2008年09月06日

赤字と資金繰り(谷口薫)

赤字と資金繰りについて

よく「資金繰りが良くない」「資金繰りが苦しい」と言う声をお聞きしますが、
まず最初に理解しておいていただきたいことがあります。

それは、赤字で資金が不足することと、資金繰りが苦しいことは、原因を異にする
全く別問題だということです。

赤字であれば、当然必要な資金を稼ぎ出せていないのですから、資金不足で苦しい
のは当たり前のことです。

そしてこのケースのような状態を表現するのには「資金繰りが苦しい」という言葉
は妥当でないと思います。

それは「経営のやり方自体に問題があるのです。」 

特に、2期以上続くようであれば、経営上構造的な問題を抱えています。

一方の「資金繰りが苦しい」とは、黒字ではあるが、資金が不足することを言います。

これは資金の調達と運用のアンバランスや不良在庫、過剰在庫が原因であります。

資金が足りないと思われたら、

まず、自社はどちらのケースに該当するのか確認してください。

どちらに該当するかで、対策がまったく違ったものとなります。


taniguchi_colum at 22:00コメント(0)トラックバック(0)谷口薫 | 経営関係 

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