インディペンデントな日々

素敵な音楽をひとつかみ。 シャッフルして出会ったトレジャーから あれこれ。

2018年01月

Unhalfbricking
Fairport Convention
Island UK
2003-04-01

フェアポート コンヴェンション  時の流れを誰が知る  1969



英国で一番うまい、いや私が一番好きな女性シンガーがサンディー デニー。英国トラッド、フォークのアンセム。
1978年というパンキッシュな時代に、事故で亡くなったために、私は90年代まで耳にしなかったが、70年代後半、シンガーソングライター系がAOR化する中、渋谷ブラックホークが最後の砦とした英国トラッドフォークは、なぜか敷居が高かった。しかしサンディーやフェアポート、ペンタグルなど初めて聴いて、そのすぐにわかる音楽自体のクオリティと、あの寒いブリテン英国の風土性にすぐに好きになった。ジャズやインド音楽などのハイブリッド感もある、魅力的な音楽である。

そしてサンディー デニー。あのジミーペイジも推すその声は、もう今我がitunesから流れだしても、永遠な、素晴らしいもの。彼女の声が流れ出すと、もうそこに透徹とした彼の国の景色が浮かぶ。
ニッキー ホプキンスのピアノの音色にも通じる、あの凛とした寒さの中にある厳しい透明感。

そして彼女の、最大の名曲が時の流れを誰が知る。Who Knows where the Time Goes。フェアポート加入の前、ストロウブスとも演奏し、このフェアポートでも再演。リチャード トンプソンの絶妙なオブリガードが流れる、素晴らしいテイク。実はフェアポートのオリジナルアルバムをちゃんと聴いていない私は、今回このブログを書くにあたり初めて上記のような事を知った次第。

そんな知識が無くても、このWho Knows where the Time Goesは、何年も前から私の耳元で流れる旅に、フェイバリット。素晴らしい歌、そして曲である。ソングライティングもサンディー。
私は、サンディーのソロは、アナログで3枚くらい持っていて聴いているが、すべて高品質のそれら以上が、Who Knows where the  Time Goes。邦題の時の流れを誰が知る。

アイランドがキング時代は、日本でもフェアポートはアナログ出ていたのは、古いニューミュージックマガジンで知っていたが、その時代に付けられた邦題だろうか。直訳感が、また秀逸である。

そして私が、この名曲をitunesで聴けるようになったのは、米ユニバーサルが2000年ごろたくさん出していたミレニアムベストのサンディーを例のBチェーンで最低価格帯で入手したため。
サンディーデニーまで、出ていたのが驚きだったが、フェアポート、フォザリンゲイ、そしてソロと、絶妙な選曲。お勧めである。ジャケのサンディーも良いし。
ちなみにこのシリーズの私のお気に入りは、他はエル チカーノに、渋い選曲のBBキングの第二集。

ところで、時の流れを誰が知るは、トラッドを超えた以上の魅力があるが、You tubeでニーナ シモンのカバーがあるのを知ってびっくり。
調べると、私の大好きなニーナのRCA時代。GOLDというアルバムから。私はアナログでそのGOLD持ってたが、気づかなかった。
しかしながらこの時代のニーナのポピュラー曲のカバーセンスは最高。私は、ニーナのこの時代のカバーではビージーズのTo Love somebodyが大好き。ちなみにもう一人のカバーセンスがいいのは、以前このブログで、ジョンレノンの俺は負け犬だのカバーの記事も書いた、マリアンヌ フェイスフル。

話をサンディーに戻すと、このWho Knows where the Time Goesは、やはりニーナ シモンをもってしても、サンディーのこのフェアポート時代のテイクには敵わない。何度も繰り返し聴いてしまうのは、寒波襲来の季節のせいもあるのだろうか。冬の朝。

この曲と同じくらい、深い英国性を感じるこの時代の曲がもうひとつあるのだが、それは、プロコルハルムのPilgrim Progress。
こちらはソルティ ドッグから。ユーミンや松本隆、高橋幸宏を魅了したプロコル ハルムの素晴らしさ。

