映画・文学・エンターチメント

2009年11月17日

クリスマス・キャロル

8aa957b3.jpgコドモのころ読んだ児童文学の中で、クリスマス・キャロルは
キリスト教徒のクリスマスを知った、印象の強い一冊だった。
子供心にも、時代性を越えた、ある種の感動を呼び起こした。

チャールズ・ディケンズが、1884年に発表した。この作品は
仏教徒あるいは、日本古来の八百万の神を信じる土着宗教と
全く異なった宗教世界が、産業革命後の新しい資本主義世界で
どう理解されてきたかが、極めて日常的視点で描かれている。

クリスチャンにとって、クリスマスは特別の日。仏教の慈悲、
日本の「思いやり」と異なる、宗教的な「慈善の日」なのだ。
「金儲け」が全てと考える拝金主義者は、何時の時もいるが
社会思考が「金儲け」の資本主義社会では、別の意味を持つ。

カネを儲けたものだけ「勝ち組」では、社会が成り立たない。
社会蓄積は、社会全体に効率的に配分されなければならない。
生産世界の「富」が、不公平に偏在すれば、社会は崩壊する。
なぜ崩壊するかは、スクルージが慈善家になった理由なのだ。
世界宗教は《教え》を分りやすく絵解きしてみせねばならぬ。

クリスマス・キャロルこそは、百の説法に優る、宗教の教え。
なぜ、キリスト教徒の国で「資本主義」が栄えたのだろうか。
ピューリタニズム。クリスチャンの慈善の秘密がここにある。

ところでこの映画を、川崎109シネマズ IMAX3Dで観てみた。
ただの IMAXより、3D映画のほうが 面白いんじゃないかな?

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2009年10月26日

沈まぬ太陽

沈まぬ太陽山崎豊子原作の同名小説の映画化だが。
映画化の試みは今回が始めてではない。
作品の映画化は、二度ほど挫折してる。

映画を見れば「モデル」は容易に分る。
わざわざ、フィクションと断っている
何かが、映画化を阻んできたのだろう。

これが「単純なフィクション」でないと断る必要もないだろう。映画は
プロトタイプ化されるが。経緯は事実に従っている。モデルは実在する。
ちなみに日航機墜落事故時は、田中派の支持を受けた第二次中曽根内閣。
金丸信が副総理、運輸大臣は三塚博か?事故当時の日航社長は高木養根。
旧関東軍の生き残りで靖国を参拝する、総理に近い黒幕は、瀬島隆三か?
(モデルと役名を対比した「10 倍楽しむ」サイトがあった。)
山崎豊子作品は事実以上に真実が描かれている。映画化が実現したのは、
皮肉なことに。モデルとなったナショナル・フラッグ・キャリアである
『日本航空』の経営危機が、航空行政の焦眉の課題になっていることと
無関係ではない。日航に公的資金を投入しても無駄になる公算が大きく、
政府支援を検討するばかりでなく、民事更生法申請すら検討されている。続きを読む

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2009年10月02日

「空気人形」に息を吹き込む...メタファとしてのセックス

空気人形カンヌ映画祭《ある視点》部門への正式出品映画なのが頷ける。
哲学を内包した業田良家マンガが原作だが、極めて映画的作品。
主人公《空気人形》を演じるのは、韓国の人気女優ペ・デゥナ。
《心》を持ってしまった「人形」という難しい役を良く演じた。

シチュエーションが優れている。ある日。突然、性の「代用品」
空気人形(ダッチワイフ)が、なぜか、生物のように動き出す。
あちこち出歩くうちに、人を好きになり《心》をもってしまう。
「わたしは心をもちました。もってはいけない心をもちました」

人形は、好きな人のいるレンタルビデオ店に勤めるようになり。
その店長に聞かれる。「誰か好きな人いるの?」「...いいえ」。
「わたしは嘘をつきました。心をもったので、嘘をつきました」

もちろん業田良家特有の「現代の寓話」だし「ファンタジー」なので。
不思議の世界のルールに従って、空気人間の「話」は展開するのだが。
《人》とは、なにか?《生or死》とは、なにか?《性》とは、なにか?
哲学的な思考を展開するには《空気人形》のシチュエーションは 秀逸。

心をもった「空気人形」は、空虚な現代を生きる「人間」を描き出す。
是枝裕和作品で業田良家原作。期待値は高いが、ハードルは横に置く。
そもそもが「空気人形」だから。ハードルなんか軽く飛び越す。(笑)

エロチックというよりも、透明感あふれる、幻想的なラブストーリー。
不思議な世界が造り出す《空気》が、観るものに息を吹き込んでくる。
空気人形

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2009年09月02日

20世紀少年(最終章)ー僕らの旗ー

ミソハギとカワセミ時間があったので『20世紀少年(最終章)僕らの旗』を観た。
浦沢直樹の原作『20世紀少年』は 1999年〜に発表されてる。
20世紀少年
映画では、世界中に「新型ウィルスでの細菌テロ」を予言して、
予言を自ら実行した。友民党「ともだち」は狙撃され死んだが。
葬儀の場で「蘇る」ことで、神格化。初代の世界大統領になる。
(これは、顔を隠した「ともだち」ならではの影武者マジック。
たぶん。「生き返った」ぐらいでは『神』にはなれないが。笑)

日本で起きた《予言の実行》。カルト宗教の政治進出というと、
20世紀末。現実に起きた《オウム真理教事件》が想起される。

オウム事件に先駆け。浦沢直樹が影響を受けた『AKIRA』作者
大友克洋は1954年生まれ。浦沢直樹は1960年生まれ、だから。
麻原彰晃の1955年生まれ。上祐史裕の1960年生まれと重なる。

今回の総選挙で「幸福実現党」から 全国で信者を立候補させた、
「幸福の科学」大川隆法(中川隆)が 生まれたのも1956年とか。
オウム同様「幸福の科学=幸福実現党」も 全員落選の「赤っ恥」
お願いだから挫折感で「核兵器テロ」とかに走らないでね(笑)

もっとも タモガミ程度の核兵器認識だと「放射能で死ぬ」けど。
日本で一番《平和ボケ》してるのが 自衛隊幹部とバカウヨクだ。
戦争ごっこじゃないんだぜ(笑)食料とエネルギーはどうする?
実際の現場を持ってる、自衛隊ぐらいはボケてないかと思ったら
自衛隊幹部もボケだと、タモガミ元幕僚長が 全国に晒している。

産經新聞に、大川恭子と田母神俊雄の対談が「意見広告」で掲載。
内容は、拉致被害者を取り返しに、レンジャー部隊を送れだとか。
核兵器を持てば、大国になるとか。北のショウグン様と同じ(笑)

