TANINO CRISCI実験記録

実験中・考え中の事を書いています

TANINO CRISCI研究所
の記事の再検証中

履き慣らし

2014年05月31日

中底のセッティングの違いの理由

前回の記事では日本の服を着ると骨盤を引き上げる歩き方はできないと書きました。しかしTANINO CRISCIの中底の設定方法のバリエーションはこの問題に対応しているのではないかと考えシミュレーションをしてみました。

こちらの記事のように同じタニノ・クリスチでも靴によってセッティングが違います。
P5070015
P5070016

もう靴はないですがこの中底のアーチのカーブにフィットするような足の形を意識して比較しました。すると上のラインですと日本の服を着た時に骨盤の引き上げに連動して股関節のひねりが起こることが分かりました。

下の靴はイギリス仕様のような可能性が高いですが日本の服に合わせて履きならそうと試みた結果失敗に終わりました。

左右の単純な傾斜の違いととらえていたので加工すれば設定を変更できると思っていたのです。しかしアーチのカーブの微妙なセッティングの問題なので無理だとわかりました。
P5070009

絶妙のバランスを実現するために精密な設計がなされていて衣服との適合性も厳密なのではないかと今にして思います。

一般的に靴は履いているうちに足に合ってくると考えがちですが本当はそうではないことを知りました。
参考記事
「靴は履いた瞬間から快適でなければならない。履き慣れるということは絶対にない。…

服との組み合わせが間違っているのでいくら履いても装着感が改善することはないのに靴は履きならしが必要と思い込んでいたためそれに気付かなかったのです。

自然になじまないので道具を使って加工し足にぴったりの形に作り替えたけれど結果として非常に履きにくくなりました。足に合う履きにくい靴になってしまいました。

実際試着の時はとても履きやすいと感じました。でも履いているうちに履きにくくなることは起こりやすい現象ですね。

私の場合は服との適合性も間違っていましたが姿勢筋の乱れで体がゆがんでいるのも原因でした。ゆがみのせいで靴と服の間違った組み合わせに気付かなかったともいえます。

もし合わない靴をがんばって履きならして快適になったとすればそれは足が変化したのでしょう。そしてそれが健康につながれば問題ないですがそうでない場合は考え方を見直す必要があります。

この辺の判断が難しいのですがまだよくわからないです。なんとなく恐ろしい問題だなあと感じます。


2014年04月17日

首こりと靴改造の関係

よくわからないことが多いのでとりあえず出来事だけ記録しておきます。

首が凝っていていろいろと問題が起こっていたようだ。
ストレッチして動きをよくしてから履いてみると首が動かなくなることが判明。
服の傾きを解消するために肩を片方持ち上げて釣り合わせていた。
その不自然な姿勢で首の筋肉が凝っていた。
以前おこなっていた右足の内側を沈ませる加工はそれに対応した形。
P8070017

↓修正を続け首凝りが起らなくなった形
P4160010


【本日行った調整】
やはりきついので追加した中敷きを取り除く。
右足のかかとの内側が低いので中敷き板の位置を変えるが効果なし。
P4160002

ヒールが部分的に高いので削る必要がある。
しかしよくわからない。
P4160001

汚れ具合で判断する。
見てもほとんどわからないぐらい非常に少量を削る。
外見とは裏腹に装着感は大きく変化した。
P4160003

外傾が強まり前底の連続性が良くないので削って修正。
P4160006

前傾が強くなりアーチのカーブが合わない。
つま先を持ち上げるとフィットする。
P4160005
立ち上がる位置が合わないので折り目を付ける。
P4160008
もっと後ろの方から立ち上がるようにしたら履きやすくなった。
P4160009

右のバランスが変わったら左にも違和感が出る。
左足も同様な加工をする。

違和感はあるが以前のように履いた途端骨盤が痛くなるということはなくなった。
服とのバランスを確かめると日本の服の方が合う。
変形が激しく履き心地が良くないので実用性があるとは思えないのが残念。


