ちゃんがこの先どうなるかは筆者には分かりませんし分かっていたとしても言いません。


「この先のことは誰にも分からない。ただ僕はこのクラブにいてハッピーなんだ。今後どうなるかは様子を見てみよう」


移籍話をメディアから問われた時によく海外の選手や監督が言いそうなこの言葉は、岡ちゃんにも当てはまるのではないでしょうか。ハッピーなのかは分かりませんが……


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ロシアで再会を誓った2人


2018ロシアW杯ラウンド16、日本対ベルギー。

その試合後にインタビューエリアで取材を受けていた岡ちゃんの後ろを通りがかったのは

昨季から人間を辞めて神のプレーを魅せているのに、普段シティの試合を見ない人たちからは超過小評価されている、ベルギー代表でマンチェスターシティ所属のデブライネ神。

決勝点の起点となった彼から声を掛けられて、2人は約束を交わした。



「来季もまたプレミアで会おう。」


と。



今季のデブライネ神は、序盤に負傷離脱するも、人間では真似できない驚異的な速さで回復し、(10月2日時点で)トレーニングに合流。間もなく復帰してペップシティの中心として輝くだろう。



はたして、岡ちゃんは、プレミアのピッチ上でデブライネ神と再会を果たすことが出来るだろうか…………



それとも、再会できないのか。





シティとレスターは、プレミア名物地獄の年末年始過密日程の真っ只中であるボクシングデーと日本が新元号になって最初に開催されるリーグ戦で対戦する予定となっている。




最初の対戦がボクシングデー



そう、








冬の移籍市場が正式に開く直前である





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(2018.4 レスターにて撮影)




おしまい。


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「いま旗あげてたぢゃん!!!いまのわぁゴールなの???もう意味わぁかんない!!」


「なんで笛吹かないの??!あの人笛もってるの?!?!?!」


「今倒れたぢゃん!!!ふぁーるとってよぉ!!!!!!」


「もぉむり。あの審判きらい!!!!!」



後ろに座っていた若者女性サポたちよ。気持ちは分かるよ。よーく分かる。

パルちゃんだけ夏ユニを用意してくれて羨ましがっている下の写真のこパルちゃんと同じくらいよく分かる←

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3連敗で降格圏がチラつく我らが清水エスパルスと、かたや前節、色褪せたなんちゃらブルーことジュビ○に4発叩き込んでやっつけてくれたのは良いが代わりに勢いもついた浦和レッズが、「だいら」ことIAIスタジアム日本平で対戦したJ1第23節。


確かに井上主審のいくつかの判定には疑問が残りました。例えばドウグラスへのイエロー。あれは繰り返し反則を犯したことによる警告だったそうですが、あの槙野との競り合いのどこが反則だったのか全く理解できません。確かにお互い接触はあったものの、肘打ちは勿論、全くもって正当な競り合いで、単純に「ドウグラス身体強い」という印象しかなかった競り合いでした。

(ちなみに槙野のゴールシーンで副審が旗を揚げたのはボールがゴールラインを超えたことを知らせるためです。主審の笛の後にセンターラインへ走ったのがその証拠)


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で、

肝心の試合結果のほうは、清水が三度もリードしながら追いつかれて3-3のドロー。

連敗はストップしたものの、悔しい試合となりました。



最近のエスパルスは、組織を打ち破る「個」を持ち、(知人曰く)全てにおいてクリスラン選手よりも優れていると各方面から絶賛のドウグラス選手の加入により、攻撃の起点として頼りになり、「水で覆われていない地球の3割をカバーしている」と言っても過言ではない貢献度の金子選手や石毛選手がより活きるようになっていること、六反選手がファインセーブを連発してチームを救っていることなど良い面も多くあります。


