March 12, 2018

喜劇トランプ vs 金正恩 (2)

トランプが一転、金正恩との首脳会談の招待を受け入れると発言したことはもちろんアメリカでも大ニュースとして報じられてる。

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上は発表翌日の地元紙NYポストの一面。常に煽って書く傾向がある同紙のヘッドラインでは『The Kim and I』という文字が踊った。

かの有名な映画/ミュージカル『The king and I   (王様と私)』をパロディってることは明らかで、King がKim(金)になってる。

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大体、プロレスのWWEバリのマイクパフォーマンスのような罵り合いをして来た2人が今更、握手する姿が想像できない。「気がいかれたのチビ犬野郎」とか平気でトランプはこき下ろしてたのだ。

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アメリカ人のほとんどもこれが本当に北朝鮮との問題解決になると信じてはいない。事実、北朝鮮との交渉を担当して来た元アメリカ外交高官はまた騙されると警告している。

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面白かったのは、今週のSNL(Saturday Night Live)。思いっきりトランプ・金正恩会談を皮肉った。

このコーナーの冒頭では「5月にトランプか、あるいはそのときにアメリカの大統領でいるものと、金正恩と会談する」といい、トランプが数ヶ月後に大統領でいるのかさえも疑問だときついコメント。

さらに、ツイッターでオプラ・ウィンフリー(アメリカ最高の女性トークショー司会者)をこき下ろす男と、叔父を大砲で木っ端微塵にした男との対談になるーと、とんでもない2人の対面であると描写した。

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しかもこの上の写真を拡大するとよく分かるが、リンクトイン(ビジネス用SNS)上での、2人の共通の友人では、元NBAのスタープレーヤーで奇人としても名高い、デニス・ロッドマンだけだ、と大笑いを誘った。

みなさん、ご存知の通り、金正恩はNBAのファンで、デニス・ロッドマンとも親しく、ロッドマンはすでに何度も北朝鮮を訪問して親交を深めていることは有名。

このようにアメリカでは未だ、本当に会談が実現するのかどうか、わからない。もし実現したらジョークだ、という見方もあるのだ。だからこそパロディーになる。 でも北朝鮮ではこんなパロディーを放送した時点で、放送プロデューサー、ディレクター、および出演者は家族を含めてみんな即日、銃殺処分だろう。

日本でも政権のトップをこれだけパロディったら、大変なことになると思う。相当圧力はかかることはまちがいなく、番組存続はまず無理。アメリカだから、これができる。アメリカでよかった。

とにかく、怖いもの見たさでこの2人の首脳会談が無事行われるところを見てみたい。もし、デニス・ロッドマンが二人の仲裁役で登場したら、どうだろう。こんな3人に世界の平和が託されるとしたらー。まさに、すごいことになるかもしれない(笑)。

以上、NYから実況生中継でお伝えしました。




tangoprince at 06:38│Comments(0) アメリカ | ニューヨーク

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