お盆休み、実家に帰って思ったのが、部屋が整然としていたことでした。いや、前に比べてで、そうキレイになっていたわけではないのですが、明らかに物が少なくなっていたのはわかりました。それというのも7月頭から父と母が整理を始めたとのことでした。まだ元気な2人ですけども、てきぱきと身体が動くうちに、と決断したようです。

掃除、整理整頓好きの自分から見れば、うちの実家はゴミ屋敷。ゴミ屋敷は言い過ぎですが、正直、散らかっています。一見片付いているように見える部屋でも、押し入れを見れば、物で溢れかえっていました。また、荷物で埋っている部屋もあったり。そんな感じの実家でしたが、今回の帰省では、見違えるとまではいかないまでも、それなりに整然としていました。

あの状態を、ここまでした労苦は想像に難くはなく、大変だったようです。父と母はその作業で2キロ痩せたとか。体力的なものよりも、気持ちの整理も大変だったことでしょう。

夫婦喧嘩しながらの作業とのことでした。思えば、それは当然ですよね。家を建ててから30年強。さらに言えば結婚して40年、そして2人が独身だったころの思い出の品もたくさんあります。狭いながらも歴史が詰まっているのですから、その選別は大変だったでしょう。本など売れるものは売り、まだ使えそうものは出入りしている業者さんに引き取ってもらうなどし、掃除は続いたようです。

なによりありがたいのは、息子2人の荷物は手を付けることなく残しておいてくれたこと。さすがに古いスキー板や靴などは処分したものの、当時、趣味にしていた道具などは手つかず。たとえば、釣り道具、スケート靴などなど、子ども時代に使っていた道具も残っていました。

それらは道具の進化を考えると、新しいものを買ったほうが良く、さりとて売れるわけでもないので、有り体にいってしまえば粗大ゴミ。無論、捨ててくれても問題ないものばかりですが、一応、確認をとってからとの親心なのでしょうね。約20年も家を空けている息子なのに、本当ありがたい話です。捨てても構わないものと思いながらも、高校時代のノートに紛れ、「ビリヤードマガジン」の創刊号があったのは、大きな収穫でした。
ヴォルネイ 1er CRU ミシェル・ピカールシャブリ 1er CRU モンマンそれは別記事にするとして、酒に関して。うちの父は、酒を飲まない人なのですが、現役のころはお歳暮などの貰い物で酒をもらうことが多く、ブランデーやウィスキーやらがストックされています。

ほかに、ワインを数本見つけたとのことでした。それも桐の箱に入った立派なもので、調べたところ、シャブリ(1999年)とヴォルネイ(2000年)の“1er Cru”、畑の名前や生産者なども記載されていました。おそらく1本3,000〜4,000円するので、これはワインセラーに入れて置くレベルのワインですよね。それを10年もの間、放置とは…嗚呼。ワインには疎い自分ですが、飲まないのはもったいないので、ちゃっかり頂いてきましたけども。

ほかに、父の記念コインコレクションなども発掘。コレクションというほどそろっているわけでもないのですが、父が金融関係に勤めていたこともあり、節目節目に買っていたようです。亡くなった母方の祖父の分もあったようですが、調べたところそれなりの価値だったので驚いてしまいました。

札幌や長野、ミュンヘンオリンピックの記念硬貨、あとは、万博関連、そして昭和天皇の在位○○年の記念硬貨や、今上天皇のご成婚記念硬貨などなど。主に500円硬貨が多かったのですが、中には万単位の硬貨もありましたよ。調べたところオリンピック関連は、額面上の3割増、天皇陛下関連のコインは5割増といった感じ。古銭とまではいかないまでも、それなりにプレミアがついており、粗末にできないコレクションでした。

そんなこんなで掘り出し物がけっこうありましたよ。

それらの掘り出し物を肴に思い出話に花を咲かせたお盆休みの夜でした。