もっけ

2008年03月20日

もっけ/第24話 『オモカゲ』/感想

『もっけ』第24話の感想です。

最終回と言う事で、久方ぶりに感想を書かせて頂きます。


■繋がり

「瑞生は親しい人でも怖いかい?」

冬吾君が夢で見た父親と河原で遊んでいる光景。あれって、父親の
願いと言うのが夢という形になって表れたんじゃ無いかと、個人的に
は思いますね。

今回の物語を通じて、制作者は何を描きたかったのか!?個人的に
感じたのは、

『死んだ者と生きている者との繋がり』

死んだからと言って全ての繋がりを絶つ訳では無い。どんな形にしろ、
何かしらの繋がりと言うのが、死んだ者と生きている者には存在して
いる。

冬吾君と父親の場合は『夢』という形を使い、瑞生とお婆さんの場合
は『救済』という形で現れた。

『瑞生は親しい人でも怖いかい?』

物語の冒頭で、お婆さんが言った言葉だけど、物語的な真意としたら
『死んだ者との繋がりに、応えてくれるかい?』っと言った意味合いが
あるのでは無いでしょうか?

つまりは、冬吾君の父親も、瑞生や他の皆達の前に現れたお婆さん
も、死んだ者からの一方的な繋がりに過ぎないんだよね。その想いに
応えてくれるかは、受け取った人次第。

その繋がりに冬吾君は応えたし、瑞生も応えた。

「どうだ、怖かったか?」

「ううん、それより……また会いたい……」

そして、生きている者から死んでいった者に対しての繋がりってのも
あるんだよね。一方向では無く、双方向の関係。


お墓参りだったり、お祭りなんかも地域によっては死んだ者を祭る為
の行事だったりすると思うけど、それらの行為って、死んだ者と生きて
いる者の繋がりを保ちましょうよって言う、行為だと思うんですよね。

文化の発展に伴い、軽んじて考えられる様になってしまった、死んだ
者との繋がり。でも、もう一度それらの事について考え直しませんか
って意味合いが、今回の物語には含まれてたんじゃ無いかな?

『科学では計りきれない不思議な出来事。昔からの言い伝え』

只、面白半分に昔の人が考えたのでは無く、生きていく為に大切な
"何か"を込められて作られている。

その"何か"を見極める為の手助け的な作品として、この作品は成立
してるのでは無いのでしょうか?

『見る作品では無く、考える作品』

半年間、色々な事を勉強させて頂きました。僕にとってこの作品は
『宝』です。そう言い切れる位に、色々な事を得させて頂きました。

本当にスタッフの方々、半年間お疲れ様でした。


■絶対に待ってて……

物語の意味合いとか堅苦しい話は置いといて、今回の話は凄く泣け
ました。って言うか、お婆さんの咳き込んでいるシーンとか凄く憂鬱で、
正直、見ていられなかった……。

でも、それが本当の世界だと思うし、だからこそ余計に切なくなって
来るんだよね……。

色々あって2年間位、自分のお祖母ちゃんと会ってないので、今年
の夏こそは会いに行きたい。ううん、絶対に会いに行く!

待っててね、おばあちゃん。

この気持ちを忘れない為に、DVDの最終巻は必ずGETする!


もっけ 其ノ参











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2008年01月07日

もっけ/第14話 『ツエザクラ』/感想

『もっけ』第14話の感想です。


■お爺さんの望む事

「瑞生……こんな杖、何れ朽ちる。俺だって……何れ死ぬ……。
 その時、お前はどうする??」


お爺さんが瑞生に言ったセリフ。マジで格好良かった。って言うか
鳥肌が立ちました……。

『俺だって……何れ死ぬ……』

今回の物語の一番大事な部分ってのは、お爺さんが言ったこの言葉
なんでしょうね。静流だって、瑞生だって、何時までもお爺さんに頼って
ばかりはいられない。だってお爺さんは、何れ死ぬんだから……。


『自立への第一歩』

お爺さんが言っていた様に、瑞生が拾った桜の折れ技には、特別な
力なんて無いのでしょうね。厄災を祓ったのも、先生の問いに答えら
れたのも、全ては瑞生の力。

なのにも関わらず瑞生は杖のおかげだと信じてる。だけどそれでは、
どんなに瑞生が頑張っても全ての手柄は杖に取られてしまい、瑞生
の頑張りが全部嘘になってしまう……。

