小田原 たんぼの学校 初級コース

NPO小田原食とみどりが運営する「たんぼの学校」活動記録です

93日稗取りを終えた後、竹取隊は竹藪へ向かいました。

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猛暑の中、みなさん頑張って竹藪まで歩きました。

林2

まず、竹の切り方を教えて頂きました。

倒れた竹は想像以上に長かったです。

竹を切る人、切った竹を運び小枝を切る人に分かれ作業開始です。

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竹の小枝を切り終えたら、

2mの短竿✖️20

5mの長竿✖️5

をメジャーではかり、切っていきます。

林4

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切った竹を束ね、竹は倉庫へ保管して竹取り終了です。

ノコギリを触る機会も少ない子供たちも使い方を教えてもらいながら、頑張っていました。

この竹を使って稲架掛けが出来るのが楽しみです。

 

みなさまお疲れ様でした。


えぼし


今回もお天気に恵まれ、真夏のような青空でした。
稲もすくすくと育ち、背丈が大人の腰のあたりまで伸びました。
お子さんがしゃがむと見えなくなるくらいです。

今日は稗取りと竹取り。
取る雑草の種類を教えていただきました。
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稗を抜くと穴が空いて、稲が倒れるので根元で切ります。
ジャンボタニシもまだいるようです。
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結構背が高いです。根元にもぐって刈るのは中々大変です。
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いっぱい生えてます。。。
強烈な日差しの中、懸命な作業により、たくさんの雑草を取ることができました。
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青い空に黄緑色の田んぼと白い雲、シオカラトンボに御殿場線。夏の思い出となりそうな景色です。
竹取り隊は、このまま線路の向こうの山へ向かいました。
みなさま、暑い中お疲れさまでした。

チーム T

猛暑続きでしたが、ここ最近は朝夕涼しい風も吹くようになりました。
たんぼでは、稲穂が首を垂れはじめました。

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稲の骨折を見つけたので、昔ながらの藁で束ねるやり方と、固いテープで張り重ねてみました。
米粒になりますように…
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また、白い稲穂があちこち出ていました。
蛾の幼虫に茎の根本を吸われて養分が届かなかったのが原因だそうです。
824びょうき

さて先日の大雨のあとジャンボタニシが下のたんぼの水口にたくさん集まりました。
驚く量の稚貝たちがペットボトル罠にどっさり集まりました。
822いなげ
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壁をよじ登ってかかしたんぼにも稚貝が入ってきました。
822いなげ2日間
6月7月は親貝が多く数も少なかったのですが、8月はあのピンク色の卵から産まれた稚貝たちがどっと増えました。


さて、サツマイモ畑は…
7月は雨不足で成長がゆっくりでした。
そっと見たところ芋はまだまだのようです。
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どうぞ大きく育ってくださいね…(^人^)

事務局


台風が目の前までやってきていましたが、曇り予報という事で開催されました🌀 座学の後、田んぼへ向かい稲穂の観察🌾と、草刈りをしました🌱  
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稲穂はこの1か月でグンっと成長して空に向かって真っ直ぐに伸びていました! こんなに真っ直ぐに上に伸びている状態は今だけだなぁと思いながら、そよそよと風に揺れる稲穂を眺めました。とってもキレイです⭐️  
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よく見ると稲穂にも小さな花がたくさん咲いています。真夏の約1週間が開花シーズンとのこと。 もみ(えい)がパンッと開き、6本のおしべが現れ花粉が舞い散りもみの中のめしべへ受粉し、数時間後にもみは閉じ、めしべと繋がっている胚のうが育ちお米になります。 全ての開花が終わると少しずつ稲穂が垂れはじめてきます🌾
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稲穂は『神聖』という花言葉だそうです。 「米」の語源は、神聖なものや生命力が「こめ」られているものという意味ではないかといわれているそうです📝  
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 鎌を使い、畦に繁々と生えている草取りも中々の重労働…加えて湿気たっぷりの暑さに汗だくでした💦 
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草取りをして畦もスッキリ!  
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これでお米を狙ってくる虫も寄ってこない、かな🤨 台風に負けずに育ちますよぅに🙏


ライスラバーズ

7月16日のたんぼの生きもの調査の結果が林先生から届きました
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外来種のスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)が増えてきた中で、いきものたちの環境を守りながらどうやって対策をしてゆけばよいか模索は続きます…

連日、雨が降らず畑の野菜はしおれるいっぽうですが、たんぼの稲たちはぐんぐん育っています。
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今朝は稲の出穂を見つけました。
補植で出遅れていた稲たちも、この暑さのおかげで背丈が同じくらいになりました。
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13日の活動日は稲穂が一面で揺れる景色をみなさんで見ることができるでしょう。

ところで、毎日ジャンボタニシの駆除をしているのですが、今日は就労支援施設のみなさんがジャンボタニシ駆除をしているところに遭遇しました。
週3回、午前中、5~6人でジャンボタニシを集めているそうです。
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ジャンボタニシ駆除は利用者さんに人気の作業だそうで、暑い中ながら次々とタニシを拾っていました。






先日、地元保育園のお子さんたちが案山子を見学にきました。
たんぼの近くの四辻に到着したとたん、先生の掛け声で案山子に向かってダッシュ!案山子のまえでにぎやかにおしゃべりして楽しんだあとまた帰っていきました。
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このところ雨が降らずいいお天気が続いています。
暑さで倒れそうな案山子さんも出てきました!?
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さて、稲たちがぐんぐん育つためにはこの暑さが必要です。
お日様の光をたくさん浴びてどんどん茎を増やして行きます。
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7月になると農家さんは中干しをして稲の成長を調整します。中干しは、たんぼに水を入れるのを止めて土にヒビが入るまで乾かします。土が硬くなり稲の根がしっかり張るようになります。かかしたんぼもお隣のたんぼにあわせて20日から中干しを始めました。

たんぼの生きものたちは住処がなくなってしまいます。そのためたんぼの外周や稲の間の土を掘り起こし溝切りをして水たまりを作ります。
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溝まわりの雑草は除草をしてすっきり、水の通りを良くしました。
水が深いところではコマツモムシがたくさん泳いでいました。

