農業マーケティングの極秘ノウハウ

農業マーケティングや農業経営に関するホットな情報をお送りします。 元商社マンが独自の情報網と足で稼いだ取材からでてきたノウハウを展開。 公開情報と非公開情報を合わせたものになっています。 農業関係者、必見のインテリジェンスになっています。

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■ダン・ケネディ『究極のマーケティングプラン』を読み解く

 

最近、ようやく農業マーケティングの認知度も上がってきている。

そこで、ダイレクトレスポンス・マーケティングの元祖ともいえる、ダン・ケネディを紹介したい。

農業関係者とダン・ケネディの著書『究極のマーケティングプラン』を一緒に読み解きたい。

シンプルだけど、一生役に立つ、お客様を虜にするバイブルです。

■ダン・ケネディ『究極のマーケティングプラン』のポイント


・メッセージを間違いなく理解してもらう

・毎回常に、行動を起こしてもらうように頼む

・ふさわしいターゲットにあわせて仕立てたメッセージを伝える


・売り物を証明する写真を見せる
→例えば、お客さんのスナップ写真を壁に貼るなど

・顧客の満足証言の量で圧倒する

・著名人を使ってイメージアップする


・ブランド名でイメージアップする

・マスコミとの付き合い方は、穏やかで安全に

・マスコミに好意的に取り上げてもらう方法
1.慈善団体と協力する
2.派手な行動で目立つ
3.その道の専門家になる
4.ユニークなキャンペーンを行う
5.ラジオのトーク番組にゲスト出演する

・顧客に飽きられない方法は、変え続けること

・たとえ無関係でも、よその流行に便乗して話題になる

・季節の行事、祝日、映画などの娯楽イベントにからめて話題になる


・電話をかけてきた相手の情報を聞き出して売り込む

・ビジネスにおいて、最大の資産はお客様

・感謝の気持ちと敬意でお客様をもてなす


・既存客のために新しい商品やサービスを開発する

・大ファンをつくり、口コミを促進する

※コメント
ダン・ケネディの方法は、実践的で役に立つ。
様々な業界のマーケティングコンサルティングをやってきたため、いろいろなアイデアをもっている。
この中で何か一つでも、農業マーケティングの関係者のお役に立てば幸いである。
ちなみに私は、ダン・ケネディも尊敬しているが、檀れいもファンだ。


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■伊藤元重教授・講演録『これからの日本の農業に必要なこと』

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。


先日、東京大学大学院の伊藤元重教授の話を聴く機会があった。
「日本の農業」に関するテーマのミーティングであった。

世界から見た日本の農業について考えさせられる内容だった。
話の要旨を紹介したい。
皆さんの参考になれば幸いです。


■伊藤元重教授・講演録『これからの日本の農業に必要なこと』ポイント

・農業だけの視点で見ると物事の本質を見失う

・経済全体の中で農業を考える必要がある

・円高になったことで日本の農業の国際競争力を失っている


・これまでとは違った考えで農業を考えないといけない

・そうすれば農業はチャンスになる

・あと10年から15年後、中国は必ず食料輸入国になる


・野菜などの鮮度品は、近くから輸入しなければならない

・1990年、中国は日本の8分の1の経済だった

・もうすぐGDP世界第2位になる

・中国は凄まじい勢いで成長している

・中国は、工業化が進み、農業輸入大国になる

・アセアンの人口は5億人であり、そのマーケットについても知っておく必要がある

・大きなトレンドの中で農業を考えることが重要

・将来の農業のあり方、時代にあった農業を考えること

・地域経済を支えていた工場がどんどん閉鎖している

・地域を支える経済を創出していかねばならない
→それは食糧・農業、医療・介護である

・付加価値のある農業を目指すべき

・ひたすら作って、ひたすら売るビジネスは時代遅れになってきている

・日本の農業は転換期に入っている

・いかに自分たちで作ったものを付加価値をつけて高く売るか課題

・ブランド化が課題

・いかにアジア全域で農業をつくるか

・ユニクロがなぜ伸びているか?

