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2017年12月9日、新たなる<対話>が始まる――
2011年のMETAL BUILD第1弾「ダブルオーガンダム セブンソード」から6年以上。ついに『機動戦士ガンダム00』シリーズから「ダブルオークアンタ」を発売するに至った。純粋なるイノベイダー専用機、そして、人類の新たなる道の導き手となったこのMSを量産サンプル品でレビュー。METAL BUILDのオリジナルギミックとして生まれた「クアンタムバースト "タイプレギュラー"」形態を中心に、METAL BUILDを新たな次元へと引き上げる挑戦の数々を、改めて目の当たりにしてほしい。

※画像は量産サンプル品を撮影したものです。実際の商品と異なる場合があります。
※画像はクリックで拡大表示されます。




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こちらが本商品のパッケージ。本体・各種武装・METAL BUILDシリーズ共通の台座・GNシールドエフェクトなどが梱包されている。


METAL BUILD ダブルオークアンタ

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まずは基本となる「ダブルオークアンタ」通常形態からご覧頂こう。外装パーツは全て新規造形で、METAL BUILD独自のデザインのマーキングが全身に施されている。エクシア、ダブルオーを経て完成したスタイリッシュな外観と、関節から覗く金属の重厚さが対照的だ。左肩に集約されたGNソードビットには、パール塗装を施したクリアパーツも効果的に使用されている。


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ディテールに視線を移すと、その凄みがより伝わるだろう。ダイキャスト、クリアパーツ、ABSへの塗装&マーキング、密度の高いディテールとパーツ構成……ロボットアクションフィギュアのための素材と技術を結集し、ハイエンドを極めた「究極のクアンタ」がここに降臨する。


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クリアの刃を持つ3種のGNソードビットは、GNソードVとの組み換えによって「バスターライフルモード」「バスターソードモード」になり、内蔵のグリップでクアンタに持たせることも出来る。また、エメラルドグリーンが美しい「GNフィールドエフェクト」も付属する。

これら超大型の武装をホールドするために、台座基部に装着出来る補助パーツ&アームが別途付属。ポーズに合わせ浮かせてディスプレイ出来る。ソードの鍔とクアンタ本体の肘をジョイントさせることで、GNソードVの片手ホールドも可能だ。


ダブルオークアンタ クアンタムバースト "タイプレギュラー"

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これが、METAL BUILD独自の姿である「クアンタムバースト "タイプレギュラー"」。装甲を完全にパージせず、クアンタムバースト後の戦線復帰を想定した状態だ。METAL BUILDオリジナル設定など詳しくは「METAL BUILD ダブルオークアンタ"タイプレギュラー"」特設ページを参考されたい。


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従って、展開された各部装甲パーツと本体とはアームやジョイントで繋がっており、METAL BUILDではその「クアンタへの復帰」を実際に体感できる仕様となっている。左肩のGNソードビットも各ビットが展開する。
『機動戦士ガンダム00』でのMS内部フレームの露出といえば、同じくMETAL BUILD化された「エクシアリペア」が印象深いが、前者が「戦闘による破損」に対してクアンタは「対話を目指した展開」であるのも対照的だ。


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METAL BUILDは存在感もさることながら、立体物だからこそ出来るギミックも満載である。今回の「クアンタムバースト "タイプレギュラー"」でも、この形態からの武装やGNシールド展開、想像を掻き立てるアクションシーンなど、さらなる遊び方を試してみてほしい。


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そして、METAL BUILDシリーズ初の試みとなるのがLEDユニットの搭載である。ユニットは本体から分離しており、背中側から差し込みスイッチを入れると、胸のGNドライヴが美しく発光する。
この発光ギミックは「通常のクアンタ」「タイプレギュラー」「クアンタムバースト」のいずれにも対応。GN粒子をイメージしたライトグリーンの輝きの中に、「OOQ」のマーキングが浮かび上がる。


ダブルオークアンタ クアンタムバースト

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もちろん、劇中にて巨大金属生命体ELS中枢で展開した「クアンタムバースト」に準じた状態も再現可能。膝下をはじめとした全身の各装甲をパージし、戦闘行為を超越した<対話>を実現したシーンが蘇る。


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上画像が、クアンタ→クアンタムバーストへの換装に必要な差し替えパーツ。むき出しとなったダイキャストフレームから、パーツ差し替えによってコンデンサが突出する。ブランド独自の新形態だけでなく、作中にある形態でも見たことのない驚きを――シチュエーションこそ劇中再現だが、このような様々な素材から生まれる質感の妙は、METAL BUILDこその魅力である。



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※上画像はイメージです。
未知なる存在との対話――ダブルオークアンタが持つこの能力を、METAL BUILDでは素材・造形・展開ギミックという、立体物ならではの解釈で表現した。メカデザイナーの海老川兼武氏をはじめとする、様々なクリエイターや関係者との<対話>によって生まれ、花開いたアイテムである。
2017年を締めくくる最大級のガンダムアイテムとして、また、METAL BUILD『機動戦士ガンダム00』シリーズの集大成として、12月9日に店頭から出撃する。




【METAL BUILD ダブルオークアンタ 特設ページ】


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※photo by ハヤブサ