インディペンデントな日々

素敵な音楽をひとつかみ。 シャッフルして出会ったトレジャーから あれこれ。

2016年01月


レイ グッドマン&ブラウン  Where did you get that body   baby   1988 


Goodman Ray
Imports
2014-09-09



久しぶりのソウルバラッズ。スペシャル レイディのレイ グッドマン & ブラウン。
モーメンツ時代から、いわゆるニュージャージの甘茶ソウルと、イラストレイターの湯村輝彦氏ご推薦のスィートソウル。ややエグいテリーマンのイラストにマニアックな、ボトムの薄いやつかと思いきや、こころある音楽ファンなら誰でも好きな ブラックスィートネスの傑作。

私が、フィリーも含め、70sソウルに触れたのは、84年ごろのストリートサウンドという英国レーベルが編んだ、love ballads というアナログ14枚組のコンビ。それのバラ売り廉価のカセットで。それをラジカセで聴いて、ここいらのソウルの魅力に開眼したのだ。スペシャル レイディに、フローターズのフロートオン。ビリー ポールや、シャーリー シーザーまで。恐らく山下達郎氏のFMの番組でかかりそうなやつである。

で 今回のWhere did you〜は、1988年のキャピトル移籍時代の いわゆる80'sブラコン時代の名曲。聴けばわかるはず。

88年と言えば ハッシュ系もすっかり認知、テンプスは アリオリで大充実、ルーサー、カシーフ、グレン ジョーンズなどの全盛期。打ち込みバックのサウンドも活躍、ニュージャックスイングが出る少し前といったころ。

そして、かっての実力派グループも、新しいサウンドに対応した新作を テンプスに負けじとメジャーから出していた。
コントローラーズ、オージェイズ、フォートップスなどなど。
そして レイ グッドマン&ブラウンも、スィートソウルの大御所、遺憾なく力を発揮したのがこの曲と、この曲が収録のMood for Lovin。昔から、いわゆる美メロをものする彼らだが、この曲も素晴らしい。時代は、クワイエット ストームだが、彼らは、変わることなく、新しいサウンドに自然に自分たちのスィートネスを溶け込ませている。
やはり、これもブラコンファンならCDで聴きたいところだろう。

以前にも書いたが、当時ネオアコがダメな私は、雑誌アドリブと、ブラックミュージックレビューを参考に、貸しレコかりて試聴、特に気に入ったのは買っていた。LALAの1stやトラメインの1st、シュリックなども。ギャリー グレンやジョルジ ペタスは、良かっけどパス。CD1枚3200円のころ。全部は買えない。でも、必ず日本盤出ていたのも凄い。
しかし、傑作ばかりだった。鈴木啓志氏も、競って誉めてたが、ほんとよかった。


この曲の前後も偶然ソウル、ブラコン。
そこは他4曲で。
ソウル、ブルースはかっこいいもの。


他4曲

ローエル フルスン  I'm sinking
マイケル ジャクソン  Rock with you
ルーファス   Earth song
テッド テイラー   Without  a woman

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窪田ミナ  旅立ちの風  2010 


TVサントラ
ビクターエンタテインメント
2010-09-15





私は、手塚治虫から 始まって、この音楽と同じくらい漫画が 大好きであった。
 で漫画の事を書き始めるとキリがないので、代わりに、私が 全ての日本の漫画家で 巨人だと思える人を挙げておくと、やはり手塚治虫。そしてその次は、水木しげるだろう。

その理由は、今回は詳しくは述べないが、まず漫画としての画力と魅力、活躍期間と作品の量、そしてテーマの質と人気。
そして、日本的であることも。

 そういうわけなので、2010年のゲゲゲの女房には、はまった。あの水木先生の半生が、毎日ドラマで見られるのだ!衛星の夜の再放送と、仕事の昼休みに、ネットの画像で。終了後も、ネットで今までで、全回平均3回以上は見ているはず。震災前のドラマって事も、今となれば感慨深い。

この原作を採り上げるようなセンスのディレクターなので、キャスティングも見事。
主役の二人は、これがいまだにベストだと思えるし、星野源、篠田正孝、斉藤工、柄本佑、真島秀和など、ブレイク前の若き才能がたくさん。

なにより凄いのが、朝ドラで、水木しげるという天才創作者の人生を、妻の立場からとはいえ、語らせているところ。カタカナで言えば、ポップアートのアルチザンであり、クリエイターである、漫画家のリアルな姿を見せてくれる。

