インディペンデントな日々

素敵な音楽をひとつかみ。 シャッフルして出会ったトレジャーから あれこれ。

2020年01月

All Time Greatest Performances
Kenny Nolan
Fuel 2000
2010-11-16



ケニー ノーラン  My jole  1977

先日の達郎ラジオのネズミ年特集で、前回紹介したマスクラットラブが、流れたのには、ビックリした。
 ラジコのタイムフリーで、遅れて聴いて。キャプテン アンド テニールヴァージョンだったけど。
 相変わらずのダリル キャプテンの、オーバーアレンジのキーボードが、らしいんだが。マスクラットって、ジャコウネズミの事なのか。
当然知らなかったレベルの私の英語力。しかもジャコウネズミって。 いまだに絵も浮かばない。


実は宮治、達郎の新春放談で、ロバート ジョンとか、ブルース ロバーツとか、自身の70年代のアルバムは、渋いAOR名盤な、ソングライターたちの曲がかかり、ロバート ジョンなんかは、spotifyで、素晴らしい60年代のソロアルバムなんか発見したりして、個人的にはすごく面白かったのだが、その文脈で思い出したのが、ケニー ノーランやアラン オデイや、フィル コディたちの、同様の70年代アルバム。アナログで、持っていたから。
 達郎共作でも知られるアラン オデイは、私はヘレン レディのヒットで知られる、イージー イヴィルの ナンシー ウィルソンのテイクが大好きで、やはりspotifyで、久しぶりの遭遇。
 いやあ グルーヴィーにして、キャッチー。

でケニー ノーランも、77年のヒット曲含有のアルバムも思い出し、spotifyしてみると1stと、2nd中心の秀逸なコンピレーションが。
この人は、デーブ スペクターレベルのベタ白人アメリカン的なルックスから、絶対想像つかないソウルフルなソングライター。
ラベルとか、タバレス、アトランティック スターなど、80年代まで、彼らのヒット曲も手がけたとの事。アースに於ける、フィス アベニューのジョン リンドを思い出す。
タバレス 好きだなあ。常にキャッチーで黒いから。

ケニーは、それもその筈の、ボブ クリュー人脈。おそらく白人ドゥーワップが源流の、フォーシーズンズに至る、あの極上の系譜である。
達郎サーカスタウン、A面でお馴染みの。私は中3で聴きくるった。

そして今日紹介する、マイ ジョリーは、そのサーカスタウンと同じ、チャーリーカレロプロデュースの1stから。私的には、アラン オディの1st同様、安くよく見るディスクユニオン的良盤なのだが、それは全米ヒット曲を含んでいるから。
しかし、ケニーらしいグルーヴィーで、キャッチーなポップソウルで、いわゆるフリーソウル的なのだが、キャッチー過ぎるベタさ含有が、ケニーの特徴。
 そこが、また良いのである。デビッド キャシディや、ナイジェル オルソンにも通じる。

と、ここまで書いて、なんとも無名な、白人固有名詞の羅列に、書いてる自分までうんざりしてきたが、ケニーの曲自体は、全くそんなんじゃない、懐っこいニューヨーク下町的味わい。

you tubeも貼らない当ブログとしては、ぜひこの、アメリカンヒット的良曲を聴いていただきたいわけである。

 さらにケニーの事書き進めると、このamazonで貼っておくこのコンビも、ジャケが、ケニーらしすぎるデザインで、凄いのだが、ここに収録された私が持ってないセカンドアルバムからの曲が、また素晴らしく良いのだ。調べると記憶に微かにある、これまたらしいジャケット。
絶対馬場のディスクファンで見たはず。多分安いのに、このジャケで手を控えたのだろう。

しかし入手していたら、ブリン ハワースのA&M盤並みに隠れ名盤として愛聴していたはずの、1st以上に黒いテイストなのだ。私たち二人だけの曲 とか、或る最も美しい一日とか、マスクラットも知らない私の英語力でも和訳できる、ベタなタイトル曲の素晴らしい事。

だから、このコンピレーションアルバムは、名盤である。今気がついたが、この人のセンスは、ニール セダカや、フランキー ヴァリと同じブリルビルディング魂なのだ。だから、このジャケットのセンス。決してノーマン シーフの写真なんか使わない感じ。いまやそこが、品質の証だったりして。

 今頃になって、ミルクボーイの漫才のyou tubeを見まくってる私だが、その極めて落語的味わいが、愛おしくなってくる。壺算や、ふろしきと同じ想像力を喚起させるまさに話芸。プリルビルディング的?

