小田原 たんぼの学校 初級コース

NPO小田原食とみどりが運営する「たんぼの学校」活動記録です

小田原の田んぼに通うようになって3回目のこの日、
草取りは雨でも晴れでもいやだなぁと贅沢なことを言っていたら
なんと朝からどんより「くもり」空。
脇道でじっとしていると肌寒いくらいで、草取り作業には絶好のお天気となりました。
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田植えの時は少々たじろいでいた子どもたちも、
少し慣れた様子で田んぼに入っていきます。
教わった通りに雑草を摘み取って摘み取って…
片手に乗り切らないほどになったらぎゅーっと丸めて…泥の中に押し込む!
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雑草が泥の中で腐敗してお米の肥料になるだなんてなんとも自然はシステマチック!
オリエンテーションの時のお話でもありましたが
農耕は自然の循環の中で人間が色々とお借りして行なっている、
本来は不自然な作業なんだなと、改めて考えさせられました。
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さて、心地よい気候でも、始終腰を曲げての作業は辛いもの。
無農薬のお野菜が手間暇かけて作られていることを実感せずにはいられません。

この日の休憩時間には手作りの冷た~い梅ジュースを配っていただいたのですが、
本当に美味しくて!
芳しい梅の香りに「ああもうこれから夏なんだな」と、思いました。
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休憩の後は田んぼの隙間に苗を植えていく作業です。
こうすることで雑草が生えてくるのを抑えるんだとか。
もうこの頃にはほとんどの子どもたちがカエルや虫を探すのに忙しそうでしたが、
大人たちががんばって残りの苗を植え付けていました。

まだ1回目の草取り作業でしたが、回数を重ねるごとにお米たちに愛着がわきそうです♪
逞しく育っておくれよー。
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余談ですが…

田植えの時に配っていただいていたみのり館周辺のプチ情報を元に、
「土田畑名人 福造ダイニング」にお昼ご飯を食べにいってみました。
いつも横浜周辺で食べる感じで1人1セットずつランチを注文(大橋家は家族5人です)したのですが、
運ばれてきたお料理を見てびっくり。

ぜんぶめっちゃ大盛り。

そしてお野菜が美味しかったです!ピザも美味しかったー!
美味しかったのですが普段大人の量を食べる子どもたちも、
わざわざ大盛りを注文しないと足りないお母さんも、
ちょっと食べきれないなぁというぐらいの量で…
最後はボックスに入れて持ち帰らせていただきました。

みなさん、
初めて福造さんによる際にはちょっと注文する量を気を付けた方がいいかもしれませんっ

                  大福屋

たんぼP_20170605_112750[1]
田植えから7日が経ち、たんぼにはスイッチが入ったかのように、水中の生物が活発に動き始めました。

また雑草も生え始めています。
コナギは芝生のような細い芽を、水が入って3日目ぐらいで出します。
ヒエは1週間後ぐらいで発芽してきます。

ミジンコ、エラミミズ、甲虫類など小さな生き物が、米ぬかを食べた分解物を食べて稲の栄養を作ってくれるとともに、その糞などの分解物が雑草の種に降り積もり発芽を抑制します。

コナギの発芽を遅らせて稲の成長を促すのが目的ではありますが、コナギは発芽後の成長力が強いので、人手による除草が毎年欠かせない雑草です(食べてもおいしいです)



今年も豊年エビが出てきました。
ほうねんえびP_20170605_113032[1]

エビと言ってもハサミはなくて、フナ虫のような姿をしています。
オスがメスを追いかけて忙しそうに泳ぎ回っていました。


                                事務局







5/28

今回は田植えが土曜日だったため、運動会などでやむなく欠席された4チームが翌日の田植えに参加しました。

前日に残されたまだ植えられていない半分の田んぼを見て、

みなさん「えー!」と驚いていましたが、運動会の疲れも見せず、大人も子供もがんばって1.5往復ほど植えました。

最後は米ぬかをまいてたんぼの中を歩き、糠まみれに‥
ぬかまき

残りは山本インストラクターが田植え機で植えて終わりました。


全チームが田植えを体験できて何よりでした!