確かに杖のおかげで瑞生は、どんな困難にも立ち向かえる事が出来
たんだけれど、でもそれって、杖に特別な力があるって思いこむ事に
よって、瑞生の持っている力が100%発揮されただけ何だよね。

焦りや、恐怖心のせいで今まで100%の力を発揮出来なかった瑞生が、
精神を安定させる為のより所を見つけ、持っている力を全て発揮する事
が出来る様になった。

見方によっては杖のおかげって捉えられるけど、でも困難を乗り越え
た"力"というのは、瑞生が持っている本来の力。

『瑞生……こんな杖、何れ朽ちる。俺だって……何れ死ぬ……。
 その時、お前はどうする??』


自分の力を信じ、自分の力を全て発揮する。それが自立への第一歩
であり、お爺さんが静流や瑞生に望んでいる事なのでしょうね。

ってのが、今回のお話だと思います。

個人的にはメチャメチャ感動しましたね。お爺さんの想いってのが、
物凄く伝わって来ました……。


■本日の教訓

個人的な話だけど、僕がこの世の中で一番嫌いなのって『占い』なん
ですよね。だって今回の杖と同じで、どんなに頑張って成功したとして
も、占いが当たったの一言で手柄が取られてしまうんですよ。

それに成功しても失敗しても、占いが当たった外れたの一言で終わり
になってしまう。だけど成功したのにも失敗したのにも、理由は必ずあ
る訳であり、その根本的な理由を突き止めなければ、人間的な部分で
の成長は得られないと思うんですよね。

その人間的な成長を占いって止めてしまうんじゃ無いかと、危惧して
おります。

って言うか、僕の友達にも占いにドップリな友達が居て、大事な事を
決める時には必ず占い師さんに相談するそうです。でもそれで上手く
いったとしても、それは占い師さんのおかげなの!?

実際に頑張ったのも彼。実際に成功したのも彼。でも彼は占い師さん
が凄いと思ってる。

別に占いが良いとか悪いとかでは無くて、何で成功したのか!?失敗
したのか!?って部分を常に考えなきゃダメって事だと思うし、今回の
物語も、その辺を伝えようとしてたって部分もあったと思うし……。

ってのが、個人的な考え。


もっけ 其の参


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2007年12月24日

もっけ/第12話 『マジモノ』/感想

『もっけ』第12話の感想です。先週、先々週と色々とあり、感想を
お休みしてしまったけど、取り敢えず今回から復活。

基本的には1話完結の内容なので、たまにこれからもお休みを
入れるかも知れないけど、今後とも宜しくお願い致します。


■共存

この作品のテーマと言うのは『妖怪との共存』だと個人的には認識
しており、それはつまり見える見えないに関わらず、妖怪みたいな
類の連中は常に身近に潜んでいる。その類の連中との付き合い方
を、この作品は描いているんだと思います。

っで今回の内容と言うのはまさにその"共存"をテーマに、描かれて
たと思います。


「てめえが面倒なら、片っ端から除けなきゃならんのか。おめえが
 楽したいだけだろ」


瑞生の言っている「橋が渡れなくて困っている」っという意見ってのは、
人間側がただ楽をしたいだけだと言うだけの考えであり妖怪の立場や
考えは一切無視した意見。

『何故に妖怪は橋に取り憑いたのか!?』

お爺ちゃんが一番要視しているのは、橋に取り憑いた妖怪が何を考え、
そして何を思ってそこに存在しているのかって事なんですよね。

『共存』ってのは、自分達の都合だけを押しつけるのではなくて、相手
の考え、意見を尊重し、両者共に幸せになれる事を指しているのだと
思います。

瑞生が理解してなかったのは、相手の考えや気持ちの部分。それが
抜けてたら、一方的な想いになってしまうからね……。だけど瑞生は
橋を渡る事によって、相手の気持ちを理解する事が出来た。

「っで、どうだったんだ、奴らと向き合ってみて?」

「そうだね〜。何か悪さするって言うより、縋ってくるって感じ
 だったかも……」


お爺ちゃんが笑ってたのも、共存に一番必要である部分を瑞生
が感じ取ってくれたからであり、そして妖怪が訴えかけていた事
を、きちんと理解してあげたから。

橋に取り憑いてた妖怪も悪さをしていたのでは無くて、ただ単に
気付いて欲しかったからじゃ無いかな??その妖怪の想いと言う
のも"共存"の一部なのだと思います。

「向こうの人達の事も気に掛けてるんだよ、お爺ちゃんは。人知れ
 ず供養しちゃうとさ、私達としては良いかも知れないけど、お雛様
 達としては、自分達の捨てられた状況、みんなに知って貰えない
 物ね」



