新型コロナウィルスの影響で遠征は控えていたが、10月から「GO TO トラベル」キャンペーンに東京が加わったため出かけることにした。目的地は長崎で、大村線を走る キハ66,67系の撮影だ。キハ66,67系の撮影は昨年9月に計画していたが、台風17号の影響で大村線が一部不通となり、直前に旅行をキャンセルした。冬場を避けてダイヤ改正前に撮影に行きたかったが、その時は只見線撮影を優先し、その後新型コロナウィルスの影響で撮影どころではなくなってしまった。
 キハ66,67系は佐世保車両センターだけに配置されていて、今年3月のダイヤ改正までは14編成(28両)が運用に就いていた。同ダイヤ改正で4編成が運用を外れ、さらに8月には2編成が運用を外れている。現在8編成が運用に就いているが、実際の仕業は半分の4本だけだ。日中の運行は少ないので、撮影は朝夕が中心となる。新型の YC1系気動車により置き換えが進行中で、来年3月のダイヤ改正までにすべてのキハ66,67系が運用を外れることになっている。製造が 1975年なので、すべて廃車になると思われる。
 飛行機を利用して諫早に2泊する計画で、現地での移動はJRとバスを使う。長崎空港到着が 14:25 なので、初日は大村線岩松駅近くで撮影するだけだ。新型コロナウィルスの影響で飛行機が減便されているため旅行するには不便だが、これは仕方が無い。

 小田急/多摩線 各停 / 唐木田 9:05 → 新百合ヶ丘 9:20 
 小田急8000形電車 / 8261F(6両)
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 新百合ヶ丘駅からの羽田空港行きの乗客は約10名で、この時間帯としても乗客は少ないのだろう。成田行きのバスは運休中で、この世の中が正常に戻るのにはまだ時間が掛かるだろう。

 小田急バス 
 / 新百合ヶ丘駅 9:50 → 羽田空港第1T 11:03 
 小田急バス F1029 多摩 200 か 3252 / 日野 セレガHD QTG-RU1ASCA 2017年式 
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 羽田空港はがらがらで、いつものターミナルビルとは大違いだ。新型の非接触チェックイン機と新型の自動手荷物預け機が設置さていて、人とは接触なしでチェックイン手続きを済ませることが出来るようになっていた。しかし、高齢者には機械操作は負担が大きく、手荷物預け機の操作はわかりにくく、結局係員のお世話になってしまった。
 地下のフードコートで食事を済ませ、セキュリティーゲートを通って搭乗口に向かう。搭乗口(待合室)の座席は人との距離を空けるために一部使用が制限されていたが、乗客はそんなに多くはなく混雑していなかった。混雑を避けるため、一般客の搭乗は後部座席から三回に分けられていた。


 JAL 609便 
 / 羽田 12:37 (定刻12:30) → 長崎 14:25 (定刻14:25) 
 JAL Boeing 737-846 / レジ未確認 
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 クラス変更をしたクラスJは満席だったが、一般席はかなり空席があるようだった。定刻少し前にドアを閉められたが、動き出すまで10分かかった。そのあとは順調で、34Rから離陸した。窓際席ではないので、フライド時間はゆっくり睡眠をとった。長崎空港では R/W32 に着陸して、定刻にスポットに到着した。
 預け手荷物は順調に出てきたので、14:40発の諫早駅前行きのバスはぎりぎり間に合った。諫早駅と長崎空港を結ぶ連絡バスだが、普通の路線バスで、新型のノンステップバスだった。大きな荷物を持った乗客が多い時は大変だと思うが、諫早駅に向かうには他に島原鉄道の運行する直通バスがある。


 長崎県営バス / 長崎空港 14:40 → 岩松駅前 15:15 
 長崎県営バス S-953 長崎 200 か 1277 / いすゞ エルガ 2*G-LV290N2 2019年式 
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 バスは大村市内をぐるりと回り、大村駅前、長崎医療センター経由で諫早駅前に向かう。途中での乗降客もあり、空港連絡バスというより生活路線としての意味合いが大きいようだ。岩松駅前でバスを降り、最初の撮影場所に向かう。長崎県営バスでは今年の6月21日から、交通系ICカードが使えるようになった。その代わり、地区利用限定の長崎スマートカードは9月いっぱいで利用できなくなったとのことだ。交通系ICカードが使用できる地域はどんどん広がっていて、特に旅行者などには便利だ。バス乗車で、小銭の用意の心配が無くなる。
 最初の撮影に考えていた場所は岩松駅から歩いて5分ほどの距離だが、真夏のように日射しが強くてかなり暑い。目的の撮影地に到着したが、立ち位置に考えていた場所は稲刈りの作業中で、農道や畦道では撮影できそうもなかった。仕方が無いので、道路脇から撮影することにした。この場所だと電柱の影を避けることが出来ないが、線路周辺の雑草が伸び放題なので他に選択肢はなかった。


