たまりんの時々山日記

艱難辛苦 眺望絶大 山岳渉猟…森から尾根へ 尾根から峰へ 峰から峰へ… 山に行かない時はしばらく放置 北海道十勝出身 静岡県東部在住の山親爺です 四季を通じて 主に静岡・山梨・長野の山々を登っていますが たまに岐阜・富山・新潟の山々や故郷北海道の山々に出没致します 因みに『たまりん』は7歳女子の愛猫の名前です

森羅万象

巻機山・越後駒ヶ岳の偽高山帯②

登山後かなり経ってしまって…ちょっとうろ覚えのところもあるかと思いますが ご了承下さい!

15日の枝折峠から明神尾根の日帰り山行ですが もやった天候のためあまり写真を撮らず 変わった植生だとは思いながら 『偽高山帯』という言葉も念頭になかったので花が中心の写真ばかりになってしまいました

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【道行山分岐先より越後駒ヶ岳】
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【百草ノ池より越後駒ヶ岳】

枝折峠から明神峠 道行山 小倉山にかけての尾根道は 途中湿地帯のようなところがあり頭上に樹木が被るところも一部ありますが 出だしから背丈の低い灌木帯のガレ場が続き いきなり越後駒ヶ岳や荒沢岳の展望が開けます!

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【前駒から越後駒ヶ岳】

百草ノ池からダケカンバの樹林の急登を喘ぎながらを登り詰めると 森林限界の前駒(標高1783m)に到着します

灌木帯 異常に細くねじ曲がったブナの林 笹原 草原 ダケカンバ林 灌木帯ときて ハイマツと草原笹原の森林限界…

やはり越後駒ヶ岳にも亜高山帯の針葉樹林帯は見当たりません!私の歩いた明神尾根に限ってですが…巻機山よりも更に顕著な『偽高山帯』を呈しているようです!
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巻機山・越後駒ヶ岳の偽高山帯①

今回のお盆休みに訪れた新潟県の巻機山と越後駒ヶ岳のちょっと風変わりな植生について ずっと考えていたのですが…いろいろ調べてみると『偽高山帯』と言う聞き慣れない言葉に行き当たりました!

通常私が主に登っている中部山岳では 高度が上がるにつれ 植物の種類が移り変わり 森や林の様子が変わり 一定の垂直的な幅をもって交代します
①山麓帯(暖帯落葉広葉樹林帯 クリ帯)標高800m付近
②低山帯(温帯落葉広葉樹林帯 ブナ帯)標高1500m付近
③亜高山帯(亜寒帯常緑針葉樹林帯 シラビソ帯)標高2400m付近
④高山帯(寒帯低木帯 ハイマツ帯)

③と④の限界線が森林限界

巻機山の井戸尾根の場合 この森林限界が七合目から八合目辺り(標高約1600m)ブナの森を抜けると いきなりハイマツ帯になり 草原と笹原が一面に広がっています!米子沢やヌクビ沢の源頭辺りにわずかに針葉樹の森が散見されますが 御機屋から山頂 牛ヶ岳 割引岳にかけての頂稜はわずかなハイマツと一面の草原と笹原が見渡す限り広がり 実に開放的の眺めが展開します

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【巻機山井戸尾根六合目付近のブナの若木の森】
何故か このような若木が密生し 高木や老木は見当たりません!どうしてなのか?不思議な光景です

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【前巻機山より割引岳】
ほとんど草原ですが ヌクビ沢源頭辺りにわずかに針葉樹の森が見えます
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秩父の山犬(オオカミ)信仰

今回の武甲山と両神山登山で もう一つの楽しみは山犬たちに会うこと

山犬とは絶滅したとされているニホンオオカミのことですが 秩父地方では雲取山の登山口の三峰神社をはじめ両神神社 御嶽神社など山犬を神の使いとしている神社が多くあります

