Willis Alan Ramsey
Universal Music LLC
2017-03-03

ウイリス   アラン ラムジー  Muskrut Love  1972



先日の宮治、達郎の競演はすさまじく、radikoで2回聴きなおして、改めてその選ばれた曲の素晴らしさに、至福を感じている。テクストは、discogsとspotify、you tubeで、その高度にマニアックな固有名詞に対応できるのも、現代の凄いところ。jody millerに、Georgia gibbs。vincent bellは、宮治氏のラジオのほうか。

ジョディ ミラーは、you tubeで、ジョージのマイ スイート ロード的アレンジのHe's so fineのカバーまで聴いてしまった。実は、アナログレコードを久しぶりに購入したのが、500円のムードサックスのラテン名曲集。プレイヤーは、和ジャズの重鎮、宮沢昭に、演歌ギターのイメージが強い木村好男。しかし木村氏も元はジャズプレーヤーなので、そこはしっかり濃い音が流れ出す。

でSpotifyでしっかり、同様の音源を押さえたりして。木村好男の別れのサンバに、キューバンボーイズの二人の銀座。グルーヴィー。

と情報量は、過去最高で、本日の休みなんて、なぜかアンドウエラのデイヴ ルイスの最近のベルファストでのライヴなんて、Spotifyでたどり着いて、しっかり聞いてしまった。
ヴァン モリスン並みに良いのだ。最近のデイヴ ルイス。

で、そんな70年代的シンガーソングライター的音源も、時折私のspotifyのお気に入りに登場するのだが、去年
何気に一番、心を和ませてくれたのが、今回のウイリス アラン ラムジーのシェルターレコードからの1Stソロ。
スワンプ名盤ということで、私もアナログ、日本盤かなんかで持っていたが、ゴスペルロック的なスワンプでないので、入手時は、アラン ガーバーやジェシ エド デイヴィスほどには聴かずに、レコード棚へ。
 けっこう地味なシンガーソングライター盤だという認識。

しかしながら、きっかけは宮治ラジオでキャプテン&テニールのヒット曲、かつすばらしいボッサ的グルーミーな名曲、マスクラット ラヴのオリジナルが、彼アラン ラムジーだと聴いて、改めて彼の1stをSpotifyで聴いてみた。するとスワンプなんて、雑なレッテルがこのアルバムの魅力を、分かりにくくした、極めて精緻なロサンジェルスプロダクションの、南部出身の優れたソングライターアルバムだとようやくわかった。

アランの素晴らしい楽曲を、彼の過不足ないヴォーカルと、ときにはストリングスまで流れる、室内楽的とも言えるくらいの丁寧な作りのフォーキーサウンド。
流石、60年代のLAポップの裏方としてレッキン クルーなんかと仕事をしていたレオン ラッセルの音楽人としての姿が浮かぶ。サテン シーツや、スパイダー ジョンのバラードなんてすばらしいアレンジ。

しかし、やはりこのプレAOR的名曲、マスクラット ラヴの素晴らしさには敵わない。
ボッサ的なフォーキーといえば、ジノ ヴァネリのクレイジー ラヴや、ハース マルティネスのオールトウギャザー アローンなどが、70年代はあるが、このアラン ラムジーのこの曲も、そこに連なる名曲。

 ヴァイヴの音色も聞こえる、アコースティックなアレンジは、とてもグルーミーで、ヒットしたキャプテン&テニールのヴァージョンよりもいいのは流石。けれんのない誠実さが、このアルバムの魅力になっているのは名盤といわれる、長く愛されるアルバムに共通なこと。そして、それがリアルタイムでヒットしなかった理由でもあるのだろうが。
くさくないのだ。志ん朝は、少し臭みを出して丁度いいと言っていたが、そちらは芸能の常。
JBも、エルヴィスも、ミゲリート バルデスも、江利ちえみもそうだった。私は、そちらももちろん好きなんだけれど。
と脱線したところで、ラムジーも、結構べたなカントリーチューン、northeast texas womanを歌ってる。
てなところで、今回はおしまいにしよう。ヘンリー マックローの後年のベストが、珠玉のコンビで、アイリッシュは寒い季節にやはり合うということは蛇足で。

他4曲は珠玉の最近のDIGの成果とニール イネスへの追悼。

東京キューバンボーイズ   二人の銀座
稲垣次郎、木村好夫   君はバラより美しい
ニール イネス  How sweet to be a Idiot
デイヴ ルイス Miles away From My Babe







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