まもなく あの大震災から一年を迎えようとしています


テレビでは震災関連の番組が毎日放送されています


①3月4日放送
NHKスペシャル『映像記録 3.11 ~あの日を忘れない』

震災当日の地震や津波による被災の情景が克明に記録されています!見るのが辛くなるような凄まじい映像の連続です…

一年前の記憶が甦ってきます…


②3月5日放送
NHKスペシャル 3.11 あの日から一年『38分間~巨大津波 いのちの記録』

釜石報道室の記者が 釜石の街を襲う津波の一部始終記録

被災し家族を失った2つの家族の その後を追う


③3月6日放送
クローズアップ現代『“それでも生きる”~被災地3000人の声~』


NHKが震災2週間後 1か月後 2か月後 半年後に行ったアンケート(家族の幸せとは? 自らの生きがいとは? 安心できる暮らしとは? 今望むことは?)をもとに構成されています

多くの方々の願いは 元の暮らしを取り戻して 前に進みたいと答えています…


宮城県女川町の若い漁師さんと岩手県大船渡市の女性が紹介されています…


大船渡の女性は職場で被災 両親と障害を持つ幼い愛娘は家で被災し 避難に手間取り 孫娘を助手席に押し込んだところで津波が押し寄せ 母親は車に乗り込むことが出来ず 孫娘が助かったのを見届けて「生ぎろよ! こっち見るな! 後ろを振り向くな! 頑張って生ぎろよ! バンザイ! バンザイ!」と叫んで流れていったという…


女性は母親の死を受け入れることが出来ず アクセルを踏んで津波から逃れた父親を責めて 仮設住宅の別々の部屋で父親との交渉を避けて暮らしていたという…


転機が訪れたのは 年が明けて かつて家族が幸せに暮らしていた家の跡地を3人で訪れた時


愛娘を助けた両親の深い愛情を知り 愛娘のために3人で前に進んで行こうと決意する



大震災で 多くの方々が大切な肉親をなくされました…

深い悲しみ 癒えぬ喪失感 絶望の淵で 今日も生きていらっしゃる皆さんも多いことと思います…


この無尽蔵の悲しみに…


いったいどうしたものかと どうしようもない無力感にとらわれてしまいます…


この1年を 私はどう生きてきたのだろう? と問うてみる…