今回は凄く為になる話で教訓的な考えで言えば、相手の気持ちや
考えを、尊重する事の重要性ですかね。

自分の信念を貫き通すってのは非常に重要な事。でもそれがワガ
ママになってしまったらダメなんだよね。大事なのは自分の意見と、
相手の意見を見比べて考え合う事。

友人関係にしろ、恋人関係にしろ、家族関係にしろ、相手の意見
もしっかりと聞き、そして双方が幸せになれる道を探す事が人間
関係で言う『共存』なんだと思います。

いやぁ〜本当に今回は良い話でしたよ♪


もっけ 其の弐


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2007年12月03日

もっけ/第9話 『エンエンラ』/感想

『もっけ』第9話の感想です。


■視点

「霊とか物とかの話をする佐保さんは、まるで……エンエンラ…。
 佐保さんはあちらを見ようとする余り、煙の網の様な物に捕ら
 われて、周りが見えなくなっているんじゃ無いでしょうか?

 でもこちらが見えなくては、あちらだって見えませんよ!
 これからは、こっちの物もしっかりと見ていきましょう!
 私もご一緒しますから」



今回は静流の言葉に全てが集約されているかなって感じですね。

『こちらが見えなくては、あちらだって見えませんよ!』

佐保は自分の好きな事、興味のある事にだけ捕らわれてしまって
周りの事なんてお構いなしな感じなんですよね。だから周りの人に
合わせるって事はせずに、常に自分勝手な世界を構築している。

象徴的だったのが、最初は佐保の事を師匠と慕っていた芙美が、
いつの間にか離れていった事。個人的にはここの場面が今回の
キーポイントだったと思います。

『芙美を見ていなかった佐保。佐保を見失った芙美』

このシーンと、静流の言葉が掛かってるんだよね。

『こちらが見えなくては、あちらだって見えませんよ!』


今回の話を見て視聴者は何を考えなくてはダメなのかだけど、
個人的な考えとしたら、『灯台もと暗し』や『幸せの青い鳥』と
似た様な意味合いだと思います、

好奇心とかで自分の知らない事を知ろうとするのは大切な事
なのかも知れません。だけど加減を間違えると佐保みたいに、
いつの間にか一人ぼっちになってしまいますよって事ですね。

『自分の事。周りの事。遠くの事。近くの事』

大切な物があるのは、決して一つの場所では無いって事だね。
今は大切な物では無いのかも知れないけど、それは何れ大切
な物になるのかも知れない。重要なのは一つの視点で一つの
事だけを見たらダメだって事。

だけど視点を変えるってのは、凄く難しい事だよね。だから
他人の力を借りて視点を変えましょう!

「あの子にとって、お前の視点が風になったんだろう」

お爺さんが言ってたけど『風』と言うのは、物事を違う視点で
見るって事だと思います。どんなに凄いマジックだって、視点
をちょっと変えれば、凄く単純な物に見えてくる。

『見る』

単純な様で、奥が深い……。それが今回の教訓。


もっけ 其の壱


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2007年11月26日

もっけ/第8話 『ヤマウバ』/感想

『もっけ』第8話の感想です。


■ヤマウバとは!?

ヤマウバって一体何だったのかって事を考えた時に、憶測になってしまう
けど『憑かれやすい体質の者が"喰われてしまった成れの果て』って
感じですかね……。

ヤマウバの今回の言動を見てると、無から生み出された妖怪と言うよ
りかは、瑞生みたいな体質の者から生み出されてしまった妖怪で無い
かと思います。ヤマウバは"喰った"から体質が直ったと言っていたが、
本当は"喰われてしまった"から、ヤマウバになってしまったのでは?
って思いますね。

つまりは瑞生がヤマウバの問いかけに対して『お願いします』って
言ってたら、瑞生もヤマウバの様になってしまったんじゃ無いかと…
瑞生みたいな体質の持ち主の『一つの未来の形』って感じですね。

まぁ〜決定的な確証は無いから、全ては僕の憶測ですけど……。


■視聴者へのメッセージ

それで僕がこの作品を見る時は必ず、制作者は視聴者に対して何を
伝えたいかって言うメッセージ的な部分を考えるんですけど、今回の
物語を見て僕が感じたのが、

『感情を抱いたまま、判断を下す事の危うさ』

序盤から深田さんの悪い部分が強調されていて、しかも挙げ句の果て
には瑞生のカメラも壊してしまった……。じゃ〜その事について深田さん
は反省をしているのか?してないのか?