しかし、当然のことながらもどかしい現状も多くあります。


これから、そのもどかしい現状を大きく3つに分けて軽く書いていきます。

ネガティブな発言を拒絶するサポーターも一定数いますが、サッカーに限らず、良いと思うことも悪いと思うこともどっちも逃げずに向き合うのが大切かと(知らんけど←


①松原后はメンディになれるのか
②決定機を外した責任
③11人でしか戦えないもどかしさ


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①松原后はメンディになれるのか

まずは、最近ゴールシーン以外でピッチの中で笑顔が少ない松原后選手の伸び悩み。クロスの精度が悪いと言われていますが、そもそもサイド攻撃において良い形でボールを受けれていない事が多く、縦への仕掛けはとっくに読まれている中で、SHが中に絞っているのにオーバーラップのタイミングが良くなく、裏へ抜け出す動きも少ない。ただ単純にクロスを上げれば良いわけではないものの、メンディのようにゴール前にシュートする勢いで放り込みまくるくらい割り切っても良いのではないかと思います(メンディのクロスの精度は高いしそこまでのシティの攻撃の組み立てが素晴らしいわけだけど)。今のエスパルスは河井と白崎がボランチを務めており、松原が思い切ってオーバーラップしづらいのもよく分かります。バランスを考えるあまりに逆サイドからのこぼれ球に反応できない場面がここ2試合で3回ありました。もともと前の選手なので、攻撃参加してこそ彼が活きるだけに、少し勿体無い感じもします。

これは今季以前からずっと私だけが言っていて、ヨンソン清水でも実現可能性はほぼないですが、松原后が一番活きそうなのは、コンテチェルシー時代のマルコスアロンソの位置、つまりはウイングバックに置き、ファンソッコ、フレイレ、角田(立田)の3バック(状況に応じて4に変える)というやり方だと思っています。ずっと夢見ているだけで急に3バックにすることなどないと思うので話しても無駄なため以下略



②決定機を外した責任

それから、よく言われる「あと1歩が足りない」「決定機を決めていれば」という批判。それは確かですがだからと言って北川航也選手を批判する人が多い印象ですが、得点こそ取れていないものの動きは悪いわけではないです。そして、決定機を決め切れていない北川航也に対して、

なぜ外したのか?


シュートの精度が悪いからだ!


だから最後の所のツメさえ良ければ勝てる!

と考えるのはあまりにも短略的です。その決定機は、チームの戦い方やシュートまでの形を踏まえた上でどれくらい再現性のあるものだったかを考慮した上で、シュートだけが問題だったのか?その前の崩しをもっとよくできるのか?そして、どちらにせよ「決定機を外したから得点出来なかった」としても「決定機を外したから負けた」ということは有り得ず、外した前後の試合運びまで考察した上で批判する必要もあると思います。北川航也本人が一番責任を感じていると思うし、FWである以上はゴールを決めることは大きな役割の1つなので批判されて当然です。しかし、今のエスパルスの現状を踏まえれば、決定機逸に対してチーム全体がもっと良くなることがいちばんの解決策だと思います。スターリングが外すのとは訳が違う(分かる人には分かる



③11人でしか戦えないもどかしいさ

あとは、11人でしか戦えないのも悩ましいところです。後半になると、ヨンソン監督は通訳とコーチの3人で話し合う場面が多くなります。しかしながら、最初の交代カードを切る時間はあまり早いとは言えません。早ければ良いわけではありませんが、例えば、セレッソ戦で2失点目を喫する少し後に、山口とソウザがボールに絡み出して流れが傾きかけていました。そんな時に例えば中盤を落ち着かせることができる選手が必要でしたが、残念ながら交代カードを切ることができないままズルズルと2失点。11人だけで流れを変えれるシステムの変更も含めた柔軟性と(4-1-4-1に変える時もあるけど)変えた時に効果を発揮しているとは言えないのが現状です。そもそもお金がないし私的流用されてて尚更のことだから層の厚さを金満のシティと比べるな!と突っ込まれそうですが、ならば清水サポで評価が高いデュークはどうなん?と反論したくなります。点を取っていないから評価していないわけでは全くありません。レスターの岡ちゃんや代表でのスターリングやジルーのように点を取らなくても貢献度が高ければ良いですが、デュークは…とネガティブなことばかりこれ以上書くと王国民に怒られるので外様清水サポの批判はもう辞めますが、Jリーグの中堅クラブにおける海外選手枠としては物足りなさは否めません。金子、石毛、河井のタスクが大きくて過労死しそうな中で、戦術がうまいハマらなかった時の使えるBプランがないのが苦しいです。はやく竹内選手帰ってきて…増田選手は何しようの…You!もう夏終わっちゃうよ…




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「うちっていっつもこうだよね。点取られるとすぐシュンとなって大人しくなっちゃう。」