こちらの靴は修正せず右足の内側が沈んだまま。
P4160011
やはりこの形だと肩と首の動きがなくなり問題が多い。
骨盤の状態にも影響する。

服とのマッチングの解決法として全く間違っていたことが判明した。

何が起こっているのかよくわかりません。分析は難しいのでまたそのうちゆっくり考えてということで…

一つ確かなことは靴のフィッティングとしては全く意味のないことを延々と続けていたわけです。この結果について考える価値があるのか疑問ですが一応定期的に記事を書くことにします。

ところで…
靴の履きならしについては
こちらのブログで紹介されているフェラガモ氏の言葉が真実だと感じました。


2014年04月10日

実験は中止しました

靴の変形の影響でしょうか…体調が悪くなってきたので靴の実験は止めることにしました。持っている靴すべて全滅なので新しいのを買うことに。

タニノ・クリスチは合わないかなと分かってきたしお金もないのでもっと気楽に履けるものを考えました。

3月31日
数年前はブランド品の靴しか合わなくなっていて苦しみました。それが研究を始めたきっかけでしたので不安を感じ億劫になっていたけれど増税前にと思い切って出かけました。ABCマートでこれを購入。意外と何の苦労もなくすんなり選ぶことができました。
P4070015
なんとなく↓こういう感じに出来てるかな。
P3270015
【改造した後のタニノ・クリスチの様子。】
全然違うか…でも甲革の感じは似てるような気もします。

こうして改めて観察すると本底の左足のつま先に問題がありそうです。

ところでちょっとした事情がありパソコンのOSを変更したら画像のアップロードがうまくできません。疲れも出ていますし本日は簡単に済ませます。
【追記】Flashのバージョンのせいのようですが…

4月に入ってからは骨盤が痛いので安静にしていました。全く靴のことは考えずに過ごしました。もう実験は無理だなと思うと正直ホッとしました。実験材料の靴は全部捨ててしまう決心をしたのですが体中だるくてやる気が出ません。

本日は少し回復してきました。何が問題だったのかと気になって試にもう一回履いてみると意外と履きやすくなっていました。
BlogPaint
ちょっとゆるいので中敷きをもう一枚入れると更によくなりました。


もうTANINO CRISCIの実験はしませんが定期的にその後の様子ということで報告は続けるつもりです。


GTホーキンスは意外とよいです。



2014年03月30日

前底の変化の限界

3月28日のこと
前回の記事で行ったヒールをハンマーでたたく方法は机の上で行ったので十分に圧力がかからなかった。
玄関の上り框で再調整する。
フィット感が改善したので歩行テストを行う。
歩くとやはり右足の内側の凹凸が気になる。
左はひざが痛い。
30分ほどで辛くなったので切り上げる。
ちょうど歩き終わるころに右足の前底にねじれが起こる感覚があって違和感が軽くなる。
その後は室内で立った状態で圧力を加えて修正を試みる。
左足の外側が高すぎる感覚がありここを沈ませるのは難しい。

ヒールを叩く処理でなぜ改善するのか考える。
P3280019
叩く時に台にするためのシューキーパーは削って加工してある。
このように左右でラインが違う。
P1220028
以前履いていたこの靴に合わせて削った。
現在研究中の靴はこの靴に合わせて作ったスーツに合わせて改造している。
したがって上記のシューキーパーに合わせて調整するとフィット感が改善するのだろう。

この靴は先日の記事で分析しジョンロブ的であると評価している。
そしてそのことによる問題点を指摘している。
ということは今やっていることは問題があるのではないか。

左足の外側に違和感が残っている点について
P3280025-2
緑の線が元のラインで外側を沈ませようとしているがうまく行かない。
小指の部分は力が入らないあるいは荷重している時間が短いためか。

