今回は、日本最大の宗教都市であろう天理教教会本部に行ってきました。
こちらは天理教の地元駅である天理駅。


「ようこそおかえり」と書いてある。
教会本部は「ぢば」と呼ばれ、人類が発祥した場所とされている。そのため教会本部への参拝を「おぢばがえり」と言い、このような看板が立てられているのである。


天理のメインストリートである天理本通。




天理本通にはこのような旗がかかっている。旗の真ん中には梅の花のマークが描かれているが、これは天理教のマークである。もとは教祖一族である中山家の家紋だった。


アーケード内には天理教関連の掲示板がある。
こちらは少年会の看板。鳥のキャラクターが見えるが、少年会のキャラクター「ピッキー」である。
少年会が中心となり行われる行事に「こどもおぢばがえり」がある。これは子ども向けの「おぢばがえり」であり、全国から大勢の信者が集まる。


婦人部の掲示板。


天理教の宗教服の店に展示されているマネキン。


天理教の書籍が販売されている書店。ここは天理教の出版社「道友社」の直営店である。
他にもこのアーケード内では多くの天理教書籍が売られている書店が存在する。


先ほどの書店で購入した「天理時報」。天理教の機関紙である。


天理教の雑誌。左から道友社刊の「みちのとも」、婦人会刊の「みちのだい」、養徳社刊の「陽気」


天理教教会本部の正面に置かれている「黒門」。奥に見えるのは神殿の南礼拝場である。


南礼拝場。


東礼拝場。


北礼拝場。


西礼拝場。この中にある「神殿おたすけ掛(がかり)」では、毎日9時と13時に天理教の教師による「毎日説教」が行われている。内容は信者向けのもので、独自の教団用語も多く使われ、未信者には難しい面も多い。

これらの東西南北の礼拝場の中心に神殿が置かれている。神殿の中心には木製の「甘露台」と言われる置物があり、ここに天理教の神である天理王命が宿っていると言う。
また、神殿では日の出と日の入の時に「おつとめ」が行われる。また、毎朝天理学園(天理小・中・高・大)と天理教校(天理教校高)の学生約2000人によって「おつとめ」がなされる。

教祖殿。教祖・中山みきは1887年に90歳で他界したが、これは現身を隠したのであり死んだのではないと教えられている。そのためみきはこの教祖殿にいるとされ、教祖殿では毎日三食の食事が置かれ風呂が炊かれるなどの扱いがなされている。
また、教祖殿では天理教信者の結婚式が行われることがある。

祖霊殿。3つの社が祀られており、鏡が置かれている。真ん中の社は中山家(教祖一族)で、右は教団幹部、左は信者の祖先が祀られている。

神殿、祖霊殿、教祖殿と言った建物は全て回廊・楼門により一つにつながっている。
また、回廊をぞうきんがけすることは、「ひのきしん」(無償奉仕を意味する教団用語)の一つとされ、教団で奨励されている。
 
余談だが、天理教の建物の意匠は仏教寺院のそれに似ているように見える。天理教は立教当初「転輪王講社」の名で真言宗の傘下に入っていたが、その名残だろうか。

教団の敷地の周囲にはこのような屋台が置かれている。売り上げはどうなのだろうか。


教団本部の周辺には「おやさとやかた」と言う建物が建てられている。将来的には、教団本部の周辺をこのような建物で囲む予定だが、まだ半分も完成されていない。


帰りも天理本通を通って帰る。こちらの店は「天理スタミナラーメン」。天理の名物である。

スタミナチャーシュー(大)。1100円。