【ブログ記事】チームワーク(人間関係)があってこそ組織は成長していく!

演劇とビジネスには大いに親和性があります。そんな演劇とビジネスに関するコメントを綴っております。

2009年10月

『即興実験教室』でのインプロ

今日、久し振りに他人が主催するワークショップに参加してきました。

その名も『即興実験教室』。

主催者のどみんご&ひろみさんから『私たちのインプロに辿り着いたというのは

相当演劇(インプロ)のマニアックな方ということになりますよ。』と言われました。

確かに今まで数種類のインプロ(即興劇)ワークショップを受講してきましたので

今まで受講してきたのと同じような幼稚な感じのインプロは避けたかったですし、

あとは演技論、演劇論、インプロ論(そんなのあるのかな!?)が確立されていない

主催者のワークショップは絶対避けようと思っていたところ、かなりネットで深く

階層を下ったところに『即興実験教室』のサイトに出会い、その内容・プロフィール

に、これは只者ではないかも!と直感で感じたので、すぐに応募しました。

今日参加してみて、この『即興実験教室』のインプロは私の直感通り、今まで私が

出会った中で初めての本物のワークショップでした。特にどみんごさんは相当演劇に

ついて研究されていて(演劇に関する論文で博士号も取っておられます。ちなみに

最終学歴は東大のようです。)、一つ一つのワークショップの背景や意義、

それに演劇の歴史やインプロの効果などを本当に分かりやすく説明してくれました。

また、ご自身も指導者としての立場だけでなく、超積極的にインプロに参加され、

楽しんでいる姿には感銘を受けました。共催者のひろみさんも『頑張らない』主義を

徹底されており、とても個性と優しさの溢れる方でした。

そんなお二人のワークショップで、特に印象に残った言葉は、

『自由過ぎるのは、何をしたらいいのか分からなくなり、かえって不自由である。』

『仕事でもアイデアでもインプロでも、何かの“制約”があった方が創造的になる

 インプロの場合は、それが“ゲーム”である。』

『演技者は、共演者と観客とコミュニケーションすることに集中するのが良い。

 自分がどう映るか、どうすればウケルかを考えない方が良い。』

『演劇は安全な世界でトランス(脳内の感覚が幻覚や催眠を催している状態)を
 
 体験することが可能である。』

『芸術である演劇とは、自意識のタガを外し、非日常を体験・表現することである』

などの言葉であります。

日本にもこのような演劇指導者が出てきたかと思うと嬉しくなりました。

私もささやかながらワークショップの主催者でありますので、どみんご&ひろみさん

に負けないようにコツコツと会社員と二束の草鞋でやっていきます。

是非、皆さんも一度参加してみてはいかがでしょうか。

めったに他人のワークショップを紹介しない私が勧めるのですから、間違いなく

本物ですよ。しかもワークショップは営利目的ではないようですし・・・。


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夢を追うのに遅すぎることはない・・・

居酒屋ワタミ(その他、介護や教育事業も運営)の渡邊美樹会長の著書の一節を紹介。

以下、本文参照。


『本書でも夢を持つことが何より大切だと強調してきましたし、私のこれまでの

著書でも再三、そう主張してきました。しかし、読書のなかには、こんなふうに

思っているかたもおられるかもしれません。「夢が大事だというのは分かるが、

私の年齢では、夢を追いかけるには、もう遅いのではないか?」

いいえ、夢を追いかけるのに遅すぎるということはありません。というより、

夢を追うことは、人生そのものです。生きている限り、夢を追い続けよ。

私はつねにそう言っています。もし、夢を追うこと自体を完全に諦めてしまう

のなら、問わなければなりません。「あなたは、なんのために生きているので

すか?」と。たしかに年を経るにつれ、思い描く夢の中身は変わってくるでしょ

う。幼い子どものときには、まっ白いキャンバスに一から線を引き始めるように、

自由に夢を描きます。プロ野球の選手になりたい、宇宙飛行士になりたい、カーレー

サーになりたい・・・それがだんだんと大人に近づくにつれて、難しいことだと

わかってきて、目標をより「現実的」なものに下方修正してしまいます。

しかし多くの場合、それは勝手に「自分にとって現実的なのはこれだろう」と

思い込んだにすぎません。あるいは、周りの大人に押しつけられた価値観によって

みずから描いた夢を塗りつぶしてしまったのではないでしょうか。挑むこともせず

ただ他人に「無理だ」と言われたから、なんとなく自分もそう思っているだけでは

ないでしょうか。たとえば、プロ野球選手になりたいという夢を持った子どもが、

小学校から中学、高校と野球漬けの日々を送った末、プロチームの入団テストを

受けたが合格できなかった、というのであれば、それはたしかに、一つの夢が挫折

したといえるでしょう。しかし、子どものときに描いた夢はかなわなかったとして