で今週の宮治ラジオと達郎ラジオからは、宮治氏は1978のビル ウイザーズのラブリー デイと、オデッセイ。それにプレイヤーのベビカムバック!前者は初めて、後者は改めて。当時から好きなヒットだったが、ベビカムの極上のソウル含有ぶりに個人的にパブロクルーズの並みの再評価。この時代のサーファーご用達の軽いヒットの高クオリティは、侮れない。
達郎氏は、ベイビー ワシントン。なんて良い曲。初めて聴いた。それと久しぶりのポール アンカのエッソ ベソ。リック ホールは改めて特集を。もっと渋いところ聴きたい。しかし、スペンサー ウイギンスがそこそこ知られてる時代が来るとは。
VIVIDのアナログが懐かしい。そういえば宮治ラジオで流れたルブランカーのピート カー。リック ホールのとこのセッションギタリスト。デュエイン オールマンの同僚だった。

他4曲

サンディー デニー  Late November
エヴィー サンズ I can't Let go
モーズ アリソン  The Seventh Son
ヴァーリャ ガーダ ド サルゲイロ  Rio de Janeiro




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マルコム  マクラーレン   Jive a baby   1983



Duck Rock
Malcolm Mclaren
EMI Import
1993-05-19





一週間に一度となった当ブログの更新だが、インディペンデントな現実がもたらすペースということで、スマホも聴きながら、radikoも聴きながら、本屋もレコ屋も時折という具合で相変わらずである。

忘備録として、まず幾つか

①ジェノビア ジーターをひょんな事から、you Tubeで発見と、80’Sブラコン久しぶり。グレン ジョーンズの奥方だが、歌の上手さに、瞬間全身の疲労が癒される極上ぶり。
アナログは当然持ってるが、CDのリイシューも数年前あったはず。欲しい。

②先日の宮治氏ラジオのロジャー クックとマデリン ベルとは、英国の渋いグループ ブルーミンクじゃないかと。
で手持ちのitunesの探して聴いたが、やはり微妙な出来栄え。悪くはないのに、不思議なグループ。

③ 手塚治虫の90周年のぴあ特集を見て、浦沢直樹や島本和彦の手塚の73年頃の絵が良いの評価に大賛同。そう!わかる!
サンダーマスクと百物語!ブッダのスタート期。

 BJの直前、つのがいの絵がすごいのは、ここいらのタッチがベースなのは偶然ではないはず。
劇画と、マンガと、萌え官能が止揚された絶対のタッチ。吾妻ひでおが、その萌え官能を受け継いたのもこの時期。倒産直前の虫プロ商事から出た、火の鳥とライオンブックスのA4判で、手塚の凄さを知った小5のころ。浦澤氏が触れている、廃刊最終のCOMの幻の乱世編、私も買った。漫画少年版火の鳥 黎明編初めて読めた。
④奄美の歌姫   rikkiこと中野律紀のCDを百円購入。久保田麻琴プロデュースのRIKKI。確かにムチャカナとは違うが、リリース時の評判より全然悪くない。
この人も、歌が豊か。上手いという以上に、スペシャル。神に選ばれた声。ファイナル ファンタジーで歌ってるのも知らなんだ。

で、今日は相変わらず、絶好調の我がitunesから、レイ ブライアントのガッタ トラベル オンと争った結果、マルコム マクラーレンのJive a Babyに決定。

セックス ピストルズの仕掛人が、ヒップ ホップとアフロ音楽を使った、デビュー盤だが、ヒップホップのアンセムらしい、バッファローギャルズ以上に、私は断然このJive A Baby!
今日聴いても、全くかっこいいアフロコラージュポップ。80年代初頭の、英国ポストモダンの傑作。

ギターは、ザイールよりは、乾いたケニア。ブンドウー ボーイズの乾いたあの音色。実は以前から、この時期出たアズテックカメラなど、ネオアコギターポップのギターのアルペジオのペキンペッキンの音色は、アフリカ中西部のギターポップの音から来てるのではと思っていたが、まさにそれ。
ジャイバベイビーである。これが、英国のトレンドだったのだ。エスノってやつ。エスケンが日本でやってた。

