※この内容は、2021年ボードゲームアドベントカレンダー12日目の内容です。
昨日はatsさんのネスター紹介でした。
僕はコンヘックスしかネスター持ってないですが、他も欲しいですね。
みなさんきゃっちーですか。かーんです。(ぬんじゃないです)
皆さんは楽器の演奏が出来ますか?
僕は出来ないです。
幼稚園の時、鍵盤ハーモニカを諦めました。
小学生の時、市民ホールで演奏したリコーダーの千と千尋の神隠し、一人だけ適当に吹いたふりをしているのがばっちり写真に収まっています。
勿論音を聞いてそれが「ドレミファソラシド」のどれに当たるか全く分からないです。
なんでそんな話をしているかって?
そんな人間でも組みたいんですよ。バンドを。
ボードゲームアドベントカレンダー2021、12日目はこちら、
『ニューオリンズビッグバンド』を紹介したいと思います。
ニューオリンズビッグバンドは、1990年のノミネート、つまり貴族の務め・冷たい料理の熱き戦い・ホイヘルモイヘルと同期です。プレイ時間は45分。
1時間でバンドが作れるって素晴らしいですね。
ここはニューオリンズのフレンチクォーター地区、ミュージシャン(と思われる)人々が大量にたむろしています。
ここで人を自分のバンドに呼んで規定ラウンド後に最高の演奏(数字比べ)をしようなっていうゲーム。
正直スタート時の盤面気持ち悪いです。
自分の手番が来たらプレイヤー駒(ピアノ)を縦横斜めに2マスまで動かして、止まった先のミュージシャンカードを貰ってください。
ここにしよ
くるんっ
ここはアイスクリーム屋さんでした。なめてんのか。
こんな感じでスカカードも結構多いので注意です。実質一回休みです。
じゃあここにしましょう ぺらっ
バンドが解散した
まだ集まってないのに解散すな
こんな風にすぐ使うタイプのイベントカードもあるので注意してください。
そんなわけでしかたないので今回は予め引いて温めておいたミュージシャンをご紹介します。
左上の数字が得点です。1~100まであります。
ドラゴンホールやトリコを彷彿とさせますね。
中央は使う楽器。右上はその楽器がどのジャンルにあたるかです。実はゲーム終了時、ABCDE担当のメンバーが各一人ずつきちんと演奏出来てないと、そんなものはニューオリンズに相応しいバンドじゃないと脱落させられます。ニューオリズムが足りないんですね。
そして一番の曲者は真ん中のわがままポイントです。全ミュージシャンの90%が「自分よりうまいやつと演奏したくない」とか「もう一人バンドにドラムがいないと演奏したくない」とか「女性がいないと演奏したくない」とか言ってきます。
特殊効果が無いミュージシャンはなんとたった1人・・・「妹がいないと演奏したくない」とか、ゲームに出てこないと詰みます。(ゲーム開始に何枚か除去される)
これだからバンドとかするやt(ry
で、ミュージシャンは引いたらこっそり自分の手元に置いておいてください。他の人には何持ってるか分かりません。そのための衝立です。
8ラウンド目までは何もなくその繰り返しですが・・・
9ラウンド目終わりから「交渉して交換してよい」いうことになっています。
やったぜ
この交換で欲しいものがくればいいんですが、「嘘は言ってはいけないが、全部言わなくていい」という悪魔の内容になっています。 そうなるとね・・・
「69点のバンジョー交換しない?」「ええんやで^^」
なッ なんだこいつうぅ~~~~!!!
いるよな現実でもこんなやつ!?!?!?!?!
ってなるんで注意してください。 ちなみにこいつはぶっちぎりでやばいカードです。
持ってて勝つことはほぼ無理です。
こんな感じでいい感じにバンドメンバーを集めて最後に演奏させたいキャラを好きなだけ打ち上げて点数が高い人の勝利や!!!
下三人は条件を満たさないためバンドに入れられず...
以上!!!!!
まあ今見てもらうとわかると思うんですけど・・・・・・・
・・・・・・・移動してカードめくるだけなんですよ。
システム原理主義としては許されざるゲームです。
ビンゴリノの方がまだ戦略性があります。
普段の好みでいうとそんなゲーム絶対推さないんですけど…
このゲームはそういうんじゃないんですよね。やってるとカードに愛着がわきます。
ずっとさまよってて最後妹に会えるカードや...
本当は絶対に出演させたくないけど、こいつがいないとバンドが崩壊するから苦い顔をして出させる演者...
そんな悪くないのにずっとプレイヤーの手札をぐるぐるする人物…
ゲームが終わると「このおじさんがよかった」「こいつのせいでうちは台無しだ」等の感想が起きます。
小学生が考えたみたいなルールをしているくせにね
絵柄が無いっていうのも遊ぶ人間の受け取り方で容姿のイメージが違っていいと思います。
持ってる人、そんな多くないと思うけど(日本語化してる人は数えるほどしかいなそうだが)、
30年前の、傑作の陰に消えたファミリーゲームがどんなものか、見つけたら是非一度遊んでみてください。
お わ り
明日はキャッチーぬん!!!!