ひみつ基地の湯めぐりブログ

旅ねこチャッピーさんたちと行く温泉めぐりの備忘録 今までの入湯数1172湯

カテゴリ: 日本温泉地域学会

5月26日〜27日群馬県草津温泉でおこなわれた日本温泉地域学会10周年記念大会に参加してきました。
日本温泉地域学会とは大学教授や温泉評論家、大学院生、温泉宿関係者、観光業関係者をはじめ、一般の温泉愛好家の方も参加されています。
学会は年に2回、日本各地の温泉地で開催されていて、初日は温泉地の視察、夜はおたのしみの懇親会。二日目は、講演と研究発表会。そんな構成で行われています。
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さて、10周年記念大会の始まりはじまり。 まずは熱交換施設を視察。
草津では豊富な温泉を利用し熱交換した温水を各家庭へ給湯、 ロードヒーティングや施設の暖房などに利用されているのです。
最近「地熱発電」がいろいろと話題になっていますが「地熱発電は自然環境に大きな負荷を与えるわりにエネルギー効率が良くない。温泉熱をそのまま利用した方が自然環境への影響も少なく、エネルギー効率も格段に良い」という話には、目からウロコが落ちました!
その後、草津温泉の強酸性の温泉を川に放流する前に中和するための工場を見学。
共同浴場 地蔵の湯では、湯長の井田剛文さんから貴重な話を聞かせていただいたりと、大変勉強になりました。


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二日目は、学会の会長をはじめ重鎮の方々の講演。午後は会員の方の研究発表。
温泉について、さまざまな視点からいろいろな話を聞けるというのは温泉マニアにはたまらんです。(^o^)/

ということで、温泉好きの方!興味があったらぜひ会員になってみてはどうでしょう?
ちなみに、名刺交換した半分近くの方が「温泉ソムリエ」の名刺でした。(・∀・)

温泉に興味を持つ。

温泉ソムリエになる。

さらに温泉を探求したくなると、日本温泉地域学会に入会し温泉観光士の資格を取る。
って流れみたいですよー。(^_^)

今回は、学会にからめて13湯廻ってきました。そのレポートはまた後日ということで。

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10月に日本温泉地域学会の温泉観光士の資格を取得してきましたが、
11月25日〜26日研究発表会が行われるということで、岐阜県の下呂温泉に行ってきました。

学会といってもそれほど堅苦しいものではありません。
大学の先生だけではなく、大学院の学生さん、東京国立近代美術館フイルムセンターの方、下呂発温泉博物館や別府温泉地球博物館の館長さん、あと、京都からいらした普通の温泉マニアの方も発表されていました。
今回は9名(組)の発表があり、その話を聞いている参加者は50名くらい。
温泉宿の方、観光関係の仕事をされている会社員や公務員、温泉ライターさん、一般の温泉マニアの方もたくさんいましたよ。いろいろな話が聞けてとても楽しかったです。温泉好きな方、入会してみては?

今回、下呂温泉についてもお勉強してきました。
下呂温泉の特徴は温泉を集中管理しているということ。
無計画に温泉を汲み上げて、温泉が枯渇したら大変だ!
ということで、15年間かけて個人が持っていた45本の自家源泉を集中管理に切り替えたのだそうです。

なもんで、どこで入っても同じ泉質ですが、お湯の使い方によって浴感がけっこう違うのがまたたのしい。

今回の会場は、水明館さん。
大きなホテルのお風呂なので消毒ありでしたが、
これぞまさにアルカリ性単純泉! ぬるぬるのトロトロ!!でした。
しっかりと湯の素性が感じられ、なかなかよかったですヨ。


ということで、学会初日は午後からなので、まずはひとっ風呂。
温泉街の中にある、クアガーデン露天風呂に突撃です。

歴史のある温泉街って道が狭くごちゃごちゃしていて(それはそれで風情があって良いのですが)駐車場がなくて困ることが多いんですよね。でもすぐ近くに2時間まで無料の駐車場があって助かりました!

でこちらは、壺湯があったり、蒸し風呂があったり、打たせ湯があったり、幕の内弁当のようにいろんなお風呂があってたのしいです。
湯船によって湯使いが違いますが、加水・加温・消毒ありの循環という感じ。
お湯的にどうこういうレベルではありませんが、子供と一緒に家族連れで利用するにはイイかな。

泉質:アルカリ性単純泉 pH:8.9
営業時間:8:00〜21:00    8:00〜21:00(7/21〜8/31)  木曜定休
料金:600円


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こちらは、大正15年から続く共同浴場「白鷺の湯」。
27年ほど前バイクでツーリング中に立ち寄ったことがあり、懐かしかった!


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一泊二日の学会が終わり、ちょうどカニのおいしい季節ということで、北上して富山を目指します。


その途中に、なかなかそそられる温泉があったので寄ってみました。
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ひめしゃがの湯
感覚的には、「含鉄・二酸化炭素・硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉」て感じの魅力的なお湯。
24℃の冷鉱泉。メインの湯船は加温されていて、キシキシする鉄臭鉄味のする赤茶けたお湯。

サウナがあり、それ用の水風呂が源泉掛け流しの浴槽なんですヨ。
じっくりサウナで汗かいたあとに入る24℃の笹濁りした源泉はサイコー!
炭酸成分のヒヤッとするシュワシュワ感があり気持ちよかったです。
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で、玄関脇には飲泉所があり、想像どおりの味でした。
炭酸味・鉄味メインのエグイ味。(^^;

泉質:ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉  泉温24℃
営業時間:10:00〜21:00    水曜定休
料金:600円 毎月第二金曜は半額サービスデイ


この日は、富山県手前の道の駅で車中泊。

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翌朝のゴハンは、富山名物の「マスズシ」をいただき、海岸線にでて海辺を散策したり、カニ汁やタラ汁を食べたりしつつ、今日のお宿の小川温泉元湯 ホテルおがわにチェックイン。


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こちらが、大浴場。汐の香りのするあっさり系。
pHはほぼ中性のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。
炭酸水素イオンが多いようで、肌触りがすべすべする重曹泉の特徴がでています。
実際の温度より熱く感じられるのはどうしてかな?


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こちらが、名物の洞窟風呂。
露天の石灰ドームというか石灰華がなかなか見事。
機会があったら入ってみてください。

泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 52℃ 一部加水あり 
営業時間: 9:00〜14:30  洞窟風呂は12月〜4月初旬は閉鎖
料金:  洞窟風呂:500円 / 館内込み:1,000円


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帰り道、先日ひみつ基地に宿泊された金沢市在住のお客様に教えてもらった「香箱ガニ」をゲット!
香箱ガニとは、メスのズワイガニ。
その本体の中、ミソの部分にあるオレンジ色の内子(うちこ)がとっても美味しいとのこと。
帰ってから茹でて食べました。
んんん〜濃厚で大変おいしゅうございました!


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今月の7日に草津温泉の大滝乃湯に入ったばっかりのひみつ基地ですが、
また来週、草津に行きます!

9月24日〜26日。草津温泉において、第9回草津「観光温泉士」養成講座が開催!

さっき、滝野沢優子さんのブログで知りました。
受付が明日までということなので、早速、振り込んできましたよ。

温泉についてお勉強してきまーす。



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