2008年01月19日
[パニック障害体験2] パニック障害の治療開始
[パニック障害体験2]
パニック障害の治療開始
当時の私は心療内科へ行くことに強い抵抗感がありました。おそらく私の中に精神科や心療内科に対する強い偏見や先入観があったのだと思います。それから通院している患者さんに対しても差別感情を持っていたのかもしれません。
しかしいくら抵抗感や差別感があろうと、総合病院でひと通り全身の検査をし何の異常もないと診断された上で担当医師から「精神的な病気でしょう」と言われれば、「これ以上苦しみたくはないし、行かざるを得ないよな・・・」という心境にもなり、心療内科で受診する覚悟を決めました。
心療内科の先生にいくつかの個人情報(家族構成、趣味、現在と過去の生活習慣など)と、直前数週間のツライ症状や現在の精神状態を伝えたところ、すぐにパニック障害と診断されました。原因や病名がわかっていなかった期間ものすごく不安だったので、病名がはっきりとわかったときには少しホッとしました。
しかしそれと同時にパニック障害という病名とその症状に聞き覚えがあったことを思い出しました。テレビ・新聞等で、「治療法が確立されていない」「完治するにはかなりの時間を要する」「現代の奇病」といった表現で報道されていたことを思い出したのです。
ホッとしたのも束の間、「やっかいな病気になってしまったな・・・」と少し落ち込みました。
先生に治療期間を聞くと「1年ほどです」と言われ(今考えると「何を根拠に1年?」という感じですが)デパスとドグマチールを処方されました。家に帰りさっそく薬を飲むと、前回書いた症状はすぐに大幅に軽減しました。このときには「ああ、助かった・・・」「死なずに済むんだ・・・」と安堵しました。
しかし、薬を飲めば身体的症状は治まるのですが、精神的症状(イライラ・ソワソワした感覚)はなかなか治まりませんでした。肝心のカウンセリングも一方通行のような感じで、話をしに行くというよりは、ただ薬をもらいに行くだけといった感じでした。
私はもともと他人とコミュニケーションを取るのが苦手な方なので、先生と対面して話をすること自体が大きな負担になっていたのだと思います。先生に対してもなかなか本心を言えないというか、どこか遠慮してしまうところがあって・・・。
治療が上手くいくような雰囲気ではない気がし始め、この病院の治療方針は私には向いていないのかなとも思い始めました。
(冷静に考えればこの病院のやり方が普通なんだと思いますが、似たような経験をされた方はいらっしゃいませんか?)
それでも2年ほどその病院に通いなんとか治そうとしたのですが、上記のようなもどかしい気分が続いたことにより焦りや迷いが出始めました。さらには自分自身を責めることも多くなってしまいました。日に日に気分の波が大きくなって行き、徐々に病気を治す自信がなくなってしまったのです。将来への不安や漠然とした恐怖感も出始めてしまい、「ああ、ここでは(この病院では)治せないのかな・・・」と思うようになりました。(繰り返しになりますが、今ではこの病院の治療方針が必ずしも間違っていたとは思っていません。先生と患者との相性や、カウンセリングのタイミングもあると思いますので。現に今でも定期的にその先生に話を聞いてもらっていますし)
2年ほど経った時点では、体の症状はかなり治まってきていて、気分だけが落ち着かないという状況だったのですが、やはり精神的なマイナス面が体に及ぼす影響はものすごく大きかったようで、ついには吐き気の症状が戻ってきてしまい絶望しました。このように心身ともに悪化していく中で再び死を意識してしまいました。
何かを考えると吐き気がする。吐き気がするとさらに落ち込み、またいろいろと考え込んでしまう。このような悪循環に陥ってしまったので、「このままでは本当にマズイ」と思い、病院を変える決意をしました。
【関連記事】
[パニック障害体験1] パニック障害の発症 パニック発作の始まり
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[パニック障害体験3] 心理療法開始
[パニック障害体験4] 心理療法継続&催眠療法