ヤマウバの言葉に誘導されたってのがあるんだけど、瑞生は深田さん
が反省をしてないと思った。何故に反省してないと思ったかと言えば、
瑞生は深田さんに良い印象を抱いて無いから。

ここで注目なのが良い印象を抱いてない理由ですね。深田さんの日頃
の言動に対して瑞生は良い印象を抱いてないのか?それともカメラを
壊された事を根に持ってるから良い印象を抱いてないのか?

「確かに気持ちは修まらない」

この言葉から推測するに瑞生はカメラを壊された事に腹を立てていて、
その影響から瑞生は深田さんに悪い印象を抱いており、そして今回の
事も反省して無いんじゃ無いかって思ってしまった。

『あいつ凄いムカツク。だからきっと反省なんてしてない!』

その場の感情に流されて判断を下すのって、危ういんじゃ無いの??
ってのが僕が今回感じた事。感情に支配されながら判断を下しても、
必ず感情の方向に判断が向いてしまう。

悪い感情に支配されてたら悪い方向に判断が向いちゃうし、良い感情
に支配されてたら良い方向に判断が向いてしまう。だからそれは決して
"正しい判断"とは言えない。。

『感情を判断材料に加えてはダメ』

"深田さんは自分勝手"と言う客観的な部分。そして"カメラを壊した"と
言う感情的な部分。どちらにしても瑞生は『反省してない』と判断を
下したのかも知れません。

だけど感情に流されて判断を下したからこそ、今回の瑞生の判断は
間違いだって個人的には思います。結果は同じでも意味合いは全然
違って来ますからね。



『評価と判断』を下すのって本当に難しい事。だから僕は必ずこの
ブログでは、この作品は面白く無いって事は書かない様にしてます。
どうしても『好み』と言う感情に影響されてると思うから……。

まぁ〜色々な部分においても客観的に判断を下すのって難しいです
よね。今流行の『接待』だって、客観的な部分を打ち消し、感情的な
部分(欲望)に漬け込もうって事だと思うし。

機械的に冷徹に判断を下すのが正しいとは言えないけど、時と場合
によっては、抱いている感情を打ち消して、客観的に冷静に物事を
捉えてみる事も必要なのかも知れません……。

っての今回の教訓。まぁ〜色々と書いてきたけど、この文章だって
客観的に作品を捉えてないと思うし、僕の考えが多大に影響を及ぼ
しているんだけどね……。う〜ん、色々と難しいね……。


もっけ 其の壱


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2007年11月19日

もっけ/第7話 『ジャタイ』/感想

『もっけ』第7話の感想です。


■制作者からの問いかけ

「気が付かないで済めばいいのに、気が付いちゃったら、厄介に
 なっちゃう事って結構あると思う……」



今回の内容も本当に興味深いなぁ〜と関心しながら観てたんだけど、
個人的に注目した今回のキーワードは『邪は邪を呼ぶ』と『自分にしか
出来ない事』ですね。


【悪しき心は、悪しき事となって自分の身に降りかかる】

結局の所、瑞生が見た"蛇"と言うのは瑞生の心が作り出した幻像なん
だよね。それは単なる幻なのか、それとも力を持った本物なのかは分
からないけど、でも決して久佐子の"想い"から作られた物では無いん
だと思います。

瑞生が見たあの蛇と言うのは、瑞生が久佐子の事を疑った心。そして
静流から聞かされた蛇と同じ位に危険の可能性を持ったジャタイの事。
それらの事が重なり合い、あの蛇は生み出されたのでしょう。

久佐子が作り出した本物のジャタイと言うのは、最初に瑞生に取り憑
いてた半透明のマフラーみたいな物なのでしょうね。何故に半透明で
静流が見えにくかったかと言えば、久佐子が瑞生に抱いていた疑惑も
小さかったからだと思います。