                            事務局

田植え当日は前日の雨が嘘のように晴れ、眩しい日差しが夏を感じさせるほどの晴天に恵まれました。
運動会の日程とかぶってしまったのか、お休みされているご家族もいて、
ちょっと寂しい感じ。

まずは座学で山本インストラクターより田植えの基本をレクチャーいただきました。
(田んぼに水を入れるとどこからともなく蛙が集まってくるのは何百年も続く田植えの習慣を蛙が覚えているからというお話が印象的でした)
 

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着替えを終え、田んぼに向かうと抜けるような青空と富士山が待っててくれました。


いよいよ田植えですが、初めて田んぼに入る人が多かったからか(私も初めて!)、
一歩足を踏み入れると「うわー」「ギャー」「気持ち悪い」とあちこちで悲鳴が!
でもすぐに慣れて田植えの準備に入ります。

木製の田植えガイドに沿って一列に並んで田植え開始!
 
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ぬるんだ田んぼの水に足をつかり、時折吹く暖かな風を感じながら行う田植えは
最高でした。
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そして休憩時間に差し入れてくださったアイスがおいしかったこと!
 
途中、ちっちゃい子供達は田植えに飽きてしまうこともあったけれど、あちこにいる蛙さんたちが相手をしてくれました(^^♪


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最後は肥料兼雑草抑制の効果があるという米ぬかを「はなさか爺さんのように」というアドバイスを心に留めながら撒いておしまい。
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山本インストラクターからは今年はまっすぐ植えられたとお褒めの言葉をいただきました。
 
次回は2週間後の草取りですね。この小さな苗がどんな姿に成長していくのか今からとても楽しみです!

                               Team 白飯

今日は14時くらいまで雨が降り、たんぼは恵みの雨になりました。

田植え前日P_20170526_163940_1

苗を田んぼに運びました
手前のモサモサしているのが苗です。


籾を撒いてから明日で35日目

3枚P_20170526_164110_2

これは葉が3枚で中苗です。

4舞P_20170526_164228_1

これは葉が4枚で成苗です。

下から、茎の間に短い葉、先は3つの葉がついています。

雑草に勝つにはなるべく大きい苗が良いとされています。

理想的な苗がたくさん育ちました!

明日の田植えはお天気の予報です。
がんばって植えましょう!





水入りP_20170521_162545

5月21日、田んぼに水が溜まりました。
5月下旬になると酒匂川の水門が開いて市内の田んぼへ水が運ばれて行きます。
このたんぼはその支流の水と上曾我の山から流れてくる水が入ってきています。

田植えまであと数日!


(しかし、水が入るとともに雑草も発芽が始まります)

16センチP_20170519_103608

苗は降雨と気温上昇のおかげでよく成長し葉がフサフサに茂っています。
苗丈は16センチぐらいです。


今朝の「はるみ」さんたち
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5月13日に大雨が降り今日も小雨で稲の苗がぐんぐん成長!
元気に育っています。

5月14日はトラクターで田起こしをしました

5月5日から、スズメ除けの防鳥ネットをかけました

5月8日

15日目P_20170508_061917[1]


日中の最高気温30度が続き急に成長が早くなりました。

5月11日
籾撒きから18日目

前日、たっぷり雨にあたり成長がさらに促進
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苗は8センチくらい(人差し指程度)の長さになりました

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田植えまであと16日、上部に育ちますように!

籾は水につけて毎日の平均水温が100度を超えると芽が出てきます。

籾の性格は様々で、のんびりさんとせっかちさんいろいろです。
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もとは熱帯性の植物なので暖いのが大好き。

白いカバーをかけて保温して4、5日すると根がぐんぐん伸びて芽が生えます。

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たくさんの芽が重い土を持ち上げて出てきました。

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かぶせた土が少ないところは、逆に籾が出てきました。

もみもちあgりP_20170505_124051[1]





籾撒きをしてから12日目

12日目の苗箱P_20170505_124207[1]



だいぶ芽がそろいました。
キヌヒカリに比べると生育がゆったりしているようです。

今日、5月5日の暦は立夏

27日の田植えに向けて元気に育ちますように!