も、十数年にわたって夢を追って努力し続けた日々が無駄だったか?決して、そう

ではないと思います。夢に向かって努力する過程で、人は磨かれ、成長します。

たとえ、一つの夢が破れたとしても、そうして高められてきた人間性は必ず、

次の新たな夢に向かう力を失うことなく、みずからに内在させているはずです。

抱いた夢をかなえることよりも、夢を追うこと、追い続けること。そのプロセスに

こそ意義があり、価値があるのです。夢がかなうということは、夢を抱き、

追い求めて努力した、その「結果」にすぎません。』


私は、渡邊美樹会長のこの一節に大変救われたような気がしました。

なぜなら、私自身大学卒業と同時に俳優を夢見て、その道を目指し努力してきまし

たが、その結果夢は挫折することとなり、潜在的にそのことが自分の中に負の遺産と

してくすぐっていたのであります。しかし俳優を目指していた時分、私は一時も

忘れず、常に「昼間働いている会社員に負けてなるものか!」という気概と行動で

努力してきたつもりです。そのことが、今の会社員生活にも良い意味で影響されて

いると思いますし、実際そうだと思います。結果も大切だが、そのプロセスが

大事であり、そのことが次なる夢の力になる。すぐに影響され易い私は次なる夢に

向かって、結果を恐れず向かってやろうではないかと決意を新たにするのであります。


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例え育児に疲れても・・・

週末は子供とお風呂に入るのが日課(週課!?)となっている。

今年はゴールディンウィーク、シルバーウィークの長期休暇が続いたことも

影響してか、心なしか子供たちが私になついてきている様に感じる。

私が帰宅したり、布団で休んでいるとそばに駆け寄ってきたり、だっこすると

無償の笑顔を投げ掛けてくれたりする。こっちの心がなごまされ、癒される。

反面、赤ちゃんや乳幼児がグズった時の暴れよう、叫びようは半端じゃない。

こちら親サイド側に心身両面で余裕がなければ本当に過酷であるし、試練である。

全国の児童相談所がまとめた2008年度の『虐待相談件数』は過去最多の4万2662件

だそうで、集計を始めた1990年度から18年連続で増加しているとのこと。

このブログがどれほどの人に読まれているかを考えると、さほどの影響も与えられ

ないことは分かっているが、それでも声を大にして伝えなければいけないことは、

『虐待は絶対にダメだ!』なぜなら『子供はもちろん、自分も不幸になる!』

ある女優の先輩にこんなことを教えられた。

『旦那さんは、子供が産まれたら1歳までは絶対に育児を手伝うこと。そうすれば

奥さんはその時の感謝を一生覚えている。逆に1歳までに育児を手伝わなければ

奥さんは一生そのことに対する不満を持つことになる。』との教訓です。

私も育児の中で、本当にイライラすることもあるし、すさまじい忍耐を強いられる

時がある。お腹が空いているかと思ってミルクをあげても全く飲まなかったり、

兄弟のどちらかがグッスリ寝ている時には1時間以上だっこをする時だってある。

でも、赤ちゃんや乳幼児が泣く原因は必ずある。

時に全く原因が分からない時もあるが、それでも必ず原因はある。

それをひたすら探し求めることが大切であるし、その行為は親(自分自身)の忍耐力

を鍛え、諦めない姿勢は親(自分自身)が人間として成長する機会でもある。

そして人間として成長することで得られる喜びは、子供たちがある時期から

急に自分になついてくれ、無償の笑顔を投げ掛けてくれることである。

人間誰しも自分のことを良い風に思ってくれる人は好きであるし、逆もまたしかり

である。子供や赤ちゃんだって同じであるし、親だってまた同じである。

(25分間中断)

今こうしてブログを書いている間も、下の子が泣き出したので抱っこし、

上の子はウンチをしているので、おむつを替えました。その間、ブログのことは

頭から完全に切り離します。自分のやりたいことや、やっていることを考えると

育児が苦痛になってきます。何か作業をやっている途中に育児をする時は、

とにかく育児を第1優先にすること。そして奥さん(旦那さん)にだけは、

そんな自分の頑張りを小出しにPRしておく必要があります。そうすれば普段育児に

疲れた奥さんでも「この人、仕事も頑張ってるのに、こんなに育児も手伝ってくれ

てるんだから、少しは休ませてあげないと。」となるはずです。そういう風に夫婦で

バランスが取れると自分自身の時間もうまく確保できるものです。もし仮に自分一人

頑張って奥さん(旦那さん)がそういう風にならない時は『選んだ自分が悪い!』と

いうことで、さらなる改心を心がけましょう!(笑)。

とにかく、何が何でも『子供への虐待は絶対にダメである!』

そんなことをする人は、自分自身が『だだっ子のアダルトチルドレン』である

ことを自覚するべきである。


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