もし久佐子の中で疑惑が確信に変わり、その想いが憎悪となって膨れ
上がった時に、ジャタイは蛇の様な力を持つのでしょう。

『あやふやな情報からは、あやふやな答えしか出てこない』

瑞生も久佐子も結局は自分の中で勝手に思いこんでしまい、結果的
にジャタイや蛇を呼んでしまった。ほんの少しの情報でも、答えの導き
方次第では、どんな物にも答えは変わるって事。

壁に付いた黒い染みを見て『幽霊』だという人も居れば、『ゴキブリ』
だって言う人も居る。自分の中の"想い"次第で結果は変わってくる。
特に『こうなったら嫌だなぁ〜』ってネガティブに思っている方に。

『あやふやな情報+自分の想い』で導き出される答えの"脆さ"を充分
に理解していなければダメだって事ですね。


【自分だから出来る事】

静流が言っていたけど、信じているからこそ不幸が舞い降りる事って
あるんだと思います。じゃ〜信じる事はダメなのかって言うと、決して
そうでは無い。瑞生がラストで言っていた事だけど、

「見て見ないフリ……知ってても知らないフリ……。それが出来れば
 楽かも知れないけど、でも私には出来ないと思う……」


『何もしない』って事は簡単で楽な事。でも見過ごす事で不幸になる人
は出て来るんだよね。瑞生の件で言えば、瑞生は勇気を振り絞って
危険を顧みずにマフラーを探しに行ったからこそ、久佐子は涙を浮か
べながら喜んでくれた。

静流が語っていた人も、注意をせずに見過ごす事は出来たんだと思い
ます。でも注意せずに、蛇にイタズラした人が祟られ死んでしまったら
多分、その人は後悔の念に押し潰されてしまうんじゃ無いのかな??

『自分にしか出来ない事が目の前にあったら、あなたはどうする?』

行動する事で自らが不幸になる事もある。でも行動する事で喜ぶ人も
居る。良い結果と、悪い結果を視聴者に見せた上で、問いかけている
様な気がしました。


僕だったら・・・・・どうしましょ??


もっけ 其の壱



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2007年11月12日

もっけ/第6話 『ケサランパサラン』/感想

『もっけ』第6話の感想です。


■目に見える部分と、目に見えない部分

今回の話は難しくて正しく理解出来たかった言われると自信が無い
のですが、自分なりに感じた事をまとめると。まずは視聴者に対する
メッセージの部分と、瑞生に与えられたテーマは別々にして考えた方
が良い様な気がします。


【視聴者に対するメッセージ】

「大なり小なり特異な状況や背景は、何かの物事をケサランパサラン
 やテンサラバサラなぞに化けさせる。物事の背景はなかなか見れん。
 普通は起こった事にだけ目がいく。

 背景抜きで無理に判ずれば、欠落や損を生じるだろう。所があの子
 らはその背景を感じる…。私が教えているのは、そうした背景混みで
 何かを理解し、対処する知識と方法だ」



お爺さんの言葉は、姉妹に対してのメッセージと、視聴者に対しての
メッセージが混ざり合ってると思います。なので視聴者に対する部分
だけを抜き出すと、

『物事には必ず目に見える"表面的"な部分と、目には見えない
 "背景"と言われる部分があるんだけど、普通の人は表面的な
 
部分ばかりに目が行ってしまう。だけど本当に大切なのは背景
 の部分で、その事をしっかりと捉えてないと、欠落や損を生じて
 しまうと言う事』


例えば自分の子供がゲームばかりをしていて目がドンドン悪くなった。
親はゲームが原因だと考える。だって世間的に良く言われてるからね。
でも本当にゲームが原因なの??確かに良く耳にする言葉だけど根拠
はあるの??もっと他の要因があるんじゃ無いの??

本当は夜中にこっそりエロ本を見ているのを知るべき何じゃ無いの?
ゲームを禁止してもエロ本を没収しないと、目は悪くなるばかりだよ!