軍事力で世界 No.1のアメリカがアメリカ人記者を取り返すのに、
クリントン元大統領の派遣で奪回した事実を、どう考えるのかね?続きを読む

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2009年07月02日

THE WRESTLER (レスラー)

5fc6f323.jpg既に、2008年のヴェネチア映画祭・金獅子賞を受賞し、
アカデミー賞にノミネートされた。後世に残る「名作」。
ミッキー・ローク主演の「プロレス」映画ということで
老いた主人公《ランディ》とミッキーロークがダブルが。
もっとダブったのが、先日(6月13日)起きたばかりの
《ノア》社長 兼 選手の 三沢光晴さんの死亡事故だった。
三沢光晴

ボクシング経験者である、ミッキー自身が言うように、
ボクシングや、他の格闘技とプロレスは、全く別もの。

基本的に打撃系の格闘技(ボクシング、空手)などと
接触系の格闘技(レスリング、相撲、柔道...)などは
「技の系譜」が違うけど、それ以上に《プロ》として
興行的「格闘技ショー」的要素が、プロレスにはある。

エンターティメントとして、相手の技を「受けきる」
プロレスを《八百長》とする向きもあるが当たらない。
強いて言うなら「八百長」じゃなく「ヤラセ」だろう。
演出をしない興行、エンターティメントはないだろう。

「演出」を可能にするのは。極限まで鍛えた肉体だし。
三沢の《死》は、社長としての責任感からの悲劇だと
信じたいし。この映画のラストシーンの先にあるのは、
自分の《居場所》を見付けた男が辿り着いた頂だろう。

孔子は「朝に道をきけば、夕べに死すとも可なり」と、
もし道が「いきろ!」ってことなら、どうすんのかね?



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2009年05月06日

グラン・トリノ

04fb2c2c.jpgその気になれば、それだけで充分な映画のテーマになる
アメリカ社会の諸問題が、全編に散りばめられているが、
クリント・イーストウッドは、よくこれだけクセのある
材料ばかり集めて、かなり上質のエンターティメントに、
仕立て上げたものだと感心する。グラン・トリノ

朝鮮戦争・ベトナム戦争・人種/移民問題・宗教の本質・
貧富の差・プアーホワイト・自動車産業不況・不治の病・
老齢介護・教育問題・暴力と行われない正義..などなど。

筋立ては、日本人には「馴染み」がある。我慢を重ねて
「堪忍袋」の尾が切れ「空手チョップ」をふるう力道山。
貧しい農民の依頼を引き受けて、野武士と戦う7人の侍。
慎ましく、健気な、市井の人々に、悪業の限りをつくす、
悪徳ヤクザを倒すため、一身に責任を背負って殴り込む
「健さん」だったり。欧米とは違った、予定調和がある。




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2009年05月02日

スラムドッグ&ミリオネア

2ae9458a.jpg今年度のアカデミー賞8部門を制覇した、
文句なしに「今年度 No.1 の映画」だが。
万華鏡の煌めきにも似た、多様な横顔を
この映画を観る人々に、示すことだろう。

ある人には、珠玉のエンターティメント。
ある人には、ピュアなラブ・ストーリー。
観ようによっては、ピカレスク映画だし、
インドの現実を切り取る、社会派映画だ。
劣悪な環境にめげぬ「希望の映画」にも、
現代インド「千夜一夜物語」にも思える。
スラムドッグ&ミリオネア
日本でも、何十年か前。貧しさと復興の
混沌社会に、人が生きていた頃があった。

学校も出ていない「スラムの野良犬」が。インド版「みのもんた」
司会の一攫千金クイズ番組《ミリオネア》で、あと一問の正解で、
最高額の賞金(続きは来週...)を得るところから、映画は始まる。

インドみのもんたは「インチキに違いない」と警察に逮捕させる。
学校にも行ってない無知無教養な青年が、なぜ正解を知っている?
インド紙幣の図柄すら知らずに、なぜ高額ドル紙幣を知っている?

拷問を受け尋問に答える青年ジャマールは。知識は《経験》だと
改めて思い出させてくれる。「母を失った」宗教対立の、相手の
神サマの手にあったものを「知っている」ことは、母の死の記憶。

スラム街で孤児になった兄サリームとジャマールが、同じ孤児の
女の子ラティカと、3銃士に準えて、寄り添って生きてきたこと。
インドの「闇社会」の中で、3人が離ればなれになっていくこと。
スラムで、闇社会で、生きるため必死だった 幼い兄弟+女の子の、
不幸な経験こそが「知識の源」だと、次第に明らかにされていく。
すべて「運命」というよりは「夢は、諦めなければ...」の筋立て。
ジャマールは、なぜクイズ番組に出たか?最後の正解は出るのか?

まさか「小さいとき肥溜めに落ちた彼は、恋に落ちる運命だった。
そして、ウンがついた」とか,ダジャレでは、ないよね?(^w^)


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2009年04月02日

「マーリー」 世界一おバカな犬が教えてくれたこと

694fdc7e.jpgなにも「悲劇」なんか、起こらない。
それどころか、世界一オバカなイヌ
(たぶん世界中どこにでもいる)の
「やっちまった喜劇」で満ちている。

「マーリー」公式サイト

イヌを飼ったことのある人には「あぁ、そぅそぅ」多かれ少なかれ、
似たような経験はあるもので。作り物じゃない「笑い声」が溢れる。

きっと、あの笑い声は(アイツのいた頃は 面白かったな。ウチのは
” マーリー” より × × だけど。似たような犬と家族がいるもんだ... )
...と、思ってるに違いない。みんな イヌだから、似てるさ。 ^w^)

「笑い」は、人間社会では《予期してた行動とのずれ》から生じる。
(普通に歩いていて、突然、転ぶのが「笑い」の基本的パターン。)
マーリーはイヌだから、行動のずれどころか「イヌ行動」だが(笑)

何一つ「悲劇」は起こらない。なのに。いくら「喜劇」ばかりでも。
来るべきものは来るのだ。大変で、でも楽しくて、幸せな日々にも、
終わりは来る。今、満開の桜の花も散るし、いつか「別れ」は来る。

大切な家族たちと一緒に「生きた」日々は。こんなにも笑いに満ち、
こんなにも楽しくて、色んなことがあって、大変で、うんと幸せで、
ちょっと哀しい。だから大切な時間だったと,改めて教えてくれる。

(でも、何でも食べちゃうマーリーって、まるで。アイツだな。笑)

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2009年03月02日

たまには,酷評。

46a2f3f0.jpgバカデミー賞受賞作品《エリートヤンキー三郎》を見た。
こんな「ご時世」だから。せめて映画では、頭空っぽで、
笑おうと思ったんだけど。。つまらん!笑い声も出ない。