右足は内側を沈ませた。
P3280024-2


靴一足のトータルバランスとしての左右の傾きを反対側に変更しようという試みだと思う。
これが新品の時の様子。
P8240021
改造後
P3270015

左足の外側を沈ませる変化は難しい。
それを補うため右足の内側の沈みかたが過剰になっている。
変なねじれが起こってしまって辛い。


先日必要性を感じていた服の影響についての分析のために準備した画像ファイルがどこに行ったか分かりません。そのころドライブの空き容量が少なくなってきて不要なものを削除したのですが間違って捨てたかも…やり直す気力がないのでまた今度。

何だか全然だめだなあというカンジですがふと考えると骨盤の痛みは無くなって来ています。

改造の結果靴は足にぴったり合って来たけれど非常に履きにくいです。実験はもう無理だなと分かって来ましたが結果の分析についてもどうやって表現すればよいかいい方法が思いつかないのでしばらくは他の事を考えて頭を切り替えようと思います。




2014年03月27日

ヒールをハンマーで修正

もうこういうことはやめて気持ちを切り替えたいと思うのですがどうしても気になってしまいます。先週末は今年の目標であるOffice ワードの練習をと考えたもののパソコンが不調となり復旧作業で座りっぱなしとなりました。特異体質であるので極端な運動不足により足のコンディションが改善することがあります。

3月25日のこと
体調が変化し何となくフィット感がよくなったので2時間半ほどの歩行テスト。
歩き始めて30分ぐらいすると前底がねじれて変化して行くのを感じた。
やはりかかと部分の方が硬いのでかかとを基準として前が変化しがち。
痛いというかきついというかとにかく辛いけどがんばれそうだと感じる。
↓特に痛かった場所
P3250001
辛い部分には変な斑点ができる。調整革を切って修正する。
P3250002

たびたびはがすのでセロハンテープでとめてある。
気温が上がって汗が増えたから接着力が不足する。
不自然な力がかかるとしわが出てしまう。
P3250003
と言うよりは靴の形が変化して元の中敷きの形では合わなくなっているためだ。
P3250004

どうしても中底のかかと部分が合わないので履きにくさは解消しない。


3月26日
ガスコンロが壊れたのでホームセンターに行く。
車の運転時のポジションが正しくとれるか確認。
対人関係や会話に支障がないか調べるために店員さんにいろいろ質問する。
徐々に改善しているがかかとの違和感は消えない。
バランスはよくなっているのヒールを削ると逆効果だろう。


3月27日
ハンマーでたたいてヒールを圧縮すると微妙な角度の修正が出来そうな気がしてやってみる。
P3270005
叩く台はもっていないのでシューキーパーを入れて行う。
意外と履きやすくなった。
よく見るとヒールではなく中底がへこんで整形されたようだ。
P3270006
シューキーパーの底面が平らになっているため。
P3270009
押されて跡がついてスジが入っている。
P3270016
中心線がずれたのに合わせた向きにかかとのポジションが取れるようになった。

このままだと段差があって履き心地がよくないので丸まってるのを入れて叩き直す。
P3270022

雨天のため歩行テストはしていないがなかなかいいカンジ。
意外な効果に驚く。
普通に履くとこの部分がだんだんとへこんで足に合って来るのではないだろうか。
タニノ・クリスチの靴の中底の柔らかさと剛性感の両立はすばらしい。
今はじめて本当の良さが分かってきた。

左足が外側に傾いているが元は違っていた。
P3270012

新品の時の様子
P8240021
本日の様子
P3270015

この左足の傾きのためジョンロブ的なフィーリングに。

服の影響も受けている。
以前の改造したものだと合わなくなっている。
結局日本の服は合わないみたいなかんじ。
服についても実験して対策を考えたが何をやったか忘れてしまった。
なんとかして思い出して書き留めておかないと。