『背景(本質的な部分)を見抜く力の重要性』

僕が何気なく書いているこのブログだけど、本当は何度も何度も作品
を見直し、自分なりに理解しようとした結果、この記事が書かれてるっ
て事です。その辺を理解した上で記事をご覧になって頂けると嬉しいです。


【瑞生に与えられたテーマ】

瑞生はケサランパサランを手にする事によって、給食がカレーだった
り、ジャンケンに勝ったりと小さな幸運を手に入れたんだけど、その
ケサランパサランが原因で母親がお爺ちゃんとケンカした。

「お母さんの事も幸せにしてあげられたら良いな……」

瑞生がラストでケサランパサランを手放したのは、自分の幸せより、
お母さんとお爺さんがケンカしない事を選んだんですよね。

お爺さんが瑞生にケサランパサランを与えたのは、背景(妖怪)を見抜
く事が出来る力を正しく使い、将来一人でも対処出来る要にと勉強の
意味合いも込めて渡した。だけど瑞生は勉強より、母親とお爺さんの
仲を取り持つ事を選んだ。

お爺さんがラストで瑞生に言っていたんだけど、

「さよならだ、お前も楽しかった事は、ちゃんと覚えといてやれ」

瑞生が手に入れた小さな幸運。その背景となった部分は、今は分か
らなくても良い…。だから何時か瑞生が成長した時に分かってくれれ
ばと、お爺さんは宿題として課したって感じですかね。



今回はテーマとなりそうな部分が色々あって、個人的には凄く混乱
してしまいましたが、皆さんは正しく理解出来たんですかね??


もっけ(勿怪) 1 アフタヌーンKC


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2007年11月05日

もっけ/第5話 『ヒヨリモウシ』/感想

『もっけ』第5話の感想です。


■願いと努

「願いは何でも叶う訳じゃない!」

「バカね……叶うわよ……強く望めば叶うわよ!」

という訳で今回のキーワードは『願い』でした。そしてその願いが
叶うまでの道筋をしっかりと描いてたのが第5話だと思います。


【願い】

・芙美 → 日曜日に晴れて欲しい
・高梨 → 今度の試合で勝ちたい


隣町で行われる祭りに参加する為に、晴れて欲しいと願っている
のが芙美で、逆に雨が降り試合が中止になって欲しいと願ってる
のが高梨。

だけど試合が中止になって欲しいという願いは本当の願いでは無く、
実は相手校にリベンジしたいと思ってる願いこそが、本当の願い。
彼の友達の言葉を聞く限りは、そんな感じだと思います。


【努力】

・芙美 → テルテル坊主を作った
・高梨 → ピッチング練習


自分の願いを叶える為にただ願っている訳ではなく、二人とも
それなりの努力を行っているんですよね。芙美は晴れて欲しい
という願いを込めてテルテル坊主を作り、そして高梨は今度の
試合の為に、ピッチング練習を行っている。


【不安の払拭】

・芙美 → 静流からの言葉
・高梨 → 芙美の願いが見事に叶った事


願いの為に努力もした、だけど本当に願いが叶うのか不安も付き
まとう訳であり、その不安を払拭したのが友達からの言葉。

芙美は静流からテルテル坊主の由来と言うか本来の意味を教えて
貰い自信を取り戻し、そして高梨は芙美の言っていた『強く望めば
願いは叶う』と言う言葉が実際に起こった。だから自分も強く望め
ば願いは叶うと信じ、前回の悪夢を振り払った。


【結果】

・芙美 → 祭りに参加する事が出来た
・高梨 → 試合に勝てた


『強く望めば願いはきっと叶う、だけどそれ相応の努力も必要』

ポジティブ思考の芙美と、ネガティブ思考の高梨からの視点で物語
は進められてたんだけど、どちらも同じ過程を辿る事で願いに行き
着いたんですよね。大げさに言えば『願いは誰しもに平等である』
って事なのかと思います。

そして一番重要なのが『努力の必要性』ですね。二人ともに努力の
結果として願いが叶った訳であり、運が良かったとか偶然とかって
言葉では、一概に片づけてはダメって事。