一部の水木作品に、既に魅せられていたからこそ、夢中で見ていた。

そして、もう一つ心奪われたのが、ドラマの劇中音楽。素晴らしいメロディの テーマが、ステキなピアノでいくつも。
ピュアで素朴なドラマのテーマにあわせて ケルティックな要素が使われているのも気に入った。
作曲、編曲は、窪田ミナさんという、現代音楽も学んだ作曲家の方。

人気番組なので、サントラは、二集目まで出ているのは知っていたが、やっとBチェーンで今回第二集を廉価で手に入れることができた。
当然全てのテーマは、入ってないが、この旅立ちの風など傑作も収録され、大満足。
改めて 素晴らしい。

CDの解説で読んだ窪田ミナさんのインタビューに、英国ブリストルに留学、ブリストル派の90年代の影響もあると言われていてなるほどと。

貧乏時代のあのダークなテーマは、トリッキーや、ON Uサウンドにつながってたのか。
 全体としては、とても優しいがやはり美しい現代音楽だろう。
私は、クラシックは門外漢だが、ピアソラのタンゴ ゼロ アワーと、音響的には共通なものを感じた。

しかし 日本人が、こうしたケルティックなテーマで、オリジナルを紡ぎ出せる事が素晴らしい。窪田ミナさんの、才能としか言いようがない。

番組終了後も、よく他のテレビ番組でもこのサントラの曲が使われていた事からも、傑作なのは周知なのだろう。

個人的には、このドラマで、ガロ以前の貸本時代の水木マンガの素晴らしさを 改めて認識するきっかけとなった。
震災直後、子供を九州の実家に行かせた直後、余震、節電の東京が嫌で、毎週末休日は、東海道線の各駅停車で、名古屋まで出かけていた。

その時に、持っていったのが、朝日ソノラマから出た、文庫版の貸本時代の河童の三平。
中部電力管轄の静岡の新幹線で見えない、穏やかな車窓の景色を見ながら、読んだ傑作は、素晴らしかった。
普段は、隠れている世界や命の営みに流れるなにか、大きなものを感じることができた気がした。

第一集と巡り会わんことを!


他4曲も同サントラから

窪田ミナ  多忙執筆体制始動
窪田ミナ  茂のテーマ
窪田ミナ  星とバンビ
窪田ミナ   締切大脱走




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ティーヴ釜萢  ルート66 1976


ティーブ釜萢
キングレコード
2007-05-09




最近 シャッフルで聴く我がスマホだが、このブログで紹介済みの曲ばかりだと、もうストックがつきてきたかなどと思ったり。他4曲までいれると。400曲以上だもの。
 しかし改めて、紹介した曲を聴いて、再度その良さを実感することも。
要は、この私のどうでもいい能書きよりも、その曲。そもそも、この素晴らしい創作を埋もれさせないために、始めたのだった。
このブログは、内容よりも、曲のセレクト。そこは、自信はありますので、聴いてみてください。

と言ってるうちに、耳新しいチューンが連続で。伊達に3000曲以上入っている訳ではない。

ブラジルのパウリーニョ モスカの、ガルコスタの名曲、ブルースマン アール フッカーのカッコイイスライドブルースインスト、その次に50年代のシティブルース小唄、アイボリー ジョー ハンターかなどと思ったら、
ティーヴ釜萢 あのかまやつひろしの父君、日本のジャズシンガーの草分けである。
 このジャズ、ブルース感覚。JUMIPIN&JIVEな、構造の粋。米国育ちの生粋。
さすが、ムッシュのお父さんである。全身音楽的。
オリジナルとしては、生涯唯一、1976年のリリース。
ほんと、体に染み込んだジャズ感覚あふれる、インティメントな素敵なアルバム。
音楽を体現している。このシティブルースの古典も、ナッキン コールにも、アイボリー ジョーにも、チャールズ ブラウンにも負けない、ジャイビー、グルービーなシティブルース。