「ギャグ漫画」の実写版映画でも、最低限「映画」だぜ!
単純に「マンガを映像に移し替えた」のでは、意味なし。

いちいち、ナレーションで説明し。特殊メークで忠実に
マンガのキャラを模倣する。それが、ギャグ映画作りに、
どんな意味があるの?まるで、学生の卒業記念制作映画。

こないだの《少年メリケンサック》が面白かっただけに、
「少年メリケンサック」を観れば,面白いの差は分る)
アクビすらもでない。隣りのバカップルが動かないので、
結局エンドロールまでいた。あぁ、つまらなかった。。。

口直しに《007...》を観たが。ハリウッド映画凋落の
理由が分っただけ。場面転換は激しいが、人間がいない。

安易に人を殺すのは,ボンドじゃなく,映画監督だろう。
「人殺し」がセンセーションなのは、真っ当な価値観が
前提にあるから。飛行機から落ち,高層建築から落ちて、
それでも、生きていられる人は,もう人間じゃない(笑)
復讐のため、過剰に人を殺すのは、アフガンとイラクで
もうたくさんだろう。映画は、殺人ゲームじゃないんだ。

これじゃ。日本映画の《おくりびと》が満員になる訳だ。
高度なCGや、凝った特殊メーク、大掛かりなセットに、
カネを使わなくたって。良い本と役者で、映画は撮れる。

表現技術が進歩し、映像が「リアル」になればなるほど、
何をどう表現するかで出来が決まる。「笑い」は難しい。
「アクション」でも難しいけど、これほどの差はでない。

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2009年02月24日

「おくりびと」アカデミー外国語映画賞受賞。

日本映画「おくりびと」が、アカデミー外国語映画賞を受賞した。アニメじゃない日本映画の
「アカデミー賞」受賞は、前身のアカデミー名誉賞が「外国語映画賞」になってから初めて。
「おくりびと」を映画化に導いたのは主演の本木雅弘。15年ずっと映画化企画を温めていた。
おくりびと
アカデミー短編アニメ部門も《La Maison en Petits Cubes》邦題「つみきのいえ」が受賞し、
日本映画は《La Maison en ...》「つみきのいえ」《Departures》「おくりびと」ダブル受賞。


滝田洋二郎監督作品。本木雅弘と広末涼子が主演夫婦。本木演じる主人公はチェロ奏者だが,
楽団が解散。職を失い家が残る故郷山形の庄内に帰る。(あの世への)「旅のお手伝い」を、
旅行社の添乗員と勘違いして。成り行きで《納棺師》となった主人公だが、亡くなった人を
美しく送る納棺師として、死と向き合う日々に意義を見出す。しかし、死を《穢れ》とする、
妻や世間の意識とは軋轢が生じる。亡くなった峰岸徹が、主人公の父親の役で出演。それも
長年消息不明で、複雑な感情を抱く、父親役で出演してる。主人公に「亡くなった」通知が
来て「送られる」という、物語を締める、重要なポイント。この作品が、峰岸の遺作だった。
峰岸徹さん死去
スクリーンにいる峰岸さんが、実は亡くなっている。滝田監督も,本木、広末など出演者も
いずれ死ぬ。多分、長く生きると、何度も「人を送る」ことになる。

良い作品だが、評論するのは難しいだろう。味わうべき作品と思う。美味い料理を食べると,
誰も寡黙になる。批評が難しいのは、それぞれの想いが《重なる》からだろう。それぞれの
大事な人を「送った」ことを思い出す。《亡骸=遺体》を尊重するのは日本人の特性だろう。続きを読む

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2009年02月16日

少年メリケンサック

トーホォーの日(14日)なので,¥1000で映画を観た。
アツ姫って。けっこう、すげー コメディエンヌ だった。
まぁ,クドカンの監督・脚本が、面白いんだろうけどね。
少年メリケンサック
ところで「パンク」って。。


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2009年02月12日

MAMMA MIA!

メジロこれは、エーゲ海の風が運ぶ、ハッピーエンド。
楽しい映画だけど。リアルに置き換えてみると、
かなり深刻な「生き方の問題」を提起している。

日本だったら、父親の分らない娘というだけで。
風土的に《明るいミュージカル》にはならない。
母と娘が、生き抜くため積み重ねた、世間との
葛藤の日々が《演歌的》に透けて見えてしまう。

ギリシアにだって,母子家庭・父なし子の悩みは
あるだろうが。アバのヒット曲・ラテンのノリが
地中海の太陽のように。前向きに、明るく楽しく
生きるエネルギーに「変換してしまう」ようだ。

愛するとは?人生を楽しむとは? 母 娘 父って?
シリアスさを、さらっと背景に押しやったのは、
誰でも、一つや二つ「愛の物語」を持つからか?
笑っちゃうけど、なぜだか、涙が滲み出てくる。
MAMMA MIA!
全ての マンマが、老いも若きも 《生》を楽しむ。
世界を作るのは、母の強さだ!マンマ ミーア!


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2009年02月02日

《感染列島》

95c8fe9b.jpg「感染列島」を観た。「20世紀少年・part2」も観たけど
20世紀少年は。20世紀末のオウム事件などのリアリティ。
同じ《ウイルス》と《ともだち》という、キーワードで、
何を描くかで。三部作の真ん中という「20世紀少年」より
「感染列島」に,より周到な《リアリティー》を感じた。
感染列島

実際に「新型インフルエンザ」の他に「エボラ出血熱」や
「エイズ」など、本来《風土病の原因だったウイルス》が
なぜ、世界に飛び出したか?何が問題か?どうすべきか?
煽動的なマスコミや、非科学的な《世論》の問題も含め、
考えさせられる。これは,一皮下の「今の現実」なのだ。
以下、ストーリーの概略。ネタバレ含む。続きを読む

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2009年01月15日

Che!PART1(28歳の革命)

はあと理不尽な《圧政》に抵抗する、方法論は2つに分れる。
穏健派・キング牧師の道と,武闘派・マルコムXの道。
古代中国なら尭・舜の《王道》と、始皇帝の《覇道》。
しかしながら、穏健派が権力を手にするのは稀だろう。
非暴力・不服従運動のガンジーのインドを数えるだけ。
続きを読む

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2009年01月11日

Kー20 怪人二十面相伝

1719a3ff.jpgかの江戸川乱歩が産み出した,世紀の怪盗《二十面相》
原作は江戸川乱歩ではなくリスペクト。二十面相・伝。
オタク的な《二十面相研究》と言うべきものか?(笑)
佐藤嗣麻子の監督・脚本で,大冒険活劇に仕上がった。
K20 ― 怪人二十面相・伝

