京都町家ぐらし : 折鶴会館をはしご

ブログネタ：: 立ち飲みに参加中！

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先月末、久しぶりにkasparekさんと会うた。マンガミュージアムへ諸星大二郎原画展を見に行ってんけど、肝心の展覧会は入口付近に絵が20枚ほど展示してあっただけで肩すかし。そんなわけで即、飲み会へとなだれ込んだ。このあたりにもお店はいっぱいあるけど、せっかくならディープなとこへちゅうことで、西院まで繰り出す。かの有名なディープゾーン、駅の西側にある折鶴会館である。

まずは立ち飲みの「樫尾酒店本店」へ。本店て、どっかに支店があるのかしらん？

７人も入ったら満員このお店内で、濃いめイケメンのお兄さんが手際よう料理を作ってはる。この雑然とした感じがええわぁ。メニューも和洋いろいろあり、わりとおされな一品が目立つんで、女子会にもよさそう。

ＰＯＰがお茶目。お茶漬けはサトウのごはんいうとこが正直だ。他にも｢男子便所でゲロしないでください」とか書いたんも貼ってあった。それ、掃除が困るわな（同居人は、男子便所にウンコしてあるのを数回見たことがあるそうだ。そのうち一回は、おじいがリアルタイムでしてたとか）。

とりあえずのビールと､自家製鴨スモークとスパサラをお願いする。ちなみにおっさんのデフォ、ポテサラだけには｢200G｣の値札が付いてたんで、久しくドラクエから離れてる私は断念。

野菜のアヒージョ。ニンニクたっぷりでジュワジュワ、うんまい。カロリーなぞ気にせず、パンにオイルをしゅませていただく。ドリンクは樽スパークリング。これがなぜか、サッポロビールのサーバーから出てきた。二人で3000円ほどのお勘定で、さくっと1軒目をクリア。

２軒目は蔵風の造りで、座って飲める「こうちゃん」。

ここも10人ほどで満員この細長いお店なんやけど、ホルモンや串焼きを中心にメニューがやたら多い。おじさん一人でこんだけ作るのは大変やろうと思う。そやし混んでたら、なかなか出てこんこともあるやろねぇ。

私は、生姜酎ハイと茗荷のナムルを。この酎ハイ、おろした生姜がどばっと入ってて果汁感満点。すりおろしリンゴとかがあるくらいやし、｢すりおろし生姜｣と書いてもよさそう。甘さ控えめで、健康的な味である。こりゃうまい。ゴマ油をきかせた茗荷も旨かった。

馬刺しの盛り合わせとコリコリ。馬刺しはたてがみの脂のとろ～りまったりをコショウ塩でいただくと、頬が緩む。私の腹の脂も緩む。

緩んだとこで、もう一軒。串カツの｢才｣である。飲んでると揚げ物が恋しくなるので、〆はやっぱり、ちゅうことで。

串カツ・焼き鳥を何本かと、やたらコショウのきいた名物の玉子サラダなどで、赤を飲む。そして、孤独のグルメを見てて｢ハムカツが食べたいと思うた」私らの話が合い、ハムカツも。赤をお代わりして、ハッと気づけば12時前。
kasparekさんの終電があああっ。と、あわてて店を出て、ぎりぎり４分前に駅へ到着した。おっさん飲みができる貴重なお友達、お疲れ様！久しぶりで楽しかったわ。