非常に疲れてやたらと腹が減り食べ過ぎるがあまり太らない。
というか痩せるので余計に服が合わなくなる。
深層筋の機能は意外とカロリー消費量が大きいかもしれない。


2014年03月21日

かかとの微調整

3月14日
少し違和感があるので中敷き調整革を修正。
P3140002
左右共に外側を薄くする。
P3140001

前日に前底を貼り歩きやすくなったのでいつもより長い約1時間の歩行テスト。
歩けないこともないが精神的にストレスがたまる。


3月15日
右足のかかとに圧迫感があるので調整革を取り除く。
テストするが10分ほどで足が痛くて耐えられなくなる。
違和感はあるがやはり入れてある方が何とかなるので戻す。
P3150003

圧迫感がある部分のヒールのトップ面を削って調整する。
P3150004
右足の違和感だが右を削ると左が合わなくなるので両方とも加工する。

靴の内側と外側の荷重配分ではなくそれぞれの足の右側と左側が同じような接地角度になるようにすると快適。
BlogPaint

【横から見た様子】
正面から見て左側
1.左足外側
P3150005-2
2.右足内側
P3150006-2

正面から見て右側
1.右足外側
P3150008-2
2.左足内側
P3150007

左足のかかと内側に調整パッチを入れる。
P3150009

割といいカンジになったので2時間ほど歩行テスト。
でもやっぱり何か釣り合わない。
P3150010
とりあえず分かっている部分として前底調整革の位置を修正。正面から見て右側を低く。

でもやはりもう無理かもしれないなと感じる。
img004[1]
かかと周辺の関節が捻じ曲げられるようなカンジ。
やたらと腹が減って食べ過ぎてしまう。

私の特徴としてからだの右と左の前傾バランスが違う。
男性裸
足もそれに対応して右足と左足とでバランスが違うので靴の改造が必要になるのでは?と思う。
タニノ・クリスチ以外の靴だと右と左のバランスを変えて設定し何とかなっている。
タニノ・クリスチは左右の足の形が違っていることによって結果的に発生する運動が左右同一化してくる。
右と左のバランスが違う状態で設定しても均一化しようとする働きが起こって靴の形が変化してくる。
体のバランスや動きのクセに合わなくなるので疲れる。
しかし結果的に体の状態を改善する効果があるかも知れない。
分析しようと思うが頭がよく働かない。

P3150011
右足のこういう前底のうねりが気になる。
P3150011-2


3月18日
かかとの骨の位置が変わったようなカンジ。
その影響で骨盤の歪みも変化。
骨盤の歪みに合わせてズボンを改造してあるので合わなくなってきた。
いろいろ問題が多いが疲れがひどくてちゃんと記録していなかったしほとんど記憶もない。
歩行テスト後に違和感のある部分を修正。
P3180012
中敷き調整革を外側によせる。
これだけでは対応できないので靴の中に手を入れて前底のうねりを指で押し込んで平らにする。

P3180013
右足内側にかかと調整パッチを入れる。

P3180014
左のかかと調整パッチを取り除く。


3月21日
かかとの骨が変化するといろいろな影響が出る。
アーチのラインの変化によって起こる足裏の前後の荷重配分と左右の荷重配分と体のひねりの関係がはっきりしない。
TANINO CRISCIのバランスはニュートラル付近で運動量を取るので一般的な前後左右の概念とは違っているだろう。
そのため対応策が分からない。
でも何らかの合理的な原理に基づいて全身の整合化が進んでいるような気がする。
首の筋肉にも影響があってあごの位置が変わって来たためうまくしゃべれない。
腰椎のカーブの変化による仙骨の角度の変化のため骨盤(寛骨)の角度の修正が必要。
ひとことで言うと全然わからないので何もしないで様子を見る。

右足の外側のかかとと土踏まずの境目あたりに圧迫感があるのでヒールを削る。
P3210005
左右共にかかとが微妙に少し高いカンジなので削ってちょっと低くする。
これは腰椎のカーブや仙腸関節の角度が変化したためだろう。