[パニック障害体験5] 催眠療法&電話カウンセリング
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【心の病】・・・『パニック障害の治療法って・・・?』
【パニック障害克服へ】・・・『「行動する」とは?』
パニック障害の治療開始
当時の私は心療内科へ行くことに強い抵抗感がありました。おそらく私の中に精神科や心療内科に対する強い偏見や先入観があったのだと思います。それから通院している患者さんに対しても差別感情を持っていたのかもしれません。
しかしいくら抵抗感や差別感があろうと、総合病院でひと通り全身の検査をし何の異常もないと診断された上で担当医師から「精神的な病気でしょう」と言われれば、「これ以上苦しみたくはないし、行かざるを得ないよな・・・」という心境にもなり、心療内科で受診する覚悟を決めました。
心療内科の先生にいくつかの個人情報(家族構成、趣味、現在と過去の生活習慣など)と、直前数週間のツライ症状や現在の精神状態を伝えたところ、すぐにパニック障害と診断されました。原因や病名がわかっていなかった期間ものすごく不安だったので、病名がはっきりとわかったときには少しホッとしました。
しかしそれと同時にパニック障害という病名とその症状に聞き覚えがあったことを思い出しました。テレビ・新聞等で、「治療法が確立されていない」「完治するにはかなりの時間を要する」「現代の奇病」といった表現で報道されていたことを思い出したのです。
ホッとしたのも束の間、「やっかいな病気になってしまったな・・・」と少し落ち込みました。
先生に治療期間を聞くと「1年ほどです」と言われ(今考えると「何を根拠に1年?」という感じですが)デパスとドグマチールを処方されました。家に帰りさっそく薬を飲むと、前回書いた症状はすぐに大幅に軽減しました。このときには「ああ、助かった・・・」「死なずに済むんだ・・・」と安堵しました。
しかし、薬を飲めば身体的症状は治まるのですが、精神的症状(イライラ・ソワソワした感覚)はなかなか治まりませんでした。肝心のカウンセリングも一方通行のような感じで、話をしに行くというよりは、ただ薬をもらいに行くだけといった感じでした。
私はもともと他人とコミュニケーションを取るのが苦手な方なので、先生と対面して話をすること自体が大きな負担になっていたのだと思います。先生に対してもなかなか本心を言えないというか、どこか遠慮してしまうところがあって・・・。
治療が上手くいくような雰囲気ではない気がし始め、この病院の治療方針は私には向いていないのかなとも思い始めました。
(冷静に考えればこの病院のやり方が普通なんだと思いますが、似たような経験をされた方はいらっしゃいませんか?)
それでも2年ほどその病院に通いなんとか治そうとしたのですが、上記のようなもどかしい気分が続いたことにより焦りや迷いが出始めました。さらには自分自身を責めることも多くなってしまいました。日に日に気分の波が大きくなって行き、徐々に病気を治す自信がなくなってしまったのです。将来への不安や漠然とした恐怖感も出始めてしまい、「ああ、ここでは(この病院では)治せないのかな・・・」と思うようになりました。(繰り返しになりますが、今ではこの病院の治療方針が必ずしも間違っていたとは思っていません。先生と患者との相性や、カウンセリングのタイミングもあると思いますので。現に今でも定期的にその先生に話を聞いてもらっていますし)
2年ほど経った時点では、体の症状はかなり治まってきていて、気分だけが落ち着かないという状況だったのですが、やはり精神的なマイナス面が体に及ぼす影響はものすごく大きかったようで、ついには吐き気の症状が戻ってきてしまい絶望しました。このように心身ともに悪化していく中で再び死を意識してしまいました。
何かを考えると吐き気がする。吐き気がするとさらに落ち込み、またいろいろと考え込んでしまう。このような悪循環に陥ってしまったので、「このままでは本当にマズイ」と思い、病院を変える決意をしました。
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