翌日、水口側はすっかり干上がり小魚が干し魚になっていました…かわいそうですが鳥の餌やたんぼの肥やしになって循環していきます。
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雨が少ない日々が続いていますがサツマイモたちもがんばっています。
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明日は畑に水やりをする予定です。

事務局



罠の試作と実験と改良

生きもの観察会で伊豆川さんから発表されたジャンボタニシ罠の話の詳細を報告します。

《罠にかかったジャンボタニシの数》
◎初級のかかし田んぼ
下のたんぼからタニシが侵入するので下のたんぼの際に、罠を1本タイプ&2本連結タイプを置きました。春水たんぼよりタニシが少ないせいであまりかからず、2週間で取れたタニシは7匹でした。

◎春水たんぼ
春水たんぼの上側に罠を4つ置きました。毎日数匹のタニシがかかりました。餌の米ぬかにつられて、おたまじゃくしやどじょうも入ってきました。2週間で取れたタニシは367匹でした。

◎農家のたんぼ(春水の上のたんぼ)
ジャンボタニシが大発生して稲も食害されているたんぼに、全部の罠を移動しました。
1回目で112匹のタニシが取れました。
特にペットボトル2本連結タイプの罠には1本タイプの2倍以上のタニシがかかりました!

《罠の気づいた点》
①水抜け穴が小さいと、罠を引き上げにくく、タニシを取り出すのが手間取る
②水抜け穴が小さいと、オタマジャクシや小魚が出られず死んでしまいやすい
③連結タイプ(2本)は手入れが大変だが、タニシはたくさんかかる
④だしパックにいれた米ぬかの餌は数日~5日おきに交換が必要
⑤雑草のコナギと米ぬかを餌に入れるとタニシに人気、でもコナギだけだと人気がない。
⑥白ネットをペットボトルの口につけたが耐久性が意外に弱かった。
⑦なぜか小粒のマルタニシも罠に入る、大きいマルタニシは入らない。

《2週間の罠の特徴から、改良して作った罠の工夫たところ》
①オタマジャクシ、ドジョウが逃げやすいよう大きい水抜け穴を増やした
 ⇒水抜けが早く作業しやすい、オタマジャクシが逃げやすくなった
 ⇒米ぬかの臭いが出やすくタニシが寄ってくるようになった
②罠の入り口をきざんでタニシが入りやすくした
 ⇒罠にかかるタニシの数に差はなかった
③米ぬかとコナギを餌にした
 ⇒タニシの喰いつきが良くなった

《わかったこと》
①ジャンボタニシが大量に発生しているエリア、餌のコナギなど水中雑草がない、産卵場の際沿いに罠を仕掛けると取れる。
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②ジャンボタニシが数匹しかいないたんぼでは罠の効果はない。
③産卵は気温が涼しい時期はコンクリートの壁にするが暑くなると産卵しなくなる。
稲の茎には常時産卵している。卵が多いと親貝も大きい。
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④ジャンボタニシの卵は10~14日で直径1ミリの茶色い貝が次々と生れ落ちる。
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⑤ジャンボタニシの卵は水中だと孵らない。見つけたら、水中に沈めるか踏み潰す
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⑥排水口や入水口にジャンボタニシの卵がついていたらすぐ潰す。
⑦排水口に網を立てかけてタニシの産卵や流出を止める。下流域の繁殖防止。
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⑧入水口にはネットをかける。用水路を移動してくる稚貝や親貝が捕まる。
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⑨タニシ駆除剤をまくと、中~小型のタニシは死ぬが大型は生き残る

《今後》
これから観察を続けジャンボタニシの生態を記録していきます...。

事務局

気持ちよく晴れた分、梅雨明けを思わせる猛暑の中、今回は田んぼの生きものを観察しました。
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まずは準備体操。田んぼは足腰に負担がかかるので、ケガの予防は大事です。


そして、アイスブレイクの歌♪

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√腸内フローラ♪ フローラ♪

 

陽気な先生を先頭に、いざ田んぼへGO

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みのり館を出て、さっそくゲストのトラフカミキリを発見!

蜂に擬態する、賢き虫なり。観察会へのテンションが上がります。


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田んぼへ到着。いざ、捕獲へ。

3隊に分かれ、稲をかき分け、各グループ毎に捜索!

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ガサゴソガサゴソ…

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ガサゴソガサゴソ… 大人も子供も、夢中です。

採集任務を終え、みのり館へ戻ってお昼休み。


休憩しつつ、採れた生きものを見ていきます。

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コオイムシが多いのも、餌となる生きものが豊富なしるし。

万事、バランスが大事。良い田んぼでござった。

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プロジェクターで、全体にもシェアしました。

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ドジョウが出てきてこんにちは~。



今、田んぼで問題になっている、スクミリンゴガイについても勉強しました。

通称ジャンボタニシは、食用としてやってきたとか。

今では野に増えすぎて、生きものの輪を乱す厄介者になってしまったでござる。

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タニシは毛の筋が3本。

ジャンボタニシはツルっとしているのが違いでござる。


感想をシェアして

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 まとめは歌で

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√カテもんカテもん♪

 

たくさんの生きものの繋がりが、育むお米。

スローな米作りが、そんな環境をも守っていることを覗けた一日でした。

                   にんにんにんじゃじゃー

  

7/2の草取り活動の後、希望者対象でジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の罠づくりを行い、初級から2家族、中級から2名参加しました。
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講師の伊豆川さんから、ジャンボタニシが影響をどのようにおこしているのか、興味深いお話がありました。
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『たんぼの食物連鎖図』
田んぼの益虫食物連鎖をスクミリンゴガイが壊す仕組み模式図-伊豆川2023-7-3コントラスト強

…在来のいきものたちの暮らしを壊すジャンボタニシ…

田植えをすると、たんぼの中には藻類や雑草が生えます。
藻や雑草の中には草食の小さな生きものが暮らしています。
その小さな生き物を食べに、蛙、トンボ、クモなど肉食の生き物がたんぼにやってきます。
肉食の生き物は稲を食べにくる、ツマグロヨコバイ、カメムシ、イナゴなどの害虫を食べます。
食物連鎖がうまく循環してお米作りができます。

