June 18, 2009

病院でジョーク 結構いけます!5

最近、更新が滞っていてすみません。忙しい、忙しい。

さて、そんな時間がない中、先日、病院に行ってきました。腰痛の病院です。

長年(=なんと、8年間も!!!)痛めていた腰が、ほとんど痛みが引いたのですが、定期的に検診にいっています。

痛みがぶり返したら、とんでもないことになるからねぇ〜。気をつけなければ。

さて、アメリカでは、医療費が信じられないほど高いのが、社会問題化しています。

オバマ大統領が最近、打ち出している国民皆保険制度、医療制度改革は、そこを徹底的に是正しようというものです。

だって、高すぎるので、国民の半分近くは、健康保険がない状態ですから。僕も1ヶ月当たり、400ドル以上、日本円で、4万円も健康保険にとられています。

家族があるひとなら、1月、1000ドル=10万円に近いか、それを超える人もあるでしょう。家賃より、はっきり言って高いかもしれない。

一般健康保険はそんな感じで、それ以外に、アメリカは歯科保険が別になっている。

また、めがね、コンタクトレンズは、健康保険でカバーされないというケースもあり、最悪の国ですよ。医療制度では。

僕の友達でも、貧しくもないのに、歯科保険を持っていない人は、山ほどいます。ということは、国民で歯科保険のない人は、7割くらいになるかもしれない。

まあ、歯はすぐに悪くならないし、なっても、死にはしないから、数年間に一度、虫歯に耐えられなくなったら、そのときに無保険で、2000ドルくらい払えばいいという考えのようです。

健康保険がなくて、盲腸とか単発でなったら、もう破産です。払えないくらいの請求が来すから。

アメリカに来て、実は救急車に2回も乗りました。もう、10年前の話ですが、呼吸ができなくなったからです。

そのとき、呼吸ができなくて死にそうになっているのに、救急車の上で、「はい、ここにサインして!」と言われました。

請求書でした。「払います」という念書だったんですね。

「そ、そんなことより、酸素ボンベよこせ!!!」と怒鳴りたくなりましたが、そこは、呼吸困難に陥っている重病人。しかたなく、サインをしたわけです。トホホ…。

日本では救急車は無料ですが(今もそうですよね?)、アメリカでは、お金がかかります。

後で、請求書が届いてびっくりしたため、今でも覚えています。当時10年前で、550ドルくらいでした。6万円近かったのです。それを、2回と言うことは、12万円ということです!!! 今はどのくらいまで値上がりしているのだろう!? Oh, Lord!!!

あのとき、「What if I didn't sign it? (サインしなかったら、どうなんの?)」と、怖いもの見たさで聞いてみればよかったと、後で思ったんだけど、余裕もないから、そんなことも思いつかなかった。

だいたい、救急車に乗るくらい重病なんだから、そんな余裕ある人がいるはずもなく、それにつけこんで、悪徳商売している気もするな…アメリカのこういう点は最悪。

拳銃で撃たれて、「太陽にほえろ」のジーパン刑事(知っています?)のように、「なんじゃこれ!」って叫んでいても、救急車で、「はいはい、ここにサインしてね!」なんて言われるんだろうな。

病院でも、極力入院させません。というか、病院は、病人のために良かれと思ってしているのです。半日入院でも、数千ドル(数十万円)かかるといわれていますから。

だから、病気がひどいくらいでは入院させません。入院して病気がよくなっても、請求書を見たら、みんな、心臓麻痺で、ぶっ倒れるからーということでしょう。

さて、そんな前置きはさておき、先週の病院での出来事にもどりましょうーーー。

かかりつけの医者が、「病院から独立したので、カルテを移す許可を前の病院に提出しなければいけない」といわれました。

先週は、そのお医者さんの新しい診療オフィスに行ったわけです。

新しい看護婦が、僕を見るなり、「ああ、前からの患者さんですか? ここに署名してください」と、カルテ開示許可書を渡してくれました。

それを読みながら、サインをしていったのですが、ひとつわからない点が…。

DESIGNATED PERSONと書いてあったので、「なにこれ?」というと、「指名人」だという。

そう、ベースボールのDHは、DESIGNATED HITTER(指名打者)ということで、指名された打者のことですね。

その同じ、DESIGNATEDなんですが、その単語の意味は知っていたけど、どういう脈略でこれがでてきたのか、わからなかったんです。

そしたら、看護婦が、「あなたにもしものことがあったら、誰に連絡して、カルテなどを渡してほしいかということよ」と言ってくれました。

「もしもってことがあるんかい?」と聞きたくなりましたが、それは言わずに、「I don't have anybody (誰もいないよ)」って笑いながら答えました。

すると、看護婦が、間髪いれず、「You don't have a wife?(奥さんはいないの?)」

「Should I? Actually, no, I don't. Do you want a husband??? (奥さんって必要なのかな? 別に、いないけど。看護婦さんは、旦那さんがほしくない?) 」と切り替えしてやりました。

アラサーのいい感じの看護婦だったので、ちょっとジョークを言ってみた。

わっはっは。2人で大笑い。病院で笑えるなんて、こんないいことはないですね。

でも、これは、アメリカの病院は、そんなフォーマルではなくて、堅苦しいところでもないので、できること。

いいか、悪いかは別として、日本はすごく礼儀が正しいし、几帳面なので、こんな会話はできないですね。

ぼく自身も、日本語なら、絶対できないですよ。不思議なことで、英語なら、こういう表現は簡単に口から出てくる。

だけど、日本語は、その背景に潜む文化の面で、こういうことは言えない言語なんですね。

確かに、文にしたりはできるんだけど、それを、実際の診療室のシーンで、本当に使えるかと言うと、答えはNO。

もし、やったとしたら、看護婦さんに対して、すごい失礼に聞こえてしまうと思うし、頭がおかしい人と思われるのがオチ。

まあ、アメリカのアバウトさが、いい方向に出た例でもありますね。

ということで、アメリカの医療制度は世界最悪(世界中から、医学を勉強にくるくらい、ニューヨークの医学の技術は世界一だろうけど、保険制度は超わるい)。

でも、病院で、医者や看護婦相手にジョークが言えるということは、数少ない、いい点なのかもしれない。

でも、できれば、病院にいきたくないのは、世界共通だけど…。

健康第一と!!!

ひろあき



tangoprince at 15:07│Comments(0) ネイティブ英語を学ぶ | ニューヨーク

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