昨夜はニコ生大阪!!!

2013年04月26日

今週も撮影がいっぱい


皆の衆、おはよーございます!!

気温もだいぶ温かくなって来た今日この頃ですが、

今週のワシは、撮影の嵐のまっただ中におりまして、

本日も今週最後の最後の撮影に行って参りますです。

きのうは、和風建築のスタジオで、

真夏設定のドラマを撮影しておりました。

部屋の中をストーブで暑くし、鍋に湯を沸かし湿度を高くして、

女優さんに汗をかいてもらい・・・女優さんも大変です。

いやいや、汗をかく女性はエロい!!

ということで、「ワシの二十代」連載最終回を掲載します。


昨日のスタジオです。

31 午前
























女優さんの代わりにスタンドインに入っているのは、

新米ADのブッキーちゃんです。




56 午前












































「ワシの二十代!」vol5 


 
 なんとかなる!ということは、なるようにしかなら

ん!ということなーのだ。

 

「やりたくないことは、やらん!俺はやりたいことだけを

やる!だから会社には就職せんぞ!」


とかなんとか突っ張りながら、ワシは大学卒業時に就職活

動を一切せず、フリー=無職になった。


 当時は、バブル前夜の好景気で、就職先は引く手数多と

言われ、今と違って大卒で就職しない人間はほとんど見当

たらなかった。



 周囲からは、当然のように心配の声が相次いだ。


「就職しないでどうやって生きていくのだ?」「なんのた

めに大学でたのか?」「お前、将来不安じゃねえの?」


……無論、「不安」のようなものが全く無かったといえ

ば、嘘になるかも知れん。

 しかし、ワシは、そのモヤモヤとした気持ちが、心に浮

き上がってきそうになる度に、「俺の辞書に不安なんてい

う文字はねえぜ!オラー!バリバリだぜー!喧嘩上等!」

と無理やりにでも「不安」な気持ちを心のどん底に沈みこ

ませ、周囲の人間には「人生何が起こるかわからんし、世

の中どうなるかもわからんぞい!がっはっは!」と適当な

ことを喋くっていたのだ。


……今から考えると、強引というかなんというか非常に頭

の悪い方法で、自分の気持ちをコントロールしていたわけ

である。確かに、こんなことは、「ワシの頭の悪さ」だか

らこそ成せる業かも知れん。



 そして、心の中では「俺は才能と運と根性があるから、

なんとかなる!」と本気で思い込みつつも、その反面「ど

うせ、なるようにしかならないんだよな」と能天気に開き

直ってもいた。



「なんとかなる!」=「なるようにしかならない」


……この「思い込み」と「開き直り」の背中合わせな気持

ち……どうやら、ワシの「思い込み」と「開き直り」は、

この就職活動をせずに無職なった時期にハッキリと形にな

ったようである。


 大学を卒業して数年後、ワシはフリーの「助監督」とい

うものになっていた。そして、主にテレビドラマなどの現

場で働いた。



 ちなみに御説明しておくと、「助監督」という仕事は、

監督の演出助手と撮影全体の段取りを司る役目を持ち、基

本的には、撮影スケジュール作成がメイン仕事のチーフ助

監督と、主に監督の傍らで現場を仕切ったりエキストラを

動かしたりするセカンド助監督、そして、小道具などのチ

ェックやカチンコ叩きに大忙しのサード助監督に分かれ

る。



 大学を卒業した後のワシは、以前お話した有名カメラマ

ンの○○氏から言われたような「お金持ちのオジサンを騙

して製作資金を出してもらって……」などということがで

きる度胸と器の無い自分に気づいてしまうと、「プロの現

場システムを知ろう」などと急に謙虚な気持ちが芽生えだ

したのだよ。そして、なんとかコネを見つけて、プロのド

ラマの現場で助監督として働き出したのでござる。



 現場では、昔からテレビで観たことのある有名な役者さ

んやタレントさんが当たり前のようにいることにワクワク

し、日常では見られない美術やセットに感動し、忙しく走

り回る毎日の中で「自分はモノを作る現場にいる!」と気

持ちが充実し……などと言う気持ちには残念ながら全くな

らなかったのじゃー!がっはっは!



 正直なことを言おう!ワシは、他人の作る作品の助手や

段取りをすることなど、全くつまらん!と思っていたの

だ。ワガママかも知れんが、そう思えてしまったのだから

しょうがない。



 では、なぜ「助監督」などという仕事をしていたか。答

えは簡単である。現場のシステムは現場でしか覚えられな

いからだ。だから、「他人の作る作品の助手や段取りをす

ることなど、全くつまらん!」などと言ってるくせに、他

の助監督さんが避ける辛い仕事も敢えて受けていた。



 いつも現場で走り回るワシの頭の中では、もう一人のワ

シが常にこう叫んでいたのだ……


「いいか、溜池!お前はモノつくりになる決意をしたはず

じゃ!周囲に有名人がいるからと言って決して安心するで

ないぞい!辛いからと言って逃げ出すでないぞい!今のお

前は現場のシステムを学ぶためにここにいるのだ!明日の

ために打つべし!打つべし!」と


……まるで、青コーナーから矢吹ジョーに声をかける丹下

段平のオッサンのように。


 そして、ワシはもう一人のワシにいつもこう答えるのだ

った……


「オッサン、わかってるって。俺は真っ白な灰になるまで

燃え尽きてやるぜ」(明日のジョー風に)と


……とかなんとか考えてると、「こるぁー!溜池!早くし

ろよー!」などとチーフ助監督やスタッフから思いっきり

怒鳴られたりするわけで……いやいや、結局は出来の悪い

ダメ助監督だったわけでござるよ(笑)



 でもね、頭の悪いダメ助監督のワシでも、一つだけ他の

助監督より優れたことがあったのだよ。

 それはね……声が誰よりも大きかったことじゃー!がっ

はっはっは!頭の悪い分、声の大きさと体力でカバーしよ

うとしたわけなのだ。



 一度、時代劇の助監督をやっていたときなど、スタジオ

内の撮影で、チーフ助監督に「溜池!お前は声が大きすぎ

る!もうちょっと遠慮しろ」と怒られたのだが、その光景

を傍から見ていたベテラン技術スタッフから「声が小せえ

って怒られてる助監督は散々見てきたけど、声が大きいっ

て怒られた助監督はお前が始めてだぜ」と言われたもんじ

ゃ……え?どこが優れてる助監督かって?



 確かに不器用で、頭も悪く怒られてばかりいるくせに、

やたらと声が大きく体力だけはある助監督時代だったが、

貴重な経験もたくさんさせてもらったのだ。

 次からは、助監督時代の体験を書くぞい。

 ワシは声がデカイのだー!さらばじゃー!

ダーー!!



tameikegoro at 08:35│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント

1. Posted by 雷帝ひびき   2013年04月27日 00:21
前のブログに書いてあった「AV女優の仕事場」という書籍、早速Amazonで予約しました。
本当に溜池さんは、パワフルですね。自分を偽らずに真っ直ぐで・・・。俺は、本当は友達もいないし、人を愛する自信もないのに、友達が多くいて、明るい将来を考えている人間を演じ続けてます。(かれこれ3年ぐらい)だから、溜池さん、年下の俺が言うのも失礼ですが、いつまでもピュアでいてください。

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