ノジマステラ 3-3 INAC神戸
【得点者】 ノジマ:大野(38分)、川島(42分)、田中(44分) INAC神戸:岩渕(1分)、仲田(75分)、増矢(77分)
なでしこジャパンもヤングなでしこもタイトルを獲得し、リーグ再開初戦が2位、3位直接対決とは・・・良い流れです♪
試合も3-3の打ち合い。挑戦者がリードし、王者が意地を見せる展開・・・と言えば聞こえは良いし、女子サッカーを始めて観る人を引き付けられる試合ではあったと思いますね!
それでも管理人的には‟ナイスゲーム”とは言いたくないなぁ(苦笑)
まずはノジマ。格上相手に立ち上がりの入り方、その流れでの失点はお粗末としか言いようがないです。‟自分たちのサッカー”=パス(繋ぐ)サッカーをするチームだというのは理解してますが、本気で『勝とう!』と思うならこの試合の入り方は‟ない”ですよ。
また、2点リードの後半に選手、配置を変えてきた相手に対し余りにも脆かったと思います。誰かがピッチ内でチームを引き締めて対処できるようにしないと・・・。尾山の存在が大きかったのは確かですが、もう彼女不在でも十分それができるチームだと思いますけどね。
ただ、積み上げてきたノジマサッカーはこの試合でも確実に階段を上がったと思います。それ程チームとしての狙い、意図を共有しているなぁ、と感じました。具体的には前プレでの嵌め方であり、攻撃では2列目、3列目からの裏を取るプレイですね。良いトレーニングをして、それを試合で披露できる。大野もハマってるしまだまだこの先が楽しみなチームです。
一方の神戸。ラッキーな形で先制しながら畳みかけられなかったのは中盤の構成に問題があったからだと思います。FW(トップ下)起用されたイ・ミナは強い守備ができ縦への推進力があるんですが、周囲とのコンビプレイという点で難がありました。左SHの増矢は長い時間中央にいたのでサポートしようとしたのかもしれませんが、ほとんど絡むことができてなかったし、ボランチが助けることもできてなかったですね。
その空いた左サイドは新人の牛島がオーバーラップで埋めるんですが、逆にこれによって右SBの高瀬が高い位置を取れなくなってしまいます。神戸は強みである両サイドの攻撃を片翼にされ、牛島が上がったサイドではなく、そのことによって高瀬が中央に絞らざるを得ずに空いた逆サイドをノジマに効果的に使われてしまいました。それが2失点目、3失点目に繋がってます。
これらの問題点についてHTで何も修正がなかった時は信じられなかったですが、仲田投入で縦への推進力をサイドに置いたことと、ポジションを空けて中央でプレイしていた増矢に最初からその場所を与えたことで(サイドに穴ができなくなった)徐々にペースを握れるようになったし、鮫島を本職ポジションに戻した直後に追いついてそのまま終盤は主導権を握り続けてますからね。適材適所が如何に大事かということですよ。
両チーム勝ち点1は取りましたが、優勝の為には勝ち点2を落とした試合でもあります。ただ、選手層が薄くて勝てなかったノジマと豊富な選手層を生かし切れずに勝てなかった神戸では全く意味が違ってくるんですけどね。。。
【以下は独自採点】
1 武仲 5.0 3失点しているがシュートに対する責任は少ない。ただ、エリア内の味方守備の緩さは連帯責任。
11 高瀬 5.5 攻撃面で貢献無し。珍しい。
5 三宅 5.0 エリア内の守備が緩すぎる。その前で潰すこともできず。
3 鮫島 5.0 CBをやってる強みを出せず。SBの方がよっぽど相手にとって脅威。
19 牛島 5.0 積極的にオーバーラップを仕掛けボールを引き出したがその先の効果的なプレイに繋げられず逆にチームのバランスを崩していた。
6 伊藤 5.5 運動量豊富で攻撃にも積極的に絡んだが空回りも多かった。CBの間に落ちてビルドアップを助けるプレイは前半からやるべきだった。
8 杉田 5.5 相手を外して、受けて、捌くは完璧にやっている。が、それで満足してもらっては困る。上手いけど怖くない選手になっている。
7 中島 5.5 球際で闘えている数少ない選手。膠着状態の時こそミドルシュートを!