靴の右側と左側のラインがペアになっていて左右対称でないのがタニノ・クリスチの特徴。
例えば2003年モデルの"Suviana"
Suviana


Suviana


2014年03月14日

前底追加

【2016/07/01追記】
靴を加工して調整しても解決しないことが判明。すいません。
参考記事↓
https://www.facebook.com/shoeslabo/photos/a.589908351024091.141376.306322342716028/590267660988160/?type=3&permPage=1
足の指の骨の構造により靴の中底のつま先の上がり具合が変化すると上から見下ろした時の横方向の形も連動して変化する。しかし靴を修正する場合横方向の形は変えられない。もしやるならば甲革を中底から切り離さなければならない。それは靴の破損を意味する。
追記終わり


3月10日のこと
違和感が強くなってしまったので靴の調整法を考えるため歩行テストをするが何も思いつきませんでした。夜はブログを書いてから久しぶりにタイピングの練習ソフトをやりました。下手になったと思い悩んでいましたが記録を見るとスピードが速くなっています。そのためにミスが増えているようです。

床に就いたが足が冷えて眠れませんでした。体を丸めて足のマッサージをしていると足の関節の動きがよくなって来ました。あとかかとの骨が痛いのでかかとの関節を指圧しました。かかとの関節は動きがほとんどないので難しいです。


3月11日のこと
一晩寝ても足の冷えが回復しません。靴の形が全然合わなくなっている影響のようです。今度こそほんとにもうやめようかと迷ったけれどここまで来てはいダメでしたでは身もふたもない…

足が冷たいのを何とかしようと布団の中で脚を組んで手でこすっていたのですがこれが意外と股関節のストレッチになって骨盤の状態は少し改善しました。また足の関節のストレッチにもなりなんとなく問題点が見えてきました。

タニノ・クリスチの運動特性では足のアーチが変化しながら荷重配分を最適に保つように設計されているようだということは分かって来たのですが私の足ではその動きが出ないのです。

以前は下記のリスフラン関節の動きによってアーチの変化が起こると思っていてその部分の可動域を拡げることを考えていました。しかし足をマッサージしているうちにそうではなくてもっと上の方がよく動くみたいだなと気付きました。このカン違いが右足の親指の付け根の痛みの原因でしょう。
img004[1]
参考サイト

歩く時の足裏の接地性を高めるために動くのはショパール関節であることが分かりました。これがうまく行かない大きな原因だったようです。かかとが痛くなったり靴のかかと部分がうまくフィットしないのはこの関節につながっているからですね。

そしてその影響は股関節に及んで骨盤の痛みになっているようです。
参考サイト


3月12日のこと
距踵関節(距骨下関節)のマッサージで足のコンディションがかなり変化しましたので靴が合わなくなりました。全体的なフィット感は向上していて前傾具合が合わないカンジなので足と言うよりは骨盤の角度が改善したみたいです。前底を高くするシミュレーションをしたところうまく釣り合いそうです。

前回の記事で「4スタンス理論」を参考に動きを分析しましたが自分の足の動きの問題点に合わせて微調整をする必要があります。左右の足で前後バランスが異なることによって発生するひねりに合わせた横のバランスをどうするかという問題です。

靴を観察すると…
P3120003
左足の親指の部分を沈めるのと
右足の小指の付け根を沈めるのがよさそうです。
P3120004
これらを意識しながら下地調整を行いました。

3月13日のこと
P3130005
前底補修材を貼り重ねました。
P3130006
足腰のコンディションがよくなった効果で以前よりも工作精度が向上しました。運動特性の設定のためには微妙なラインの加工が重要ですのでメリットは大きいです。

前後バランスを取るために前底を厚くすると重くなるのでヒールの方を低くすることも考えました。しかしこのようにヒールの後ろが浮いていないと中底のラインと合わないのです。あまりヒールが薄くなるとクッション性がなくなって足が痛いのでそれも問題です。
P2260008

それで前底を貼りました。ちょっと重くなったけれど前底が薄くて路面の凹凸の影響を受けやすかったですから厚い方がしっかりしてよさそうです。それにバランスがよくなれば重さはあまり気にならないです。

