自宅を構え、自分が住んでいる地域、かつてはお隣さんとの親しい関
係があった。朝夕の挨拶や出来た野菜のおすそ分け、珍しい頂き物があ
れば少しどうぞと届けたり、困っていることや子育ても地域の年寄りが
出来る世話を受け持つ等々も。
 最近テレビで、昭和30年頃の、「お隣さんとのつき合い方復活を」
との取り組みを紹介している番組があって、そういえばと懐かしく思わ
れもした。ただ我が家は少し家庭の事情もあって、まわりが全て暖かい
関わりだったとは思っていなく、その逆に近かったお陰?からか、「何
くそ、いつかは自分も一人前の暮らしを!」と、自分なりに頑張った生
き方で今があると思ってもいる。ただし、住んでいる地域への出来る範
囲での社会貢献も、人として当然なこととも思う。
 「町内会」、退職を機に地域との関わりもそれなりにあること、お寺
や神社の総代、自治会の役や老人クラブ、放課後児童クラブ、いきいき
サロン、趣味の川柳クラブ等々、任期に2~3年と、あるいは1年限り
もあって、「家の配置の順」でなんとなく決まった感じでずっと続けら
れている当番制?的雰囲気。それを受けない輩が・・・・・、過疎、高
齢化は、これまでの社会が成り立ちにくくなっている、家の跡継ぎしか
り、利己主義、身勝手がまかり通る現代社会は、やはり何かが違う、せ
っかくの人生、楽しく行きたいものと。やはり「教育」かな、とも。
 国のあり方を遠い将来を見越して考えるのが政治、口で言う程簡単で
はないが、国会中継を見る限り、そんな志が感じられないむなしさも。
住みやすく暮らしやすい、ご近所つき合いもほのぼのして、かわいい子
供の笑顔が溢れる町にと願うばかりだ。