September 2016

September 24, 2016

何の役にもたたないもの

ゴールがどこなのかもわからぬまま、ひたすら描いてみたが、そろそろ終わり時なような気がする。
描き始めはやけにラインがキレイに揃ってしまって、「あんまり真っ直ぐなのもツマラナイなー」なんて思いながら描き進めたものの、そんな心配はいらなかった。自然とだんだんヨレてきた。
全体を見ずに描いている手もとだけを見て、できるだけバランスを取ろうとせずに描いてみた。
そしたら、スッゲェ個人的な話をしているのにソレって意外に普遍性があるんじゃね?みたいな感じになってきたのでおもしろい。

一点を見つめ続けると立体が浮き上がってくる…なんてことはない。
そう言えば中学校の頃、クラス一番の秀才である川島君が、卒業文集に例の3Dになる画像を自作して載せてたっけ。「祝 卒業」かなんかが浮かび上がってたはず。すげーな。
アレから20年以上たって、僕はいくら見つめ続けても何も浮かび上がらない絵(とも呼べないようなもの)を描いているのだ。手描きで。卒業文集に載せるわけでもなく、誰に頼まれたわけでもなく。
でも、個人的にこのTシャツ欲しいから作ろっと。

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tanakakanji77 at 14:51|Permalink

September 19, 2016

高倉健と夏の終わり

この本読みたいなと思って、本屋に行く度にゆるやかに探していた本を図書館でみつけてしまった。買おうと思っていたものを無料で借りて読んでしまうという、嬉しいんだか残念なんだか複雑な気分で読んだ、高倉健のインタビュー。
とてもおもしろかった。「オファーがあって、出演するかどうかの基準は何ですか?」という問いに、「脚本とギャラ」と答えているのが印象的だった。「脚本が良いかどうか」は、まあ皆が言うことだとは思うが、「ギャラが良いこと」とちゃんと答えるのはイイなあ。
そういうところをボカさずにきちんと言うから高倉健は愛されているんだろうな。

そして雨の音をききながらゆるやかにそれを読み終わって、楽器を持って家を出る。
認めたくないけど夏はもう終わったのだ。てろってろのカーディガンを着て家を出る。
電車に乗って両国へ向かう。今夜はライブなのだ。
今夜は「あの丘の上の工場跡地ニテ」セットで演奏します。このテーマが聴く人のひとつのヒントになればいいなと思います。聴く人の脳内にどんな風景が浮かび上がるのか興味がありますし、僕の想像をはるかに飛び越えた風景が浮かび上がることを期待して。

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tanakakanji77 at 14:21|Permalink

September 17, 2016

嘘か本当か

深い意味などまるでなく政見放送の絵を描いてたら、何が本当で何が嘘なのかわからなくなってきた。本当の方が嘘っぽいことなんて珍しいことではないし、真実は小説よりも奇なりなんてことも言うし。

描き終わって、誰かの絵に似てるナーと思ったら、テコの原理というバンドのグルパリ君のテイストだ。彼の絵は「ハイテック0.4ミリ」って感じで素敵です。
そんなテコの原理と今夜共演。新松戸FIREBIRDへどうぞお越しください。

最近はライブ毎にテーマみたいなもんを決めていて、前回は「夕暮れたそがれセット」、今夜は「友情 裏切りそして和解セット」でお送りします。
夕暮れがテーマだからと言って、夕暮れの曲をやるとかそういうわけではなく(むしろやらない)、イメージというかガイドラインというか副音声みたいなもんです。

ひとつの曲でも色んな側面があるんだよと。仮に同じ並び方だとしても色んなとらえ方があるんだよと。
そんな、ひとつのヒントになったらいいなあと思ってます。
もちろん、僕が勝手に設定したテーマにノルのもノラないのも自由。聴き手の脳内で独自のストーリーを作ってもらえたらそれが一番素敵なことです。

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tanakakanji77 at 14:01|Permalink

September 11, 2016

耳と脳みそと心と手のつながり

先月、岐阜の山奥で沢知恵さんのピアノ弾き語りコンサートを観た。彼女の人柄がよく伝わる、とても素晴らしい演奏だった。
終演後、沢さんとお話しさせてもらって、「いとうせいこうさんと一緒にライブした音源をCDにしたのよ」って言ってて、気になってたら、なんとそのCDを送ってきてくれた。「ドブロクの新しいグッズができたらちょうだいね!」ってことで。

早速聴いてみた。
いとうせいこう + 沢知恵 + Dub Master X 「ミャンマー軍事政権に抗議するポエトリー・リーディング」。

その時、ちょっとしたことで心がザワついていたんだが、その波が不思議と落ち着いた。
別に、癒しがあったとかそういうことではなくて、じっくりしみ込んだって感じ。
心にバッチリ届いたのは、メッセージがタイトルそのまんまだけではなく、汎用性というか、普遍性があるからなのだと思う。
これは決して政治的な話だけのメッセージなのではない。僕らの生活のささいな場面に根ざしたものだ。

