父が撮影した実家の庭に咲く花を紹介します。

山芍薬(1)5/3山芍薬(2)5/3山芍薬(3)5/3
山芍薬(1)5/17山芍薬(2)5/17山芍薬(3)5/17
山芍薬(4)5/17山芍薬(5)5/17山芍薬(6)5/17

まずは「山芍薬」。5月初頭にはまだ芽だったものが、2週間もすると蕾が膨らみ、少し花弁が開いています。赤紫だった葉や芽が、つぼみが膨らんでくると鮮やかな緑色になるんですね。朝露に濡れた葉や蕾には、なんともいえない艶っぽさがあります。

芍薬も同じように変遷するらしく、普通の芍薬に比べれば、花は小さく可憐です。美人を形容する言葉に立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花なんて言われたりしますが、牡丹のように枝分かれせず、凛と起立しています。一つの蕾が虫に食われたらしく、花弁が少し歪んでいますが、美人に虫がつくのは花も人も同じなのかもしれません。

実家の花韮実家の地エビネ実家のクマガイソウ
さて、こちらは左から「花ニラ」「地エビネ」「クマガイソウ」です。

花ニラはその名の通り、野菜のニラと近種で、葉や茎からはニラのような匂いがするようです。しかし花からはニラの匂いからは想像できない甘い芳香がするとか。地エビネはラン科の植物で、環境省のレッドデータブックに入っており、自生する数は減っているようです。日本のランらしく、清楚で凛とした姿が印象的です。

クマガイソウは、こちらもレッドデータブックに分類されていて、育てることが難しい花のようです。平安末期から鎌倉初期にかけて活躍した熊谷直実が背負った母衣(ほろ)にたとえて、名前が付けられたようです。確かに戦場で使番が着用した母衣に似た風貌ですねぇ。

我が実家の狭い庭にも花々が咲き始め、やっと北国にも春がきたようです。