ペコパは、最近の宅録的良質感か。突っ込まないでも成り立つという真実。大阪の興行会社のメインなセンスのつまらなさをプルーヴしてる様な二組だった。

ザコシは、いったいなんなのだろう。個人的には、ニューヨークAvan感覚だなあ。それと完全なプロレス的センス。最高である。

古いプロレスのyou tubeもよく見ている。もっぱら全日と国際テイストだが。SWSの藤原、天龍戦なんか凄いよ。いわゆるUWF的なものが、日本プロレスからの流れがあるのも最近の発見。

自分の音楽の日々の記憶が、spotifyのお気に入りの登録の時間軸で見てとれる。防備録入らず?

他4曲もそこから。

アルビノ ゴリラ  jamaican lady
レオン & マリー ラッセル  daylight
テディ ベアース 会ったとたんに一目惚れ
ロバート ジョン  I'm a believer


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Willis Alan Ramsey
Universal Music LLC
2017-03-03

ウイリス   アラン ラムジー  Muskrut Love  1972



先日の宮治、達郎の競演はすさまじく、radikoで2回聴きなおして、改めてその選ばれた曲の素晴らしさに、至福を感じている。テクストは、discogsとspotify、you tubeで、その高度にマニアックな固有名詞に対応できるのも、現代の凄いところ。jody millerに、Georgia gibbs。vincent bellは、宮治氏のラジオのほうか。

ジョディ ミラーは、you tubeで、ジョージのマイ スイート ロード的アレンジのHe's so fineのカバーまで聴いてしまった。実は、アナログレコードを久しぶりに購入したのが、500円のムードサックスのラテン名曲集。プレイヤーは、和ジャズの重鎮、宮沢昭に、演歌ギターのイメージが強い木村好男。しかし木村氏も元はジャズプレーヤーなので、そこはしっかり濃い音が流れ出す。

でSpotifyでしっかり、同様の音源を押さえたりして。木村好男の別れのサンバに、キューバンボーイズの二人の銀座。グルーヴィー。

と情報量は、過去最高で、本日の休みなんて、なぜかアンドウエラのデイヴ ルイスの最近のベルファストでのライヴなんて、Spotifyでたどり着いて、しっかり聞いてしまった。
ヴァン モリスン並みに良いのだ。最近のデイヴ ルイス。

で、そんな70年代的シンガーソングライター的音源も、時折私のspotifyのお気に入りに登場するのだが、去年
何気に一番、心を和ませてくれたのが、今回のウイリス アラン ラムジーのシェルターレコードからの1Stソロ。
スワンプ名盤ということで、私もアナログ、日本盤かなんかで持っていたが、ゴスペルロック的なスワンプでないので、入手時は、アラン ガーバーやジェシ エド デイヴィスほどには聴かずに、レコード棚へ。
 けっこう地味なシンガーソングライター盤だという認識。

しかしながら、きっかけは宮治ラジオでキャプテン&テニールのヒット曲、かつすばらしいボッサ的グルーミーな名曲、マスクラット ラヴのオリジナルが、彼アラン ラムジーだと聴いて、改めて彼の1stをSpotifyで聴いてみた。するとスワンプなんて、雑なレッテルがこのアルバムの魅力を、分かりにくくした、極めて精緻なロサンジェルスプロダクションの、南部出身の優れたソングライターアルバムだとようやくわかった。

アランの素晴らしい楽曲を、彼の過不足ないヴォーカルと、ときにはストリングスまで流れる、室内楽的とも言えるくらいの丁寧な作りのフォーキーサウンド。
流石、60年代のLAポップの裏方としてレッキン クルーなんかと仕事をしていたレオン ラッセルの音楽人としての姿が浮かぶ。サテン シーツや、スパイダー ジョンのバラードなんてすばらしいアレンジ。

しかし、やはりこのプレAOR的名曲、マスクラット ラヴの素晴らしさには敵わない。
ボッサ的なフォーキーといえば、ジノ ヴァネリのクレイジー ラヴや、ハース マルティネスのオールトウギャザー アローンなどが、70年代はあるが、このアラン ラムジーのこの曲も、そこに連なる名曲。

 ヴァイヴの音色も聞こえる、アコースティックなアレンジは、とてもグルーミーで、ヒットしたキャプテン&テニールのヴァージョンよりもいいのは流石。けれんのない誠実さが、このアルバムの魅力になっているのは名盤といわれる、長く愛されるアルバムに共通なこと。そして、それがリアルタイムでヒットしなかった理由でもあるのだろうが。
くさくないのだ。志ん朝は、少し臭みを出して丁度いいと言っていたが、そちらは芸能の常。
JBも、エルヴィスも、ミゲリート バルデスも、江利ちえみもそうだった。私は、そちらももちろん好きなんだけれど。
と脱線したところで、ラムジーも、結構べたなカントリーチューン、northeast texas womanを歌ってる。
てなところで、今回はおしまいにしよう。ヘンリー マックローの後年のベストが、珠玉のコンビで、アイリッシュは寒い季節にやはり合うということは蛇足で。