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わずかに芽が約1mm、出てきました。
(写真は小さすぎて見えていません)

多くの籾は土の中で白い根を伸ばしているところです。

はるみ6日目P_20170430_150901_DF[1]

根が伸びてかぶせた土が盛り上がり地割れができ始めました。
重い土を押し上げて稲は芽をのばそうとしています。

今日はたんぼの学校の始めての活動「籾撒き」です。

昨年までキヌヒカリを栽培していましたが、今年から県産品種の「はるみ」に変更しました。

コシヒカリとキヌヒカリを掛け合わせ平塚の試験場で長い年月をかけて開発された品種で、食味ランキング初登場で特Aになったという、ほかの有名品種に並ぶおいしさで、農業関係者の注目を集めているお米です。


今回は2.5kgの籾を準備

60度のお湯に10分間ひたし、流水で冷却、それから5日間水に漬けました。
エアポンプで空気を送ります。
もみまきP_20170422_212929[1]
籾は水につけて毎日の温度を足し100度を超えてくると発芽が始まります。
2.5㎏の籾は水を吸って1.3倍に膨らみました。


6日目の朝
籾を24に分けて、ひと家族2箱づつ籾撒きにチャレンジです

新聞を敷いた苗箱に土を入れて平らにならします

もみまきP_20170423_115331[1]



土の入った箱をプールにひたして水を浸み込ませます

もみまき170423




重ならないように籾を撒きます

もみまきP_20170423_115837[1]
                          
ふるいで土をかぶせて完成
みなさん、初めてとは思えないぐらい、きれいに土が乗りました。
もみまき20170423
最後に「よい苗が育ちますように」と愛情をこめました♡

しっかり芽が出てきてくれますように!















初めに、参加した動機は、以前から米作りをやってみたいと思っていて、そうしたときにネットで見つけたことで参加を決めました。

最初は籾まき、田植え、そして雑草取りと順調なスタートでしたが、途中から雑草、雑草、雑草。

雑草の日は、ただ美味しいお米ができるように、それだけを考えながら一つでも多くの雑草を取り除いていましたが、途中から雑草取りに慣れて、米作りが楽しくなっていました。

気が付けば稲刈りの季節となり脱穀機や唐箕を使ってやっと玄米に。

稲刈り~脱穀までは力仕事と根気が必要で本当に疲れました。

それでも最後は機械頼み。

昔の人はすごい。


一通り経験して感じたことは、水中には生き物や雑草がたくさんいるということ。

日頃私達が食べている米は生物がいきていけない環境で作られていること。

手間暇かけるのは大変だけれど、その分作った米は体によい、そして米一粒の大切さがわかりました。

また子供達も水中の生き物採集、梅干し作り、案山子づくり、スイカ割り、焼き芋、時にはアイスなどイベントが盛りだくさんで家族全員で楽しく参加することができました。


じゅん

 水中の生き物を探すのが楽しかった。
 稲刈り、脱穀機、唐箕を使うのが楽しかった。
じゅんほかく

はな

 わらの上に寝て穂の皮をむいて米粒を食べるのが楽しかった。
 腸内フローラの歌が忘れられない。
じゅんはな

スタッフの方々、とても親切に教えていただきどうもありがとうございました。


                         じゅんとはなチーム


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 この半年間、田植え、草取り、案山子づくり、稲刈り、天日干しおよび脱穀と貴重な体験を親子で経験することができました。校長先生、インストラクター、事務局にはお世話になり、誠にありがとうございました。
 
今回の体験を通し、米作りの大切さ、大変さと技術のありがたさを改めて感じることができました。

 抜いても抜いても伸びてくる稗等の雑草。小さな田んぼに関わらず参加者全員で作業を行ってもなかなか終わらない稲刈り、天日干し。また脱穀では、入力でも昔の方法と機械の方法の両方を体験できたことにより、技術進化のありがたさをリアルに感じとることができました。他にも案山子作りや天日干し用の竹取作業等。米作りは、様々な知見の凝縮が米作りなのだと再認識いたしました。
 
 毎日食べているお米ですが、今後は家族みんなで感謝の気持ちを忘れず、一粒一粒を味わって食べていきたいと思います。

                               チーム にっし~ず

小田原食とみどり 参加レポート

 

      チームかずぽん

                                            

 

1. 参加への道 -申し込み

 ママが、COOP関連の案内の中から、「たんぼを体験する」という今回のコースの情報を見つけてまいりました。おもしろそうだね、ということで、即、申込みを実施。

 返送していただいた案内をみて、改めてびっくりしたのは、作業への参加回数が、10回以上ということ。秋までの休日スケジュールがだいぶ埋まってしまいます。しかし、考えてみれば、たんぼでコメを作っていくので、当たり前のスケジュールです。軽い気持ちで申し込んだのですが、これは気合をいれなければ、と改めて思いました。