9 増矢 6.0 トップ下に移動してからは良さをチーム内に落とし込めていた。同点弾は‟らしさ”満載!しかし、前半リードされたのはこの選手の中途半端なポジショニングが大きな原因。
17 イ・ミナ 5.5 守備の予測、球際の強さが際立った。縦への推進力も強く、チームにとって良いアクセントになっている。ただ、韓国と日本の違いから中央よりもサイドの方がチームで生きるはず。
10 岩渕 6.0 こぼれてきたラッキーなボールとはいえ、落ち着いて決めた先制点はさすがだった。が、その後はレベルの低いプレイに終始。
【交代枠】
14 京川 5.0 願ってもないCFWでのプレイも全く輝けず・・・。
13 仲田 6.5 縦への強い推進力はイ・ミナ同様だが、イ・ミナよりその良さをチームに落とし込めている。それはプレイしている時間以外にもサイドで起用されたことの方が大きい。決めきったシュート力は自信にすべき。
15 羽座 5.5 与えられた役割を淡々とこなした。十分戦力になっている。スタメン起用されるべきだった。
鈴木監督 5.0
選んだスタメンは、選手11人もその起用したポジションも悪くなかったと思う。ただ、それは立ち上がりから機能してなかった。先制点に惑わされず適材適所に変えるべき(管理人なら左から中島、増矢、イ・ミナ)だったが、それを怠ったため(またはそれが分かっていなかったため)リードされてHTを迎えることになった。
HTでどこかを変えるはずだと思っていたが、変化なく後半に入ったことには大きな疑問符が付く。*それこそ理由によっては一切この監督を信じられなくなるぐらい・・・。変化なく2点差を逆転できると思っていたのだろうか・・・。やっぱりわかってなかったのか(苦笑)
ただ、交代策は全て理に敵っており(岩渕負傷交代→京川CFW、仲田を左SH投入→増矢トップ下、羽座投入で鮫島を左SBへ)、その都度結果を出して追いつけた。何故もっと早い段階からやらなかったのか?追い越せなかった要因であり、それについては全責任を監督が負うべき。
更に問題なのは采配だけでなく90分の内容でもノジマに劣ったこと。同じパスサッカーを志向するチームでもベレーザだけでなく、ノジマにも後塵を拝す勢いがある。外部から来たわけではなくコーチからの昇格でチームを把握できてないという言い訳は通用しない。これで結果を出せなければ単なる監督としての能力不足ですよ。


【得点者】 ノジマ:大野(38分)、川島(42分)、田中(44分) INAC神戸:岩渕(1分)、仲田(75分)、増矢(77分)
なでしこジャパンもヤングなでしこもタイトルを獲得し、リーグ再開初戦が2位、3位直接対決とは・・・良い流れです♪
試合も3-3の打ち合い。挑戦者がリードし、王者が意地を見せる展開・・・と言えば聞こえは良いし、女子サッカーを始めて観る人を引き付けられる試合ではあったと思いますね!
それでも管理人的には‟ナイスゲーム”とは言いたくないなぁ(苦笑)
まずはノジマ。格上相手に立ち上がりの入り方、その流れでの失点はお粗末としか言いようがないです。‟自分たちのサッカー”=パス(繋ぐ)サッカーをするチームだというのは理解してますが、本気で『勝とう!』と思うならこの試合の入り方は‟ない”ですよ。
また、2点リードの後半に選手、配置を変えてきた相手に対し余りにも脆かったと思います。誰かがピッチ内でチームを引き締めて対処できるようにしないと・・・。尾山の存在が大きかったのは確かですが、もう彼女不在でも十分それができるチームだと思いますけどね。
ただ、積み上げてきたノジマサッカーはこの試合でも確実に階段を上がったと思います。それ程チームとしての狙い、意図を共有しているなぁ、と感じました。具体的には前プレでの嵌め方であり、攻撃では2列目、3列目からの裏を取るプレイですね。良いトレーニングをして、それを試合で披露できる。大野もハマってるしまだまだこの先が楽しみなチームです。
一方の神戸。ラッキーな形で先制しながら畳みかけられなかったのは中盤の構成に問題があったからだと思います。FW(トップ下)起用されたイ・ミナは強い守備ができ縦への推進力があるんですが、周囲とのコンビプレイという点で難がありました。左SHの増矢は長い時間中央にいたのでサポートしようとしたのかもしれませんが、ほとんど絡むことができてなかったし、ボランチが助けることもできてなかったですね。
