Windows Vistaから搭載されたメイリオ。当初は見づらいとか、色々な評判があったフォントですが、それに慣れたと思ったころにWindows7からは新たにMeiryo UI(メイリオUI)が搭載されます。フォントとしては、アルファベット部分はMeiryoのままで、平仮名カタカナ部分がMS UI Gothicといった形です。Windows7でも標準のシステムフォント自体はVistaから引き続きメイリオなわけですが、紆余曲折している感じも受けます。

百聞は一見に如かずということで、まずはWindows VistaやXPでMeiryo UI(メイリオUI)を試してみます。

Meiryo UIの入手 - Windows 7から

まずWindows7のサイトからWinodws7のインストールDVDのISOファイルを入手します。そして次にフォントを取り出すわけですが、実際にPCにインストールを行ってフォントを取りだすと、既存の環境が壊れてしまうので下記の方法を選択する。

仮想環境を利用する
VirtualPCやVMwareなどを利用して仮想PCを構築し、そのPC上にWindows7のインストールを行う。フォントの場所は
C:\Windows\Fonts\
インストールDVDから直接フォントを取りだす
7-Zipなどのファイルマネージャを利用し、インストールDVDの中のデータからフォントだけを抽出する。フォントの場所は
D:\source\install.wim\1\Windows\Fonts

またファイル名およびフォントのタイトルは次の通り。

meiryo.tcc
メイリオ,メイリオ イタリック, Meiryo UI, Meiryo UI Italic
meiryob.tcc
メイリオ ボールド,メイリオ ボールド イタリック, Meiryo UI Bold, Meiryo UI Bold Italic

VistaでMeiryo UIを利用する

コピー先をエクスプローラで開き、フォントを右クリックメニューからインストールを選択する。そうするとフォントがインストールされる。既にあるメイリオフォントがあるので、インストール後はファイル名は「meiryo_0.tcc」「meiryob_0.tcc」にリネームされたうえでフォントフォルダにコピーされる。そのため、テスト後にアンインストールをしても以前のフォントはそのまま残る。

デザインの適用においては、「コントロールパネル」「デスクトップのカスタマイズ」「個人設定」「ウィンドウの色とデザイン」の順にクリックし、ページ下部の「クラシック スタイルの [デザイン] プロパティを開く」をクリックする。そうするとXPと同様のデザインプロパティが開くので、「詳細設定」をクリックすればそれぞれの場所で利用するフォントの指定が可能になる。

XPでMeiryo UIを利用する

「コントロールパネル」から「デスクトップの表示とテーマ」をクリックし、関連項目「フォント」をクリックする。「フォント」ウィンドウが開くと「ファイル」メニューから「新しいフォントのインストール」を選択し、コピーしたフォントを選ぶ。その際に「フォントフォルダにフォントをコピーする」にチェックが入っていることを確認する。インストールが開始されるとファイル名は「meiryo_0.tcc」「meiryob_0.tcc」にリネームされたうえでフォントフォルダにコピーされる。

デザインの適用においては、「画面のプロパティ」「デザイン」「詳細設定」と順にクリックし、それぞれの場所で利用するフォントの指定が可能になる。

XPでClearTypeを利用するときは、ClearTypeを有効にしたり設定があるために、XP PowerToysのClearType Turnerを利用すると簡単にチューニングを行える。

設定をしてみて

平仮名・カタカナがMS UI Gothicに似ているために、XPからWindows7にいきなりジャンプアップする際にはメイリオよりMeiryo UIの方がまだ慣れている感じがするのかもしれない。しかし、Vistaで既にメイリオに慣れてしまっていればMeiryo UIの独特の感じ(半角カタカナに近い感じ)には逆に違和感を感じてしまう。しかし、Firefoxのタブなどで利用するフォントはやはり少しでも横幅の狭い文字の方が有難い。そういう点では利用価値はあるだろう。