核になる発想は、実は二十面相ファンにはポピュラー。
しかし、戦後日本を舞台にした二十面相とは全く別物。
この話は、パラレルワールドにいる怪人二十面相・伝。

・・・真珠湾攻撃直前。戦争を回避した大日本帝国の
架空の首都《帝都》。貴族と平民の格差社会が進行し、
荒んだ階級社会が生んだ《怪盗》の物語という設定だ。

怪人二十面相の由来とも、昭和30年代のノスタルジー、
個人的には「三丁目の夕日」と言うよりは、。むしろ。
大伴克洋アニメ「スチームボーイ」のレトロを感じた。
スチームボーイ
人によっては「007/ジェームス・ボンド」だったり、
バットマンやスパイダーマンのアメコミを連想したり。
インディ・ジョーンズや、ジャッキー・チェンかも、。

江戸川乱歩・リスペクトとして、奇想天外,大胆不敵、
奇々怪々。充分、昭和30年代のレトロ風味をまぶした
楽しい娯楽アクション作品に、リメークしたといえる。




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2008年12月19日

CGは、すごいんだけどね。

d625a38b.jpg毎月14日(トーホォーの日)と19日(トウキュウの日)は
映画が安い。1日(映画の日)10日(東宝映画10周年)を
加え、安くなる日は思った以上に多い。空き時間を利用し、
「ウォーリー」と「地球が静止する日」を観た。

ラジオ番組で立川志らくは「ウォーリー」を評し「CGは、
すごいけど..」と言っていたが。この評は「ウォーリー」より
むしろ「地球が静止する日」に、当てはまるだろうと思う。

ウォーリーは、ディズニーにしては面白いと(私は)思う。
シナリオが良くできてる。最近の親離れ・子離れできない
ディズニー家族主義作品より、よっぽどましだと思うけど。
Wall(e)・ウォーリー

「地球が静止...」は、明らかに,過去幾つもあった「この手の映画」の焼き直し。
CGですごく見せるけど。アイディアも、ストーリーも、結末も、凡庸だろう。
地球が静止する日

志らくに限らず、映画に造詣が深く思い入れがあり過ぎると、昔の名作評になり、
目前の映画評になってない。挿入歌で過去作品を連想しての比較、評価が妥当か?
類似映画には、ある程度の「比較」が付きものだが、別作品の評価として疑問だ。

評価は、知識による蘊蓄ではなく,あくまでも、鑑賞したものを感性でするもの。
評価者の蘊蓄は鑑賞の妨げにはならないが、蓄積が感性に反映する範囲でのこと。
感性が蓄積を呼び起こすのでなく、蘊蓄が感性を抑圧するのでは本末転倒だろう。


話は違うが,なんでこうも、映画監督たちは、地球を破壊するんだろうね?(笑)
たくさんあるけど、ストーリはどこか似ている。ネタは尽きてるんじゃない?

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2008年11月20日

パコと不思議な絵本

c26f8702.jpgもうすぐ終了というので、見に行った。
やっぱりラストは、余計ではないかな?
それ以前に「泣き所」は出来ているし。
ストーリー的にも、なくても完結する。
どうやら、中島監督はクソジジイだ(笑)

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2008年11月02日

赤壁(レッドクリフ)

dd88ec35.jpgジョン・ウー(呉宇森)監督の「赤壁・レッドクリフ」。
魏 vs 呉&蜀の「赤壁の戦い」を前後編に分けたものだが、
(赤壁の戦いでは、実は「蜀」は、まだ存在していない)
レッドクリフ
「三国志演義」中の「赤壁の戦いだけ」を描いたもので、
宣伝文句でいうような「三国志の完全映画化」ではない。

《赤壁》だけだと、三国志「前史」みたいなものだから、
蜀の五虎将軍(関羽・張飛・超雲・黄忠・馬超)のうち
(軍師・諸葛孔明を別に)関羽・張飛・超雲しかいない。
魏の曹操旗下の将軍たちも、細かくは描かれてはいない。
呉の孫権の陣営も、孫権の妹や主役の周瑜とその妻小喬。
呉蜀連合の立役者・魯粛など少数だ。まぁ、映画だから。
ストーリー展開に関係するものに絞り込むのは当たり前。

それにしても「赤壁の戦」は208年。1800年前と言えば
日本は《弥生》時代。もちろん日本列島に住人はいたが、
まだ統一国家のカゲもカタチもない。卑弥呼の登場する
魏志倭人伝にある日本の諸国は、部族社会と考えられる。続きを読む

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2008年10月13日

名優たち逝く

879e31bc.jpg5日に亡くなった緒形拳さん。11日に峰岸徹さんも逝った。
緒形拳・公式サイト 
峰岸徹・公式サイト
緒形さんは、肝臓ガン。峰岸さんは、肺ガンだったという。
緒形さんは、亡くなる直前まで、仕事を続けられていたし。
峰岸さんは、トライアスロンで有名なスポーツマンだった。
元気そうだったが、ともにガン告知され、闘病を続けてた。

誰でもいずれ、この世からいなくなることは決まっている。
それぞれが、どう生きるべきかは、ぞれぞれの問題だろう。
それぞれの生き方が、評価されても、無名のまま死んでも、
三途の川の向こうには、カネも、勲章も、持って行けない。
しかし、彼らの与えた感動は、人の心に生き続ける。合掌。

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2008年10月12日

容疑者 X の献身

eab3392a.jpg東野圭吾原作の、正統派の推理小説が原作だから
映画のそこら中に「伏線」が張り巡らされている。
コロンボ型の作りで、最初から犯人が分かってる。
探偵(湯川)が、どう追いつめるのか。容疑者が、
追求をどうかわすのかが、普通なら見どころだが。
この映画は、永遠に分らない《i》の問題の解法。
容疑者Xの献身
「得られない愛=愛されない自分」を受け入れず、
自己中心的に「つきまとい」続け、拒否されると
殺人=無理心中も正当化するのがストーカーなら。
愛されていなくても「君のためなら死ねる」のが、
岩清水くん...にゃ。「Xの献身」殉愛なんだろう。

まぁ。おそらく誰でも、容疑者Xが、どうするか
最期のシーンは、予想はつく。いや、予感はある。
別に《天才》じゃなくても「伏線」は見抜けるし、
2重3重4重に、逆転が用意されてるトリックも、
推理小説に慣れている人なら、おそらく見破れる。

ところで、話は変わるが。ガリレオこと湯川学の
口癖である「論理的」とは、なんのことだろうか?続きを読む

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2008年09月20日

闇の子供たち

3b379b90.jpg映画を観てから、原作である梁石日の本を読んでいる。
本を読んでから、映画を観たほうが良いかもしれない。
映画で「何で?」と思う、幾つかにも、合点がいった。
深刻な問題だが、ちょっと「映画の言葉」が足らない。
闇の子供たち
ついでに永江朗氏の「解説」の経済観も同意できない。
>もっというなら、自分たちが享受している豊かさ(略)
>には、どこかインチキなものがある 感じていた(略)
>日本人の汗と涙だけで手に入れたものではなく。(略)
>東アジアの人々の流血によって得たものだと感じて
>いた。自分たちが 物質的に豊かになればなるほど、
>貧しい人々はますます貧しくなるり、悲惨な人々は
>ますます悲惨になって行くと感じていた。(以下略)

世界の「富のパイ」が決まっているわけではないのだ。
豊かな国々が豊かさを享受する反面に、貧困や悲惨が
あるのは事実だし。日本に経済復興の陰に朝鮮戦争や
ベトナム戦争があったのも事実だが、しかし。貧困や
悲惨さが生まれるのは、豊かな国々が、経済のパイを
「独占する」からではないのだ。以前の途上国。中国
・ロシア・ブラジル・インドを見るがいい。中進国は
豊かになりつつあるが、誰の富を奪ったというのか?
先進国が貧しくなった?最貧国がもっと貧しくなった?