・消費者がほしいものを適正価格で売っている

・地域経済を強くするためには、地域でこだわったものを作る


・今後は、双方向貿易を伸ばすべき
→例えば、ドイツのように、たくさん輸出して、たくさん輸入する

・九州は隣国との貿易の拠点となるだろう

・世界が米ブームになるように日本が仕掛けていくべき


※コメント
農業のブランド化というのは、なかなか難しく時間のかかることだ。
だが、どのような分野でもブランド化というものに取り組んでいる。
異業種のやり方、成功例が参考になる場合もある。
農家の人たちが、アパレル業界のマーケティング手法が参考になることがある場合もある。
マーケティングの神様と呼ばれるジェイ・エイブラハムは、著書『ハイパワー・マーケティング』で「異業種の成功例を参考にすると、ブレイクスルーを生む、アイディアが生まれる」と述べている。

別の業界の成功事例集を本屋で買ってみるのも、新しいチャレンジかもしれない。
私も異業種の研究のため、飲食業界の勉強のため、カフェに行き、でエスプレッソを注文した。
たった、200円であんなに美味しいエスプレッソが出てきたので、びっくりした。
ブラジルの立ち飲みカフェで飲んだエスプレッソに引けをとらない。
さすが、ドトールコーヒー。

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■儲ける「農」の戦略~『農業で儲けたいならこうしなさい』を読み解く~

有坪民雄氏の新刊『農業で儲けたいならこうしなさい』が出た。
ズバリ、儲ける農業に関して、分かりやすく解説している。
実践的で面白い。

 

 

■儲ける「農」の戦略~『農業で儲けたいならこうしなさい』のポイント


・「信頼」は絶対に守り通せ


・信頼される農家になる5つの方法

1.生産過程をブログなどで全公開する
2.コンテストで入賞する
3.都道府県の公認農家になる
4.信用のある取引先を開拓する
5.マスコミの話題をさらう奇策を用いる


・儲ける「農」の競争力
1.気候風土を味方にする
2.生産技術を武器にする
→多収技術、高品質化技術、省力化技術、有機栽培技術
3.経営資源を武器にする
→資金力、営業力


・大規模化を成功させる3つの条件
1.収穫した農産物を売る市場はあるか
2.必要な農地を集約できるか
3.装備を揃えて利益は残るか


・農産物直売所で業績を上げる方法
1.大量に出荷する
2.顧客に新しい提案をするレシピ作り
3.人が出さないときに出荷する


・観光農園は、農業であるとともに接客業である

・ブランド化のキーワードは「均質」と「統一」

・農産物をブランド化するためにの最重要ポイントは、品質が相応の水準で維持されていること

・自分たちならではのこだわりを伝えよ

・簡単なのは、チラシやポップ広告、ホームページなどでうんちくを盛ること

・顧客を組織化せよ

・商品開発は、小さく生んで大きく育てよ


・農産物加工・商品開発のポイント
1.市場の大きい分野の単品で勝負する
2.できるだけ製造工程の機械化が可能な商品を選択する
3.材料原価を小売り売価の30%程度に抑える
4.味で妥協しない
5.パッケージングは人任せにしない


・ネット通販を活用せよ


・何度も来たくなるホームページ
1.百科事典のような膨大な資料のあるページ
2.いつも更新されているページ


以上


※コメント
昨日、伊藤元重・東京大学大学院教授の「農業」を考えるミーティングに参加した。

これからの日本経済、日本の農業は、今までとは違った考え方をしたほうがいいのではないかと提言していた。
そのときの講演録は後日、配信いたします。


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■「ノギャル」藤田志穂さんの『ギャル農業』を読み解く

 


ギャルのマーケティング会社を創業した元ギャル社長・藤田志穂さんが、秋田県大潟村で「食のあり方を考えるきっかけ作

り」をコンセプトに米作りを行い、10月に「シブヤ米」を発表した。
農業をするギャル「ノギャル」である藤田さんが『ギャル農業』という本を出された。
http://www.chuko.co.jp/laclef/2009/10/150332.html