「雰囲気からして勝てないなって分かるもんね。良い流れの時に点が取れなくて、失点するとその流れを変えられないまま今日みたいに負けちゃう。」


「審判も相手贔屓だったしね。」




セレッソ戦の帰りの電車の中で、年配の清水サポ集団の中からこんな声が聞こえてきた時、切なさとともに不意に懐かしさを覚えました。


毎試合のようにスタジアムに行っていた10年前と、話していることが全く変わっていない。


台風一過の2011年から大気の状態が不安定だったエスパルスは、最近発覚した鈴与出向社員による長期に渡る資金の私的流用や、フロントの迷走、サポーターの暴走等が重なり、レジェンドと共に嵐に巻き込まれてJ2降格。そこからなんとか這い上がってきた中で、また10年以上前に言われていたことと同じことをサポーターから言われている。


ある意味でここまで戻ってきた感もありますし

キンチョウスタジアムでみたエスパルスは、昔からよく見ていた大好きなエスパルスそのものだった気もします。


次節(8/25)札幌戦の結果次第では、また自称サッカー王国民が騒がしくなって、君を取り巻いた空気はいつしか甘い毒の塊になって吸っちゃいけなくなるかもしれません。

確かに、3連敗をストップした次の試合、しかも下位争いに巻き込まれつつある中でのホーム戦。今後を占う意味でも、流れを左右すると言っても過言ではありません。

しかし、どちらにしても、今季のノルマは残留であり、静岡ダービーで勝ち越してお隣よりも上の順位で終える(そうなればきっと一桁順位になる)ことが目標であることには変わりありません。少なくとも私は、開幕前から、そして中断明けに3連勝してもなおこの考えを一貫して言い続けてきました。



とりあえずはあと勝点7を意地でも積み上げたい。できれば40まで…


そうすれば、Maybe so…来季以降の無限未来に繋がる2018年シーズンとなるはずです


Maybe so maybe so maybe……


で、


本題に入るけど、


日本平グルメであった「海鮮焼き」っていつのまにかなくなってしまったんですか?!!!知り合いのレッズサポから密輸依頼がきて先日買おうとしたのに売っていなくて………。ここ数年アイスタに全然行っていないので不確かですが、かつてステーキサンドが売っていたバックスタンドアウェイ寄りの売店にあったはず。知り合いのレッズサポの方達は、ホーム側まで来れた時代には毎回買っていたというほどアウェイサポからも人気だった「海鮮焼き」。これ絶対復活した方が良いと思います。出来ればスタジアム外の売店で。美味しいしお酒のつまみにもってこいだったんだって。


だからエスパルスさん、「海鮮焼き」を売っていた店を復活させてください。ストリートさんかどこか代わりに売ってください。きっと売れます。それが今回のブログで一番言いたかったことです←え?

あと、アウェイサポはパルちゃんショーも楽しみにしてるから夏以外の時期だけでも良いから復活させてほしいです。コアなレッズサポはパルちゃんの中の人が変わったのも知ってるから


ではまた←


2018年8月1日 Jリーグ 第19節
清水エスパルス 1-0 サガン鳥栖
IAIスタジアム日本平 KO19:03


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「誤報じゃないよ!ほんトーレス!!」


で話題となったフェルナンドトーレスのサガン鳥栖移籍。

金崎も獲って豊田も呼び戻して、なんだかなんだか、2014年のセレッソ臭が漂いつつあるのはさて置き…


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先日、トーレスのJリーグ初アウェイ戦として我らが清水エスパルスと対戦。アイスタの雰囲気をどう感じてくれたかなと気になりつつ、我が軍は1-0で勝利し中断明けからJ1唯一の3連勝したのですが…


トーレスが後半空気だったのはさて置き…

この試合では、飯田主審のジャッジが目立ってしまった感が否めませんでした。

特に、後半20分過ぎに、金崎を倒したフレイレのこのシーン。






飯田主審はノーファールと判断しましたが、結論から言うと、

フレイレに対して「PA外での決定的機会の阻止でレッドカード」を出すべきでした。


ちなみに、決定的機会の阻止は競技規則が変わっており、三重罰を軽くするために、PA内でボールにチャレンジしていた場合イエローカード、ホールディングなどボールにチャレンジしていない場合は依然としてレッドカードPA外での決定機阻止場合レッドカードとなっております。


そんな基本知識は置いておいて、



ここで注目したいのは、
¿なぜ飯田主審は反則を見逃したか?
です。


主語を「飯田主審」としましたが、仮にピターナさんでもブリッヒさんでも、ジョナサンモスでも…(いや、ジョナサンモスなら絶対に)、とにかく誰が主審であっても、フレイレの反則を見逃していた可能性が高いと思いました。


見逃した理由は、決して日本の審判レベルが低いからではなく、人間が裁くのには限界に近かった判定だったからだと思いました。


その理由をちょっとだけ詳しくこれから書いていきます。


(試合全体のレフリングは一旦おいておいて、このシーンについて書きます)


(そういえばこのブログで審判ネタを書くのは久しぶりな気がするけど、そんなん筆者だけしか気にしてないと思うので以下略)


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¿なぜ飯田主審は反則を見逃したか?


