Maybe It’s Lost
レスリー・ダンカン
インディーズ・メーカー
2016-04-06

レスリー  ダンカン   Ride on the wind   1977



相変わらずのラジオと、spotifyと、you tubeでの百花繚乱のリスニング環境だが、レコード屋のサイトの試聴音源も侮れなく、大阪naka2号店のブログや、nightbeatレコードの50'sや60'sシングルは、よくアクセス。

で久しぶりに、名店ハイ・ファイレコードのサイトを覗くと、相変わらず素晴らしいセレクト。ハイファイレコードは、もう10年前くらいか、意外と他のレコ屋の店頭で見かけなかったダスティ イン メンフィスの米盤アトランティックのアナログを、千円台で通信で購入したくらい。丁寧な手紙と共に送られて、恐縮したが、どちらかと言うと、ハイファイがDIGするような、ジャズシンガーの良質ポップカバー盤などを、ユニオンや、馬場のタイムなどで安く見つけるのが、レコード買いの醍醐味だった。

しかし  相変わらずそのDIGぶりは、全く健在で、サバービア物や、ヒップホップネタ至上主義の90年代以上に、現在のハイファイのセレクトは、価値があると思う。
個人的にも、ジャズの楽しみ方については、ハイファイの影響は大きいかもと思った。ヴィッキー カーのキャピトル盤や、アート ヴァンダムなんかは、ハイファイ的志向で、たどり着いた良盤。
最近縮めてDUとかいう、ユニオンのジャズフロアが、狩場。一回新宿の古いジャズフロアのアナログ、全部見た時、おのれのアホぶりにおののいたが、戦果が、クラーク テリーのジョー ケインプロデュースのラテンな66年盤で、その内容の良さと、自分の当たりの確かさに満足した。帰りは新宿3丁目の桂花ラーメンだったか。

このハイファイ的セレクトを、リーズナブルに実現していたのが、馬場のディスクファン。平日の閉店間際の店舗に、残業ない時、よく駆け込んだ。私は、音源派なので、ダメジャケの60年代のジャッキー&ロイとかは平気で購入、愛聴盤となった。フェイロー サンダースや、ノーマン コナーズも千円以下で、購入したはず。馬場では、節約で、タイム経由でくまっ子の最低価格ラーメン。たまにブブカの油そば。

と久しぶりにブログすると、あれこれ無駄に長いのだが、今日紹介するのは、レスリーダンカンの77年のラストアルバムから、一曲目のRide on the wind。

ハイファイの新着盤に紹介され、久しぶりに聴いてやはり良かった。レスリー ダンカン!

キュートな英国のシンガーソングライター。
高値のサバービア盤の74年盤以外は、アナログで全部持ってるが、英国的というか、渋い女性シンガー。

名曲 ラブ  ソングも、ラーニー  ホールのカバーも良かったけど、意外に初期オリビア ニュートン ジョンのカバーが、フェアリーで良かったりする。
レスリーは、スィンギング ロンドンの60年代から活躍するが、ダスティ スプリングフィールドのバックシンガーの映像が、you tubeにあるが、凄い。以前紹介した、ブルーミンクのマデリン ベルと、バーバラ ムーアと、レスリーで、ノーザンソウルな、黒いコーラスをキュートに決めている。
 ダレノガレ明美的、キュートなルックスで。

70年代に入って、英国版キャロル キングと言わざるを得ないような、しかし英国的良盤をリリース。
クリス スペディングや、ピーター フランプトンと言った、渋いメンツがバックをつけるところも、私には信頼の証だった。

レスリーは、70年代中期から、少し黒さを忍ばせたようなグルーヴィーチューンを手掛け出したが、これはサバービア評価でもわかるように、なんとも絶妙で素晴らしいのだ。彼女は、ハスキーなシンガーとして以上に、ソングライターとして素晴らしく、いい曲を書く。この77年のジミー ホロヴィッツが最後にプロデュースした、Maybe it's lostは、私は安く米盤でアナログ購入したが、一曲目のキャッチャーなライトソウルチューンが、この   Ride on the wind。