で今回聴いて驚いたのは、この曲の後半部分。ラップのバックで、もうすでにレアグルーブを流しているのだ。
83年である。やはり、マルコム、お洒落な仕掛人。
セックスピストルズも、実はベイシティローラーズのタータンチェックを、破いて、安全ピンつけた、実は作られたモードもたっぷり。だからジョニーロットンは改名、ガチのポストモダン、PILを作ったのだが。ギャング オブ フォーに、キリング ジョーク。これもかっこいい。ブリストルのポップグループ系にON-Uもこのころ。
エイドリアン シャーウッドにデニス ボーヴェルも。

ちなみに、バッファローギャルズは、当時から今でも、私には、ジャイアント馬場の曲なのだが。バババ。
断然、Jive a Babyが好み。
ワールドミュージックの5年前。サニーアデがアイランドで推されてた頃。

80’sは、バブル前の、前半期はなかなか豊かだった。86年くらいまで。アンビシャス ラバーズや、デビッド バーン、スクポリ、プリファブと並ぶマルコムのこの曲も、我が80’sアンセム。ブラコンとブラジル、サルサは別枠です。もっとたくさん、良いのばかりだから。
マルコムは2010年に亡くなられたとのこと。これも知らなかった。

忘備録番外編⑤として。

BSテレ東11の土曜日の寅さんが、もうすでに80’sで、三田寛子が出てたりするのだが、そこにサザンのシャッポと並ぶレアグルーヴ傑作、ステレオ太陽族が流れていて、びっくり。山田洋次にも認められる、桑田の当時の同時代感。バブル前のこの時期、この国が一番良かった頃かと思ってしまった。
 ジェノビア ジーターもそう歌ってるような。なこたないか。(タモリより引用しました。)
のようなものも、このころ。柳朝かっこいい。

もひとつ番外編で、⑥。You Tubeに、私が志ん朝にはまった、ニッポン放送の2001年の大みそかに流れた芝浜がアップ。まさかまた聴けるとは。やっぱり見事。これだよ。
それと、池波志乃がりん夫人をやる、志ん生の番組もYou Tubeでアップ。息子の馬生や志ん朝も出るが、談志の志ん生への思い入れが見事。志ん生の息子たちも認める、談志の本気の落語愛はチャーミングだ。
それとアイプチなんか関係ない、若き池波志乃がとてもキュートで艶やか。粋である。


他4曲

レイ ブライアント  gotta travel on
ソロ   Night Like This
トニー パボン Free
キャメオ Single Life

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他4曲から (PART 34)


いつもの3曲紹介  頑張って書くぞ!





スティーヴ・キューン
日本コロムビア
2007-03-02



Steve Kuhn  Trance  1971


 サバーヴィアの90年代、ビル エヴァンスのワルツ フォー デヴィーがやたらもてはやされたが、リリカルな白人のジャズピアニストという点では、私は今回紹介するスティーヴ キューンのほうが好み。

 情緒的なリリシズムのビル以上に、スティーヴ キューンのほうが、もっとクールで合理的。白人がジャズをやるという点で、もっとも、それらしい透徹さを感じるスティーヴの音楽。生粋のニューヨーカーで、ハーバード卒らしい知性派だ。
もちろん演奏力、構成力ともに素晴らしいジャズなのだが、質感としては、ニューヨークのアヴァンポップに近い感じ。ブラックジャズでは決してない、聴いていると頭が冷静に覚醒してくるような彼のピアノが私は大好きだ。

だから、アナログ、CDともに5,6枚持っている。近年のスタンダード集すら悪くないが、ECMはもちろん、MPSでのピアノトリオや、カーリン クロッグや、ゲイリー マクファーランドとの共演盤、90年代以降のコンコードの録音も素晴らしい。我がItunesにも。

しかしあの70年代初め、クロスオーバーのグルーヴィーな時代、スティーヴがエレピで、彼ならではの、透徹した質感のレアグルーヴをやっているのが、ブッダからの71年盤。アナログでなかなかレアなこのアルバムをCDで初めて聴いて、噂どおりの良さに納得した記憶が。このTranceは、後にECMから出す傑作アルバムの標題曲。
既に71年に演奏していたのだ。内容は、スティーヴがニューヨーカーだと思い知るアブストラクトグルーヴ。ところが、これはCD化による未発表音源らしい。
 ビリー コブハム、アイアート モレイラ、そしてあのゲイリー マクファーランドの人生最後のアレンジ。
いつもスティーヴ スワローたちとクールなスティーヴの、華やかさすらある、貴重なトレジャー。70年代は、やはりスティーヴの絶頂期だろう。