いやあ かっこいい。

先日来、私が批判気味の、ゲス乙女だが、某所で流れて、演奏力の素晴らしさはやはり凄い。
でもって、YOU TUBEで再度音楽聴いてみたが、ペダンティックとしか言えない歌詞と、虚弱な、しかし東大には行けない中途半端な学歴エリートの、ありがちな見下し感と、軽蔑するドキュ気味系と基本扱いは一緒な焦燥感がないまぜになっている、いまどきの非ロックな感じは、やはり残念な情けなさ。
古市なんとかという、虚弱な教授もどきと共通する感覚。かっこ悪い。

しかし演奏者としては、4人とも凄いので、ブランドXみたいなインストジャズロックにして、歌はスキャットにしたら。そうすると、ベッキーにはわからないので、こんな騒動にはならなかったはず。
今ほど、売れんだろうが。

プログレは性格悪いなどというのは、当然偏見である。
中学の時、読んだ音楽専科の誰だか思い出せないインタビューで、英国のジェントル ジャイアントの悪口言ってるの思い出した。

心 技 体のプログレッシブと言えば、やはりザッパ。
内田裕也に呼ばれ、来日。花魁の格好したのが、思い出される。バカテクの大馬鹿。だからカッコイイのだ。
あれぞ、インテリ。奥さん、インテリの美形グルーピーだけど、不倫じゃないぞ。
ジョン レノンも不誠実だけど、選んだのヨーコだぞ。ロックとしか言いようがない。ベッキーなのがダサい。

ゲス問題は、これで終わり。大臣も辞任したので。

私のitunesだが、ティーブ釜萢の後は、88年の打ち込みシティブルースの傑作、スティーブ ミラーのジャスタ リル ビット。これは、アナログよりは、デジタルではまる。
80sブラコンと、AORはファンがCDにこだわったのはよくわかる。アナログ時代、針のノイズが最もあわないのが、この2つのジャンルだったから。
ファンク、ヒップホップ、ルーツレゲエ、なぜかブラジル物は、80年代でもアナログ、ノイズでOK。ハウスやテクノやニューウエイブもアナログでもOK。
70年代ものは、逆にそこが味わいとなるのは、ジャンルの音響の問題。
裏にあるのは、そのジャンルの美意識と価値観かなあ。

他4曲
パウリーニョ モスカ  Sonho meu
デレク トラックス バンド  Spilway
ソロ  Heaven
スティーブ ミラー  Just  a little bit




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トレイシー ウルマン  夢見るトレイシー 1983 



Tracey Ullman
Repertoire
1994-07-15





以前 買ったスティッフレコードのオムニバスから、83年のコメディエンヌ トレイシーの素晴らしい80'sチューン。
レーベルがら、リアルタイム時の評価も良く、MTVでもヒットした様な気がする。
トレイシーがその後も成功し、ウッディ アレン映画に出たとか、同じアルバムのブレイクアウェイが、大貫憲章 ロンドンナイトのクラブアンセムになってるとかは、今回ネットで知りました。

 バラドル的なルックスのトレイシーの 50's 60'sリバイバルは、ホント良くできたヒットチューン。さすが スティッフ、ニック ロウや、デイヴ エドマンズに通じる深い味わいもある。

80年代は、この83年くらいから、50's60'sリバイバル。英国もマリーウィルソンや、バーバラ ガスキンなど。パンク自体が、3分間ポップ賛歌だったから。
大物では、フィル コリンズと、ビリー ジョエル!

しかし、このメロディ。筒美京平もびっくりの優れたソングライティング。切ない、ミドルチューン。

80年代の日本のアイドルの楽曲でも、50's60'sラインは、使われた。
土屋かおりの"恋と涙の17才" 松本伊代の筒美楽曲とともに、吉祥寺のパチンコ屋の景品でとった。
大滝詠一のロンバケも、こうした気分で聴いていた。

以前書いた ジャンプブルースなどとは別の、白人オールディーズのDIG。フィル スペクターも、ジェイムス ブラウンも、私はこの時代に初めて聴いたのだった。JBは、ピッグバッグのヒットから。

この夢見るトレイシー(邦題でいきます。)の間奏の ベイビーは、カーティス マッコールらしい。私は、特段思い入れはないけれども、とてもキュート!この曲の、ひとつのキモかもしれない。

80年代の、好ましい アマチュア感が 懐かしい。決してロウではない、音響とともに。

ところで最近、you tubeを長時間見てしまっている。ベイ シティ ローラーズ、YMOのロス公演、スカパラ、ヒロト、永ちゃんまで。柳家小三治、談志、円生、昔のプロレスなどなど。

