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140719蛇塚1
大人の社会見学で、ランチとお漬物のミニ講座の間に行ったのは「蛇塚古墳」。ここは帷子ノ辻から細い路地を下がってゆくと、住宅街の真ん中に突然姿を現す古墳だ。ごく普通の閑静な住宅街の真ん中に、古墳。周囲はぐるっと家。不思議なロケーションである。

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「ここが蛇塚古墳で…」と表で説明してたら、塚に面したお宅からおじさんが声をかけてこられた。「古墳の見学に来たんか、良かったら中も見るか」。こちらは古墳を管理しておられる家で、鍵をあずかってはるそう。ほんまは、内部見学するためには京都市文化財保護課に見学願いを提出せんとあかんのやけど、運が良かった。
ちゅうことでフェンスの鍵を開けていただき、中へと入らせていただいた。

140719蛇塚3
太秦界隈には古墳がたんとあり、双ヶ丘周辺だけでも24基あるそう。その中で最大、全国でも4番目に大きい石室だ。全長17.8m、玄室の幅3.9m。幅だけなら明日香の石舞台より大きい。盛土が無くなって露出した状態で、天井も失われてるため当時のスケールはわからんけど、築造時期は7世紀ごろ。おそらくこの地の有力者の墓であろうところから、秦一族の誰かのものではないかと言われてる。

140719蛇塚4
当時、こんだけの巨岩を積み上げる技があったことに驚かされる。
先ほどの入口付近は、岩の崩落を防ぐために鉄骨で補強してあった。

140719蛇塚5
「蛇塚」というのは、昔ここに蛇がたんといたというのが由来らしいが、
岩の間から成長し、うねうねと天に向かう木が大蛇のようである。



140719天塚1
さて。お漬物のミニ講座を終えて講座は解散となり、祇園祭の鉾立を見に行く皆さんと別れた私。もう一人、古墳好きな方と一緒に、近くにある「天塚古墳」を見に行くことにした。が、歩いてる途中に雨が降り出し、雷と風も強うなってきた。そやしこの方は、切り上げてご帰還。
私一人で天塚を目指す。これまたわかりにくいとこにあり、住宅街をずんずん入ってたら、狭い路地の突き当たりに鳥居が立ってた。この向こうは三菱の工場で行き止まりだ。

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鳥居から続く石段を上がると、こんもりした森。これが6世紀半ばに築かれた古墳らしく、真上から見ると前方後円墳の形がわかるみたい。ただし、この石段を上がったらあかんて書いてあった。そら、お墓の上やもんねぇ。
古墳の全長は約70mで、蛇塚に次ぐスケールとのこと。明治時代に400点ほどの埋蔵品が出土したそうで、これらは国立博物館に保存されている。

140719天塚3
鳥居からの石段を上がりきったとこには、「伯清稲荷大神」の社務所がある。けど、人けはなく、何か祭礼の時しか居てはらへんみたい。社務所の入口に芳名帳が置いてあり、ここに名前を記入したら中に入ってもええみたい。私の前には1週間前の日付、その前は7月初め、たぶん週に一人ぐらいは参拝客が来るのやろう。
で、社務所を回り込むように延びる細い道を歩いてったら、小さい石室の入口があった。

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中、真っ暗。ひぇ〜〜恐い〜〜((((;゜Д゜)))))))
夕暮れの薄暗さと、強うなる雨と風に雷もプラスされ、ボッチのおばはんはビビりまくり←私だ

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奥行きは2mくらいやったし、意を決して入る。
2mもない低い天井は圧迫感があり、中にはお稲荷様が祀ってあった。

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ひんやりした室内。奥行きは7mぐらいで、蛇塚に比べると小さめの無造作な石組みだが、
ところどころ大きな石もある。石垣のような造りだ。近年補強されたのか、石柱で支えてあった。

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そそくさと出てきて、表へ戻る。実は、社務所の扉を開けると、左手に大きい方の石室があるのだ。
しかし、裏手より奥行きが深くて真っ暗。うわ〜〜〜んコワいよ〜〜〜(>_<)←なら行くな!

140719天塚7
ふと社務所の壁を見ると、スイッチがあった。お?ひょっとしてこれは中の照明??
試しにオンにしてみたら、おお! 内部に吊された裸電球が点った♪ ま、それでもコワいことはコワイが。

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さっきの裏手より二回りは広く、やはりお稲荷様が祀ってあった。街中に古墳がそっくり残されているのは珍しいけど、神社を祀ることで開発から免れたのか。

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巨岩と小さい岩がみっちり。天井は汗をかいていた。こういう水分も幽玄さに拍車をかける。

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やはり補強の石柱が。今、地震が起きたら埋まってしまいそうである。こんなとこに一人で来てるなんてわからへんやろうし、誰も発見してくれへんやろなぁ。
あんまり長いこと居たら、未知なるものを連れて帰りそうな気がしたんで、早々においとまをいただいた。100mほど歩いて、照明を消したかどうか心配になり、確かめに戻ったときはもっとブキミやった。ちゃんと消してたがな(T_T)
とまぁ、雨の夕暮れに一人で行くのはお勧めせぇへんけど、街中の古墳としては保存状態が素晴らしく見応えある。嵐電の天神川三条から徒歩10分ほどなんで、古墳萌えの方はぜひどうぞ。