《経済》は「椅子とりゲーム」でも「賭博」でもない。
ここでも、バブル以来の《賭博》経済学が、顔を出す。
経済に勝ち負けはない。商品が売れれば、金が儲かり。
商品を買えば、今までない、生活の豊かさが手に入る。
商品の売買は、カネを儲けるだけの投機ではないのだ。

問題は、働くことで産み出される富《余剰》の搾取だ。
富の仕組みが分からないと、貧しい国は貧しいままだ。続きを読む

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2008年08月11日

スカイ・クロラ

スカイ・クロラ押井守監督「スカイ・クロラ 」( The sky crawlers ) を観た。
ストーリーは、平和を守るための疑似戦争を請け負う会社の
死なない《永遠の子供・キルドレ》戦闘機パイロット物語。

キルドレは、永遠に終わらない戦争を、真剣に遂行する。
終わらない命の、終わらない戦争の、終わらないゲーム。
「スカイ・クロラ」直訳すれば《空飛ぶ爬虫類》になる。
否応なく生き続け、戦争の圏外に居続けることが、理想?

《キルドレ》のコドモ・パイロットは「チィチャー」とよぶ
「戦争を終わらせない」ためのバランサーとして存在してる
オトナ・パイロットに、撃ち落とされて「転生する」運命。
人類が追い求めた《不老不死》が《平和》が本当の幸せか?

いいかえれば、唯一の、かけがえのない「生命」への疑問。
この作品の問いかける《疑問》は、あり得ない疑問だろう。
《存在の前提》を疑っては、その《存在自体》が崩壊する。
そうではなくて《存在への疑問》が、ここでの疑問だろう。

が。押井守作品は、いつも「社会の気分」を鋭く切り取る。
ゲーム世界に似た、この物語は「通り魔・自殺」が横行する
《現在の日本》が抱える問題を暗示してるようにも思える。

自分が死にたいから、無関係の人を殺して、死刑を求める?
なぜ自分で死なないのか?不条理な論理を反映するように
決して、死なない(=死ねない)という、コドモのままの
《キルドレ》は、私を殺すか? おまえが死ぬか? と 迫る。
あり得ない世界の、あり得ない疑問に、囚われている人々。

架空世界で、人を撃ち殺しても、生きることにはならない。
真剣に、ゲームすればするほど、生きることとは遠くなる。
現実に、あり得ないファンタジーだからこそ、傷を癒せる。
・・・いや《存在への疑問》は、深くなっていくだけだが、
・・・有り得ないということに、気づくしかないんだよ。。


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2008年08月02日

みんな。だあ〜いすき!《崖の上のポニョ》

bd5ce4bb.jpg夏休みだから、映画館には小さい子供たちがたくさんいる。
宮崎アニメが「子供の目線で作られている」と、実感した。
ポニョが「わぁ!」と喜ぶと「すっご〜い!」と声がする。
どこからか ♪ぽ〜にょ、ぽ〜にょ、ぽにょ〜♪ と 歌声が。
かって宮沢賢治は、子供たちに新しく作った童話を語って
反応を見ながら、童話を完成させたという話を思い出した。

金魚がなぜ海にいるの? 海の金魚に水道水? 金魚はハムが好き?
理屈に合わなくても、まったく、そんなのカンケーねー(^古^)

これは「おはなし」。子供のころ、毎日起きてた「魔法」の世界。
子供は、ポニョになって、ソウスケになって、冒険を楽しむだけ。
海の素晴しさ、怖さ。自然の美しさ。人間の優しさ。エトセトラ。
はらはら。どきどき。いっしょに怯えたり。驚いたり。喜んだり。

ぽにょ、だぁいすき!そうすけ、だぁいすき!まま、だぁいすき!

子供の頃の世界には、何が起きても、なにも不思議じゃなかった。
「おななし」は。もともと、そういうものだったような気がする。
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2008年06月02日

1980《光州5・18》&《チャーリー・ウィルソンズ・ウォー》

0e757b4c.jpgここに「世界が知らない歴史の真実」をうたう映画が二つ。
一つは「政府の情報操作」で。一つは「極秘作戦」ゆえ。

南北対立下韓国。軍事政権内部の争いで朴正煕大統領暗殺、
全斗煥戒厳令司令部軍事独裁政権で起きた、光州5・18。

ソ連アフガン侵攻を受け、反ソゲリラに武器供与を続けた
美女軍団チャーリーズ・エンジェルを率いるテキサス選出
反共下院議員チャーリー・ウイルソンの極秘予算獲得裏話。

ともに1980年世界を描いている「偶然の符合」に注目したい。
映画としては、光州に星一つ半かな。チャーリーはゼロ(笑)
映画《光州 5・18》は 近現代史の証言として価値はあるが
《チャーリー・ウイルソン..》は、半端なコメディに終わった。続きを読む

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2008年03月31日

カオス。。。カオス。。カオス。

01322c30.jpgアニー・リーボヴィッツを知っているだろうか?
有名な女流写真家の、彼女の名は知らなくても、
射殺される数時間前。全裸のジョン・レノンが、
着衣のオノ・ヨーコに、しがみついている写真。
あのポートレイトなら、知ってるかもしれない。

あるいは世界中に「母性」論争を巻き起こした
雑誌の表紙を飾った、妊娠中のデミ・ムーアの
美しいヌード写真まら、記憶に残っているかも。

ポートレート・フォトグラファーとして成功した
リーボヴィッツの「レンズの向うの人生」とは?