James Brown
Imports
2012-07-24


ジェイムス ブラウン  Please、Please、Please   1959



ジェイムス ブラウン、JB。偉大なファンクの創始者。50年代から90年代まで駆け抜けた偉大なアメリカンブラックミュージックの偉人。しかし彼は、そのスタイルに続く者たちとは決定的に違う、極めて特異な、替えの利かない、彼独自のオリジナリティが圧倒的。それは、ジョアン ジルベルトや、手塚治虫、あるいは大瀧詠一も同じだ。それは、ファンク開発前の、アーリーソウル、R&Bの時代のこのヒットでもうかがえる。

Please、Please、Please!なんてタイトル。懇願、そのパッションの冷凍パッキングのようなこのR&Bを、初めて聴いた80年代初め。吉祥寺芽瑠璃堂で買った、ファンク名曲もたくさん入った安い編集版のベストで、この曲を聴いたとき、そのユニークさと、熱さで耳から離れなかった記憶が。
初めて聴く、途中のフェイド アウトとインが衝撃的な、パパのニューバッグにも負けてなかったPlease、Please、Pleaseの濃密さは、今iTunesで聴いても変わらない。

結局、ロイ オービソンの曲をアップにしたという、英国の偉大なビートグループの初期ヒットも、このJBの50年代R&Bヒットの影響もあったのではないか。なんて勝手な想像までしてしまうJBの不滅の傑作である。

日本でも、70年代くらいまでは、お願いという歌詞の歌が多かったが、最近はあまり聞かないのは、自己責任の時代だから。現実を離れる歌詞は多いのだが、リアルは自力本願。せちがらいなあ。
 どうぞPlease、Please、Please!

ちなみに、私のJBを聴くきっかけは、80年の英国 ブリストル Pigbagのパパズ ガッタ ニューバッグ。あれがCMヒットなんだから、当時の日本は凄かった。




Marcos Valle
Light In The Attic
2013-02-13


マルコス ヴァリ  Pista 02  1972

ボサノバの第二世代の名ソングライター。名曲サマーサンバを書いたマルコス ヴァリ。
しかし、90年代以降のクラブミュージックのブラジル音楽の再評価で、60年代、70年代の彼の音楽がやたら取り上げられた。オリジナルアナログは、やたら高値。だから、それをやり過ごして、ユニオンジャズコーナーで、1000円台前半のナナ カイミや、カルテット エンシーの70年代を買ってた頃が懐かしい。

だから、マルコス ヴァリは、ベスト、しかも英国Mr.bongoの編集で聴いてた記憶が。60年代半ば以降のヴァリは、ソフトロック的なイエイエ感経由のグルーヴィーな逸品が多いような。
 そこは、あの国においても希代のメロディメイカー。その巧みさも個性。
このPista 02は、まさにそんな曲。これも私はベストからだが、ウッパネギーニョのマルコス ヴァリ的解釈?
でもいい曲。詰込み、仕掛け感は、私は筒美京平をいつも思い浮かべるのだが。

弘田三枝子の渚のデートとかと聴きたい感じ。と思ったら同時代。Amazonで、初めて収録されてるオリジナルアルバムを知った。このイラストジャケもアナログ高かったなあ。








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カウボーイ   Please be with me  1971



Cowboy
Real Gone Music
2014-12-02




本日  宮路淳一氏のラジオ、リアルタイムで聴いたが、空前絶後のプログラムで、もう素晴らしい。レコ棚の整理からの、再発見という事で、60年代のオリジナルのシングルやらのB面など、ものスゴい世界初のオン エアーレベルの、それも珠玉の逸品群!キャピトルズのインストくらいならわかるが、後はもう アル クーパーのブレイク前の素晴らしい提供曲とか、ヴィッキー カーの68年のとか、知ってるのは、英国のブラックシンガー マデリン ベルの曲くらいで、もう一度 いや、もう三回くらいラジコフリーで聞き直し、タイトル、 アーティスト名書き起こししないと。
とズボラな私が、思ったりするのも、おそらくこの先二度と宮路氏以外語らないオブスキュアというレベルだから。