【武甲山御嶽神社里宮 一の鳥居一丁】
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【武甲山御嶽神社奥宮 山頂五十二丁】
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武甲山御嶽神社について?
http://www.google.com/gwt/x?client=ms-kddi-gws-jp&gl=JP&source=sg&u=http://www.raifuku.net/special/wolf/map/area/kanto/shrine/mitake_sai/mitake_sai.htm&ei=qP4IUfnfNsTtlAXsioHwAw&wsc=tb&ct=pg1&whp=30

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山岳展望顛末記

小諸の道の駅は 湯ノ丸高原の麓 すぐ南に上信越道が走り 八ヶ岳が正面に望めるなかなかのロケーションです

御座山を終えて 小諸に向かう途中 佐久の街から見上げる夕暮れの浅間山は赤く染まって美しかった

明日の山行を期待して車中泊の人となったものの なかなか寝つけずブログを更新してみたりラジオを聴いたりしながら 悶々と過ごし やっと眠りに落ちたのは10時過ぎか

その後も 2時間おきにくらいに目が覚め 最後に起きたのは4時頃… 外はもの凄い寒さで まだ星がキラキラと瞬いていた

全て準備して 身支度を整えちょっと食べて6時前に車坂峠に向けて出発するはずであったが…

何と目覚めると 辺りはすっかり明るくなり 周りに止まっていた車中泊の仲間たちはすっかりもぬけの殻…何と日の出直前の6時50分 そして外に出ると空一面を薄雲が覆い 正面の八ヶ岳も中腹から上は雲の中である そして何より あの刺すような寒さが去っていたのである

慌てて山岳ウェザーをチェックすると 間違いなく今日の浅間山は夕方までである!半信半疑でを飛ばすと 標高1700m辺りで雲海の上に飛び出し 眩い太陽の光が差し込んできたのである!

車坂峠高峰高原ホテルに到着 アイゼンを装着するのももどかしく山中の人となる

どんどん登って先行のハイカーを蹴散らし休むのももどかしく やたら写真を連写し トーミの頭や黒斑山も素通り 蛇骨岳に着いたのは 牛蒡抜きの甲斐もあって 当日3番手…

ところが樹林帯が失せた蛇骨岳の山頂は烈風吹きすさぶ中 あっさりJバンドまで行くことを諦め即ターン

黒斑山でパンをテルモスのコーヒーで流し込み あたふたと山頂を後にトーミの頭へ ここでアイゼンを外して 周りの人が唖然とするなか 楽しみにしていたシリセードならぬ(スタンディング)グリセードで風切るように下って来てしまった

まだ日も高いので そんなに慌てることもないのだけど 性分なのか 一旦スイッチが入ってしまうと のんびりなんかしていられない

前日の御座山の指先の痺れに懲りて 最強グローブとインナーグローブの取り合わせにしたのが仇になり 微妙な操作が出来ず 一部小さいサイズになってしまった
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浅間山を展望する!

浅間山を見に この山域を訪れるのは 今回で4回目になります

1回目は 山登りを始めたばかりの頃 初冬のが付いたばかりの縦縞模様の浅間山を見るために 車坂峠から黒斑山を往復しました!

2回目は高峰高原の天然カラマツが色づき始め 湯の平のクロマメノキの果実が実る秋に 同じく車坂峠から黒斑山~蛇骨岳~仙人岳~Jバンドと第1外輪山を歩き ここから湯の平高原に下降し 前掛山 浅間山を覗き 草すべりからトーミの頭に急登し車坂峠に戻りました

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【トーミの頭と浅間山】

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【トーミの頭と雲遊ぶ浅間山】

3回目は 数年前の晩秋に池の平から東篭ノ登山~西篭ノ登山~水ノ塔山を往復し 更に地蔵峠に移動して湯ノ丸山を往復しましたこれらは かつての第2外輪山とも言える火山群だとは思えないほどの静けさでした

浅間山は 時々激しく噴火する第一級の活火山で常に白くたなびく噴煙を上げていますが 周辺の高峰高原や湯ノ丸高原は穏やかな高原そのものです

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【外輪山の鋸岳Jバンド 湯の平高原と浅間山】
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プロフィール

たまりん3193

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