そこに、
ジャンボタニシが暮らすようになると、藻類や雑草を食べつくしてしまいます。
そのため、肉食の生き物のえさになる草食の生き物がいなくなります。
肉食の生き物は餌がないので減ります。
稲を食べにくる害虫が増えてしまいます。
ジャンボタニシは生態系に迷惑な存在となりました。
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『稲を食べるジャンボタニシ』
食害の仕組み模式図-スクミリリンゴガイ伊豆川2023-7-3コントラスト強
…農家にも大迷惑なジャンボタニシ…

いっぽうでジャンボタニシはたんぼの藻類や雑草を食べつくしてしまい、食べるものがなくなると、次は稲の柔らかいところを食べるようになります。米農家さんは、除草剤でそもそもジャンボタニシの餌の雑草がないので稲を食べられる被害が起こりやすくなります。

そこで、ジャンボタニシを網で駆除したり駆除用の農薬をまいて対処していますが、繁殖力が強く、薬に負けないジャンボタニシもいるせいでなかなか完全駆除ができません。
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そこで、ペットボトルを使い、餌に米ぬかや、柔らかい草を入れた罠をつくりました。それぞれアイデアを凝らしてユニークな形ができました。
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そして、かかしたんぼと、春水たんぼに罠をしかけてみました
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さてさて、ジャンボタニシは罠にかかってくるでしょうか!?
(事務局)

今日の活動は、たんぼの雑草の種類を学び、草取を行いました。

たんぼの主な雑草として、コナギ、ヒエ、オモダカ、クログワイ、キツネノボタンの実物が紹介されました。キツネノボタンは毒草なので触っても問題ないですが食べないように注意がありました。
また珍しいホウネンエビも紹介されました。
(ホウネンエビが出るたんぼは豊作になるという言い伝えがあるそうです)
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ホウネンエビ

たんぼに到着し、各チームで前回草取したところからスタートしました。
前回は片道だけでしたが、今回は往復。
稲の株本を手でかき回しながら浮いた雑草を土の中に埋めて行きました。
手除草

1時間30分近くの草取りを、大変でしたがやり終えました。
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女の子たちがたんぼの中で見つけた小さなアマガエルを見せてくれました。
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稲と同じように蛙たちもこれからどんどん成長していきます。

次回はいきもの観察会、どんないきものが捕まえられるか楽しみですね!

(事務局)



今回は、かかし作りと草取りでした。
天気もよく、気持ちよく作業ができましたね。

かかし作りについてまずは説明があり、太い竹と細い竹にノコギリで切れ目を入れて骨組みを作る作業をして、服を着せて藁を詰めるという手順を確認してから、それぞれのチームで取りかかります。

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各チーム手際よく協力して作っていました。お子さん達も上手に意欲的に手伝っている姿が印象的でした。
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私たち「だいちゃんず」は妻と息子が欠席により、一人での参加でした。そのため、無理せずオーソドックスな簡単なかかしを作りました。
どのチームも個性的なかかしを協力して作っていて、楽しんで見させてもらいました。
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作ったかかしをたんぼに持っていき、畦に打ち立てて頭をつけたら完成!
個性的なかかし達が、きっとたんぼをしっかり守ってくれることでしょう!
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そして、このあとは大事な草取り。
大変ではありますが、美味しいお米のために必要な作業であることをそれぞれが認識して取り組んでいたように思います。たんぼの中ってすごく気持ちいいなと思いました。

草取り後に反対側から見たかかしの背中がとても頼もしかったです。
みなさん、お疲れ様でした!

そしてチームTのお兄ちゃん、無事でよかったです。また元気な姿で会えるのを楽しみにしています。

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                          だいちゃんず


こんにちは、チーム"しゃけおにぎり"です。

6月11日は前回大切に籾まきした苗を植えます。当日はあいにくの雨でしたが、時間を変更して頂き、12時から開始しました。
田植え定規を使った田植えのやり方を座学で学びます。均等な幅で一株ずつ植えるということで、かなり腰にくる作業だろうなー、子供はやってくれるかなー、と少し心配していました。(笑)
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さて、しっかりと学び終えたところで出発です。雨上がりということもあって気温も落ち着いており、ひんやりとした風とカエルの鳴き声がそれとなく心地いい。他の植えてある田んぼを見ながら現地へ向かいます。

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現地に着くと、前回籾まきをした苗がすくすくと育っていました。綺麗な黄緑色で、とても驚きました。運営の皆さまありがとうございます。触れてみると、フサフサしていてとても触り心地が良かったです。

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早速田植え開始。初めて田んぼに足を入れた時の感想は、、、気持ちよかったです(^^)なんとも言えない泥の温度と質感。とても心地いい。。。ただ、そんなことを言っているのも束の間、私はサンダルで参戦(笑)したのですが足が取られめちゃくちゃ重く身動きが全然取れませんでした。開始3分で脱ぎ捨ててしましました。

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田植えもいよいよ終盤戦。私たちは周りの皆さんより若干出遅れてしまいましたが、なんとか全チーム田植え完了です。これで終わりかと思いきや、次は米糠の散布を手作業で行います。想像していた量の何倍も散布しなくてはならなかったので驚きましたが、なんとか運営、チーム全員が一丸となり米糠まきも終えることができました。

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これで今日の田植え作業は終了。水路で足や道具を水洗い。水はとても冷たく美しく、さすが米が育つところの水が違うんだなーと思いました。どのチームも子どもだけでなく、大人にとってもいい学び、経験になったのではないでしょうか。

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このあと希望者は梅もぎ体験がありましたが、3歳と2歳の息子はヘトヘトで今回は参加を見送らせてもらいました。次来た時はどうなってるかなー?と家族で夢を膨らませながら帰路に着きました。(私だけ、起きていました。笑)