『アニー・リーボーヴィッツ』3/15〜4/4)は
恵比寿ガーデンプレイス・写真美術館で上映中。
その後の上映予定は。アニー・リーボヴィッツ

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2008年03月01日

ライラの冒険【黄金の羅針盤】

7a03eb2f.jpg取り立てて、観たい映画はなかったのだが、
なぜか「確定申告」から、逃げ回るために。
「ライラの冒険・黄金の羅針盤」を、観た。
http://daemon.gyao.jp/?cid=ss_lyra2_100001_google

感想は、映画というより「凝ったCG」の、
ロールプレイイング・ゲームのようだった。
例えば「ファイナルファンタジーシリーズを
遊んでいるような感じ」だと、思えばいい。
アンテークな(やや「アールヌーボー風」)
世界が、天野喜孝の美術世界を連想させる。

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2008年02月11日

チーム・バチスタの栄光(上・下)

バレンタイン
断っておくが、これは書評である。
(書評にはなってないけど。笑)
映画は、読み終わってから観るし、
映画化作品だが、映画評ではない。

映画化によって「平積み」された
本が面白そうなので、買ってから
文庫本(上・下)を3日で読んだ。
買ったのが夕方だから、実質2日。

1日1冊。文庫本なので、どこでも
読めたからだが、目を悪くしてから、
早い。エンターティメント小説だが
医療現場の描写は、リアルでもある。
何より、原作は犯罪者の心理捜査だ。

殺人は、いつも狂気。現実の殺人も
常人に理解できない狂気が、傍らに
常に存在すると、繰り返し伝えてる。

小説が、人間の真実を描き出す手段なら
現代における「殺人動機」は。古典的な
利害や怨恨のみでは、リアリティを失う。
ならば、潜む狂気を探りだすのも、探偵。

追記(映画も観たので、映画評も少し)続きを読む

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2008年01月10日

マリと子犬の物語

51e458a2.jpg予告編から、これは「涙を誘う」と宣言しているし、
「子供と動物には勝てない」のが、映画の常識だし。
まだ、記憶に新しい「新潟中越地震の実話」だしね。
予想どおりというか。予想よりソフトな出来だった。
子供連れとか、泣いて「浄化する」には、良いかも。

この地震で、大きな被害を受け、村全体が非難した山古志村に
崩落した家から、家族を救出しながらも「置きざり」にされた
母犬マリーと子犬グー・チョキ・パー。「展開が見える」が。
「そんなの、カンケイネー!!!おっぱっぴー!」なの(笑)

ストーリーから子供も観るだろうし。地震の記憶も新しいし。
描き方も、ソフトフォーカスになるのは、やむを得ないのか?
でもな。べつに「地震の怖さを描きたい」んじゃないだろう?
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2007年12月03日

B級、ハシゴ

661bdeab.jpgちょっと。親戚内の問題で、気分悪いことがあったので。
「映画の日」にかこつけて,B級映画で憂さ晴らしした。
『九転十起の男 3』>『エクスクロス』>『椿三十郎』

近代日本の実業家・浅野総一郎を描く『九転十起の男』。
松沢成文・神奈川県知事が(神奈川県知事)役で出たり、
阿部孝夫・川崎市長が(造船会社重役)役で出演してる
学芸会的映画(^w^)。母校の創設者だから観たけど。
興味があったのは,あの時代・浅野の事業欲の源泉だが。
・・描けてないね。営業優先のキャステングがあざとい。

続いて”ホラー”という「XX(エクスクロス)」を観た。
XX
ハッキリいって,これは ”コメディー” です!(^笑^)
かなり気分は収まったが。ついでなので椿三十郎も観た。

「黒沢映画」と比較しちゃなんだが。やはりB級ですな。
かっての名作って、もう「シナリオ」がわかってるんで。
リスペクト映画といっても、作るのが難しいんだろうな。
椿三十郎
ところで、森田監督の<椿三十郎>って、黒沢のB級化?
より娯楽性が強いし、キャスティングも「受け」が良い。

しかし、織田三十郎とXX小沢真珠が戦うと小沢が強い?



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2007年11月15日

カルラのリスト

カルラ” 人を一人殺せば、人殺しだが。
何万人も殺したら「英雄」だ ”
戦争指導者が何万人も殺しても
「罪に問われない」ことをさし、
こう(思われ)言われることが
多いが。これは、間違っている。

戦争に勝てば裁かれないが、敗者は戦争犯罪人として、裁かれる。
これは歴史的事実で、東京裁判を出すまでもなく、関ヶ原の敗将
石田三成は、奸臣・犯罪者として六条河原で、クビを晒している。

最近ではアメリカに戦争を仕掛けられたフセインが死刑になった。
「勝者が敗者を裁く=東京裁判」を批判しているウヨク(例えば
安倍シンゾーなんか)は、フセイン裁判でアメリカに抗議しない。

抗議どころか、勝者に媚を売り、インド洋上に海上自衛隊営業の
”ガソリンスンド”を作って、アメリカ主導のイラク・アフガンを
睨んだ艦隊にする燃料補給を、唯一の「国際貢献」とのたまった。

アメリカじゃ「国際貢献」どころか、日本が燃料補給をヤメても、
申し訳程度の「紙面の片隅の新聞記事になる」程度の扱いだとか。続きを読む

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2007年10月01日

「幸せのレシピ」&「めがね」

ゼタ=ジョーンズ検査の数値は,多少ひっかかったけど。
「正常の範囲」と、いうことになった。
膝は,関節炎かもしれないので,形成。
まずいな。ということで、映画を観た。

検査前に「幸せのレシピ」を観たから、
そのまま、帰るつもりだったんだけど。
予定外に遅くなったので素直に帰らず、
続きを読む

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2007年09月17日

終わり方が、どうであれ。

b0d9ba66.jpgHERO。木村拓哉・主演。松たか子。松本幸四郎。
イ・ビョンホン。森田正義。他「HERO」俳優陣。

6年ぶりに,久利生公平が東京地検に帰ってきた。
離婚裁判を抱える、仲間の担当事件を引き継いだ。
被告は自供しており,簡単な事件のはずだった。。
ところが、疑獄事件と絡み、一転、注目の事件に。

写真は、鎌倉の裁判所横の、廃止された検察施設。
終わり方では、こんなとこに、飛ばされてたかも。





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2007年09月03日

最近、観た映画

こないだの映画の日に、エヴァンゲリヲン・新劇場版《序》を見た。
(この後《破》《急》と続くのか?)ご存知《エヴァ》の新作。
ギンヤンマ
http://www.evangelion.co.jp/index.html 
庵野秀明監督作品。アニメオタクがいっぱい(^笑^)
そういう私もそうだけど。寝が足りないせいか。
新味がないからか、アクビがけっこう出た。

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2007年08月02日

ラタトゥーユ・・・「レミーのおいしいレストラン」

ラタトゥーユファンタジーだから、あらゆることが、あり得る。
夢の中と同じように、どんなことでも起こりうる。
まして。ミッキーマウスがシンボルのヂィズニー。
「ネズミ」が天才シェフでも,驚くことじゃない。
大人はネズミ(=不潔)という固定観念があって、
ネズミのシェフに「抵抗がない」とはいえないが、
ratatouille(rat a too ee)の コトバ遊びだろう。
http://disney.go.com/disneypictures/ratatouille/