他4曲は珠玉の最近のDIGの成果とニール イネスへの追悼。

東京キューバンボーイズ   二人の銀座
稲垣次郎、木村好夫   君はバラより美しい
ニール イネス  How sweet to be a Idiot
デイヴ ルイス Miles away From My Babe







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Live Al' Olympia
Edith Lefel
Blue Silver
1997-01-14

エディット ルフェール  contre temps   1997


 


あけましておめでとうございます。
昨年の総括をブログでと思いきや、なんとか暇なしの習いどおり、瞬く間に新年。なにせインディペンデントだから。

そんなやっと辿りついた?新春の穏やかな空気の中、エディット ルフェールという、マルチニクのフレンチカリビアンの素晴らしい一曲を。

先日 ハイチのエメリーヌ ミッシェルを久しぶりにspotifyで聴いて、デビューアルバムしか知らなかった彼女の充実したキャリアを知るにつれ、あのワールドミュージックブーム初期の1989年ごろ、ズークというエレクトロニクカリビアンの歌姫として紹介されたエディット ルフェールを思い出し、spotifyしてみた。

実は カッサブといった人気バンドはもとより、日本で伝統派として高評価のマラヴォアやカリより、彼女のフェミニンでスィートなズークというか、モダーンビギンは一番私の好みだった。

粋なカリビアンクルーナーの男性ヴォーカル ラルフ タマールとのデュエットsos memeなんか最高だった。

 調べると、エディットは、その後エメリーヌ ミッシェル同様、彼の地で人気を博し、スターになったという。二人ともキュートだし。
しかし 残念ながら2003年に39才の若さで亡くなったのだ。私と同世代の女性の早世というと、私は女優の深浦加奈子を思い出した。彼女も、友人の関係で、大学時代から明治大学の校舎で芝居を見ていたから、その後の渋い活躍と、早過ぎる最期には驚いた。

そんなわけで、spotifyで、私は1988年のデビューアルバムしか知らない、エディットのキャリアをなんと、2020年元旦に聴きまくったわけだが、ズークラブという、レゲエのラヴァーズロックにも通じる、柔らかでスィートで、そしてエレガントな仏領マルチニクらしいカリビアンミュージックは、とても素晴らしいのだ。
彼女は、マラヴォアなどの伝統派のビギンなどもしっかり自分の音楽に取り入れているので、生み出されるモダーンなエレクトリックやジャジーなテイストのカリビアンミュージックにも普遍的な魅力がある。

その彼女の人気、実力を伝えるのが、あのパリ オリンピア劇場でのライブ。ここではバックの凄腕の演奏と、熱狂的な観客の歓声の中で、堂々たるエディットの歌声が聴ける、素晴らしいもの。
 シルヴィ バルタンの70年の同劇場のライブや、エリス レジーナのモントルーライブのような、女性シンガーの希有な充実の瞬間を捉えている。

今日紹介するのは、モダーンなカリビアンジャズ的演奏が、かっこいいcontre temps。
 共演のフルーティスト マリオ メスのアグレッシブなフルートソロに寄り添う、エディット ルフェールのエレガントでクールな歌は、彼女がパリで大学時代を過ごしたモダニストだとわかる素晴らしいパフォーマンス。オリジナルのスタジオヴァージョンも聴いたが、圧倒的にこのライブでのテイクが素晴らしい。

エディットは、言ってみれば、他の曲も全部クオリティが高いし、30年ぶりにフレンチクレオールの柔らかな女性ヴォーカルに癒されている。去年の新年は、確かニューオリンズのファッツ ドミノだったが、同じくクレオール的な、柔らかで、位相を変化させるようなエレガンスさは素晴らしい。
粋なのである。そして、深いクールダウン。

先程気がついたが、92年のセカンドアルバムが、contre tempsの初出なのだが、このアルバムも聴いていたような気がしてきた。マラヴォアやカリの共演曲を彼らのアルバムで聴いていたのか。
マルチニクは、 50年代、60年代や、もっと前の30年代、40年代のヴィンテージなビギンも、素晴らしかったはず。ピシンギーニャのショーロや、フリオ デカロのタンゴと聴いていたのが、ワールドミュージック時代。エリントンや、ベイシーの北米ジャズと共に 。

他4曲は、エディット ルフェールと、こちらはハイチのエメリーヌ ミッシェルの1stで私が大好きだった、tankou melodi。
シャーデーも、超えるアーバンモダーンカリビアン。
今日聴いても、まったく色褪せない。
シャーデーも、私は好きだけど。スィーテスト タブーに、スムース オペレイター!英国ジャズがオーバーグラウンドした80's。

他4曲

エディット ルフェール  SOS meme
エディット ルフェール La sirene 
エメリーヌ ミッシェル tankou melodi
エメリーヌ ミッシェル Plezi mize
 






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