チーム  しゃけおにぎり


当日の朝は残念ながら雨。しかし、運営の方から連絡があり、午後から天気が回復するので12時集合に変更していただけるとのこと。ありがたかったです。

まずは座学。この後田植えをするので、しっかりと聞きます。今回は田植え機を使わず、木材を櫛状に組み合わせた定規と呼ばれる道具を使って、まっすぐ一列に手で田植えをするとのこと。稲を植えるときは、指の第二関節くらいまでしっかり挿すとのこと。初めて聞くことばかりです。
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準備ができたら、外に出て、チーム毎に写真を撮って、いよいよ田んぼに向かいます。😆途中、他の田んぼを見ると、きれいに田植えが終わっています。5分ほど歩いたところに、田植えが終わっていない田んぼ発見。ここですね。
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前回蒔いた籾はすくすくと育っていました。運営の方、ここまでしっかり育ててくださってありがとうございます。
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田植えの手本を見せてもらった後はいよいよ実践です。各チームが定規を一つずつ取って、横一列に並びます。ここから背中の方に向かって、まっすぐに並ぶよう、ひたすら稲を植えていきます。周りでは、尻もちついたり、転んだりと、アクシデント続出です。😅
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やってみて分かったのですが、田んぼの土は平らでなく、また自分の足跡で土に穴が開くため、土を均しながら植えるのですが、これが一番大変でした。😂
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雑草を抑制する目的と微生物に分解されて後々肥料になってゆくという米糠を手で散布します。思っていたより大量にあり、なかなか減らないので、皆で手分けして、ひたすら撒き続けます。お相撲さんの土俵入りの気分です。
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最後は水路で手足を洗ったり、お借りした農具をゆすいだりしました。そこまで暑い日ではなかったのですが、これが楽しい!大量の水がこんこんと流れており、流水に両足を浸しながら、どんどん泥を落とします。真夏だともっと楽しいのだろうなあ😆
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これで田植え終了。この後、梅もぎも可能でしたが、うちは退出しました。お腹が空き過ぎて、レストランに直行しました(笑)。食事後は、参加者全員で助け合いながらやり遂げた達成感を胸に、次回作成する案山子のアイデアを話しながら、帰路につきました。次回もどうぞよろしくお願いいたします。

チーム おしゃ

あれから…
5/7に籾を撒いた苗箱はハウスの中に移動
(ネズミに食べられないようにネットで覆っています)
509初級苗2
5/12 土の中からいっせいに芽が顔を出してきました。
発芽
5/16芽が出そろいました
516全発芽
屋外の水の入ったプールへお引越しです
517庭
5/18 トラクターで田おこし作業
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土が掘り返されたのを見つけてカラスが餌をさがしてやってきました

トラクターのあとは、トンボで平らにならしました
519せいち
そして苗を置くところにネットを敷きました。
519苗場

5/20~21でたんぼは水が満タン
521初級田後方

一方
5/29 プールの中で稲たちはすくすくと元気に育ち…
ダウンロード
葉が3枚になりました。
529³枚葉苗

どれも立派に育ちました!
これからたんぼへ引越しです
529引越し前2

箱に書いたチーム名が焼けてきたので各チームの名札をつけました。
529移動前の苗

5/29たんぼに引越しが終わりました。
(右はじは農協の稲苗で中級用)
601農協苗と初級苗2
これから田植えまで稲の苗はさらに成長してきます!
田植えまで元気に育て~♪

そして芋畑の方も順調に育っています!
5月7日 雨の中で植え付けました。
507いもはたけていしょくご
5月9日 ひめあやかは葉がしおれることなく元気。
このあと古い葉は次第に枯れはじめ、新しい葉が生えてきました。
509さつまいもはたけ近
5月9日 すずほっくりの苗の葉はさっそくしおれました。
しかし、根付いたあと新しい葉が生えてきました。
509すずほっくり
6月1日 どちらの芋も新しい葉が増えて元気に成長しています。
0601いもはたけ

事務局

TEAMキン肉マンです!
早速ですが活動レポートを書かせていただきます。

活動日:5/7(日)
気候:曇りのち雨

活動内容

▼自己紹介
和やかな雰囲気の下、事務局からご挨拶の後、
各チーム名の紹介と意気込み等を紹介いただきました。
皆さんユニークなチーム名と紹介内容で、
これから益々活動が楽しみになりました!

▼籾まき
石黒さんより籾まきについてご説明の後、
早速籾まき開始です!

まずは籾の観察から…
お恥ずかしながら「籾=稲の種」と知りませんでした!
ここから芽が出るんだね〜!と手の平に乗せて観察。
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507キン肉マン2

続いてトレーと土、ショベルを用意して、
土を7〜8分目まで均一にトレーに入れていきます。
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ここでわがチームは苦戦しました。
年少次男がどんどん土をトレーに撒いてしまい
土が盛り盛りに!笑

スプーンと割り箸を使って土を減らし、
なんとか土が均一になったところで
籾を2〜3粒マス毎にまいていきます。
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籾まきが完了したチームから順に水にトレーを浸します。
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稲の成育はこの籾まきで決まるとの事…
無事元気な苗に育ちますように〜!

▼サツマイモ苗植
籾まき片付けの後、
お次はサツマイモ苗植活動です!
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サツマイモ苗の植え方を紹介いただきました。

①ななめ植え
②垂直植え
③船底植え

船底植えがより収穫量が上がるとの事、
なるほど!と勉強になりました。

雨がぽつりぽつりと降る中、いざ畑へ!
ビニールシートにぷすりと穴を開け、
各チーム2品種のサツマイモ苗を手分けして植えていきました。
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507キン肉マン9
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秋頃にホクホク甘い焼き芋が食べられるのを楽しみに…
こちらの苗達も元気に育ちますように〜!
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これにて活動終了!
雨が本格的に降り注いできた頃、解散しました。
皆さんお疲れ様でした!

▼おまけ 田んぼ見学
サツマイモ苗植え終了後、
希望者のみ田植えをさせていただく田んぼの見学に行きました。

道中ヤマカガシという蛇の亡骸や、
田んぼの中で元気に飛び跳ねるカエルの姿を
目にすることが出来、息子たちは興味津々!

これからどんな生き物に出会えるかも楽しみです。
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日々口にしているお米がどのように出来ているのか?
お米作りの大変さ、喜び、様々な事を学んでいけたら嬉しいです!
大人も子どももワクワクドキドキしています!
事務局の皆さま参加者の皆さま半年間どうぞよろしくお願いします!