とにかく  良い曲!一曲単位の傑作である。このブログも そんなコンセプト。

その怒涛の番組でに、カントリーという 身も蓋もない名前のバンドのとても良いフォーキーが流れて、そういや今朝 カントリー聴いてたか、違う あれはカウボーイだったと、思った次第。

もう既に昨日になるが、朝からウォーキングしながらのスマホリスニングで、カウボーイ のPlease Be with meが流れてきて、その繊細な米国南部なフォーキーに良いなあと、寒風すさぶ中感じた。

これは、実は オールマンズの デュアン オールマンのアンソロジーからのもの。
だから  もうスカイドッグな、あの天駆けるようなスライドギターが。しかしカウボーイのアコースティックな演奏に似合うような柔らかい音色で。ドブロギターだろうか。クラプトンもカバーした、素晴らしい曲だ!

デュアン オールマンは、メンフィスのリックホールの元でスタジオミュージシャンだったから、歌伴はもう素晴らしいのだ。私なんか、そっちのほうがオールマンズより好きなくらい。

で、デュアンの若き死後出された2セットのアンソロジーは、もう素晴らしい名演揃いなのだが、私のカウボーイPlease be with meは、その1集から。
CDとは別に、ワーナーから出た日本盤の一枚組の編集盤は、ブルーのジャケで、私のお気に入り。アレサも、ピケットも、キング カーティスも、ハービーマンも、ルルも入ってる。

しかし カーボウイは、ボイヤー&タルトンという二人組。メイコン ジョージアのオールマンズファミリーである。
このPlease Be with meは、キャプリコーンレーベルからの71年のセカンドから。

しかし私は、デュアンの没後、弟グレッグ オールマンのツアーに客演した頃の74年のサードアルバムをアナログで持ってる。40年前、キャプリコーンがビクターに日本の販売権が移った頃、グレッグのレイドバックと一緒くらいに購入した。

一言で言うと、南部のファイアーフォール。決して派手ではないが、なかなかに渋くて味わい深い。捨てがたい魅力というのがピッタリ。
この74年のアルバムは、日本でもブログなどで取り上げてる方が多く、1976年はちょっとした、レイドバック、サザンロックブームだったのだ。私も当時NHKのヤングミュージック ショーで、オールマン ブラザーズを初めて見たのだった。
  マーシャル タッカーも。

そのオンエアーは なぜかシカゴが、前半で、長い夜も、サタデー イン ザ パークもそこで知った。サタデー 今でも大好きである。ロバート ラム!

という訳で、今日は達郎ラジオの方も、まあ相変わらずの高位安定で、ジャニス マクレーンのガラージュクラシックに、ウォーカー ブラザーズのランディ ニューマン曲と抜群の秀逸感。特にジャニス マクレーン、70年代後半のディスコ期の逸品。先週のグラディス ナイトの82年にも繋がる、モダーングルーヴ。スマック ダブ インザ  ミドル。

ダン ハートマンのインスタントリプレイの様な、沈み込むベースライン!
大好きだ!

私の他4曲も、ソコソコの安定感。Pで始まる。宮路氏並みのノンジャンルだが。

ノーキー  エドワース   Pipeline
マルコス ヴァリ   Pista 2
ジョニー  テイラー  Play something pretty
ジェイムス ブラウン  Please Please Please

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ヴァレリー  シンプソン     Genius  part.2 1972 



Valerie Simpson
Universal UK
2005-01-04





最近の私の音楽忘備録は、やはりラジコから。

  久しぶりのオリジナルプログラムの山下達郎   英国62年の ルイス コーディット に、ビーチボーイズ関連のマーク エリック、それにやっぱり凄い  スモーキー ロビンソンの78年モダーングルーヴと目白押し。

しかし  一番嬉しかったのは、グラディス ナイト!あまたのレディソウルの中でも、アレサの対抗馬は、個人的には彼女。
 剛のアレサからすると、柔のグラディス。歌の上手さに、情感が加わり、あらゆるスタイルに対応できるのもアレサ並み。私は  78年のワン アンド オンリーのCDを安値入手して、その絶妙のモダーンソウル振りに愛聴してた。

しかし山下先生は、81年コロンビア時代のタッチというアルバムからの、ナイスミディアムBaby、Baby don't wast my time!素晴らしい!知らなかった。ジャケすら見た事ないが、これは良い!