もっとも「ラット」(大型ネズミ=ドブネズミ・クマネズミ)は、
犬が追うネズミなので。猫が捕まえる「マウス」とは区別される。
マウスは(小型ネズミ=ハツカネズミ)で、ラットじゃないとか。
日本語のネズミは、ラット&マウス両方を指し、区別していない。

《レミーの美味しいレストラン》で、かなり重要な料理になるのが
ラタトゥーユ。代表的な洋風野菜料理。野菜の「煮込み」というと、
これ(ラタトゥーユ)なんだが。レミー風。食べてみたいな。。。

・・・ということで。「見た目」・・・らしいものを作ってみた。
う〜ん。野菜を「並べる」には、一緒に煮込むわけにはいかない。

夏野菜ニンニク,タマネギを微塵切りして炒め、
トマトと煮込んでおく。別にズッキーニ、
パプリカ、ナス、カボチャなど、夏野菜
スライスを加熱し。ニンニク・タマネギ・
トマトのスープで煮る。「レミー風」は
きれいに並べ、スープを煮詰めてかける。続きを読む

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2007年07月02日

ゾディアック




劇場形犯罪のハシリとして、犯罪史上に残るゾディアック事件。
日本の酒鬼薔薇事件でも、奇妙なマークが使われ、挑戦状など
類似点も多く、あるいは、ゾディアック事件の模倣とも思える。

ゾディアック事件では「筆跡鑑定」で容疑者が「別人」とされ、
状況証拠では、有力な「容疑者」が逮捕されずに、死亡したが、
酒鬼薔薇事件では「筆跡鑑定で別人」の少年Aが犯人とされた。

私の「映画評価の仕方」として「あくびが何回でたか」がある。
映画「ゾディアック」は、2時間を越える、長編映画なのだが、
「あくびは一回も出なかった」。従って「あくび0」の高評価。

(ちなみに、この映画の前に、松本人志の「大日本人」を見た。
時間があったからだが、あくびが4回もでた。「あくび4」は、
評価が低いね。松本の「笑」は、多分「映画向き」じゃない。)


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2007年06月12日

「ゲドを読む」を読む

ジブリの宣伝用フリーブック「ゲドを読む」。
糸井重里(ジブリのコピー担当)の仕掛けか?
鈴木敏夫(ジブリプロデューサ)の仕掛けか?
いずれにしろ、けっこう「読み応え」がある。

映画「ゲド戦記」は、期待が「大き過ぎ」た。
衝撃的なのは、いきなりの「父親殺し」だけで
この衝撃性は、最近の家族殺しを想起させる。
何かの「殺すわけ」があるのではなく、むしろ
「優れた」父親だからこそ殺すしかなかった。

現実の事件のように、ただ「殺すしかなかった」
「父親殺しの理由」は、息子にはあるのだが、
「優秀な国王を殺す理由」は、理解できない。
ゲドに従う理由だろうが、映画は描いてない。

原作は1968年の時代背景から産まれたようだ。
この年フランス5月革命。世界は変化してた。
1998年第1巻、1971年第2巻、1972年第3巻。
3部作で終わった「ゲド戦記」が、20年後の
1990年に第4巻が、2001年に第5巻が出た。

この間、約20年の「時の経過」は何だろう?

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2007年05月01日

ゲゲゲの鬼太郎 & スパイダーマン 3

3b6642fe.jpg今日は「映画の日」。デジカメプリントのついでに
「ゲゲゲの鬼太郎」と「スパイダーマン3」を見た。
気分的に重いので、ここはシリアスなものは避けて、
エンターティメントに徹し、バカバカしいのにした。

「ゲゲゲの鬼太郎」は、漫画の実写化に徹していた。
役柄のキャラクターは、忠実に漫画に合わせていた。
そういえば、水木しげるは、漫画で善悪は描かない。
いや、描くのだが。悪を笑い者にして、排除しない。

「鬼太郎」の友達は、なぜか「ネズミ男」なのだが、
こいつは、しょうもない、カネに汚い、裏切り者で、
トラブルメーカー。いつだって、事件を引き起こす。続きを読む

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2007年04月01日

不都合な真実

19d18edc.jpgアメリカの大統領を、あの馬鹿ブッシュと
最後まで争い、ちゃんと「集計」してれば
大統領だったかも知れない、アル・ゴアの
不都合な真実(an inconvenient truth)を観た。
最初のうちは「退屈な映画」だったのだが
しかし「繰り返し、同じようなグラフ」が
事実を示すに及んで「あくび」が止まった。

これは「重大なことを伝えている映画」だ。
「地球温暖化なんて聞き飽きた」ではない。

災いは ”知らないこと” からは、生まれない。
”知らないのに 知ってると 思い込む” ことで
災いは生まれる(マーク・トゥエーン)とか

大気中CO2濃度。気温。世界人口。海水温。
過去何万年(残存する氷などの分析の結果、
科学的に証明された「不都合な真実」だが)
一度も起こったことのない異常事態なのだ。
CO2増加のグラフ気温上昇グラフ続きを読む

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2007年03月05日

ドリーム・ガールズ

85b7c7ad.jpg1962年のシカゴが「ドリームガールズ」の舞台。

というと、日本でリメーク版を作ると昭和30年代
一世風靡した、ひばり・チエミ・いづみの3人娘が
ディーナ、エフィー、ローレルの「ドリームズ」か?

わりと面白いかも。小林明とひばりの結婚(未入籍)
離婚・実弟逮捕と、広域暴力団「山口組」との関係。
芸能界とヤクザは「興行」を通じて結び付きやすい。

チエミと高倉健は、チエミ義姉の「妬み」によって
チエミ名義の莫大な借金(横領=犯罪)を背負って
心ならずも離婚、完済したものの「復縁」はせずに、
チエミは、若くして死んだ。後、ひばりも死亡した。
いづみは、外国人と結婚し、朝比奈マリアを生んだ。
この世界と結婚・離婚、親娘兄弟の愛憎劇は共通?

1960年代、昭和30年代は、日米共に、経済成長期。
夢と希望が、現実として見えていた頃の「夢」の話。

芸能・音楽業界を描いた、ミュージカル映画だが。これは映画だ。続きを読む

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2007年03月02日

墨攻・・・専守防衛の思想的系譜

墨攻これほど明確な「正」の基準はないだろう。
己の利のために、他を攻め、支配するのは、
天意に反し鬼神も怒る「悪」。逆が「正」。

他国を武力攻撃して、自国に併合支配する、
侵略は、必ずその報いを受けることになる。

「墨家」の思想は、このような「悪」から人々を守る、
専守防衛の軍事リアリズムを発達させ。紀元前の中国・
春秋戦国時代、統治技術を発達させた「儒家」と勢力を
二分する、政治的影響力を持つ思想勢力だったと言う。続きを読む

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2007年02月09日

The World's Fastest INDIAN

b478de15.jpgこれは実話に基づいたニュージーランドのバイク映画だ。
KAZZBAYさんの「お薦め」映画だが、観客は3人だった。
しかし,いい映画だよ!観客が3人なんてもったいない。
たぶん「題名」がな〜。映画の「中身」を表現してない。
せめて「地上最速の」の後に、バイクorマシンがあれば。
【インディアン・スカウト】が、後発のハーレーを凌ぐ、
「伝説のバイク」と知ってるバイカーがどれだけいるか?