メンフィスホーンちっくな、ホーンセクションが、サザンソウルを思い起こさせるが、レスリーのハスキーボイスは、このキャッチーなブルーアイド ソウル ジャンプナンバーを、彼女らしくナチュラルに聴かす。
初めて聴いた時から、好きで、我が家の行楽用ミックステープにもすぐ入れたはず。

20年振りに、ハイファイのレビュー付きで聴くと、また感慨深い。レスリーの、ダスティのバックシンガー時代の黒さが、出てるのがまたよいのだ。
間奏は、当時のキャロルキングぽく、サックスと、味わい深いギターソロ。調べたら、ボビー キーズと、クリス スペディングだった。ボビー キーズかあ。
コーラスは、マデリン ベルだし。

しかし 今気がついたが、ハイファイの試聴音源タイトルが、間違ってる。なんと!ということは、ご愛嬌だが、おかげで、私は、この  Ride on the windを思い出させてくれたから、それも面白い。
過去の愛聴曲だから、すぐに  Ride on the windとわかったのも、この曲の力だろう。サックス ボビー キーズだもの。ブラウンシュガーと、真夜中を突っ走れと、美しき人生と同じってこと。

レスリー ダンカンを90年代紹介したのは、ニッチポップというムック本。これも私は、ジャズロック本と共に愛読した。コーギスや、プラネッツ紹介する本なんて過去にも先にもないだろう。

ボビーキーズが、ジョージア サテライツのダン ベアードと 近年、屋外でブラウンシュガーを演奏する映像を、数ヶ月前に見たが、よい演奏、ダン ベアードの、よいサポートだった。

と脱線してしまうので、レスリーダンカンに戻すと、この記事を書くのがきっかけで、2010年に亡くなられ、最近May be it's lostもCDリイシューされた事を知った。1943年生まれだから、ジョージ ハリスンと同じだったのか。

 以前このブログで書いた、ヴィネガー ジョーのエルキー ブルックスや、キキ ディーなんかは、60年代は、ノーザンソウルなブルーアイドソウルなシングルをリリースしてる。レスリーも、やはり同じ、スィンギングロンドンを通過したシンガーだ。

米国のエヴィー サンズも同様のノーザンソウル的な、ホワイトソウルシンガー。

彼女たちの無垢な歌への愛情のソウル性が、このレスリー ダンカンの風に乗っての魅力にあると思う。
 日本なら、弘田三枝子、伊東ゆかり、中尾ミエたちか。伊東ゆかりの林哲司プロデュースのAORなんかが素晴らしいのと同じである。

という事で、謎のspotifyのAIのおすすめが、どマニアックなのを窺い知る、他4曲で。
しかし ハイファイや、大阪キタレコードの、ディグ振りも 決して負けてない。

それと 深夜宅急便的 狙わない選曲の凄さも。
私は、今週は、昭和歌謡のラジオで、振り袖シスターズと、ブルーキャナリーズというのを知りました。
それと 松尾潔のラジオで、ザップの1stの81年来の私の愛聴曲、be alrightが、ヒップホップクラシックであることも。H townのknock on the boots。

そう言えば、少し前のBチェーンのDIGは、90年代R&Bの名盤。grady harrelのバイク盤とかは、当たりだが、H townは見かけなかったな。しかしいい曲だ。

それと ベラフォンテ  マチルダ!カリプソ!
タイムで買った、日本盤ペラ盤!でも素晴らしい名曲。これも普通のAMラジオで。
達郎ラジオのストレスは、レコ屋のカタログでの話がきっかけで、ハイファイレコードのサイトに行った事からの、今日のブログでした。
ハイファイの他のレコードのレコメンと試聴も、ストレス解消以上の充実ぶり。クリス  コナーの、ロッド マッキューン盤のmore today than yesterday。
俺アナログ持ってたかも。も忘備録。

他4曲

キャバリエズ   it's a beautiful  game
ザップ  be alright
クラウディア    ジンボ トリオ  Domingo no parque
ハリー  ベラフォンテ   matilda





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