2018年07月10日

「高崎くんと7つの魔法」ライナーノーツ

「高崎くん」の制作秘話だよー。といっても今回は半分くらいティラノストーリーについての考察です。
ちなみに「ライナーノーツ」って、音楽に対して使う言葉ですけどね。
ネタバレは皆無です。まだの方は、ぜひ読んでからでもプレイしてみてください!(読んで意欲が失せないか心配)

ダウンロード(ノベコレさん)

今日のラインナップ
1.「高崎くん」制作のきっかけ
2.ティラノストーリーの有用性
3.ノベルゲームでオーディオコメンタリーができる?!
4.こんなところに気をつけたよ!スマホコメンタリー!
5.「高崎くん」自体の話


1.「高崎くん」制作のきっかけ
そもそもの発端は、「ティラノストーリーでオーディオコメンタリーをやりたい!」だったんですよ。
「高崎くん」自体の構想は昔からあって、でもあくまでサクビブの制作をメインにやってたので、実現するのはだいぶ先だろうなーっと思っていました。
それがある日突然、ティラノストーリーでオーディオコメンタリーができることに気づいて、思いついたらすぐやりたかった!だって、まだ誰もやってなかったんだもん!しかも今作れば、ティラノフェスに参加できる!
雰囲気的に合いそうな物語はどれかなあとネタ帳を探した結果白羽の矢が立ったのが、「高崎くん」です。

つまりこの作品は、ティラノストーリーのおかげで生まれたといっても過言じゃないんですよ!!

スクショ1

2.ティラノストーリーの有用性
ティラノストーリーは今年の初めくらいに生まれた新しいツールだったんですが、最初らんぴはこれを使うことに懐疑的でした。
ティラノストーリーは単体で使うこともできますし、今作みたいに普通のノベルゲームに混ぜることもできます。ただ実際に使われた作品をいくつかやってみるんですけど、なんかしっくりこないんですよ。特に混ぜてる方。

ノベルゲームって、何だかんだいって想像によるイメージの補完が大部分を占めてるじゃないですか。背景も立ち絵もあるけど、実際に動いているわけじゃない。文章を読みながら、プレイヤーは提示された絵に自らの想像を加えて画を動かし続けるわけです。
そこに急に、チャット画面という極端に現実的な絵面が割り込む。しかもチャットするときって、現実でも相手の声ってほとんど意識しない……え、ですよね?しないですよね?完全に文章として読みません?
今までキャラの動いてる様子とか声を想像して進めてきたのに、急に無音の時間が差し込まれる。なんかテンポも悪いし……
まあおそらく最大の理由は、らんぴ自身がメッセージアプリそんなに好きじゃないからでしょうけど!


3. ノベルゲームでオーディオコメンタリーができる?!
と、急に思い立ったのです。もうテンションアゲアゲで。
今、オーディオコメンタリーというかいわゆる裏トークが流行りで、特に最近では毎クールどこかしらのドラマが副音声でキャストによる裏トークをやってます。最初は何だったかな、なんかのドラマでバカウケしたんですよね。
ただらんぴの最初の燃え上がりはそれより少し前、アニメAngel Beats!のDVD特典でした。キャラ崩壊本編ぶち壊しおかまいなしで繰り広げられるそれがもう面白くて面白くて……「自分の作品でやれたらいいけど、声優つけられないしな……」と夢見ていたところです。

スマホコメンタリーは、個人的に一番しっくりくるティラノストーリーの活用法でした。


4.こんなところに気をつけたよ!スマホコメンタリー!
スクショ5

らんぴの中で「新ツール=諸刃の剣」みたいな図があったので、意外とちゃんと考えたんですよ!
スマホコメンタリーって、映像のオーディオコメンタリーに比べると聞き手の負担が半端無いんですよ。
ドラマの場合は、「ドラマ本編=視覚」(通常副音声だと本編の音量が下げられます)「裏トーク=聴覚」というふうに分けられているから、ドラマの場面を把握しながらトークを聞くのが苦じゃない。
しかし今回の場合、ノベルゲーム本編の流れもトーク内容も視覚に頼ることになります。

