Down Home
Seals & Crofts
Wounded Bird Records
2007-09-18

シールズ アンド クロフツ   Cottonmouth 1970




フリーソウルの功罪というか、特徴に、跳ねる16ビートの、白人シンガーソングライターのナンバーの評価があるだろう。
例えば  以前は、フォーキーとして、フィフス アベニュー バンドのピーター ゴール ウェイのナンバーと、ケニー アルトマンのナンバーを同時に評価していたのに、ケニー アルトマンの、ソウルでジャジーなナンバーだけをピックアップするというような感覚。

しかし  それには私は激しく同意して、結局 以前から聴いてた70年代アメリカンロックのナンバーで、私が好きだった曲は、そうしたものが多かったのも事実。AORのキモも、そうしたホワイトソウル的楽曲の魅力が大きかったし。

ただし、そうした跳ねるビートの曲は、実は70年代シンガーソングライターのアルバムでは、数曲で、他は、カントリーやフォーキーな、ある意味アメリカ白人的には整合性のある曲が多かった。

だから90年代、アルバム購入すると、そうしたアコースティックソウル的曲だけ、カセットに落とし、結局手狭になるスペースの関係で、そうしたレコは、手放していた。イグアナとか、元バッキンガムズのタファーノ & ジャマリースの1stとか、日本だと伊勢正三の風の海風とか。

まあ当時は、もとがかなり100レコに近い安値のレコなので、また買い戻せるという計算もあるのだけど。
風の 海風なんか2回買って、また売ったかも。
どちらも100円購入。

そうしたアルバムは、結局1曲だけなのだ。ブルーアイドソウルじゃないから。

しかし 彼らベビーブーマーのアメリカの白人ミュージシャンが、ラジオで、モータウンやスタックスや、フォーク系のホワイトブルースなど、ブラックミュージックに親しんでいた証なのだろうけど。

ジェリー ロスなど、イーストコーストだと、もっとブラックミュージックとの親和性は、密なんだろうが。ウエストコーストのミュージシャンは、やはりフォークやカントリーベースの、時折のソウル志向。
しかし そのリズムセクションなどの黒いニュアンスが、70年代ウエストコーストサウンドのかくし味的魅力の一端ような気もする。
ランディ ニューマンのリトル クリミナルなんて、ウィークス、ニューマークに、ローエル ジョージだった。

ということで、シールズ&クロフツの、ウッドストック的アルバムとして、down homeを手に入れた時の印象は、悪くはないけどという微妙なもの。
ウッドストック派なら、ハーヴィー ブルックスのラインストーンズくらいのファンキー ロックを期待したはず。しかし おそらく20年ぶりくらいにこのspotifyで聴いてみると、たしかにRidin thumというファンキーロック系ナンバーはあるのだが、ソロがアコギだったり、ヴォーカルの抜けない鼻にかかる声とか、やはり独特。私は アルフィーの坂崎幸之助を思い出したり。

しかしもう一曲、ファンキーロックというより、サイケ的グルーヴィーというか、私がspotifyのお気に入りに入れて、リピートしてもカッコいいのが、Cottonmouth。
このアルバムは、キーボードが結構頑張ってるのだが、ラテンパーカッションのギィロの音色から、繰り返すベースライン。ロックレアグルーヴなサウンドは、くせになるカッコよさ。、シールズ アンド クロフツ の二人もコーラス主体のヴォーカルも良い。
ちょっと トラフィックを思い出させるような、ロック的ミクスチュアなナンバー。
この曲は、私にとってspotifyで見つけた逸品である。アナログ時代はスルーしていた。

シールズ アンド クロフツは、ヒット曲サマーブリーズは、洋楽聴き始めた頃の少し前のヒットなので、アイズリー ブラザーズのカバーの方を 90年代よく聴いたくらい。

しかし このデュオで気に入ってるのは、1973年のダイアモンドガール。ジェフ ポーカロの最初期参加作品らしいが、タイトなサウンドが、まさにプレAORな作品。にしても、シールズなのか、クロフツなのか本当に、少し鼻にかかる声が、坂崎幸之助みたいだ。
それは 今回初めて気がついたが、このプログレッシブフォーキーな このデュオは、なかなかの鬼才である。

spotifyのお気に入り、現在170曲改めて、本日スマホで聴きながらウォーキングしたが、ポチした後リピート再生してようやく身体に馴染んでくる。

今日は、テレーサ ブリュワーと、チャス アンド デイブの、ザ バンドのクリプクル クリークのカバーやら、ジェリー ロスのプロダクションのデュプリーズに、ジョー バターンとやはり最高に良い。
まあそもそも私が、ちょっと聴いて気に入り、選んだ曲なんだけど。アナログ購入時のカセット落としや、Bチェーン購入CDからのPCダウンロードと同じ感覚。

しかしBチェーン購入のCDインポートした頃からしても、音源購入?に際しての思案は、圧倒的に軽いspotify。
なにせ無料なんだから。実はスマホ自体の通信料や、パソコンのWIFI料は、相当とられてるんだけど。
思い入れの軽さは否めない。

書籍、雑誌やCDも、本当に買わなくなった昨今だが、今日Bチェーンで、90年代R&BのH townと、レディ フォーザ ワールドの91年盤を 2枚500円強で久しぶり購入。

レディは、配信にないが、当然you tubeにはあり、聴いて購入のニュージャックスイング。プリンスフォロワーから、マイケルフォロワーに乗り換えても、高品質。凄いグループ。H townは、松尾潔ラジオで、先日間抜けに20年後知った90年代クラシック。なんて実力派。

久しぶり、検索ではない、店頭遭遇の音源で、ゲームの感覚で買ってしまった。レディ フォー ザ ワールドのこのレコはスクリーミングに無いのも購入の理由の一つなのは、ちょっと情けない。内容は、メロウな夜レベルだったけど。

Bチェーンも今は経営が大変らしいが、それも当然なストリーミングの世界。そういえば、達郎氏もラジオで、Shazamで聴けない云々と、ナンバーの紹介でアプリ絡みの話題をしてた。

いいんだろうか、こんな変わっちゃって。アナログだ、レコードだとか言わなくちゃ、音楽ソフトは地に落ちるくらいローコスト。

だからといって、コンサートやライブに行こうとは思わない。
今 コンサートに行くとか、読書とか、まあかっての普通の行為自体に、へんな付加価値つけてる気がして。秋刀魚が高級魚的な、違和感がある親父なのであった。

ラジオで 左とん平の東京っていい街だなを聴いて感動してる。
これもシールズ アンド クロフツ  のCottonmouthと同じ、アナログでスルーしてた名曲。深町純ってやはりすごい。当然とん平氏も。それと、ラジオという敷居の低いメディアが、私は大好きだ。radikoのお陰も相当あるけど。

他4曲

テレーサ ブリュワー   up on the clipple creek
デュプリーズ    carousel
ハーブ アルパート   promise  promise
左  とん平   東京っていい街だな


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