1/29 早朝は霜だらけでしたが午後はぽかぽか温かい日でした。
午前中はボランティアの梅の枝切り活動がありました。
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午後は久々のたんぼ作業です。
午前中も参加した初級修了生の、しそさんと、88さんがたんぼにお手伝いに来てくれました。残っていた藁つとを3つにわけてたんぼで焼いたあと、トラクターで田おこし開始。88さんは、農業機械の運転経験があるそうで、きっちりまっすぐ運転していてさすがでした!
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土の中の餌を見つけようと、セグロセキレイたちがチョコチョコ歩き回っていました。
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田おこしは、土に冷気に当てて冬眠中のジャンボタニシをやっつける効果もあるそうです。

各チームが修了式で発表したレポートです♪
楽しかったこと、つらかったこと、発見したことなどなど…
半年間の思い出がぎゅっと込められています、クリック拡大でどうぞご覧ください!


チームまいど
まいど

フェリシア
2022年度たんぼの教室修了レポート_チームフェリシア

チームゆうせい
ゆうせい1
ゆうせい2

にじ色チーム
虹色姉
虹色妹

みなと鉄道[3710]
みなと1
みなと3
みなと2

うめぼしおにぎり
うめぼしおに小
うもぼしおに小2
うめぼしおに小3

KOSHIBA’S
こしばず

SYK
SYK1
SYK3
SYK2
SYK4
SYK5

SYK6

ともたま
田んぼの学校初級レポート_ともたまP1
田んぼの学校初級レポート_ともたまP2

チームしんしん
しんしん

おにおにおにぎりチーム
おにおに1
おにおに
おにおに2
おにおに3
くいしんぼう
くしんぼう

チーム新米
新米2

しそ
しそ

きんぐ
きんぐ兄
きんぐ妹

88
881
882
883

みみずく
みみずく2
みみずく1
チーム水カマキリ
みずかまきり




まずはレポート発表。

お子さんへインタビュー形式や、お子さんがレポートを作り発表するなど各チーム工夫しとても分かりやすい発表でした!

初回の苗を植える終わりが見えない作業で心が折れそうだったこと、大変だけどとても素晴らしい経験で参加して本当に良かったこと、こんなに大変な作業を農家さんがやってくださったのを自分たちで経験し始めて知ったこと。

だからこそ残さずに大切に食べたいなどのチームのお話に共感しながら聞いていました。

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各チームのレポートです。写真を貼ったり一生懸命お子さんが編集したりとここまで頑張ってきたからこそ最後のレポートも見やすく完成度が高いですね。各チームの愛情がこもっていました。
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修了証とお米をいただきました、みなさんもう食べましたか?チームしんしんは早速食べました。
ツヤツヤもちもち自分たちで作ったお米、無農薬で環境にやさしいお米。なんて美味しいんだろう!今まで食べたお米の中で1番美味しい!!
お米づくりの思い出話に花を咲かせ美味しくいただきました!チームしんしん、皆勤賞もいただきました!
ありがとうございます。

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皆さんによくしていただきいつも楽しく参加させていただきました。
田んぼの学校がはじまってから、日曜日が待ち遠しく息子は毎日のように小田原はいつ?と聞いてきました。


正月のしめ縄作り、今まで育てたお米の藁を利用して作りました。縄状に捻っていく作業が綺麗にまとまらず難しかったですが何とか完成しました。飾りが魅力的だったようで息子に取られてしまいましたが…。
飾るのがとても楽しみです!!!
しんしん4
しんしん7

しめ縄作りの後は、お掃除。
藁を束にすればほうきに変身。みんなで力を合わせてあっという間に綺麗になりました。
子どもたちが率先してお手伝いをしてくれています、とても頼りになりますありがとうございます!
しんしん5

最後に約半年間、沢山助けていただき見守っていただきみなさんの優しさに感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の経験は我が家にとって特別な思い出です。
みなさん貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました。
またどこかで会えますように!!!!

チームしんしん




10月2日に稲刈りをして「稲架(はさ)掛け」をして天日干しした稲、いよいよ25日は最後の活動、脱穀と案山子焼きです。
本来は16日の予定でしたが、その日の週は天候不順で天日干ししていた籾の水分がまだ高いということで、25日に延期となりました。なお、お米の水分量は感覚的なものではなく水分計という測定器があり、それで測定しているとのことです。
25日当日は屋外の作業に最適な秋晴れで遠くには富士山もくっきり。初級クラス初登場のエンジン式脱穀機も待機しています。


写真 090353脱穀機


●説明前に案山子焼きの準備
いつもはその日の作業の説明で始まりますが、きょうはまず案山子焼きのために積み上げたわらの周りに案山子を立てかけて火に焼かれる案山子さんたちには感謝の気持ちも込めて塩をまいて供養して、焚火の準備をしておきます。


写真094307感謝を込めて塩をまいて供養


●脱穀作業の説明
脱穀とは、刈り取って収穫した稲穂を天日干して乾燥させた後、その穂先から「籾(もみ)」を外す作業のことです。
今の米農家さんの多くは、稲刈りから乾燥、脱穀まで一気にエンジン付き機械(コンバイン)で行いますが、たんぼの学校初級では、田植え、草取り、稲刈り、天日干し、脱穀までの全工程を昔ながらの道具を使い、お米作りの基本を体験しています。
「稲架(はさ)掛け」で天日干しすることでわらの養分が籾に落ちておいしいお米になると言われているそうです。今回脱穀に使う道具は、明治から昭和中ごろまで使われていた「足踏み脱穀機」と「唐箕(とうみ)」です。
足踏み脱穀機で脱穀した籾には、稲の葉や藁くずが混ざっています。手回しの風車で風を起こし、籾や藁くずなど、それぞれの重さに選別するのが唐箕(とうみ)です。



写真090628足踏み脱穀機
写真 090655唐箕



脱穀のあとは籾摺りをして、籾の外側の殻をとると、玄米になります(このときに出る殻が、畑の有機資材としてもよく使われる籾殻(もみがら))。玄米を精米して白米になります(このときに出るのが、畑の有機資材やぬか漬けに使われる糠(ぬか))。


