2010年05月

2010年05月05日

昨日はGWという事でバレエスタジオのタイムテーブルが通常と異なっており、今まで受けた事の無い先生のレッスンを受けてみた。

若くて現役バレリーナさんといった感じの可愛らしい先生だったのだけど、キンキン声とテンションの高さが…f^_^;というのは本blogに書いたので割愛(笑)

多分その先生にとってもこのGW一回こっきりでレギュラー枠でもないし、とりあえずちょっと難しい事も織り交ぜて、沢山動かして充実感を感じさせてあげよう的な感じだったのだとも想像するけど、若い先生によくありがちな指導方法が…ある意味大事な事を再認識する良い機会になったな

昨日の先生は、例えば出来ていない動きがあったとして、じゃあその動きが出来ない根本原因は何か?という事はあまり指摘されず、その動きに必要な一部分の事しか言わないので、結局別の動きでは応用がきかない生徒になってしまう。
その一部分の事をするためには、もっと根本的な身体使いが分かっていないと何やってもその都度その都度一からやり直し的な感じになるんだけど、どんな動きをするにも共通の基本があれば、どんどん色んな動きに応用をきかせていける。そのパだけでなく、全てのパに対応出来る原理がある。必要な原理は多分、凄くシンプルな物なんじゃないかと思う。
ドッシリとブレない幹があってこそ、じゃあそこから大きく動くには?複雑な動きになる場合は?表現する上では?と、展開していけるんじゃないかな。
バーの1番のっけのプリエとかでも、顔を付けた途端に身体の基本が壊れる人は結構クラスにはいて、その人には基本がまだ身に染みついていないという事が露見する。飾りを付けた方がバレエやってる感があって本人は楽しくて良いのかもだけど、やっぱりバレエを習う以上は綺麗な身体使いが出来るようになりたいし、絶対上手くなった方が楽しいと思うんだけどな。もちろん、自分だけが楽しければ良いって人には何も言わないけど、でも傷めちゃうよ、とは言いたい時もある
まぁこれはバレエに限らずだけど。

いつもと違う先生に習う事で、改めていつも受けてる先生が本当に凄いなと感心した。
その先生は同じ基本の指摘を毎週繰り返し繰り返し言いながら、様々な動きに対しては基本に結び付けながらの指摘をしてくれるので、毎回受けていく内に徐々に基本の身体使いと各種の動きが紐づいていくんだよね。
そして、私が無意識にやってる間違いを鋭く指摘してくれるので、あぁ〜無意識にこんな姿勢になっちゃってるんだ〜と自分で何を直せば良いかを自覚出来る。

まぁこんなに褒めてるけど、人によっては地味でつまらないと思う人もいるかもしれないf^_^;でもそのクラスがいつも割と人数が多いってのは、自分の力で自立して踊れるようにしてくれる先生だって、皆分かってるからだろうなと思う。

ブレない基本を早く身に染みつけたいと思う今日この頃p(^^)q


コタツ猫tamo_tamocat at 11:37│コメント(0)Dance  |