ニック ロウ絡みのベイ シティ ローラーズは、音楽は、グラム&パブロックとバブルガム。
クィーンや、エアロ、バドカンの文脈ではない才能は、リアルタイムでは分かりにくかった。スティッフに移籍して、バッサリスティッフツアーかなんかに出てたらどうだろうという個性。
タータンチェックに ホーキンスなんか、渋いはず。レスリーの歌も上手い。

そして 坂本龍一と矢野顕子!大村憲司に細野、ユキヒロ。解説は、加藤和彦に、吉村真里! 80年、リアルタイムで、フジテレビ見たの思い出した。浪人生だった。

しかし、今回客席の顔ぶれの凄さにビックリ。A&M関係のスタジオだったのか。副社長ハーブ アルパート、カレン カーペンター、セルジオ メンデス、ボビー ジェントリー、ジャクソンズ、リタ クーリッジ、スティーブン ビショップ、ブッカーTジョーンズ などなど。さすが ビル ワイマンが、バックステージ呼ぶわ、細野氏!教授も!

矢沢永吉と、サディスティックスの共演、ヒロトと矢沢とヒムロック。スカパラ ヒロトも名曲だった。
you tubeは、ホントね。あるなー。
マスじゃないから? 

そうだ、トレイシー ウルマンの回だった。離れていくな。

近所のダイエーで買い物中、例のゲスの新曲。前曲の自己パクリ。音楽を、売れるための製造品だとなめて作ってんのか。でも誰か聴くんだ?
音楽を好きじゃない人たちが聴くのだな。
音楽よりも、その音楽を聴いている自分が好きな人たち。
Jポップのいくつかは、テレビくらいクソだと、ホントの事言おうと思ってしまう。 ひきつりながら笑ういとうせいこうと、スガシカオの✖️✖️。


深夜にテレビで、微妙な音楽評論家が、微妙なお笑いタレントと中田ヤスタカの凄さを、全く音楽的でない、つまらない能書きで語っていた。その評論家、昔からある音楽そのものでなく、音楽を聴いている自分が好きな、残念な人が読む雑誌の出身だった。
 デビッド ボウイは、嘲るようにスタイルを変え、この前追悼で流れた87年のライブなどは、高校の後輩ピーター フランプトンと一緒のショウ。ポップは、全ての人たちに売りつくさねばならないことを知ってる、クレバーなボウイ。ロウもレッツダンスも、ジギースターダストも、どれも自分だから構わない。 しっかり スタイルの構造を正しく捉えて、自分らしく。 ロックンロールも、ファンクも、アンビエントも、ポップも。

音楽を聴くのは、その構造を正しく感じとる作業だと思う。それ以上、それ以外でもない。
このブログに紹介する曲は、その意味では、突然だれの曲かわからず流れても素晴らしい奇跡の構造を持つ音楽ばかりだと思う。ぜひ聴いてみてください。

 前も言ったけど、アマゾンのレビューを読むと、かなりホントのかたまり。みんな、たいていマトモなのに。

なぜか、オーバーグラウンドは、ゲス。

両成敗なんて共犯の強要なんて、まっぴら。あんたたちだけ、裁かれて!
(なんだコレ?)

他4曲

ヤードバーズ  Strol on
インプレッションズ   People Get Ready
ローリング ストーンズ  Hot stuff
ファッツ ドミノ    Blue Monday







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ウォーレン ジボン   Exitable Boy 1993



Warren Zevon
Rhino Flashback
2008-11-11





70年代に、アメリカの西海岸で、バーズや、バッファロースプリングフィールドからの流れで、ウエストコーストサウンドが座巻した。つい先ごろ亡くなったグレンフライの在籍したイーグルスが、やはり最大のアイコン。
自ら69年のスピリッツが切れたと、歌った彼らは、まさにそのものの70年代ウエストコーストバンドだった。
レーベルは、60年代カウンターカルチャーから現れた若手ビジネスマン、デビッド ゲフィンのアサイラム。
ジャクソン ブラウンと ジュディ シルから始まり、イーグルスとリンダ ロンシュタットで、ビッグビジネスになった。
昨日、FM化したAM(ややこしい)ラジオで流れた、イーグルスのニューキッドインタウンを聞いて、改めてよくできたFM仕様ポップだと感心した。

 当時の私は、70年代後半は、リンダもイーグルスも、ジャクソンブラウンもそれほど好きではなかった。
 好きだったのは、ウォーレン ジボン。
ジャクソン ブラウンや、リンダ ロンシュタットも敬愛する、ミュージシャンズミュージシャン。その点は、ローエル ジョージと一緒だった。

なぜ そうしたミュージシャンたちに好かれていたのかは、なんとなくわかる。彼がウエストコーストぽくないからだ。
ロシア系、クラシックの影響もあり、サムペキンパーと例えられる率直な、アイロニーをたたえた見事な歌詞。
そして、ロックンロール!

