妄想する豚

a.k.a. たむらぼ!a.k.a. しこたん☆ぶろぐa.k.a. サムゲタンの白

2010年03月

成熟と活気


「タイは政情不安ながら確実な成長軌道にあり、その活気はASEANを代表する国だと思います。」
 これは、現地でお世話になった某社長が話していたこと。この国に来てみて夢や希望、未来という言葉が頭に浮かんでくるのはなぜだろう・・・。異国の人達が日本に来て同じように思うのだろうか・・・。
 成熟?日本の何を以て成熟というのか・・・。まあ、雰囲気は分かるが・・・。成熟と活気、夢や希望、未来・・・同じ軸ではないモノのはずだが、無関係でもないんだろうなあ・・・。相対的価値感、絶対的価値感・・・。うぅーむ・・・。

 Shangri-La Hotelのクルーズに出かける・・・。8時30分に船が出るというので・・・って、予想通り!時間通りには出ない。マイペンライ!なんくるないさぁ!無問題(モーマンタイ)!タイでは何度「マイペンライ」を聞いたことだろう・・・。しかし、ホテル側としては140人乗れる船に7名は有問題(ヤオマンタイ)だっただろう・・・。

 高級ホテルの船を貸し切りクルージングで向かう先はアユタヤ遺跡。途中は景色を見ながらのんびりとした時間を過ごす。こんな機会はなかなかない。いい時間だった。贅沢な時間の中で昼食~。これまた、豪華!なぜか見慣れたロシア料理まである。
    
 いずれ、豪華~。でも、やっぱりタイ料理が美味えです。ここではトムヤムクン(海老)ならぬトムヤムガイ(鶏肉)だったが美味え~!なんて、言っている間に到着!到着した所にキャットフィッシュ。日本だったら鯉なんだろうが、タイではナマズ!しかも、エサが売っていて、ほれ!この通り!

 さらに、野良犬さん達登場!野良犬の中でもかなりの野良犬ぶりで、健康を害している感たっぷり。犬好きのオイラも近寄るのをためらった。
 
 死んでいるように見える野良犬たちを横目に遺跡に向かう・・・。手を抜くつもりはないが、詳しくは「chibioyajiのひとりごと...」の「強者どもが夢のあと...」でどうぞ!・・・とは言え、オイラが撮った写真は載せておくことにする。だっふんだ。
     

タイを知るための60章 エリア・スタディーズ
綾部 恒雄,林 行夫
明石書店

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だって、あたたかい国だもの


 工場見学の試食でヤラれている中、本日の夕飯はフカヒレでござーい!
 こちらも有名店だそうな。内照式看板的には「キヤックフカヒレレストラン」で、外の柱のエンボス的サインは「キアックフカヒレ」・・・。

 さらに箸袋には「ギャックフカヒレレストラン」・・・。

 A型的には統一したい感じのところであるが、あたたかい国の雰囲気を全開で感じられて、それはそれでヨシとしよう・・・。

 そうこうしていると、一人にひとつずつ土鍋に入ったフカヒレスープ登場!これにお好みで調味料を入れていただく。今回は3種類用意してあって、単純にはノーマルに加えてさらに3つの味が楽しめる。組み合わせれば、もっといっぱい楽しめる。

 間を端折るが、最後はあわびごはん!

 フカヒレスープの地にあわびを入れてタイ米のご飯にかけてある。まじぇるとこんな感じに・・・。

 あわびはメキシコ産。フカヒレスープ同様に調味料をお好みで・・・。イケる!こいつも美味いなぁ・・・。確かに今回の企画していただいた方々が経験から間違いないところを案内してくれているからなのだろうが美味い!食い物が美味い時点でオイラのオススメの国ということでよろしいか・・・。

DVD&CDでマスター 英語の発音が正しくなる本
鷲見由理
ナツメ社

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フード付き着ぐるみはちょっとぉ・・・。


 今回のミッションのひとつが某冷凍食品メーカーの工場視察だった。チキンとポークの工場を見たが、それはそれは凄い工場だった。豚さんの方は「豚さん」から「ミート」にする工場も見学させていただいたもんでかなりげんなり。工場に近づくと豚さんの悲鳴が聞こえ、小窓から覗くと豚さんがフード付きの着ぐるみ状態になっているのが見える・・・うーん。
 タイでは外国の企業単体では商売ができないキメがあるらしく、現地企業が海外企業のパートナーとなって現地法人をつくっているとのことだった。ここの会社は現地で家畜の飼料づくりから精肉までを行っている大手と派トナーシップを組んでいて、飼料の出所から飼育状況からすべてが分かるという意味で安心・安全の担保もできちゃう理想的な関係を成しているように思った。