参加するのは、かずぽん、パパ、ママの3名です。かずぽんは、元気でかけっこが大好きな年少さん、でも、虫などに触るのはまだまだ怖いようです。パパ、ママは、どちらかというと、土を触るのが苦手で、特にパパは、小さいころからどちらかというと泥んこになじみがありません。

 

2. 初回   4/24

 初回を目前にして、カズポンが幼稚園で風邪をもらってきてしまい、それに家族で感染してしまいました。パパが熱を出して会社を休むというのは、数年に一度程度で、あまり起こらないことだったのだけど、たまたまこの日にぶつかってしまいました。当日38度の熱で寝込み、月曜も会社も休む始末。初回の苗床作りを休むのは非常に残念だったけど、家で静養することにさせていただきました。最初の説明を伺い、皆さんと初回の挨拶をすることもできず、たいへん残念なこととなってしまいました。

 

3. 田植え  5/29

 前回休んでしまったため、すべてが初めてのことで、装備も不安の中、この回から参加させていただきました。パパは、車の掃除用に買っておいた長靴を使用しましたが、ママとカズポンは靴下でたんぼに入ることにしました。

初めてたんぼに入ってびっくりしたことは、泥に足を入れると足が引き抜けないこと。これをまさに実感いたしました。苗床から数本の稲をちぎり取り、たんぼに植えていきます。水が深いところでは稲が浮いてしまうようなところもありました。また、定規を使うものの、なかなかまっすぐ植えられないのですね。田植えというのは、改めてたいへんな作業だと思いました。

  かずぽんは、泥に足を入れた時、あまりの足の動かなさに足を止めたまま泣き出してしまい、畦付近で一本さすのがやっとでした。でもなんとかその一本を植えることができて、よかった、かな!

  

4. 草取り 

 この後、たんぼの草取りが始まりました。最初の草取りである6/12は、 幼稚園の父兄参観日にぶつかってしまい、当初からお休みを予定していて、2回目のお休みをいただくことになってしまいました。そして、6/26の草取りから参加させていただきました。田んぼ用に服を決めた方がいいとのことでしたので、服装は、毎回以下の写真 Fig.1のいでたちです。ママは、帽子をたんぼに落としたため、麦わら帽子が変わります、またパパの麦わら帽子は案山子さんに提供したため、これも後に更新されました。

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Fig.1  最初の草取り、チームカズポンメンバー


7/10は、草取りと案山子さんの製作です。案山子さんは、かずぽんにより、「ぶーちゃん」(Fig.2)と命名されました。衣装は、パパのお古です。炎天下の中、立っているのはたいへんだろうから、麦わら帽子もパパの使っていたものを進呈いたしました。お顔は、かずぽんが上手に書いてくれました。ぶーちゃんは、秋までの長い期間、皆に替わってたんぼを守ってくれることになりました。

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                           Fig.2
ぶーちゃん

 

7/24は、生物観察会でした。このころになると、家の近所のたんぼでもカエルの声が聞こえてきますが、今回のたんぼでもたくさんの生き物に出会うことができました。かずぽんは、カエルさんを見て最初はびっくり、でもまだ触れません。まだまだ怖いようです。

たんぼに入ると、カエルや、クモなど、たくさんのここで暮らしている生き物たちに出会うことができました。蛇がでたのにはびっくりしましたね。

 

 

 

 

 

8/7の草取りで見たのは、稲の穂が出てきているところでした。お米の花が咲いています。本などで、自家受粉してうんぬん、というのは知ってはいましたが、稲の花が咲いているのを見たのは初めてでした。昔見た本の図にあったように、緑の花弁が雄蕊を出して受粉している様子を実際に見ることができました。稲の花は、華やかさはないけど、神秘的で美しいですね。これが、人々が毎日たべるごはんのもとで、日本人がこれまで、長らく生きてきた糧になるわけです。

 

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Fig.3 稲の花


 

5. 9月の雨と収穫

受粉期間は、稲にとっても大事な時で、草取りもちょっとの期間お休みでした。9月に入っての作業を楽しみにしていましたが、今年の9月は異様な気候になってしまいました。雨ばかりで、日照が非常に少ない。稲やそのほかの野菜にとっても打撃でしたが、我々の活動にも大きな影響をもたらしてくれました。

9/4がもともとの草取りと竹取の予定でした。しかし、台風が来襲し、9/11に延期になってしまったのです。たいへん残念なことに9/11は外せない予定が入っており、お休みせざるを得ない状況になってしまいました。