書き取りが趣味のひとつでもある僕は、この曲を聴きながらノートに文字を書き起こしてみた。
ポイントは、歌詞カードを書き写すのではないということ。聴きながら、一時停止しながら、わからない漢字は調べながら、ひと文字ずつ書き起こしていく。
そうすると、言葉の意味がより身体にしみ込んでくる。言葉の裏側のメッセージが読み取れる。散りばめられたテクニックがより明確にわかる。
好きな曲を聴きながらギターでコードを拾っていくと、理解度が深くなるのと同じかな。

耳と脳みそと心と手のつながりはとても強いのかも知れない。

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tanakakanji77 at 14:50|Permalink

September 10, 2016

媚びた展示が残念だったハナシ

川崎市民ミュージアムでの「描く!マンガ展」がとてもおもしろかったのだった。
色んなマンガの原画がズラリとあって贅沢な空間。写真撮影OKだったのに何故か撮らなかった。
で、僕が撮ったのは原画ではなくて田中圭一による解説。とてもわかりやすくてグッド。こういう視点だったり知識だったりを教えてもらうと、マンガの読み方も変わってくるってもんだ。奥行きが違ってくる。
もちろん、何も知らずにただただ読むだけでも楽しいのだけど、背景や歴史を知ってた方がより楽しい。何事も学習が必要だな。

展示全体で、ひとつだけ気になったこと。
僕も大好きなマンガ「よつばと!」のコーナーがあり、他のコーナーと同様に田中圭一による解説もあって、それは良かったんだが、原画や拡大したパネルなんかに並んで、作中にでてくるモノが展示されていたのだ。
主人公よつばの靴と父ちゃんの靴が並べてあったり、よつばがホットケーキ作った時のボウルやおたま、よつばが大事にしてるぬいぐるみなどの実物が展示されていた。

マンガの中のモノの実物って、よくわかんない。
は?ナニソレ?と思う。
そういう媚び方をすんなよと思う。
しかし、若いカップルはまんまと「わー、ジェラルミン(ぬいぐるみの名前)だー、かわいいー」っつって持ち上げたりしてキャッキャしている。

マジかよ!お前はココに何を見に来たんだ!?マンガの中のモノの実物っていうわけのわからないものでお茶を濁されてることに怒れよ!と思いつつ、部屋の隅をパッと見たら椅子に腰掛けているお姉さん(学芸員っていうの?)と目が合った。「そうですよね、この展示はナイですよね」とお姉さんは目で言っていた(ような気がする)。

他の展示が良かっただけに、アレはとても残念。

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tanakakanji77 at 13:16|Permalink

September 06, 2016

会いたくなったら会いに行こう

今年はなにしろ暑かった。オリオンビールがうまいうまい。途中、カミナリをともなう雨のために中断したものの、30年やってるイベントはさすがタフ!何事もなかったかのようにすぐに再開。
「中断」「再開」の決断が早くて、潔い。これってとても大切なことだよなーと思いました。

新潟の手作野外フェス、「せーばなる」終わりました。
出店もやりました。兄が務める岐阜のハム工房「ゴーバル」のソーセージを。おかげさまで大盛況!

高校生の吹奏楽部の演奏もあって、じんわり感動。吹奏楽っていいよなあ。音が明るくて、みんなが一生懸命だからかな、泣けてきちゃう。

泣けてきちゃうと言えば、十年前に新宿JAMでPAをやっていたナカヤマンが遊びに来てくれたこと。彼は今はPAをやめて新潟で堆肥を作っている。(新潟が実家というわけではなく、旅行で新潟を訪れた時にお米の美味しさに感動してしまって新潟に移住したという、素晴らしい動機。)
ドブロクが1stアルバム出して、その時のレコ発のこととか思いだしてしまった。

こうやって会いに来てくれる人がいることは本当に嬉しいことです。
僕も会いたくなったら会いに行こう。

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tanakakanji77 at 16:35|Permalink

September 02, 2016

チーム感にメロメロ

かつて、ロックバンドくるりも「バンドはチームだ」と言っていた。まさしくそう思う。
それぞれ得意なことを持ち寄って、足りない部分を補いあって、そのメンバーでなければできないものを作る。結果的にイビツな物になったとしても、キレイにまとまったどこにでもあるような物が出来上がるよりもマシ。ってか、その方が意味がある。
この夏みんなが感動したオリンピック。陸上のリレーも卓球の団体戦も、まさにそのチーム感に感動したのでは!?

僕がバンドをずっとやっているのは結局のところチーム感にヤられているのかも知れない。
群れるのは苦手だが、チームは好きだ。
イイなと思うバンドは必ず良いチーム感がある。そうじゃないバンドは「キミ、いなくてもいいよね?」って奴がいる。

そんなイベントを開催します。
ドブロク、Sister Paul、salsaの三組で新宿JAM。チーム感バリバリの三組。
ヤンキー漫画テイストなフライヤーも作りました。ヤンキー漫画そのものってよりは、ヤンキー漫画をロールプレイングのファミコンにしたって感じ。

なにとぞ、お見知りおきを。

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tanakakanji77 at 11:41|Permalink

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