小田原 たんぼの学校 初級コース

NPO小田原食とみどりが運営する「たんぼの学校」活動記録です

2014年11月

田んぼの学校初級修了レポート

 

tmt案山子 (2)-1


今回で2回目となります田んぼの学校初級コースも修了となりました。

前年と比べて、あっという間に終わってしまった感じです。

今年も皆勤賞をと思っていたのですが、

子ども達の行事ごとや台風の影響等で、参加出来なかったことも多々ありました。

特に、最後の脱穀や修了式に参加出来なかったことは本当に残念でしたが、

昨年参加出来なかった収穫祭に参加出来たことが救いとなりました。

そこで、子ども達が脱穀の体験が出来たことによって、

田んぼの学校を一通り修了できたと勝手に思っています。

 

今年は子ども達も場所に慣れたのか…

田植えや稲刈り、草取り等で、少しは役に立っていたかなぁ?と思ったり、

他の参加されているお子さん達と一緒に、田んぼや用水路で生き物を採取したり、

ずぶ濡れになり、泥だらけになり、汗をかき…

昨年よりは田んぼの学校らしい経験が出来たのではないかと思います。

本当に今年も良い経験をさせて頂きました。

 

私たちが住む周りにも、田んぼがたくさんあるのですが、

ここ最近ちょっと見ぬ間に、田んぼだったところが、更地になり、

駐車場になっていたり、家が建てられていたりと、

どんどん田んぼが減ってきています。

仕方がないことなのですが、少々寂しく思います。



このような経験を子ども達にさせてあげられる場所はなかなかありません。

本当にすばらしい環境だと思います。

NPO小田原食のみどりの皆様の活動の賜物ではないでしょうか。

 

昨年に引き続き今年もありがとうござ いました。

スタッフの皆様、田んぼの学校で一緒に参加されました皆様には

色々お世話になりました。

この場をお借りし、お礼申し上げます。



そして、

案山子田んぼさん、今年も美味しいお米を頂きました!

ご馳走様です。本当にありがとうございました!




来年は未定です(笑)

 

ザ・ビギナーズッ!2



ビギナーズさんは2年目の参加とあって案山子は手の込んだ作品となりました!ダルマのボディはすべて手縫いなんだそうです。さすがです!

 


 

BlogPaint


昨年にひきつづき田んぼ初級を受講されました
生物図鑑をいつも眺めているという娘さんはたんぼの生き物に興味深々!
今回のレポートでは絵が上手なお母さんが生き物をかわいいイラストで表現されました。
ご家族のスケジュールでお母さんだけ参加されることも多く熱心に通われました。
お父さんはたいへんな除草作業をストレス解消になると前向きに取り組まれていました。

(画像はクリック→クリックで拡大します)

弟くんの絵、家族で作ったルフィーの案山子が描かれいます↓
ウルトラ弟

713かかし 
お母さんの赤いカーディガンが案山子に‥ 
713rufi-
ルフィーだ!

お兄ちゃんの感想↓
ウルトラ兄

お母さんの感想↓
ウルトラ母1
ウルトラ母2


お兄ちゃんの田んぼやりたい!の一言から3年ぶりにご参加されました。
お子様のお世話で大変になりながらも、ご両親は田んぼでその疲れを癒したそうです。
「これから世の中を生きていくにはお米ぐらい作れるようにならなければ!」と
お子様の将来を見据えた深謀なお父さんのお話は印象的でした。

BlogPaint

※画像をWクリックすると拡大します



あさのこまちチームは、はじめての田んぼの活動に何でも興味をもって挑戦されました。
途中、台風などで計画通りにならず残念なこともありましたが、
みなさん、思いっきりたんぼと下曽我の自然をたのしまれたようです!

