February 22, 2017

NY 泣いた自由の女神

風が冷たい今日、寒さに耐久性がなくコーヒーが唯一の救世主に。でもさすがNYの街。強者がいる。

image
遠山の金さん』かと思うほどに上半身を肌け、これでもかと桜吹雪ならぬ胸板をさらけ出している。

何を主張したいのだろう。根性で耐えているのか? 寒さは全く影響しないのか? それともファッションなのか。

image
摩訶不思議なことがいつも起こる街であると思っていたら午後に入ってこんなサプライズが。NYクイーンズ地区で牛が食肉処理場を脱走し、街を滑走して大捕物に。

黒牛は、ひき肉にされる前に一世一代の大逃げを打った。NYPD(NY市警)は白昼堂々、追走劇を展開し麻酔銃の矢を5発突き刺したが牛はビクともしない。が、最終的にはストレスで死んでしまったという。

image
やっぱり何かが起きる街だーと思っていたら今度は自由の女神に異変が。NYポストを始め各メディアがこぞって報じているが、女神の台座に横断幕がー。

Refugees Welcome (難民歓迎)と書かれた巨大バーナーで、もちろんトランプの移民政策に反対するプロテスト運動の1つ。午後1時前に張り出され、当局が午後4時に撤去されるまで3時間以上もメッセージを訴えた。

image
バーナーが張り出されたのが、アメリカ国土安全保障省が今日、不法移民の取り締まり強化を発表し、強制送還対象の拡大や国外退去手続きの迅速化を打ち出したすぐ後であったためタイムリーだった。

しかしもちろんナショナルモニュメントにバーナーを貼り付けるのは違法であることからアメリカ合衆国公園管理警察局は徹底捜査に乗り出した。

image
本当にトランプが大統領になってから全米が真っ二つ。今日もカオス、明日もカオス、今後4年間でどれだけの亀裂をこの国にもたらすのか。

思えば自由の女神は19世紀以来絶えることなく世界各地からやってくる移民を、その美しさと荘厳さで迎え入れてくれたのだ。1996年に移民としてやってきた自分もその姿を見て希望を強く心に抱いたことを覚えている。

つまりバーナーのメッセージは間違ってはいない。アメリカの建国の精神だけは失わないようにすべきだろう。自由の女神は今のアメリカの姿をどう思っているのだろう。どこか悲しげに見えるのは自分だけだろうかー。

以上、NYから実況生中継でお伝えしました。




tangoprince at 12:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)ニューヨーク | アメリカ
Profile