聲の形

ぶっちゃけ原作は苦手なタイプだと勝手に決めつけて、食わず嫌いしてました。そんな俺氏ですが、勢いだけで初日のチケットをキープして観てきました、な『聲の形』。誕生月プレゼントで1,000円鑑賞チケットを貰っていたというのもあったのだけど…ゴメンナサイ、ものスゲー良かったです正直2回涙腺が緩みました。『君の名は。』では全く泣かなかったのに(爆)。

ワタクシ…恥ずかしながら、小学生とか中学生時分はいじめられる側の人間だったモノで、前半の小学生のシーンは正直キツかったいや、シチュエーションとしてはかなり違っているけど。ただ、松岡美優は声優3回目なのに男の子の演技はうまかったと思う。正直かなり酷いのを想像していたから。しかし…小学生の時の悪意なき悪意ってホントウに怖いよね…。

時は流れて高校生時代に。紆余曲折を経て、昔の知り合いと新しい知り合いが集まって、そして別れて…言葉一つで友情が生まれて、友情が壊れてと、次々に関係性が変わっていくんだよなあ…。これが「聲の形」か。そんな場面場面を彩る音楽がひたすら美しくて、胸を打つ京アニだから映像は言うまでもないけれど、とにかく牛尾憲輔氏による劇伴が最高や。

確かにコミックス7巻分を改変を交えながらも、2時間超の映画にまとめた弊害で、所々で「ん?」となる場面転換や演出が見られたけど…それでもラストシーンのあの映像と音楽の相乗効果と、観終わった後に得られる「救われた感覚」は他の映画ではなかなか味わえないモノだったと思った次第あのラストの為にこの映画があったと言っても過言ではないほどに。

入野自由、早見沙織を始めとした声優陣も素晴らしい演技をしていて…特に吃音を演じきったはやみんはスゴい。硝子自体が可愛いというのもあるけれど、はやみんの演技で完成された気がする。あと、結弦役の悠木碧も一聴しただけだとあおちゃんと分からないぐらいボーイッシュがハマっていた。うん…これは劇場でまた観るか、BD出たら買うしかないですな

あと…最後にaikoの『恋をしたのは』がトドメをさしにきてズルいと思いました。