(画像をクリック→クリックすると拡大します)
小杉っ子

案山子「お母さん」↓
713お母さん

女性一人でのご参加でしたが、積極的にたんぼ作業に取り組まれました。
収穫祭ではお子さんたちのおにぎり作りをサポートしていただきました。
毎回電車で通われ、雨の中でも果敢に参加されていました。

raizuisuお兄ちゃんのレポート


raisuizu3
妹さんのレポート
案山子がお気に入りだったそうです

ライス伊豆
保護者の方のレポート

なかなかスケジュール調整が難しかったそうですが自主草取りも積極的に来られました。
雨天の青みかん摘果作業にも参加され下曽我の自然に親しまれました。



(画像はクリック→クリックで拡大します)

かぶとむし
BlogPaint

お子様たちはなんにでも興味深々で、新たな発見をすると事務局へ報告してくれました。
ご両親はお子様のお世話に追われながらも田んぼ作業を楽しまれ最も多く参加されました。

お母さんのレポート
(Wクリックで拡大します)
たんぼでてんてこ


お子様のレポートには
田圃で見た生き物たち、植物、空の様子がしっかり描かれています。
たんぼでてんてこまい
「貝がたくさんとれてうれしかった」
※用水路にいたシジミやカワニナを採りました

昨年は2年間「はたけの学校初級コース」を経験され、今年はたんぼへ。
7年前に初級田んぼに参加されたときに授かったお子様と再びお米作りに挑戦です!
ご主人は奥さまとともにてきぱきと田植え、稲刈りと手作業をこなされ、
健常者と変わらぬ働きぶりに驚かされました。

お兄ちゃんがいちばん印象に残ったことが描かれています。

たき火が楽しかったそうです!

とっきーず1

弟くんは草取りと焼き芋が印象深かったようです

とっきーず2
下段はお母さんのコメント
稲と稗の違いをイラストで表現されています。

参加者の方の中で一番遠く、電車で3時間近くかけて通われました。
たいへんそうでしたが、来るたびに楽しくなっていったそうです!

お子さんがつづった活動日ごとの出来事をに写真を貼ってファイルされ見やすい本になっています!
つぶさに記録し、ポイントをよくとらえています。

BlogPaint表紙

②420
 4/20もみまき

601田植え2
6/1 田植え後の糠まき
※おがくずではなく撒いたのは米ぬかでした


615ぶんげつ
6/15 分けつの時期1

 615ぶんげつ2
6/15 分けつの時期2

713かかし
7/13案山子づくり 

713雑草
7/13 草取り

727いきもの
7/27たんぼの生き物1
 727いきもの2
7/27 田んぼの生き物2

803いねのはな
8/3 稲の花
 
823雑草ぬき
8/23 自主草取り

928いねかり
9/28稲刈

1011脱穀
10/11脱穀

DSCF3634
保護者の方のまとめ

(以下はその内容です)

2014年修了レポート

                         ひらもっちゃんず


6月のオリエンテーションから始まり、田植え、草取り、生き物観察、また草取り、草取り・・そして稲刈り、脱穀・・と田んぼに関わった5か月間は、あっという間でした。



もともとは、子供に毎日いただく食べ物のありがたみを感じてもらいたい、自然に触れ合う機会を作ってあげたいという思いから、田んぼの学校に参加してみようと考えました。

子供は普段経験したことのない泥の感覚とか労働?にとまどいながらも、毎回、興味を示し楽しそうにやっていました。ずっと、田んぼを見守っていてくれた案山子のカカーに会うのも楽しみにしていました。

 (子供以上に大人の方が、変わっていく田んぼの景色や体を動かしたりすることに楽しさを感じていたかもしれません。)

 田んぼに生えている雑草の種類や生き物をよく知ることが出来ましたし、今まで何気なく見ていた稲の成長がよくわかり、お米が自分のお茶碗まで届くのにどんなに時間や手間暇がかかっているのかわかりました。

 この体験が子供にも、楽しかった思い出として残ると思いますし、さらに、ごはんをいただく時の楽しみになることと思います。

台風が続き、天気で田んぼのことを心配することがありましたが、倒れた稲を直していただいたり、楽しい企画をしていただいたり、スタッフの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。修了してしまうのがさみしいくらいです。また、時間に余裕の出来たころには参加したいと思います。ありがとうございました。




 


 





601田植え  

6/1田植え

 

このページのトップヘ