写真100205精米


今日の作業が唐箕に貼ってありました。袋に詰めてトラックに乗せるまでと「稲架(はさ)掛け」に使った竹竿や三脚の解体までが今日の作業です。


写真090743今日の作業


脱穀した後の籾は機械式籾摺り機と精米機でもみ殻やごみを取り除き玄米、白米を取り出します。この作業は後日NPOの担当者の方にやってもらいます。


写真124801機械式籾摺り機



●作業の様子
現在の米農家さんは稲刈りから脱穀までの作業は効率の面から機械を使っておこなわれていますが、たんぼの学校初級では昔ながらの足踏み式脱穀機と唐箕を使います。

・足踏み脱穀機
△の山型のつめのような「こぎ歯」がたくさんついた「こぎ胴」を足でペダルを踏んで回転させて「こぎ歯」に稲穂を押し当てて籾を落とします。
足で踏むペダルは昔の足踏みミシン(今の人にわかるかな?)と同じ仕組みで回転します。籾が向こう側に飛ぶ向きに回転させるのにちょっと慣れが必要でした。それと籾が外れるよう稲穂を押し当てる力加減もコツが必要で、きれいに完全に取り外すのは難しかったです。


写真101951足踏み脱穀機


・唐箕
足踏み脱穀機で落とした籾には藁くずなどのごみも混ざっています。それを取り除くのと籾の大きさの選別のために、手で風車を回して風の力を利用して籾をより分けます。


写真 103021唐箕


・エンジン式脱穀機
効率よく作業を進めるため今年は初めてエンジン式脱穀機を使いました。この機械にも中には足踏み脱穀機のこぎ胴と唐箕の風車と同じような仕組みが入っていて、左側挿入台に稲穂の束を入れると籾が袋にたまっていきます。手作業・足作業でやるのに比べ何十倍も速く脱穀ができます。挿入台に乗せて送り込む部分に物や手がかかると大けがするので,
そこは絶対に事故が起こらないように注意して作業しました。


写真 090457脱穀
                  
写真 090353脱穀機

写真 101705脱穀機作業1

写真 103408脱穀機作業2

・片付け
機械を用いたおかげで次々と稲架(はさ)掛けの干しさおが空になっていき、藁もたまっていきます。全員が同時に脱穀作業できるわけでもないので、脱穀作業と並行して、稲架(はさ)掛けに使った竹竿や三脚は分解して道路際に片付け移動、藁は束ねて「わらつと」にしてたんぼに立てて乾燥させる作業を行いました。


写真 103545干し台片付け
写真 115249わらつとを作り乾燥

●案山子焼き
焼きいもを作るために案山子とわらを燃やします。
ではなく、4ヶ月ほど稲の生育を見守り、鳥たちから被害を防いでくれたお礼に来年もよろしくと供養とわらと共に灰となって土壌を豊かにするために案山子と藁を燃やします。
脱穀についての説明の前に、あらかじめ用意したわらを積み上げ、案山子を周りに立てかけ、感謝の気持ちをこめて塩をまいて供養します。
頃合いを見て点火。ほぼ燃えたら濡れた新聞紙アルミホイルで包んだお芋を熾火の中に投入して焼けるのを待ちます。3,40分ほどで焼き芋ができあがります。脱穀作業の手が空いた人から休憩も兼ねてのお芋を味わいました。


写真095702点火
写真102158芋投入
写真120500できあがり



●作業終了
機械を導入したこともあり、手が空いているお父さんお母さんたちがてきぱきと片付けを行い13時前に今日の作業が終了しました。

写真120845成果1
写真121227作業終了
写真124751成果2

皆さんお疲れさまでした。次回修了式で配られるお米が待ち遠しいですね。

チーム88

- 始まり
稲刈り以降ぐずついた天気が続いていましたが、遂に脱穀を実施できることになりました。
田んぼでの最後の作業を祝福するかのようにキラキラの太陽と暖かな気温が迎えてくれました。
※お米を美味しくするには、水分量が15%弱となるまで十分に乾燥させることが大事であるため、脱穀作業は予定より1週間遅れて実施しました。

- 案山子とのお別れ
まず、田んぼをスズメの被害から守ってくれた案山子と遂にお別れです。
強い日差し、風、雨にも負けず仕事をし続け色褪せた案山子たち。感謝の気持ちを込めて引き抜き集めてから火を点けました。
直ぐに周辺が暑くなり、案山子のエネルギーを感じたと共に、竹のはぜる大きな音がサヨナラを告げているかのように心に響いてきました。
1

- 脱穀
そしていよいよ田んぼでの最後の作業となる「脱穀」です。
いつものように紙芝居による説明から始まり、実際に機械や道具を動かしての説明もしていただきました。
今回は、エンジンを用いた脱穀機と昔から使われている足踏み脱穀機と風の力で籾と藁くずを選別する唐箕の3つを使って脱穀作業をしていきました。
たとえ機械化し自動になっても、仕組みは昔から変わっていない(足踏み脱穀機と唐箕を組み合わせて自動化したのが現在の脱穀機)ことに驚くと共に、昔の人の知恵はすごいなと感心しました。
流石に脱穀機の作業スピードは速かったですが、足踏み脱穀機もなかなかの作業量をこなしていました。とても力のいる足踏み脱穀機ですが、子供達が3人がかりで一生懸命踏み続けてくれていました。
2
   
- ホクホク焼き芋
お別れした案山子が灰に変わる頃、紙とアルミホイルで巻いたサツマイモを投げ入れていきました。
脱穀作業を続けている間に熱の力でサツマイモが美味しい焼き芋へ。
休憩時間になり、皆んなで焼き芋を灰の中から見つけ出し熱々の焼き芋を食べました。
出来立てホヤホヤの焼き芋はとても熱く、最初はハフハフ言いながら食べていましたが、それでもとても美味しくサツマイモ本来の味を堪能できました。
火力が強いわけでは無いので、サツマイモの大きさや入れた場所によって焼き芋になりきれなかったサツマイモもありました。なかなか難しいですね。

3


- 終わり
焼き芋を食べて元気を回復した後は、残りの脱穀作業に取り掛かりました。
誰かが指示したわけではないけれど、自然と皆んなで仕事を分担し、テキパキと作業を進めていきました。
そして遂に、全ての稲が脱穀され田んぼには脱穀された後の藁が干され、まるで小さな村ができたみたいでした。
4
- 感謝 たくさんのご支援をいただいて皆んなで頑張った結果がこちらです!!