彼女の農業への思い、夢実現のストーリーが書いてあり、非常に面白い。
またマーケティング会社を経営していた経験から農業マーケティングの参考になるので、紹介したい。



■藤田志穂さん著『ギャル農業』の要旨

・19歳で流行に敏感なギャルの特性をいかしたマーケティング会社を設立

・これまで受け継がれてきた農業の文化や、古き良き物を大切にしながら、若者のパワーやアイデアで農業を盛り上げたい

・掲げたコンセプトは「若い人たちが食や農業に興味を持つキッカケをつくる」ということ

・野菜づくりは、一日にしてならず

・ギャル農業から新しいブランドを世界に発信したい

・「イケてる農作業着開発プロジェクト」を実施

・夢を叶えるための言葉
→想うこと。書くこと。喋ること。

・人との出会いや、繋がりはすべて財産

・まわりの目やひとの顔色をある程度は気にしながらも、自分が正しいと思ったことは貫き通す

・まずは言わないと、なにも始まらない

・いじられているうちが華

・いいなと思ったら全部書く

・夢を口にする

・夢を話すことで、逆に向こうから夢が近づいてくる

・「give & give」の気持ちでいる

 

※コメント
藤田志穂さんが提唱した「ノギャル」という言葉は、2009年流行語大賞にノミネートされた。
惜しくも大賞を逃したが、世の中が「農業」に対する関心を示していることは確かだ。
藤田さんの本『ギャル農業』は、農業への挑戦する経緯が書かれて非常に面白い。
また、元マーケティング会社社長というだけあって、彼女のPR術はセンスが良い。
「農業」に関する本であるが、夢実現へ大切な気持ちを彼女からから教わった気がする。

 

藤田志穂さんの最新情報はこちらから↓
http://ameblo.jp/fujitashiho

「シブヤ米」やオシャレ作業着情報など満載です。

 

 

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■伝統野菜と地域農業

本日の日経夕刊に「伝統野菜の復権」と題した浜美枝氏のコラムが載っている。


要約すると

「全国でそれぞれの伝統野菜を売り出し、地域農業を活性化する動きが出ている」

「イタリアでも伝統の食が消えることに危機感を感じ、食の祭典が生まれている」

「日本の農を守り、食のバラエティを保つために、イタリアと同様、
公正な観点を持ち、味覚に優れた消費者を地道に育てていく場が必要ではないか」

というコラムであった。


そろそろ、お正月の時期になってきた。
正月には、地域、各家庭それぞれの伝統料理が垣間見える時期である。

おせちを食べないという各家庭もあり、それも伝統である。

しかし、正月料理を食べながら、酒を飲む。
これこそ、日本人であると感じる瞬間であることも確かだ。


皆様、忘年会の準備もそろそろしましょうか。

「マモーレ、カンターレ、マンジョーレ」






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■「農産物直売所」は日本農業の「希望の星」

 


『農商工連携の地域ブランド戦略』(関満博・編)の注目すべきポイント


・「農産物直売所」は日本農業の「希望の星」となっている

・「直売所」「農産物加工場」「農村レストラン」が日本農業、農村を支える「3点セット」

・「3点セット」から進化していく「観光農園」のスタイルも大きな可能性を秘めている

・農産物直売所は生産者と消費者が接する貴重な「場」

・富山県氷見市の直売所「おらっちゃの店」は、喫茶コーナーを設けて、さらに来店客の幅が広がった

・直売所は生き物だ

・直売所の活気は、これを運営する人々の活気がそのまま乗り移る

・群馬県渋川市の「農村レストラン・おふくろ亭」はホームページを開設しないのにお客さんが集まる
→理由は、第1に立地と味の良さによるリピート率の高さ
→第2に人と人の関係が生み出すパブリシティ

・広島県の平田観光農園は、オールシーズン、果物狩りを楽しめる
→年間10万人の集客を誇る独自の観光農園を築いている


・平田氏の農園づくりの経営理念は以下の通り

1.確実に利益が確保できる農業
2.若者にとって魅力ある農業
3.くだものを基底にしたテーマパークづくり
4.担い手育成の道場づくり
5.地域活性化の先導役を担う

・地域ブランドの構築には「モノづくり」の発想を超えて「話題づくり」に向かうことが重要

・成功している「食」の地域ブランドも、地域活性化にまつわるストーリーが必ずある

 