まずは当該シーンを何度も見直しました。(この時点で、素人であっても飯田主審よりもより真実を見極めることができて後出しジャンケンですが、それが「たらればブログ」なので悪しからず)


その中で、主審がフレイレの反則を見逃した具体的理由と、あの場面でどうすれば見逃さずに済んだかを考えてみました。


理由は3つあったと考えます。


【見逃した具体的理由】
①主審泣かせのカウンターだったから
②争点から遠く、笛を吹くことを躊躇したから
③六反勇治選手


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【見逃した具体的理由】
①主審泣かせのカウンターだったから
②争点から遠く、笛を拭くことに躊躇したから
③六反勇治選手


「人はボールより早く走れない」

ってのはサッカー経験者ならコーチから一度は言われたことがあると思います。映画GOALでもサンティアゴにニューカッスルの監督がこう言っていましたね。

主審は原則的に対角線式審判法を守り、争点から10〜15メートル以内を維持しながら走って判定を見極めていますが、審判もまた人なので、ボールより早く走ることは出来ません。

なので、ロングスルーパスやサイドチェンジ、キーパーのパントキックやカウンターの中で特にパスワークで襲いかかるような、一気に局面が変わる場面では、主審が争点から遅れてしまうことが多々あります。

しかし、だからといって争点から離れていたら争点の事象を「見る」ことは出来ても「見極める」ことが出来ません。

そうならないために、争点を予測したポジショニング、メリハリのある走り方等を三級審判員の段階でさえ要求されています。争点から近くで、そして良い角度から、そして選手の邪魔にならないポジショニングを取るようにしています。

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それでも、この場面では、ただでさえ攻守が入れ替わり、鳥栖がカウンターを仕掛け始めていたのに加え、早いタイミングでシンプルに金崎の裏のスペースに、通ればキーパーと一対一となるスルーパスを出しており、ボールより早く走れない飯田主審は遅れてしまいました。

よって

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争点から離れてしまっていました。


あえて、見逃さずに済んだ方法を考えるとすれば、スルーパスが出そうだともっと早く感じて、予測してスプリントをかけることが出来ていれば、もっと争点の近くで見れたと思いますが、あれが精一杯だった気もします。




【見逃した具体的理由】
②争点から遠く、笛を吹くことに躊躇したから
③六反勇治選手
①主審泣かせのカウンターだったから


「争点から遠くても金崎がボールを触ったのくらい分からないもんなの?」

って思う人もいるはずですが、争点から遠いと当然しっかりと「見極める」ことは困難です。


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しかも、飯田主審のポジションから見ると、金崎もフレイレもボールに挑んでいるのは分かりますが、どっちが先にボールに触ったのかとても分かりづらかったと思います。

また、副審に関しても、争点から約20メートル以上離れており、さらにカウンターでこちらもスプリントをかけて走っている中で判断するのは厳しいですし、副審の位置から争点を見ても分かりづらかったと思います。事前に副審がどの程度反則のアシスタントをするか話し合っていたかも関係してきます。

「副審と似た位置にいた鳥栖ベンチがあんだけ騒いでたやん」

と批判したくなるかもですが、そんなの当然の話で、ファールかどうかや競技規則をよく知らなくてもとりあえず猛アピールすることなんてあるあるです。(誤審だったとはいえちょっと必要以上にやり過ぎていた感はある)


じゃ、争点から遠いと判定することが出来ないのか?と言われると、私の経験上から言うと決してそうではありません。

争点から同じ距離で見ていたとしても、見る角度を変えるだけで見極めることが出来た可能性は高くなっていたと思います。


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今回のケースでいうと、争点に対してより真後ろからか、フレイレの胴体がブラインドにならない位置に事前にズレることが出来ていれば、より見極められる可能性が高かったと思います。


審判は良い位置から見ることが出来ませんでしたが、この接触シーンを一番良い位置から見ていたのはエスパルスのキーパー六反勇治選手だったかもしれません。

今度は審判ではなく六反選手のプレーにも注目してみました↓


【見逃した具体的理由】
③六反勇治選手
①主審泣かせのカウンターだったから
②争点から遠く、笛を吹くことに躊躇したから


見逃した3つ目の理由として考えられるものは、六反勇治選手です。


は?