5


一緒に参加した各チームの方々と仲良くなったので、終わってしまうのがとても寂しいですが、このお米を食べる時にはきっと皆さんの顔が思い浮かび、籾撒きからの作業が思い出され、美味しいだけではなく、幸せな時間を過ごすことになるだろうと確信しています。
ありがとうございました。



ゆうゆうチーム





たんぼで藁を焼いて作る蒸し焼き芋の作り方をご紹介

1.お芋のしたく
持ちやすくて、食べやすそうなお芋をえらびます。
(芋は洗ってあります)
いも4けい

小さい芋に比べて、丸々したこの芋は直径が倍の7~8㎝
芋8センチ

お芋をキッチンペーパーで包みます
キッチンペーパ^

小さいお芋は並べて包みます
連結芋

かみまき
(キッチンペーパー無しで新聞紙だけで包んで焼くこともできます)

キッチンペーパーで包んだお芋をさらに新聞紙で包みます。このとき新聞紙はたっぷり1枚使います。紙の層が厚いと芋の表面が焦げにくく皮がしっとり焼きあがります。(とはいえ置いたところの火力により焼き上がりは様々になります)
新聞

しんぶんまき
包んだお芋を水に浸して、きゅっと絞ります。
ひたす
ぎゅとしぼる
次に、ホイルを長めにとってお芋を包みます。隙間から新聞紙に火がついてお芋が焦げるので、ホイルをたっぷり使って包みます。
たっぷりほいる
ホイル芋
下ごしらえ完成

2.藁のしたく
わら束の紐を切り、バラバラにします
わらのひもきり
30束ほどの、わらを交互に積み、膝上くらいの高さまで(40~50センチ)小山を作ります
わらつみ
わらつみやま
着火(バーナー)
天下
約10分ほどで燃えました。
10分後
燃えたところで、中をあけて、メラメラ燃えている中にそっとお芋を入れます。このとき、山を広げると火力が落ちて温度が下がります。火力が落ちたようでしたら、藁を追加して燃やしてからお芋を入れます。
芋投入
芋投入2
上からそっと周りのワラをかぶせます。
かぶせる
約20分後、取り出した芋を指で押すと、ちょうどいい柔らかさで焼き上がりました。
2
香ばしいお芋の香りが良いです。小さい芋はだいたい20分ぐらいで焼けます。
焼けた
大きい丸い芋はまだ硬めでしたので再投入しました。約40分後、大きい芋も焼けました。皮はしっとり、中はホクホクに!
35分ふといも
太いも中味
芋の太さによって焼き時間は倍になります。焼きたてのお芋は香りも風味も最高ですね

焼き芋の後は、燃えたわらに水をたっぷりかけて消火して、ゴミを片付けておしまいです。

23日の脱穀は良い乾燥状態にしたいため、黒マルチシートではさがけの上の方を覆いました。プロの農家さんのようにはできませんが…風ではがされるので紐でところどころ縛りました。
CENTER_0002_BURST20221017144618775
すべて覆うことができれば…と思うのですが、農家さんによれば、穂先はすぐ乾くのでシートは不要、茎の束は濡れると乾きづらいのでシートをそこだけ掛けるのが良いそうです。
DSC_0511
シートを掛けているときに、誰が来たかな?と振り向くと…かかしさんでした!

このかかしさんたちの任務もあと6日です…

事務局

稲刈りとはさがけをしてから5日後、たんぼに雨が降りました。

みんなで紐を張ってはさがけをがっちり止めたのですが…
DSC_0450
前日の夜に強い風も吹きました。もしかして…と心配してたんぼを見にきてみると、1列だけ東から西に向けて、倒れていました。かかしさんも、風と戦ったらしく数体が傾いていました。
1007
幸い、長竿は折れてなくて助かりました。
10073
支柱と竹竿を引っぱりだして組み立て…
10071
いくつか、わら束の紐も緩んでいました。
2時間ほどで修復完了。
10074
稲穂を水分のあるところに放置しておくと発芽し始めます。
発芽玄米にならないように干し終えてよかったです。

明日からは天気は良くなるので、大丈夫でしょう!

事務局





こんにちわ 

チームフェリシアより稲刈リポートをお届けします。




待ちに待った稲刈!

朝からワクワクが止まらないチームフェリシアです。


お天気は、今日も快晴!!

さらにテンションがあがります。




今日も小田原はフォトジェニックな景色と

心地よい空気でチームフェリシアを優しく迎えてくれました。


今日で見納めとなるこの景色を目にやきつけてから参加しました。

1


立派に育ってくれてありがとう。


案山子くんたちも田んぼを守ってくれてありがとう。

2


第9回 田んぼの教室は、稲刈りと天日干し。

まずは、紙芝居風にいままでのふりかえりと今日の稲刈り天日干し作業のポイントをNPOのスタッフがレクチャーしました。

3


いざ田んぼへ!

講師の先生より今日の具体的な作業について説明がありました。


安全に稲刈りをするポイントは、
稲の持つ時の手の親指を上にすること。

午前中にまず稲を刈り、
天日干しするために稲を束ねて麻ひもでしばっていきます。

午後は先日取ってきた竹で稲架掛けです。

4


稲刈りスタート!


初めての鎌に緊張しつつ第一刀。

ザクっ。

スパッと切れる感覚がとても心地よく、気がつくとザクザクと刈り進んでいました。

今回のこの田んぼの教室はチームワークがとってもよく、みんなで稲を刈り、刈られた稲をそっと束ねやすい量にまとめておいてくださる方や、自分たちの作業が終わり麻紐でしばるのを手伝ってくださる方、キツくしばるための麻紐の使い方をあみだして教え合う姿が見られました。

みなさん、ありがとうございました。

5


午後は『稲架掛け(はさがけ)』

束ねた稲を竹で作ったはさに架けて2週間天日干しします。

先日取ってきた竹を大人も子どもみんな協力して運び、組み立てはさを作り、稲をほしていきました。

稲を干した後、丁寧に落穂を拾い、すべての稲をはさにかけました。

6


誰が声をかけるわけでもないのですが、

稲を干しやすいように束を運んでくださる方と、
稲の束をかけていく方と、
全体を見てすべての稲架掛けに満遍なく稲がかかるように調整くださる方と。


抜群のチームワークで最高の稲架掛けが完成しました。
みなさん。
本当におつかれさまでした。

7


photo arranged by Ami.