※コメント
今日、滅多に見ないテレビをつけたら、「ノギャル」の藤田志穂さんが出ていた。
昨年、ギャル社長を辞任して、農業の発展に一躍買っている。
実際に米を作り、「シブヤ米」として、PRしている。
彼女は、ただのギャルを超えて、一流のマーケッターであると思う。
話題づくりやバズ(口コミ)マーケティングのやり方はプロだと確信した。
我々、農業マーケッターも彼女を見習いたい。

 

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■平岡豊『実践的農業マーケティング』に学ぶ農業イベント

 

■平岡豊『実践的農業マーケティング』の要旨


★マスメディアが取材に来たくなるイベントを仕組むポイント

・イベントのタイトルを面白くする

・絵になる工夫をする

・国際色ある大会にする

・公共性があること

・話題を作ること

・継続性を大事にすること
→毎年取材に来てもらうよう考える

・予告への工夫をする

 

★農業マーケティングのアイディア

・観光農園に平日、客を呼ぶ

・物語のあるギフトシステムをつくる

・農産物を個人病院などへ販促する

・農産物直売所を情報発信の拠点にする

 

※コメント
著者の平岡豊氏は、博報堂で農業や自治体のマーケティングをやっていたプロである。
博報堂をやめた後、大学院で農業経済関係の博士号をとった異色の経歴の持ち主だ。
農業イベントを大きくマスコミに取り上げてもらうことは重要だ。
NHKで数分とりあげられたある地域の梨は、放映以後、ひっきりなしに消費者から連絡があったという。
企業では当たり前にPR業務をやっているが、農産物のPRも今後もっと必要になっていくだろう。
このメルマガでもPRのノウハウもどんどん取り上げていきたい。

 


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■藤巻幸夫のブランディング術

 


昨日、ビックサイトの農林水産展に行ったら、たまたま隣の会場で藤巻幸夫さんが講演していた。
彼のことはテレビでチラッと見ただけで、彼の考え方とかは知らなかったが講演は凄く面白かった。

彼は熱い、プレゼンが面白い。
言っていることにセンスがある。
彼の話を聞いているだけでインスピレーションを沢山貰えた。
講演内容を紹介したい。


■藤巻幸夫氏の考える「ブランディング」とは

・いいものは溢れている
それをどう見せるかがポイント

・バーニーズニューヨークが父の日に飾ったショーウインドウに置いたもの
→「お父さんありがとう」というポスターを飾り、お父さんたちの写真を並べた

・大貫さんが「としまえん」のために考えたコピー
→「プール、冷えています」

・海外の見せ方はうまい
→外車の試乗会に行ったら、見せ方がかっこよかった。キレイな女性が応対してくれたり。
→日本車の試乗会に行ったら、よれよれのスーツを着たおじさんが出てきてがっかりした

・小さいことから始めること

・どうやってみせるかを常に考える

・ヨーカドーの改革を行ったとき
→店内の音楽を変えた
→幹部のスーツのセンスを変えた

・ホームページを良くするだけで会社のイメージが変わる

・人を大事にせよ

・人とぶつかってコミュニケーションをとれ

・人間関係を濃くしよう

・「日本交通」のタクシーは良い
→マナーがいいし、教育も行き届いている

・日本交通はタクシー会社でありながら、一つのブランドになっている
藤巻氏は「日本交通」しか乗らないようだ

・マーケティングとはお客様視点

 

※コメント
藤巻氏の講演は楽しい。
聞いていていろいろアイデアが浮かんでくる。
彼のような人が大学の講義をやっていたら、大学ももっと面白いものなったと思う。
我々、農業関係者も彼のようなスピリットを学びたい。
彼の発信する情報は今後もウォッチするので、また発表します。


農業マーケティング協会

農業マーケティング協会、発足。

この度、2009年11月1日に『農業マーケティング協会』を発足いたしました。
日本の素晴らしい農産物を日本と世界にもっともっと広めていくために、農業のマーケティングという分野で皆様にご支援してゆきたいと思います。

よろしくお願いいたします。

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