その空いた左サイドは新人の牛島がオーバーラップで埋めるんですが、逆にこれによって右SBの高瀬が高い位置を取れなくなってしまいます。神戸は強みである両サイドの攻撃を片翼にされ、牛島が上がったサイドではなく、そのことによって高瀬が中央に絞らざるを得ずに空いた逆サイドをノジマに効果的に使われてしまいました。それが2失点目、3失点目に繋がってます。
これらの問題点についてHTで何も修正がなかった時は信じられなかったですが、仲田投入で縦への推進力をサイドに置いたことと、ポジションを空けて中央でプレイしていた増矢に最初からその場所を与えたことで(サイドに穴ができなくなった)徐々にペースを握れるようになったし、鮫島を本職ポジションに戻した直後に追いついてそのまま終盤は主導権を握り続けてますからね。適材適所が如何に大事かということですよ。
両チーム勝ち点1は取りましたが、優勝の為には勝ち点2を落とした試合でもあります。ただ、選手層が薄くて勝てなかったノジマと豊富な選手層を生かし切れずに勝てなかった神戸では全く意味が違ってくるんですけどね。。。
【以下は独自採点】
1 武仲 5.0 3失点しているがシュートに対する責任は少ない。ただ、エリア内の味方守備の緩さは連帯責任。
11 高瀬 5.5 攻撃面で貢献無し。珍しい。
5 三宅 5.0 エリア内の守備が緩すぎる。その前で潰すこともできず。
3 鮫島 5.0 CBをやってる強みを出せず。SBの方がよっぽど相手にとって脅威。
19 牛島 5.0 積極的にオーバーラップを仕掛けボールを引き出したがその先の効果的なプレイに繋げられず逆にチームのバランスを崩していた。
6 伊藤 5.5 運動量豊富で攻撃にも積極的に絡んだが空回りも多かった。CBの間に落ちてビルドアップを助けるプレイは前半からやるべきだった。
8 杉田 5.5 相手を外して、受けて、捌くは完璧にやっている。が、それで満足してもらっては困る。上手いけど怖くない選手になっている。
7 中島 5.5 球際で闘えている数少ない選手。膠着状態の時こそミドルシュートを!
9 増矢 6.0 トップ下に移動してからは良さをチーム内に落とし込めていた。同点弾は‟らしさ”満載!しかし、前半リードされたのはこの選手の中途半端なポジショニングが大きな原因。
17 イ・ミナ 5.5 守備の予測、球際の強さが際立った。縦への推進力も強く、チームにとって良いアクセントになっている。ただ、韓国と日本の違いから中央よりもサイドの方がチームで生きるはず。
10 岩渕 6.0 こぼれてきたラッキーなボールとはいえ、落ち着いて決めた先制点はさすがだった。が、その後はレベルの低いプレイに終始。
【交代枠】
14 京川 5.0 願ってもないCFWでのプレイも全く輝けず・・・。
13 仲田 6.5 縦への強い推進力はイ・ミナ同様だが、イ・ミナよりその良さをチームに落とし込めている。それはプレイしている時間以外にもサイドで起用されたことの方が大きい。決めきったシュート力は自信にすべき。
15 羽座 5.5 与えられた役割を淡々とこなした。十分戦力になっている。スタメン起用されるべきだった。
鈴木監督 5.0
選んだスタメンは、選手11人もその起用したポジションも悪くなかったと思う。ただ、それは立ち上がりから機能してなかった。先制点に惑わされず適材適所に変えるべき(管理人なら左から中島、増矢、イ・ミナ)だったが、それを怠ったため(またはそれが分かっていなかったため)リードされてHTを迎えることになった。
HTでどこかを変えるはずだと思っていたが、変化なく後半に入ったことには大きな疑問符が付く。*それこそ理由によっては一切この監督を信じられなくなるぐらい・・・。変化なく2点差を逆転できると思っていたのだろうか・・・。やっぱりわかってなかったのか(苦笑)
ただ、交代策は全て理に敵っており(岩渕負傷交代→京川CFW、仲田を左SH投入→増矢トップ下、羽座投入で鮫島を左SBへ)、その都度結果を出して追いつけた。何故もっと早い段階からやらなかったのか?追い越せなかった要因であり、それについては全責任を監督が負うべき。
更に問題なのは采配だけでなく90分の内容でもノジマに劣ったこと。同じパスサッカーを志向するチームでもベレーザだけでなく、ノジマにも後塵を拝す勢いがある。外部から来たわけではなくコーチからの昇格でチームを把握できてないという言い訳は通用しない。これで結果を出せなければ単なる監督としての能力不足ですよ。