51日に種蒔き、65日に田植え、

 

そして、102日に稲刈りとなりました!

種蒔きから稲刈りまで約5ヵ月、

 

思ったより稲刈りまで早いと感じました。

  

DSC_1390

 

本日も晴天に恵まれました。

 

DSC_1385

 

本日の予定は、

 

稲刈り稲を縛る稲架(はさ)がけ

 

(稲を干す)です。

 

 HORIZON_0001_BURST20221002103256971_COVER

 

稲刈り

 

親指を切らないように、稲を刈ります。

 

刈った稲は、大体45束を根本で揃えて

 

麻で縛ります。

 

 

稲を干したときにほつれないよう、

 

縦結びや方結びでしっかり縛ります。

 

刈った稲は、互い違いに置いて、

 

後の人が縛ります。

 

 DSC_1404

 

稲を縛る

 

刈った稲を縛りました。

 

 DSC_1406

 


③稲架(はさ)がけ

 

本日の作業もあともう少しです!

 

最後の力仕事です。

 

 HORIZON_0001_BURST20221002150719711_COVER

 

 

無事稲架がけまで完了しました。

 

2週間、天日(太陽光線)と自然風によって

乾燥させます

 

次回はいよいよ脱穀です。

 

楽しみです。

 

次回も宜しくお願いします。

 

レポート担当 みみずく

前日までの荒れた天気とは打って変わり、お天気に恵まれ、無事に田んぼの学校が開催されました。この日の予定はヒエ取りとさつま芋掘りでしたが、前回の活動でヒエをたくさん取ってくださったおかげで、ヒエはほとんど見当たりませんでした。そのため、荒れた天候により傾いた稲を起こす作業を行いました。

 

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●稲おこし●

稲おこしは、倒れている稲の束を4束ずつまとめてわらで結びます。3点倒立だと倒れやすいので、4点倒立がよいそうです。わらは、3本くらいを稲の半分くらいの高さでねじり曲げながら巻き付け、差し込んで固定します。実際にしてみたら、一人で行うのは思ったよりも難しかったです。息子がまとめた稲を押さえ、私が結ぶようにしたらスムーズにいきました。

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●さつまいも掘り●

5/1に紅あずまの芋を植えて147日目の収穫です。久しぶりに畑へ行ってみると、ツルは大きく伸びて畝を覆い隠すように葉が茂っていました。まず鎌でツルを切り、マルチをはがしてから、お芋ほりスタート!大きなお芋がいくつも出てきました。中には赤ちゃんの顔の大きさくらいありそうなお芋もありました。土の中からは生き物もたくさん出てきました。ミミズはもちろん、とかげ、蛇やネズミまで!掘れたお芋はコンテナ5つ分になり、ひとチーム約9個のお芋を持ちかえることができました。

 

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次回は収穫です。手作業での稲刈りは大変そうですが、みなさんと一緒なら頑張れると思います!よろしくお願いいたします。

チームきんぐ

前日の大雨から変わってびっくりするほどの晴天に。

うめぼし1

前日の雨のせいか田んぼの稲は少し倒れている。
今日はそれを起こす作業。


4束をまとめて用水路で少し濡らしたわらで束ねます。

うめぼし2

まとめて、わらで束ねて、ねじねじして、突っ込む。なかなか子供には難しい...
でもコツをつかめばできた!


稲穂おこしビフォー&アフター。
(クリックして拡大写真をご覧ください)

Before

うめぼし3
After
うめぼし4

その後はさつまいも堀り!
つるの下においもはあるかな?
つるはたくさんあるほど、おいもがたくさんついているそうです。期待大!

うめぼし5
つるを取り除き、出た!!
大きなおいもがたくさん!

うめぼし6
うめぼし7
収穫量は99.1kg!!
うめぼし8

次回はいよいよ稲刈り!!
お天気になあれ!

 

チームうめぼしおにぎり

9月19日の朝のたんぼ
919

連休前に九州に台風が近づき、小田原は17日は夜から雨になりました。
18日も雨が降り続き、夜から19日の朝にかけて大雨となりました。
晴れ間が出たり、また大雨になりと…台風特有のお天気です。

たんぼに行くと、かかしさんたちは台風にもめげず、しっかりたんぼを守っていました!
919かかし
たんぼの稲も、ところどころ傾いていますが、なんとか持ちこたえていました。
919かかかし
お隣の田んぼは、毎年、倒れるのですが、
先日から倒れ出した稲が、この大雨でさらに倒れこんでいました…
919となり

早くお天気になりますように!




こんにちはチームしんしんです。

9月11日、待ちに待った夏休み明けの田んぼの学校。
子どもたちは自然と集まり虫とり開始!
大きなバッタに大興奮でした。
暑かったけれどおひさまに負けない元気なみんな。
911こども
今回は竹取りチームとヒエ取りチームに分かれて活動開始!!
竹取りチームさん次回どんな様子だったのか教えてください。

私たちは、ヒエ取りを行いました。
今までは稲とヒエの見分けが難しかったのですが、稲の身長をヒエが超え違いが分かりやすくなりました。

911ひえばたか
稲はぐんぐん伸びています、育てたお米を食べるのが楽しみですね。
911hieta
ヒエ取りスタート!!
ヒエをそのままにしておくと、稲に栄養がいかなくなってしまいます。美味しいお米を収穫するため時間内でできる限りのヒエを取りを行いました。みなさん何往復もし黙々と作業を続け、作業終了の頃にはヒエはほとんど見当たりませんでした。
本当にお疲れ様です。
911たのこ
「稲穂の海だ!」と素敵な表現をしてくれたお姉ちゃん、本当に海のようですね。
ヒエ取りのお手伝いをしてくれたり、生き物を見つけて楽しんだりと子どもたちも暑い中よく頑張ってくれました。


また次回もよろしくお願いいたします。









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