 

さらに次の9/25の稲刈りは、大きなイベントで、お待ちかねでした。9/24は幼稚園の運動会の予定で、運動会と稲刈りが連日実施となり、体力的にたいへんで頑張らねば、とも思っていました。ところが、24日、運動会の朝、お弁当もしっかり準備したにも関わらず、天気が雨含みのため、翌日、そう、25日、稲刈りの日に、運動会が延期されてしまったのです。かずぽん最初の運動会をお休みするわけにもいかず、稲刈りもお休みすることになってしまいました。

世間では野菜の値段があがるとか、水害が発生とかいろいろありましたが、かずぽん家にも大きな影響を与えた雨の9月でした。

 

10/10には脱穀が実施され、久しぶりに参加することができました。緑の海のようだったたんぼは、竹の台が設えられ、稲が干されていました。前回、皆さんががんばって稲刈りされたことが想像されます。ほんとに稲刈りやってみたかった。学生時代に、旅行で歩いていて、稲刈りをしている農家さんを眺めていたら、「おにいちゃん、やってみるかい?」と言われ、稲刈り機に座らせてもらい、数メートル、機械で稲刈りをさせていただきましたが、そのシーンを思い出しました。

 

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Fig.4 脱穀、足踏み脱穀機にて

 

脱穀は、Fig.4にあるような、足踏み式の機械を体験しました。ピンにはじかれたお米が、さくさくと飛んでいくのが、見ていても非常に楽しいです。ブルーシートにたくさんのお米がたまり、それを、藁などのごみを飛ばして、袋に詰めていきます。みるみる袋にいっぱいになっていきました。1年の期間の労働の成果としての重さを実感いたしました。

 

6. まとめ

 半年間のたんぼでの作業が終わりました。スケジュールには、毎月「たんぼ」の文字があり、結果として何度かのお休みをいただくことになりましたが、たんぼのスケジュールを中心に休みの予定を立てた半年になりました。

当初は、かずぽんに、たんぼの体験をしてもらうのを目的でこの企画に参加したのですが、途中から、パパ、ママの楽しみな企画に意識が変わってきていました。パパとママが大いに楽しんだイベントでした。

最後に、食とみどりのスタッフの方々、参加された皆さま、ありがとうございました。

収穫されたお米で、おいしいごはんをいただきたいと思っています。また、今後、ごはんを食べるとき、昔、親に言われた「農家の方が、暑い中、一所懸命作ったお米なのだから、一粒も無駄にしないように」という言葉が実感されることになりそうです。


お米作りを体験して

DNAタケスターズ(母)

 

これまで当たり前のように食べていたお米。今回晴れていただいて帰ることができるわけですが、なんだか口にするのが楽しみなような、もったいような気がしています。お米自体に愛着が湧いたのはもちろんのこと、この一粒一粒が、半年の間、多くの手間暇をかけてようやく口に入るものだということが、実感としてわかったのも、また別の大きな収穫だったと思っています。

実際に私たちがお世話をしたのはほんの一部にすぎないのでしょうが、ようやくいつものこの場所にきたぞ、と思えるようになった頃に終わりになってしまった寂しさもあります。2016年の一大イベントがこれで終わってしまうわけです。

思えば、苗床を作った最初の頃はおっかなビックリでした。首の座らない赤ちゃんにうまく土の布団がかぶらない、水で流れていく・・。果たして7番の苗床から均一に苗が出てくるのか、不安になりながら保育園に置いて出勤する新米パパママの気持ちでした。


 はやる気持ちを抑えて7番ベッドを探した次の回、籾ちゃんがスクスク成長していて嬉しかったのを覚えています。そして田植えは泥のやわらかいところと、かためのところがあって、挿してはこれでいいのか、2~3本ってこれで多いのか少ないのか、と不安になったのも覚えています。また、最後に撒いた米ぬかが、幼いわが子を守る、去年のお父さん稲、お母さん稲の遺産のようで素敵だなぁ、と思いました。

ついでにうちの息子の泥だらけの姿も素敵だなぁ、と思っていました。幼稚園の頃、砂場や泥団子作りにはあまり参加しなかった子だったのです。小学校でも片隅の田んぼで5年生が米作りをするのですが、息子は田んぼ委員に立候補しました。少しわけていただいた苗は小学校の田んぼにも特別に植えさせていただきました。5年生という年の記憶は、息子にとってお米は切り離せないものとなったと思います。