と感じた人は多いと思います。

注目して欲しいのは、金崎が倒された後です。

こぼれ球がエスパルスのキーパーである六反勇治選手のもとに転がってきました。

六反選手は、ペナルティーエリア内にいたのでキャッチすることが出来たはずでしたが、キャッチせずに直接大きく前方へ蹴り出しました。

なぜキャッチせずに蹴ったかは本人に聞かないと分かりませんが、もしも、フレイレがボールに触れていたとすれば、その状況で六反選手がキャッチした場合、主審の裁量によってもしかしたら間接フリーキックとなっていた可能性があります。


バックパスをキーパーがキャッチしたら間接フリーキックとなる反則



六反選手はキャッチせずに蹴り出した


なぜなら金崎とフレイレのあの場面で先にボールに触れたのはフレイレだから


金崎ではなくフレイレがボールに触れた


だとすればノーファール


という流れが一応出来ます。


もちろん、これを根拠に争点から離れた位置で判定を下したら、逆に誤審を招きかねないですし、六反選手の心理が分からないので全く言い切れませんが、無意識レベルでちょっとだけ六反選手のプレーが判定に影響した可能性は本当に本当にちょっとだけあるように思いました。


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以上の2つ+1の理由から、飯田主審はフレイレの反則を見逃してしまったと思います。

結果論として、飯田主審の判定は適切でなかったと思いますし、フレイレに「決定機阻止でレッドカード」の懲罰が与えられるべきシーンでした。

また、飯田主審の試合全体のレフリングを見ると前半から正直あまり良いとはいえませんでした。明らかなファールを見逃している場面もありました。それに加えてこの誤審。そこから試合を再びコントロールするのはかなり難しいですし、鳥栖は鳥栖で負の連鎖でラフプレー、監督は審判批判しかしない…それはそれで目を覆いたくなりました。(九州住み清水サポからすると鳥栖にはJ1にいてもらわんと九州開催のエスパルス戦が減って困るから頑張って欲しいんですけどねぇ←)


反則を見逃した理由を考えていく中で、改めて、人間がサッカーの審判を務めることの大変さを一部感じたと思います。

私も細々と審判活動をしていますが、適切なジャッジを瞬時にしつつ試合をコントロールすること、そしてそのために選手以上に走ることは、ぶっちゃけ無理ゲーです()

だからと言って「誤審もサッカーの醍醐味」だとは思いません。心のクラブである清水エスパルスや大好きなマンチェスターシティの試合を観ていると、自分たちに不利なジャッジがあると批判したくなりますし、現地観戦してると感情的になったり雰囲気作りも兼ねてブーイングもしたりします。当然、誤審がない方が良いに決まっています。

だけどやっぱり、人間がサッカーの審判を務めることは本当に大変ですし、誤審もしてしまう。せめてそれを頭に入れた上で審判を叩こうと私は心がけています。


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あとがき

サッカー審判員の仕事がAIに置き換わることで、ミスがなくなり、フェアな試合となることは出来るか?

先日、AIについての勉強会の中で「サッカー審判員とAI」についても話し合う機会がありました。

サッカーの審判においての大きな課題の1つが「ミスジャッジ」。

人間が裁いているので、いくら何年を鍛えた一流の審判員であっても、今回のようにミスはしてしまいます。そのミスは、今後の努力で治せるものと、人間の限界を露呈してしまうものがあり、その治せない限界な部分を、もしAIの学習能力を活かして、統一された基準によってミスなく裁くことができれば、サッカー審判員の課題が解決できる未来が来るのでは…

いや待て。でも、現時点のAIに不足している柔軟性の観点から、試合をコントロールして円滑に進めるという目的において、正確な判定を下すだけでなく、選手などとコミュニケーションを取ったり、ボディランゲージなどの人間味のある柔軟な言動ができないのはどうなるのか?