私のフェバリットは、78年のエキサイタブルボーイ。赤い、ウエストコーストらしいジャケに、ポップな意匠で、素晴らしい歌が、たくさん入っている。
 ヒットした、ロンドンの狼男もファンキーでいいが、やはりこのキレやすい少年や、弁護士と金と銃、ローランドの首など、私には、ボブ ディランの百倍くらい素晴らしい歌ばかりある。
 あたかも、ひとりウエストコーストパンクといった心性。
それは音楽的なスタイルではなく、サーフィンや、捕鯨反対などではない、リアリズムということ。

キレやすい少年なんて、この国でもまったく古びないどころか、切実なテーマ。
背景にある 家庭、ドラッグ、貧困やメディアの問題。
1978年の歌なのだ。凄い。
やはり悪しき実験の先進国、アメリカでの心
ある市民の歌だ。

ウエストコースト的な甘さは、80年代に、露骨なスタジアムロックビジネスにつつまれ、驚くほどあっけなく衰退した。他のウエストコースト系ミュージシャン同様、ジボンも契約を切られたが、87年にヴァージンから、当時のカレッジロックの雄、REMをバックに復活した。
 その頃は、ブルース スプリングスティーンと同じ社会派として。

私は、アサイラムの2nd特有のポップな辛さが大好きなので、そのセンチメンタルハイジーンは、永らく聴いていなかったが、10年ほど前に耳にして、不覚を恥じた。ジボンは、全く変わっていない。
世評通りの最高のアルバム。
お気に入りは、エレキシタールが鳴る バッドカーマ!悪い業である。
 談志は、落語は人間の業といったが、その業である。あのアメリカ社会で、仮にトリックスターだとしてもかっこいい。

我々が、クソやゲスになっている事を知らせる、ゲスとカミングアウトするバンドの話や、茶坊主産業のどうでもいい話をテレビなどで見ると、ウォーレン ジボンの歌の重要さが改めて、迫る。

清志郎の様に、本物のカナリアだったジボンは、なぜだか2004年に、若くして亡くなったが、今日紹介するのは、1993年のライブから。
 このエキサイタブルボーイの、イントロのピアノが、その旋律を奏でただけで、観客から歓声があがる。
それが嬉しい名演だ。

都内のメトロの壁の広告で、あのアメリカンフォークロックの最大のアイコンの彼が、何回もライブを日本で演るのを知った。

以前、職場に、フーや、ポール、ストーンズと ここ最近の来日に行きまくっている同僚がいたが、そのチケット代の高さに驚いた。

なぜか長生きして、教祖の様なハッタリをかまして、しっかり稼ぐ。
「現代はライブ」などというわかりやすい先端のお題目で。

私は、ジボンと違い、彼は 巧妙なゲス系だと思うが いかがだろうか。

というより、それこそが ポップだとわかっていて、やっている気もするが。哀しく、悪しきニヒリズム。

先日 音質がFMになったという、ややこしいAMラジオで、怒りで髪の毛が立つという名のロックバンドの新曲が、流れた。
理解に苦しむ、意味不明なロマンチックや両成敗のゲスなんかと比べものにならない、良い曲であった。
ゲスが簡単に手放す、スピリッツというやつがあった。
私が、購読を辞めた老舗音楽誌が、珍しく売れていたので、見たら坂本龍一の特集だった。
才能にあふれた、闘う人である。
アイドル、アニソン、Jポップなど、ゲスのおもちゃは、もういいってことではないのか。
こんな時代に。

あの芸人ではないが、今は相当やっベーのだろう。2016サル年は続く。


他4曲

カルトーラ   Autnomia
マイケル ジャクソン   Monstar
ブロッサム ディアリー  FiguerEight
デューク エイセス   Something





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