 夏にかけての草とりは、稲さんの成長に目を見張りつつ、雑草の成長にも目を見張る時期でした。見るたびにこんなに大きくなるのか、と頼もしく稲をみつめ、狭くなっていく足の置き場に悩み、毎回違う競合他社(雑草)との戦いは暑さだけには苦しんだものの、意外に夢中になる作業でもありました。

途中のアイスやスイカの差し入れや、梅干し作りやかかし作りに竹取りなど、様々に楽しませてくれる事務局・インストラクターのみなさんのご配慮や、田んぼを豊かにしている生き物たちの存在、など、草取り第1回、第2回、と名前がついていても、何一つとして同じ田んぼも活動もなく、いつも新たな発見や楽しみがある作業をさせていただきました。

 そして、いよいよの稲刈り。

タケスターズの振り返りでは最も重労働の一日に認定です。お昼前にはまだこんなに残ってる!?と思いましたが、昼休みをおして雨上がりのぬかるみにもめげず、文明の利器バインダーで作業をしてくれていた事務局さんのおかげもありなんとか終了。ほかのご家族のみなさんのがんばりもすごかった!働き者のお仲間に恵まれて本当によかった!頭を垂れた稲穂をザクザクといい音をたてて刈り積み上げていく嬉しい嬉しい収穫の時でしたが、苦しい苦しい筋肉痛が火曜日まで残っていたのは私だけでしょうか。。。



 さぁ時系列も最後、脱穀。唐箕や千歯こき、見たことはあったけれど、使ったことある人は今や少ないのではないでしょうか。

もうこれは自慢です。

それも同時に作業量の違いが一目瞭然のエンジン音も高らかに脱穀機ハーベスタ?が隣でうなりをあげて袋をいっぱいにしていくのです。途中でこの頼みの綱が止まってしまった時には、はて今日一日で脱穀が終わるのだろうか、と不安になりましたが、その間もずっと人力千歯こきは粛々と作業をすすめてくれておりました。傍らでは煙にめげず焼き芋をつくってくれているみなさんも・・・。 
 

私の実家の父に、人力で大変だったけれども毎年このような稲刈りを子どもの頃ずっとしていた、と今回稲刈りの前日に改めて聞く機会がありました。学校も秋休みがあり、大人も子どもも年寄りも町のみんなで集まって一斉に稲刈りをした、と。重労働で辛かったが、お祭りのようで楽しかった、と。

終わったあとの焼き栗を食べながら、そんな時間を自分たちも持てたような気がしてよい体験になったと改めてこの時間に感謝して、帰路につくことができました。

蛇足ですが、帰路感謝の夢見心地は、タケスターズ(母)と(息子)で、カールおじさん(父)は黙々と田仕事もし、黙々と渋滞の大和トンネル付近を運転しつづけてくれました。家族にも楽しい時間をありがとう、と言いたいです。


 さぁ、こうやって想いのこもったお米と今日ご対面です。

半年間みなさま本当にありがとうございました。


たんぼでの一コマ

たけ2

 (クリックすると拡大して見られます)


たけ1


脱穀!
足踏みすると勢いよく脱穀機が回転し、それに稲を当てると籾だけが飛びはね、それが顔に当たると痛かったけど、その痛さで収穫の実感が沸く。

作業は楽しいが、エンドレスに続くのがしんどかった。

1010あしぶみ2

唐箕!
ハンドルを手で回して風を送り込み、籾とゴミに分ける。
唐箕の能力は弱く脱穀のスピードに追い付かず常にあおられる。
作業が地味で根気が必要。
お兄ちゃん達、頑張りました!

1010とうみのうけ

焼き芋!
お米を守ってもらった感謝を込めて案山子を焚き火に。
その焚き火に、サツマイモ、じゃがいも、里芋、そして地元の農家さんから頂いた栗も投入。
疲れた体にホカホカの焼き芋はしみた~。


1010案山子焼く

じゅん感想
米作りは手間がかかっていて米一粒の大切さがわかった。

はな感想
いろんな機械を使って大変だということがわかった。

パパ感想
脱穀の作業は大変だったけど、収穫はとても楽しい。
常に昔の人の大変さを感じながら体験ができたのはとてもよい経験になりました。
後は、自分が作った米を早く食べたい!

ママ感想
とてもためになる食育が経験できました。
                                    じゅんとはな

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