『願いと努力の関係性』

願いはあっても努力をしなければ願いは叶えられないし、人一倍に
努力をしても願いが無ければ、願いなんてそもそも叶う訳が無い。

なるほどって感じで御座います。

今回は妖怪とかは描かれずに物語は薦められたけど、でも作品と
してのメッセージ性の部分は、相変わらずので説得力だったと、
個人的には感じました。

僕の解釈が正しいのかは分からないけど、でも色々と考えながら
見る事が出来るこの作品は、非常に楽しいですね。


もっけ(勿怪) 1 アフタヌーンKC


ココロの跡


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2007年10月29日

もっけ/第4話 『ワライヤミ』/感想

『もっけ』第4話の感想です。毎回奥深いテーマを妖怪とかの不思議な
現象と絡めてくる作りに、毎週心を奪われながら拝見してました。

途中からになってしまいますが、このブログでも今後から取り上げて
行きたいと考えておりますので、今後とも宜しくお願い致します。


■ウレイ

第4話で制作者が視聴者に対して伝えたい事は、大きく分けて二つ程
あったのかと思います。

【笑う】
瑞生のトレードマークと言えは『常に笑顔』なのでしょう。それは親しい人
でも、それほど親しく無い人ても、常に笑顔を振りまいているし、それに
何事にも笑って対処しているのが瑞生なんですよね。

『笑う事は良い事なのか?それとも悪い事なのか?』

今回、瑞生に与えられた問いと言うのは、この事なんだと思います。
今までは常に笑って生きてきた。だけど自分が笑われる立場になり
初めて、笑われる事の辛さを知った。

相手の笑い声に救われる事もあれば、相手の笑い声に苛立ちを感じ
る事もある。その違いは一体何なのか??この作品から見えたのは

『相手との距離感』

瑞生が掃除当番をサボった時に、男の子達は瑞生が笑って誤魔化そう
としてるのを笑いながら受け入れてくれた。でもそれを見ていた飯田さん
は笑って誤魔化そうとする瑞生に苛立ちを感じた。

男の子と飯田さんの違いは、瑞生との距離感。

瑞生と男の子達は友達同士だから、相手の失敗を笑っても、許してく
れたり、逆に救われたりするんだけど、飯田さんと瑞生は友達になれ
て無い。だから飯田さんから見た瑞生の笑い声は、癪にさわるばかり。

瑞生がウレイに笑われているのと、飯田さんが瑞生の笑い声を聞くの
は、同じ感覚なのでしょう。瑞生に取ってウレイは、親しい関係じゃ無い
からね。

『大切なのは相手との距離感』

ラストで瑞生は飯田さんに向かって笑ったんだけど、飯田さんも瑞生
につられて笑い返してました。今までは苛立ちばかりを感じてたのに、
最後のシーンでは、逆の感情である嬉しい様な気落ちになった。

その気持ちの変化は、瑞生と飯田さんの距離が縮まったからでしょう。
マラソンというスポーツを通して、飯田さんは瑞生の事を認めたんで
しょうね。

『ライバル→友情

スポ根的に言えば、こんな感じかな?


その場の状況を考えながら"笑う"。相手との関係、体調、場面。色々
な部分で使い分けなければダメって事なんでしょうね。

笑顔や笑いはコミュニケーションの一つであり、それは決して万能な
手段では無いって事。

うん、うん。勉強になりました♪


【陶酔】
今回のもう一つのテーマが『陶酔』ですね。凄く難しそうな感じに思える
けど、凄くシンプルで

『自分の好きな事を見つけなさい』

って事なのでしょう。何もかも忘れられる様な自分の好きな事。別に
瑞生みたいに走ったりでも良いし、お爺さんが言っていた事みたいに
お酒を飲むのでも構わないと思います。
何か自分の中でモヤモヤした物を発散出来る様な、自分の好きな事。

人間誰しも生きていれば嫌な事は起こる訳で、それを自分の中で溜め
込んでたら、笑えなくなっちゃうし、苛ついたりもする。その原因となる物
を自分から追い出す為に、何もかも忘れられる様な自分の趣味と言える
物が必要だ!って事なのでしょう。

『貴方にウレイが取り憑いた時に、貴方は祓う手段を持ってますか?』

ちなみに僕は持ってます。



個人的には、こういう番組は深夜で放送するよりかは、夕方や朝方の
子供向けと言われる時間に放送した方が良いと思うんですけどね。

学校で道徳なんかを教えるよりかは、よっぽど役に立つと思いますよ。
まぁ〜ちょっと内容は難しいと思うけど……。


もっけ(勿怪) 1 アフタヌーンKC


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たなぽんの一言日記
またまた仕事場が変わる事になり、今度は滞在先にネット環境が無い為に色々と不便しそう……。なので、定期更新したいと思っていたガンダム00の感想も無理っぽいです。これじゃ〜麻生さんと同じ「やるやる詐欺」だよ。

2009/02/04(水)
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アニメ/マンガ等で個人的に感動した場面を紹介するサイトです。
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