みたいな感じで。

AIはまだ近未来な感じがしますが、サッカー界にはゴールラインテクノロジーやVARなどの最新のテクノロジーが既に導入されています。しかし、VARに関しては、あくまでアシスタントであり、最終的なジャッジは主審の裁量で決まります。なので、厳密には100%正確なジャッジになるとは限らないものの、リプレイを何度も確認できることで試合を左右する重要な場面における誤審を限りなくなくすことが可能です。


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そんなVARやゴールラインテクノロジーは、現在(2018/8/1)、Jリーグでは導入されていません。

あの木曜19:00から放送している「VS嵐」でさえも、最近のレギュラー放送時にもVARが導入されているのに!!!←

たしかに、導入するとなれば、カメラの台数を増やす必要などあり、コストが大きいと思います。

ですが、そこにお金をつぎ込んででも審判を助けるべきですし、誤審がなくなってフェアな試合の実現を目指して欲しい………とこうやって書くぶんにはタダなので何とでも言えるし、口では駿府の城も建つ。


うまく締まってないけど、これでおしまい。

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エスパルスは中断あけ3連勝!
でもまずはあと勝ち点8を積み上げて残留を早く確実にして欲しいです…


ではまた

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すごいはしご観戦ですね😳キックオフ時間のおかげと言え贅沢ーー😁またブログにUPしてくださいね〜〜」


スペイン旅行の際に、1日でマドリーとバルセロナの試合をはしご観戦した旨のツイートに対しての返信メッセージです。




「おかえり~~~~~!長旅お疲れさまでした!充実した旅でしたねー。またブログ楽しみにしてま~す。今日はゆっくり休んでください。」



マンチェスターシティの御招待で、試合観戦やエティハドスタジアムのピッチでサッカーをした幸せな旅から帰国した直後にいただいたTwitterでの返信です



「またブログ楽しみにしてます~~~😄」




私が2年前に始めた、好き勝手な文章と不定期に更新しているブログを、とある日本人のマンチェスターシティサポーターさんは一番楽しみにしてくれていました。




また、五カ国周遊ひとり旅の終盤には




「帰国したら即大学、そっちも頑張ってくださいね〜✨お気をつけて👍」




と、旅行により新学期早々大学を休んだ私を気にかけてくれたり



マンチェスターシティの会員であるCityzensの超高倍率の抽選に当選してイギリスへ行ける!と興奮していた私に



「えっっっっ❗️マジで?行けるの?大学大丈夫?」



と心配してくださり



結局、大学を休んで行ったシティ御招待旅の後にも



「大学も頑張ってね👍😜」




とメッセージをくれるなど、時にはまるでお母さんのように心配までしてくれました。




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数年前から、同じ「日本人のマンチェスターシティサポーター」としてTwitterで繋がり、



上記のような温かなメッセージを始めとする多くのネット上でのやり取りに加え、



実際にお会いもしてお話ししたことのあった、この日本人シティサポーターさんが





先日、亡くなられました。







「また観戦会とかの機会があったらお会いしてお話ししましょうね」



と、お互いにやり取りしていた約束は、もう果たすことができなくなってしまったのです…




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【二十一分に感じた優しさ】


私が、シルバ好きなこのサポーターさんと初めてお会いしたのは、今年(2018年)2月のシティファンミーティングでのこと。



会う以前から多くの絡みがあったこともあり、当日は向こうから声をかけてくださり、短時間でしたがお話をして盛り上がりました。



さらに今年4月には、イギリスはマンチェスターにて再会。あのマンチェスターダービーの試合前にお会いして、もう1人のシティサポさんと一緒に食事をし、キックオフ前にはスタジアムの前で他の方々とも一緒にお話や取材を受けながら試合までの時間を過ごしました。



シティが勝てば優勝決定だったあの試合は、2点差を逆転されての敗戦。私がテレビに何度か抜かれたこともあり個人的にも特別な思い出でしたが、今回の件で更に特別な、決して忘れる事のない出来事になりました。



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そんな記憶に残るダービーの現地観戦目撃者でもあるこの方とは、普段はTwitterでよく絡ませていただき本当に優しくし接していただきました。




