沖縄はこの時期、カボチャの収穫期です。
沖縄本島の南風原町の津嘉山という地域などがカボチャの産地として有名ですが、その他の離島でもカボチャは栽培されています。
私が以前住んでいた南大東島でも、今住んでいる石垣島でも栽培されています。

 カボチャといえば本土では夏の果菜というイメージですが、沖縄では亜熱帯気候を利用して本土では時期外れのこの時期に収穫できるのです。
また、高単価が期待できるのでさとうきびと両立して栽培する農家も増えています。
市場からも大変評判が良いと聞いています。

 では、私も栽培して一儲けしたらどうかと思われるかもしれません。
しかし、私がしないのは栽培が難しいからです。
私は農薬散布に頼らないというのをモットーに農業をしているので、その方法ではカボチャ栽培は難しいのです。

 いくら沖縄が亜熱帯気候だからといって、この時期は1年でいちばん気温が低くて日照時間が短い冬です。
したがって、どうしても病害虫が発生し易い環境となります。
現に、私が畑へ行く途中、ウドンコ病などで全滅してしまったカボチャ畑を毎年のように見かけます。
一部のカボチャの葉に病斑が見られてからわずかな期間であっという間に畑全域に病気が広がり全滅してしまうのです。
恐らく、この時期の降雨続きで農薬散布も間に合わなかったのでしょう。

 一個のカボチャも収穫していない前に全滅した畑を見るとあらためて、「農作物を育てるのは難しい。」と痛感します。

(病害で全滅したカボチャ畑)
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