以下はその問題を解消するために気を使ったことです。
①スマコメの会話中にも、本編がどの場面かお知らせする
スマコメと本編の内容が対応してるときやスチルで騒がしいときはいいんですが、全く関係ない話をしてるとどの場面かわからなくなるので。効果があったかはわからない……
②スマコメ担当の人選
charataka

ポイントはずばり、
・本編を邪魔しないキャラ
・そこそこ喋るキャラ
・オーソドックスなキャラ

ただでさえ本編がうるさいので、スマコメにも強烈な人間を持ってくると頭がパニックになります。かといって喋ってくれなきゃ話が進まない。
またスマコメ担当員のキャラも多少は把握しなきゃいけないので、オーソドックスなキャラの方が把握するのに苦がないです。例えばうちの作品の主人公にシスコンがいますが、別の話が進んでる中でそんなキャラ出されても自己主張激しいったらないですよ(ごめんよ)!
というわけで「ザッツ女の子キャラ」「ザッツ男の子キャラ」=まほ、ケンということになりました。 贔屓してるわけじゃないんでっせ。
③スマコメ自体が楽しい
じゃないと話にならないだろーが! 


5.「高崎くん」自体の話
も少し。
テイビの作品はなるべく素材を自分で撮るorあまり他ゲームで頻出しない素材を使うようにしてます。しかし今回ギャグ100%ということで、親しみを持ってもらうためにあえて超有名フリー背景やさん(きまぐれアフター様)や立ち絵フリー素材(キャラクターなんとか機様)、メッセージウィンドウ(空想曲線様)をフル活用させていただきました。音楽は全く気にせず合うものを使いましたけどね。

登場人物についてはあまり語ることがないんですが、ヒロイン宮城については「他の話じゃ主役にできないキャラ」にしてみました。
ああいうアクセントキャラって、通常脇に持ってくるものだと思ってるんですよ。アイドルだって、バラエティ担当をセンターに持ってくるよりか端っこに置いた方が彩りが出ると思いません?(熱弁)
それをあえて今回主役に持ってくることで、違った雰囲気を出してみました。 
ちなみに作中で沖縄ネタが出てくるのですが、これは「宮城」が沖縄の苗字であることに由来します。つまり決まったのは宮城ちゃんの名前が先で、「沖縄の苗字だし沖縄要素入れるか〜」って感じです。
じゃあ「宮城」はどこから取ったかというと、ドルオタ作者の推しの名前です。

そもそもこの物語自体が、onepixcelというアイドル(ダンスボーカルグループ)の「seven colors」という楽曲からインスピレーションを受けて生まれたものでもあります。
「君といると不思議なことが起こる」「ヒロインのキャラ」「傘」「虹」といった部分ですね。らんぴが初聴きでAメロを聴いて「これ絶対ファンタジーだ!」と思ったら結局恋愛ソングだったのですが、ファンタジー要素を捨てきれず想像が膨らみこの話を書きました。
サブスクに入っている方はぜひ聴いてみてください。

というわけで、読者受けを狙わない作品語りは以上になります。

はい、ダウンロードページっ(ふりーむさん)!(ブラウザ版はノベコレさんの方が安定してる気がします)

個人的にスマホコメンタリーについてはだいぶ満足したので、これからちょっとした特典とかに使えたらなあと思ってます。スマコメ楽しい!ティラノさん、ありがとう!
ティラノストーリーはまだ生まれたばかりの新ツールですから、どんな活かし方があるのか考えてみるのも楽しいと思います。
今なら君が、革命を起こせる! 


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tales&Vivid。略してテイビ。ノベルゲームを作る同人サークルです。メンバーはらんぴ一人です。

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