 着ぐるみをつくったら今度はそれを加工品にするワケだ。豚さんチームは豚カツ、串カツ、豚唐揚げ等をつくっていた。しかし、これが凄い!消防やらなんやらの規制で日本ではあり得ない工場らしい。何百メートルだったかは忘れたが、一直線にラインが組んであって、当然ではあるが行程ごとにガッチリ間仕切りして気圧調整することで虫もシャットダウン。温度管理も空気がなるべく動かないように冷たい空気を通したパイプを天井にまわしてある。なんと言っても、外に直接つながる窓がない。ゼロ!こりゃすんげえ!と・・・。火事にでもなったらどうなんだと・・・。そしたら、その部分にも工夫が加えられていた。マシーンの上にボコボコと泡立っている所があったりして、どういう理屈だったかは忘れたが、その辺一枚噛んでいるらしい・・・。
 当然、商品にもこだわりがあるワケだ!なるほど!と思う工夫がここにもある。一番感心したのは肉を国外に出すための処理だ。国外に出すために考えていったのだと思うが、それが商品としても素晴らしい加工になっているとは・・・。これをオイラが社内で上手くプレゼンできるかどうかが問題だ。オイラが独裁的な採用権を持っているのであれば、ノータイムで採用!というヤツだな。

 と、ビジネス的にも収穫があったところで、豚さんの悲鳴も忘れて試食タイムで~す!
 
 と、一通り食べたら、この試食も利用しながらお賄いタイムで~す!とタイ米のごはんなど賄いセットが登場!

 さらに・・・
  
 と、こんな感じで本気モードへ突入!うー、食った、食った・・・「あ、それではチキンの方に向かいましょうか!」って・・・。完全にペース配分をミスってしまった。チキンチームでもこれが繰り返される・・・しかし、ここでシンクロ率低下。その証拠にチキンの試食は写真がない。フードファイターとはよく言ったモノだ・・・。

創業者列伝 熱き魂の軌跡―日本を代表する9人の企業家たち
若山 三郎
グラフ社

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SOMBOON


 バンコクに来たら、ここに行け!SOMBOON本店!本店以外はみんなマズイという。ガイドさん達は本店には連れて行かず、日本人観光客は噂ほどでもないということで帰ってしまうようだ・・・。本店は旨い!
 店の前には水槽があり、シーバス、ロブスター、シャコ、カニ、海老などが活き活きと・・・。

 席に着くと、なんじゃこりゃ?名前が入ったティッシュと爪楊枝を入れておくマシーン!

 メニューを見るとSINCE1969・・・なんだ、タメじゃん!

 まずはトムヤムクン・・・本場の味!旨いねぇ~!思わず、レモングラスまで食ってしまった。

 これが激うま!春雨なのだが、にんにく、魚、海老の旨味が染み込んでいる。名前がよく分からんが、ハンパねえ!

 ここに来たら、これを食え!プーパッポンカリー!実際はカレー粉を使っていないということでカレーではないようだ。しかし、そんなことはどうでもいい。カニの旨味たっぷりのソースが堪らない。石のように硬い甲羅がうっとうしいが、テラ、デリシアス!

 まあ、その他も色々食ったが、レポート的にはちょっと手抜きでデザート。こちらでもあんこを食べるらしく、あんこをクレープのようなもので挟んで揚げたもの。皮はかりんとうのような感じで、あんこは甘さ控えめ。

 その他にフルーツの盛り合わせを頼んだが、それと一緒に来たのが唐辛子入りの砂糖。これが、以外に・・・。

 国によって素材が持つ味や旨味の濃度が違うワケで、もちろん調味料の濃度も違う。食べてみてからそのギャップを感じることも少なくないし、それによって発見もあったりする。こんな機会をつくってくれた、地雷男氏に上辺だけ・・・いやいや、心より感謝申し上げます。コップンカップ!

物語タイの歴史―微笑みの国の真実 (中公新書 1913)
柿崎 一郎
中央公論新社

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HiPhone


 初タイ!アジアは裏切らない!おもろいねぇ~。

 欠けが気になるパラボラ。


iPhone情報整理術 ~あなたを情報’’強者’’に変える57の活用法!(デジタル仕事術シリーズ)
堀 正岳,佐々木 正悟
技術評論社

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