今、石垣島は製糖期の真っ最中。
製糖工場は昼夜を問わず稼働しています。

 工場に搬入されるさとうきびから砂糖を製造する過程で色々な廃棄物が出ます。
その中で茎と一緒に工場に持ち込まれるさとうきびの葉はトラッシュとも呼ばれ、かなりの量になります。
石垣島の製糖工場ではこのトラッシュを1辺80cmほどのブロック状に圧縮してバンドで縛ったものを販売しています。

 私はこのブロックをパッションフルーツ畑に持ち込み、バンドを切ってほどいた葉を樹の株元に散らしてマルチにしています。
雑草が生えにくくなり、土壌水分保持もでき、分解したら土を肥やす有機物にもなるので大変重宝しています。
私以外にも多くのマンゴー農家やカボチャ農家が同じ様に利用しています。

 さらに、別の使い方をする農家もいます。
このブロックを畑の際にズラーっと並べるのです。
その目的はずばり畑の赤土流出防止。
雨による畑の赤土が海に流出する問題はずっと以前から頭を悩ませています。
特に梅雨時期に石垣島の河口付近の海を見てもらえば分かりますが、赤土で真っ赤に染まっています。
その赤土は海のサンゴを減少させる要因の一つとなります。

 トラッシュブロックをそんな赤土流出防止に利用する試みは面白いと思います。

(さとうきび畑周囲に並べられたトラッシュブロック)
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