 大村線・岩松-諫早間の撮影地 
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 三脚をセットして撮影を始める。この時間帯は上り列車(早岐方面行き)に対してきれいな順光になっている。上り、下りと撮影して、次は今日1番の目的の、キハ66,67系で運行される 240D だ。某掲示板の情報だと、国鉄色の 66-110+67-110 の編成が入ることになっている。そして、定刻に 240D はやってきた。予想通り国鉄色だ。素晴らしい光線の下無事撮影することが出来た。電柱の影落ちが目立っているが、残念だがこれは仕方が無い。
 そのまま撮影を続け、最後の撮影は先ほど撮影した 240D が竹松から折り返してくる 245D だ。後追いで同じ構図で撮影するのも考えたが、面が真っ黒なのを覚悟で正面から撮影することにした。場所を移動していると、踏切が鳴り始め遠くからヘッドライトが見えてきた。慌てて手持ちで撮影した。予想していたとおり正面は真っ黒だが、写真はともかく走っている姿は迫力があった。


 普通 240D 長崎発 竹松行き / 16:17 
 国鉄キハ66,67系気動車100番台 / 66-110 + 67-110(2両/佐世保車両センター)

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 普通 245D 竹松発 長崎寺行き / 16:50 
 国鉄キハ66,67系気動車100番台 / 67-110 +66-110(2両/佐世保車両センター)

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 これで今日の撮影は終了、宿のある諫早に移動するため岩松駅に向かう。岩松駅は快速の停車しない小さな無人駅だが、SUGOCA 利用可能エリアなので簡易カードリーダーが設置されている。大村線で交通系ICカードが利用できるのは、諫早-竹松間だ。

 岩松駅 / JR九州(大村線)
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 大村線に乗車するのは四年ぶりだが、YC1系は初乗車となる。最近の JR九州らしく、エクステリア、インテリアともに個性的だ。近年の首都圏の通勤(近郊)車両はJR東日本、私鉄ともシンプルなので、受ける印象は大きく違う。キハ66,67系とのギャップは大きく、利用者にとっては非常に快適になったのは間違いない。

 大村線 普通 247D / 岩松 17:08 → 諫早 17:16 
 JR九州YC1系気動車 / 1104(1100番台) + 2両(3両/佐世保車両センター)
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 YC1系気動車はディーゼルエンジンで発電しモーターを回転させて走行するディーゼル・エレクトリック方式の車両だが、蓄電池を搭載したいわゆる「ハイブリッド車両」となっている。走行のスムーズさは電車と同じで、エンジン音は従来の気動車より遙かに静かだ。外観、内装には驚かされたが、それ以上に静かさには驚かされた。

 諫早駅 / JR九州(大村線、長崎本線)
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 初めて利用した諫早駅は、新しい(2018年8月完成)橋上駅舎だが、東口周辺は諫早駅周辺整備事業の真っ最中だ。再開発ビルは今年度末までに完成予定だが、整備事業が完成するのは九州新幹線が開業予定の2022年度となっている。
 宿泊するホテルは東口から近く非常に便利な立地だ。建物は古いが、中はきれいで快適なホテルだった。「GO TO トラベル」キャンペーンの地域共通クーポンはホテルのチェックイン時に配布してもらったが、手続きに時間が掛かりフロントの人は大変そうだった。地域共通クーポンが利用できる店は諫早にはほとんど無く、長崎市中心部と長崎空港に集中しているようで意外と使いにくい。そんなわけで、このクーポンは帰りの長崎空港でお土産に使う予定だ。


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 ホテルにチェックイン後、外出して夕食とする。密な場所は避けたいので、駅西口からほど近いファミリーレストランを選んだ。生ビールで一人乾杯して、ゆっくり食事をした。ファミリーレストランだったので、何度も自動車で来店して無い旨確認された。
 旅行初日は予定通り終了し、撮影の方も無事に済んだ。天気が良いのはありがたかったが、予想以上に暑いのには参ってしまった。明日は一日撮影で、歩く距離も少しあるので大変そうだ。今日のように天気は良く気温も上がりそうなので、水分補給には気をつけなければならない。




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