前原辞任問題で危惧すること。
外務大臣の前原氏が辞任した。今回の在日韓国人からの献金による引責辞任は原則論から言えば、辞任は当然だ。
ただし、事の本質と原則論はそぐわない。在日韓国・朝鮮人の人たちは見た目も日本人とほとんど変わらず、米国における多くのアジア系やアフリカ系、ヒスパニック系の在米外国人と趣を異にしている。
そして、ここが一番の問題点なのだが、そうした外見上の同質性の上に、ほとんどの在日韓国・朝鮮人は本名ではなく通名を使用している。
今回の前原氏の政治団体への寄付も通名使用で行われている。
本名か通名使用か。そんなことを個人献金者すべてに問いかけていけるのだろうか。
これから気を付けなければならない点がある。
それは今回の前原外務大臣の辞任が前例となることだ。
穿った見方をすれば、在日韓国・朝鮮人の人たちが自分の意に沿わない大臣がいるとき、通名で個人献金を行い、後日、判明したら前例に従い辞任を余儀なくされることもあり得るということだ。
通名で献金し、受理された後で新聞社や敵対する政党へその旨を告げる。
今回と同じような場面が国会で再現され、担当大臣は辞職か罷免される。
そんなことはしてほしくないし、しないと考えたいが…。
そういう場合まで考えて政治家は動かなければならない。(田村圭司)