で このBaby、Baby don't wast my time  のライターが、アシュフォード&シンプソン!ヴァレリー シンプソン!

 最近も我がitunesで流れ、私がずっと愛聴している70年代頭のモータウンのヴァレリーのソロからの Genius part.2を取り上げたい。

ヴァレリー シンプソンは、以前紹介した、シリータ ライト以上の才媛か。
 彼女の 絶妙のソングライティングは、巧みであっても ゴスペルルーツのソウル感を外さない。マーヴィンの悪いうわさや、70年代のチャカ カーンの I'm every womanなど聴けば、それはわかるはず。

日本で言えば、尾崎亜美?巧みだけど、歌謡性は外さない。だから ディープサウス福岡久留米のソウル歌謡レディ   松田聖子が好きだったのかも。

と、冗談はさておき、ヴァレリー シンプソンは、旦那とアシュフォード&シンプソンとして、シンガーとしても活躍。
70年代のワーナーでの優良 モダーンソウルディスコも、80年代のマシーンブラコン時代もソリッド!という大名曲でヒットと、やはり素晴らしいソングライター。

そんな彼女が、ソロで出したモータウンの70年代初期の2枚。私は、その2枚の安いコンビベストのCDを買って、その素晴らしさに驚愕した記憶が。

時はニューソウル。その中でも、巧みなキャッチーさのヴァレリーの作品。
 ダイアナが抜けた後のシュプリームスや、エディ ケンのソロ、スモーキーの初期ソロなどと同じ、ロスに移る直前のデトロイトの熱い洗練が立ち込めるサウンド。

そこに、まさしく素晴らしいヴァレリーのキャッチーな曲に、キュートなゴスペルマナーと言うような ヴァレリーの歌。

このGenius part.2は、レアグルーヴ。ワウの効いたギターに、重いデトロイトらしいベースライン。そこに、なんとも中庸な、少しポピュラーな匂いもするメロディラインと、女性コーラス。

プロダクションは違えども、80年代 のソリッドと同じ、抗えない絶対的な魅力がある。さすがモータウンの競争に勝ち上がったソングライター。
以前紹介した、ダスティ スプリングフィールドのデニス&ポッターカメオの曲と併せて聴きたい、あの時代、70年代初期の魅力。

グラディス ナイトと同様、ヴァレリーもアシュフォード&シンプソンも、その人気、実力に比べて、日本ではあまり語られないが、さすが達郎である。
スモーキーも、良いもんなあ。彼は却って ヒット曲の方が見劣りする様な、隠れた逸品がたくさんある。

ヴァレリーのソロは、私は渋いベスト を入手したが、いい感じの新しいベストが英国で出てるので amazonはそれを。たった2枚からの、コンビでこのクオリティ!

その他最近のラジオは、坂崎幸之助の番組のビートルズカバー特集のファッツ ドミノのラブリー リタ!と、アルゼンチンのアルヘンティーナ チルアウト  ソシアルクラブのシー ラブズ ユーに、サッチャル ジャズのエリナ リグビー。以前紹介のギタリストのビートルズカバー集から、亡くなったラリー コリエルも。

それにナベサダのラジオの、リチャード ボナと、ナベサダの競演テイク。
これも本当に素晴らしい。モニカ サルマーゾとのライヴも良かったけど。

ナベサダの80年代のカリフォルニアシャワーなどにも 南アフリカジャズの影響があるのも、今でこそわかるハイブリッド。

正月、ファッツ ドミノと並んで、気持ち良く聴けた。今年も平和で。

他4曲は、グラディスとヴァレリーで。
グラディスのワン アンド オンリーも、タイトル通りの名盤。モダーンソウル!
米盤リイシューは、12インチテイクも加えられ、これがまた秀逸!

他4曲

ヴァレリー シンプソン   Sinner man
ヴァレリー シンプソン   I don't need help
グラディス ナイト&ピップス It's abetter than good time
グラディス ナイト&ピップス   Save  by the grace of your love



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