私に限らず、多くのシティサポのアカウントともTwitterや実際に会って交流しており



初めての現地観戦で右も左も分からない人に対して情報を教えてくれたり


チケットの買い方やグッズの購入の仕方なども教えてくれたり



サッカー以外のことでもいろんなお話をしたり



誕生日を祝ってくれるなど



その温かくて優しい部分は、Twitterからだけでも十分に、



いや、二十一分に感じることができました。


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また、


試合の時には、ほぼ毎試合TLで一緒に盛り上がって一緒に一喜一憂し


負けている時にも感情的にならず的確な意見を発信し


シティが連勝続きだった時には、比較的冷静なツイートで我々を落ち着かせてもくれました。



ツイートに対してもよく反応してくださり、Twitterにいる本当に多くの日本人シティサポからも一目置かれていた方であり仲間であり友人でした。



Twitterを開けば「あたりまえ」のようにTLにいたはずの方が急に命を落として居なくなる…




正直まだ信じられません。


だって、


ついこの間までシティのツイートをしていたし


先日にはDMでCityzensの更新の仕方についてやり取りをしたばかりでした。






大好きなシルバが活躍する姿


大好きなシティが新たな歴史を作る過程


大好きなシティが悲願のビッグイヤーを掲げる瞬間



もちろんシティ以外にも

ご家族との時間…

友人との時間など


まだまだたくさん見たかったことやりたかった事が残っていたはずです。



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【あたりまえ】

お母さん的存在だったこのシティサポーターさんと私とは、同じ「マンチェスターシティが好き」「シルバが好き」という共通点こそありましたが、その他のバックグラウンドは全くと言っても良いほど異なっていました。


この方に限らず、例えばマンチェスターに住んでいたり、アフリカに住んでいたりする日本人シティサポさん、ブラジル出身、アメリカ出身、インド出身の方などなど…


もし、シティが好きという共通点がなければ、出逢うことのなかったであろう多くの方々にここ数年で沢山出逢うことができました。


もちろん、こうしてこのブログを見てくださっているシティサポーターさん達などとも「日本人シティサポ」といったネット上のコミュニティの共有を通して出逢い、そしてそこから観戦会などを通して実際に会い、素敵な関係にも発展できている…


ネット上に限らず、普段よく遊んだり大学の授業を受ける友達を始め、今まで出会った友人達、家族、今ある環境など…



これらのことって「あたりまえ」なんかじゃなく、(ベタな表現ですが)奇跡的な出来事だと改めて感じます。





あたりまえのことなんて
ないのに そうないのに
あるような気がしていたの




perfumeのEVERYDAYという曲の歌詞の一部です。



「あたりまえへの感謝」


これは、perfumeのあ〜ちゃんが2018年(29歳)の目標にしていることだそうです。


友人、家族、さまざまなモノや環境、ネットでのシティサポとの繋がりやそこからの出逢い……


あたりまえに思っている身の回りのことって当たり前のことではない…


そして、気づいたうえで、それに感謝する、大事にするといった行動に移す、言葉にすること…


未来がどうなるかは誰にも分からない。だからこそ、今の時間を大切に、今ある「あたりまえ」に感謝すること…


そんなことは、言われれば「確かにそうだね」ってなりますし、言われなくても分かっているつもりですが、


こういう事って、

いつもいつも、失ってから気づかされ、そしてもっと前に気づけなかった愚かさに悔しい気持ちが残ってしまいます。


失ってから感謝するのではなく、失う前から感謝を言葉にしたり行動する。「あたりまえへの感謝」を私も改めて心掛けたいと強く思いました。


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【感謝】


いまこうして元気に生きることができている幸せ。


シティの試合を観れることの幸せ。



普通のことを普通に出来る幸せ、あたりまえの事のように感じることができる幸せに改めて感謝し、噛み締めながら、これからもマンチェスターシティというクラブの応援を含め日常生活を送っていきたいです。



天国に旅立つシティサポさんとは、もっと沢山お話ししたかったですし、観戦会やTwitterを通してシティの試合を一緒に楽しみたかった思いは強いです。悲しさはまだ癒えていません。


ですが、きっとあの方なら、天国へ行ってもCityzensメンバーとして大好きなシティを応援すると思いますし、Twitterのタイムラインを天国から見守ってくれると思っています。もしこれからもこのブログも読んでいただけたら嬉しい限りです…



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最後に、




ご家族の皆様のご傷心を拝察いたし、マンチェスターシティを愛する仲間の一人として、心よりご冥福をお祈りいたします。


マンチェスターシティを愛する仲間として一緒に一喜一憂できて幸せでした。本当にありがとうございました。どうぞ安らかに。




私のブログを一番楽しみにしてくれていたシティサポーターさんへ。

相変わらず読みづらい文章ですがお許しを…


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