「フィールド・オブ・ドリームス」のテイストには近い。
しかし「フィールド...」は、文字通りの「夢物語」だが。
「インディアン」は、夢物語のようでも<実話>なのだ。
バート・マンローを、アンソニー・ホプキンスが演じる。
http://www.sonypictures.jp/movies/theworldsfastestindian/


「いい人ほど、成功しているのは、なぜ?」と、疑問に思ったことはないだろうか?
世間で「成功している人」は、ほとんど例外なく「多くの人に愛されている人」だ。

多くの人は誤解するが「人は、自分の努力と実力で、道を切り開く...」のではない。
自己中心的な「振る舞い」こそ、世間的成功や評価から遠ざかるものと知るべきだ。
誰にでも心を開き、弱い人を思いやり、他人を気遣うのは「バカなこと」ではない。続きを読む

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2007年02月01日

どろろ・・・いま、戦後”平和”主義は「化け物小僧」でしかないのか?

弾丸モズ《ドロロ》言わずと知れた日本漫画界の巨匠。
手塚治虫の、数多くある「代表作の一つ」だ。

ストーリーは「権力欲」に取り憑かれた男が、
力と引き換えに、四十八の悪鬼と取引をする。
やがて生まれる、我が子の体の四十八ケ所を、
悪鬼にやる代わりに、天下を統べる力を得る。

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2006年12月12日

硫黄島からの手紙

とり映画といえども、時代の空気の中で「観られる」のだ。

クリントイーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」。
多くの戦争映画と同様、戦争の悲惨さ、無益さを描き、
人間の「生と死を考えさせる」テーマは共通なのだが。
しかし、アメリカでは、イラクとダブらせるだろうし
日本では、北朝鮮戦争を仮定して、観られるのだろう。

制空権・制海権を失って、なお、敵を食い止めるには?
栗林中将の選択は、敵を上陸させての、全島の塹壕戦。
硫黄島敗北は、水・食料・弾薬の補給がなかったから。

戦争は「精神論」でなく「リアルな」物理力学の問題。
制海権を奪われていた、栗林指揮の硫黄島の日本軍は
水のない火山性の孤島では、補給不可能になっていた。
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2006年12月04日

武士の一分・・・映像表現を「選ぶ」ということ。

38b8c027.jpgストーリーは,きわめてシンプルなものだ。
この映画に限っては,ネタバレは重要でない。
ボディーガードが「顧客の盾になり」死ぬ。
影武者が「主君と間違えられて」殺される。
毒味役が、職務をして「毒にあたる」のは、
ある意味、予め想定された「危険」なのだ。

天涯孤独の女房と、相思相愛の一人の男は、
女房の献身で、一命を取り留めるが、失明。
死なずにすんで「失明」なら、幸運なのだ。
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2006年12月02日

paprika (夢探偵)

8cd0e619.jpg監督脚本:今 敏、原作:筒井康隆、
脚本:水上清喬、声優:林原めぐみ他
アニメーション制作:マッドハウス。

「夢の世界」は、どこにあるのだろう?
フロイトは、無意識の世界を想定した。

「夢」は、私に無意識に押し込まれて
最初のカタチを、歪められてしまった、
そうであった「かもしれない」可能性。
「失われた私」なのではないかと思う。続きを読む

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エンロン.... Ask Why?

エンロンアメリカのエンロン事件は,2001・12・2 に、起きた。
(2001・11・9 には,WTCの航空機テロが起きている)
ライブドア事件は、去年11月発覚した耐震偽装が拡がる
今年1月、東京地検特捜部の強制捜査で引き起こされた。
(不思議なのは,内部告発でも,他事件の波及でもなく、
地検の「内偵」によって、強制捜査されたということだ)

両者は、不動産や株を取得価額で評価する「簿価」でなく
現在取得するとしたら、発生するであろう「含み損益」を
当期会計に繰り入れる「時価」で評価する「時価主義」の
会計手法を(「自社株買い」が、合法化したことによって)
逆手に取り「営業」でなく「財務」で利益を産み出した。

時価会計をとると,株価を高めに保つのが企業利益になる。
(この、収益を生む「財務会計」の仕組み、経営の体質は
バブル以降の日本経済では「財テク」と称され、一般的。
映画で、たびたび出てきた「不正会計」との指摘は疑問。
エンロンの「不正」は「規制緩和政策」で可能になった。)


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2006年11月25日

めぐみ・・・Abduction(The Megumi Yokota Story) 

めぐみちゃん(新潟小6)横田めぐみさん写真展に続いて、
話題の映画「めぐみ」を観た。

映画では、日本人なら誰でもが、
よく知ってる(気になっている)
北朝鮮政府による、日本人拉致。
事件の経過を追って映像化する。

写真展では、ごく普通の家族を
突然襲った「理不尽」を感じた。
しかし、この映画では、むしろ、
家族奪還の「困難さ」を感じた。

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2006年11月02日

父親たちの星条旗

59195b4c.jpg「クリムト」が、早い時間に終わったので、
3つのシネコンで、映画をハシゴしてみた。

2作目は、時間の関係で「16ブロック」
実は、何を見たか、忘れてしまった(笑)
宣伝では納得できないが、ネタバレすれば
それなりには、考えられている筋立てだ。

3作目は「父親たちの星条旗」がジャスト。
硫黄島の戦いをアメリカ側から描くという。
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クリムト

bc3683e7.jpg私は、洋画ではアールヌーボーが好きだ。
クリムトが好きだし。ミュシャも好きだ.
日本の絵画では「琳派」の系譜が好きだ。
・・・といって、装飾的だからではなく、
どうも「工芸的な美」が、好きなようだ。

この映画は、クリムトの生と死を通して。
彼の絵画世界を描こうとしているようだ。
エロスとタナトスの交錯する、精神世界。
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2006年10月29日

アタゴオルは猫の森

3d89ea97.jpg「アタゴオル」といえば。ますむらひろしの描く、
奇妙で美しい。猫と人が共に住む、不思議な世界。

宮沢賢治原作の「銀河鉄道の夜」アニメ映画版に、
ますむらひろしが、ジョバンニやカンパネルラを
猫の姿で登場させても、さほど違和感はなかった。

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tama_liver at 23:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!