クール・アレイ
森園勝敏
キングレコード
2014-12-10

森園勝敏      Promise Me the Moon   1979





最近のyou   tubeは、頼みもしてないのに、勝手に私好みの動画がアップされたと、アラームしてくるのだが、その中に英米以外のファンキーロックやジャズロックのマイナー盤をアップする欧米の方のリストに、森園勝敏のキングレコードから出してた70年代後半のソロアルバムがあり、何気に聴いてぶっ飛んだ。

これって レコ屋で当たりつけてアナログ購入、家で針落とすと、予想以上や予想外のキラーチューンが現れて、ちょっとしたパーソナル興奮状態になるパターン。

まさか you   tubeの画像でこれを体験するとは。
意外とレア盤のyou   tubeでの出会いは、予想通りか、こんなもんかが多いので。

語られない中に、真実は多々ありというのは、あれほどレコードを売ったカーペンターズの初期画像など見ると良くわかる。
私も知ってるけど、ダニー ハサウェイのヴォーカルの評価低かった、70年代日本のソウル評論。昨日達郎がラジオで怒ってたけど。

で森園勝敏。彼の印象はフラジリティ。凄いんだけど、評価が固まりそうになると逃げる。
だから 私にもわかりにくかった。好きなんだけど、聴けない。ギターワークショップも、山内テツの桑名晴子とやったフェイセズ的英国ロックも、意外と普通の雰囲気でリリースされた70年代フュージョンも。そして東宝レコードなので、すぐに聴けなくなった四人囃子の一色即発も。
でもその森園のヘタレなそのメンタリティこそが、70年代の日本のロックの誠実さなのだという事が、今になってわかる。

はっぴいえんどが、ゆでめんだけでやめてしまった、日本のロックを完成させたのが、四人囃子。
素晴らしいロック演奏と、日本語の歌詞。73年の四人囃子は、もっとも日本のロックだったのだ。

バックスバニーの或る時や、チャーの空模様の加減が悪くなる前にが、私が初めて聴いた時から、日本語のロックとして、そのフィーリングがたまらなく愛おしいのは、四人囃子の一色即発の時代の森園のセンスが生み出したのだと思う。

しかし76年のソニーのゴールデンピクニックには、その四人囃子はもういない。そこが、森園らしい。レディバイオレッタは、最高のロックインストと認めるけど。

そんな森園のセカンドソロなんて、普通のフュージョンだろうとタカをくくって40年、外人紹介の配信画像で初体験。そして ジムケルトナードラムの LAロックフュージョンの後に、何か聞き覚えのあるダニー クーチ?いやアティチューズのセカンドのダニー クーチ曲promise Me the Moon。

うそだ。アティチューズのカバーなんてと、思いきや最高の演奏。そして森園のあの脱力系というか、オルタナティブなヴォーカル。ドラムは、アティチューズのジム ケルトナーなんて最高ではないか。
ダニー クーチソングの、ちょっと変態コード進行の変拍子のグルーヴィーファンキーロック。
信じられないくらい最高。

しかしそれだけでは無かった。続く70'sレイトのファンクチューンが、これまた70年代当時私のフェバリットだった ウォーレン ジボンのエキサイタブル ボーイ収録のナイト トレイン!嘘だろ。ジボンの隠れファンキー名曲。

でもう私は 最高に幸せだった。だが、まだあった。その次の次のスローヴォーカルも素晴らしく、調べるとウェット ウィーリー!76年盤から。

ウェット ウィーリー!NHKのヤングミュージックショーで、マーシャルタッカーやオールマンズと映像流れても、全く語られないバンドだったが、その映像のファンキーなルーラルロックは、私は好きだった。
ジミー ホールの南部のミック ジャガーと言ったヴォーカルは、かっこよかったし。
まあ レイドバックはしてないけど。

ジミー ホールを唯一評価するのが、ジェフ ベックだというのは誇らしいが、このeverybody stonedも、ウェット ウィーリーのオリジナル以上に、森園ヴァージョンは素晴らしい。

ゾノの、なんていうセンス!そう70年代の日本のロックは、腕もセンスも無いとダメな時代。
だからハイクオリティ。

と1979年の森園勝敏の Cool Alleyは、素晴らしいロックインストフュージョンだと、Spotifyには無いのでyou  tubeで聴いている。セキトウ シゲオ以来の至福のヘヴィローテーション。

you   tubeには、ライブでPromise Me the Moonを演奏している画像もあり、そこでも森園ヴォーカルが、ダニー クーチ的というか最高。

そのあと森園が、クリエイションに参加してアティチューズのストリート シーンやっているレコード持ってたこと思い出した。しかし そのテイクは、竹田和夫のガッツが過ぎて、あまり良くなかった印象が。森園は、ナイーブでフラジリティ。
でも ヴァーサイタルで、センス 、テク 、クリエイティヴィティ抜群のロックギタリスト。
竹田和夫は、やはりライオンの声入りの暗闇のレオ。


森園1stの ジェイムス ヴィンセント!!のカバーが最近、やはり外人のdiggerに発掘されたとか。森園勝敏のセンス!
もっと評価を。チャーは、マリと共に、ずっと認めてるけど。江戸屋の森園テイクも聴けばよかった。

日本のギタリストとしては、私的には、大村憲司のファー イーストマン以来のカバー神曲  Promise Me  the Moonだった。30年振り。今日も聞きます!

このPromise Me  the Moonは、デビッド サンボーンも同時期取り上げてる事も、discogs調べで分かった。出来は、インストでまあまあだったけど。


他4曲は、Spotify みんな最近知った、でもヤバイ曲ばかり。

カーティス フラー   The Spirit
ドン バイロン   Cleo's Mood
ルイス  ガスカ  Nancy
ウェット ウィーリー  Weekend






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