2006年02月13日

高橋良輔監督出演 ボトムズ祭り!レポート5

0429ad0c.jpg前半は設定の井上幸一氏のトーク。
タカラがボトムズを主力商品に。
昔グレメカで狼のマークのマーキングにNG。いつアストラギウスに狼が存在したんだとのこと。(しかしequalガネシスには銀色の狼という存在が出てきたではないかとつっこみたくなった。)
スコープドッグ21世紀バージョン。ちゃんとしたATのマーキングの見本をサンライズで準備中。少なくとも年内には出る。ホビージャパンなどの雑誌で発表。ただしこうじゃないといけないというものではない。最低限の約束。カスタマイズ可能。大きさはA4の紙に収まる。
アストラギウス文字も大文字、小文字もまとめる。筆記体も?ギルガメス、バララント、メルキアの文字(どこの文字なのか)の設定を見直す。
生活感を加えるというより工業規格をまとめる感じ。
そういった設定をつくっておくと、モデラーのためだけでなくCGとかイラストレーターの役にも立つ。予算はこんなにかけてもいいのかなというくらいかける。どこかで元がとれるようなことをやって欲しい。化けて欲しい。

1/1はその後製品化されるようなモックアップ。

スコープドックの降着ポーズはタカラのおもちゃ班がつくった。出来上がるまでプラモ班知らなかったので組み込んでなかった。降着ポーズは大河原氏のスケッチがなく塩山氏が描いた。アームパンチも。
ダグラムは最初は大河原氏のをベースに作って、走っていくうちに自重でつぶれていった。イメージが変わってきたので金型をおこし直してヤクトタイプは塩山氏のをベースに作り体型をかえた。その経験がスコープドックに生きた。
しかしスコープドックの強度がなくなった。

バイザーの開け閉め、どの指で操縦というのは当初ミッションディスクでカスタマイズ出来ると考えていた。

次に高橋良輔監督の登場。
ボトムズ新作アニメの構想を語るが、あくまで監督の構想で実際にサンライズで動きがあるわけではない。何年か先の話である。

ATはダグラムの反省からカメラのアングルを変えたいとうこととスピード感を出したいということから大きさを考えた。

スコープドックは当初かっこよくないと周りから言われ評判が良くなかった。しかしタカラのN氏は虫プロ当時からお世話になった人で、この人がOKを出してくれた。
ラッシュの試写会の集まりが悪かった。

ボトムズ52本の映像のリズムやスピード感、ちょっと小生意気なところは実質的な監督みたいなものだった(リップサービス?)滝沢氏の資質が出てる。ただ予告編は触らせなかった。

キャラだが、塩山紀生氏にピカレスクと言ったら、コミカルで主人公がバニラを強面にしてちょっと丈夫にしたようなキャラになった。エディ・マーフィーをアフロにしたようなキャラ。無口が似合うキャラに変更してもらったら今のキリコのようなものになっていった。素直すぎるきらいもあり、もう少しすねた感じも欲しかったら、谷口守泰氏がそういったものを打ち出した。谷口氏のロッチナは情報将校のいやらしさを表現した。

キリコの声優は井上和彦氏だと影があるけど甘すぎた。なかなかいなくて、誰でもいいから、ほとんどしゃべらないからと呼んでもらったのが郷田ほづみ氏。すぐに決まった。コメディアンやってたことは知らなかった。知ってたら採用してなかったかも。

主題歌だが、荒唐無稽な日活映画・無国籍映画の主題歌みたいな感じの思いを伝えて育ちのいい乾氏に作ってもらった。詞は後。本編の内容はベトナム戦争と脳天気な日活映画の影響を受けている。入ってきたものは雑多だが出てくるものは一つだから統一感のあるものが生まれた。ヌーベルバーグの影響も受けた。

日経キャラクターズの小説だが、ささやかな努力でボトムズが忘れられないためにしようとした(TV版のノベライズも)。しかしそこに1/1が。ATはジープか装甲車のようなイメージだったが、1/1を見て変わった。最初見た時(驚いて、いい意味で)笑っちゃった。この驚きを書き留めておきたかった。さらに映像が作りたくなった。今原稿の締切が遅れている。

ボトムズは52本のTVシリーズで完結したが、続きをやれという波状攻撃を受けた。それで赫奕をやってしまってあろうかとかフィアナが死んでしまった。女性ファンからショックを受けたという手紙をたくさん受け取った。あれはやりっぱなしみたいなものだから、自分で(日経キャラクターズの小説で)決着をつける(赫奕の続き)。映像を気持ちよく見てもらうため。52話の先を映像にするのでなく、52話以前を映像した方がいいのではないかと思っている。映像はウドの前あたりを考えている。キリコは出てくる。「野望のルーツ」の前になるかも?

ペールゼンは「野望」の後糖尿病になって衰えたという吉川氏のメモがある。そうじゃないにしても相当辛い目にあったはず。

火の鳥では吉川惣司氏にシナリオを書いてもらうようにプロデューサーに頼んでもらったが手塚プロに義理がないからと断られた。今回のボトムズは引き受けてくれた。

アニメーターがへとへとにならずに映像のクオリティが上がる方法を模索。


新作は線に絵に汚しを入れるのでなく、硝煙の名残といった空気感をコンピューターで出したい。

高橋監督は来週19日(日)のワンフェスのマックスファクトリーのブースで講演会をされるそうです。

http://votoms.cocolog-nifty.com/web/2006/02/__5d26.html
http://blog.so-net.ne.jp/gankiti/2006-02-13
http://kazaka.air-nifty.com/kazaka/2006/02/post_d721.html
http://d.hatena.ne.jp/crow2/20060212
http://blog.livedoor.jp/akagi0215/archives/50462734.html


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この記事へのコメント
うは、もうレポートがあがってる!? 仕事早いですねぇ、恐れ入ります。
私は、高橋良輔監督に会えただけで満足してしまったので、細かい話は全然憶えておりません...。レポートありがとうございました。
Posted by OKH at 2006年02月13日 03:26
OKH様、コメントありがとうございました。昨日はお疲れさまでした。楽しかったです。
Posted by 泥呂珠磨 at 2006年02月13日 03:32
地方在住でその日は仕事でした。
泥呂珠磨さんのレポートは読みやすくて
よかったです。
Posted by マイマイカブリ at 2006年02月13日 19:32
マイマイカブリ様、コメントありがとうございます。
イベント第2弾もやりたいと出演者の方がおっしゃっていましたから、期待したいですね。
Posted by 泥呂珠磨 at 2006年02月13日 19:42