まだ歩行テストはしていませんので何とも言えませんがまあ履けないこともないかな…靴本来の実用性はさておきストレッチ効果があるみたいな気もするので使用法に気を付ければそれなりの価値はあるかもしれません。

前回のセッティングではこのような形でしたが…
P2260017

P3130008
このように微妙に前が高くなっています。まあ全く同じといってもよいぐらいのわずかな差ですが履いた感触はまるで違います。

ひねりに対する対処のために改造していたわけですが底を見るとなんとなく分かってもらえそうです。これが新品の時です。
P8250012

P3130007
これが本日の様子。

置き方の傾き具合も違っていてそのために形が変わったように見えるということもありますがその変化は甲革の歪みで起こっているので形の変化の要素として考えることができます。


ちゃんと歩けるといいなあ…


2014年02月26日

かかと中敷き調整やり直し

またもや全然合わなくなったので方針を見直しました。疲れたので分析はまたの機会に譲りとりあえず出来事だけ書き留めておきます。

2月19日のこと
予備の靴(ABCマートのもの)のバランスも互換性があるように調整しています。一週間ほど前に前底の切削と中敷き調整革を行いました。簡単な作業だったので違和感が残ります。
P2260004
このように左に傾いた設定に問題が多いことが分かったので修正しなくてはなりません。
P2260005
これはタニノ・クリスチ。でもここまでもって来るのは大変でした。

予備の靴は何となく直さなくても平気かなあというカンジもしたのでしばらく履いて様子を見ました。ふと気付くと骨盤のゆがみが再発。痛みがなかったので問題点に気付きませんでした。というよりはまっすぐしているより楽です。もともとそういう姿勢だったことを思い出しました。
男性裸
・左脚の膝が伸びないのでつま先立ちになってしまう。
・バランスを取るため右のかかとに体重をかける。
・骨盤がねじれて上体も傾く。

これはハムストリングの筋短縮が原因でストレッチもうまく行かなかったためこの体勢に合わせて靴の調整をしていたことを思い出しました。しかしふと気付くと左膝が伸びるようになっています。

これは先日の坂道を利用した靴のバランス修正の影響で偶然にストレッチ効果があったのです。そのため違和感が出始めて靴の調整のやり直しが必要になっているようです。
(追記:あとから思い出すと下るときの骨盤の使い方に効果があったように思いますが詳しい内容は忘れてしまった。どこにも記録が見当たらない。)

修正していない靴を履いたせいか上記のような元の状態に戻ってしまいました。


2月20日のこと
右足のかかとが沈み過ぎていたのはそのような姿勢のためだったので無理に持ち上げてもどこかに無理が出ます。元の歪みが再発したのは拒絶反応かも知れません。

考えてもわからないので違和感を取り除く作業を繰り返していくことにします。
P2260002
かかとが高すぎるので追加中敷きの後半部分と調整パッチを取り除きました。でもなんとなく釣り合いません。

筋力不足が原因かも?ということでフィギュアスケート見ながらスクワット4分×3セット。がんばれ浅田真央!


2月21日のこと
仙腸関節の組み付けが変わってきた感じがします。仙骨を引き上げる意識が強くなりそれに伴い骨盤の角度が変化したようです。

右のかかと調整パッチを取り除きました。これでかかと部分の調整革は全てなくなりました。
P2260003


2月24日のこと
左の脇腹が痛くなりました。左膝が伸びて来たため上体の歪みも解消してそれまでの筋肉のバランスが合わなくなっています。
男性裸2

靴はかかとが沈みすぎな感覚があるので中敷き板を追加してみるが骨盤が痛くなるのでやめました。骨盤の前傾角度が変化して靴の歪みに合わなくなっています。
P2260006

対処法が分からずもうあきらめるしかないなと…

こういうような問題ですかね。
sekityu3

男子高夏制服2


とりあえず骨盤のストレッチを工夫しながら安静にして回復を待ちました。

股関節を内側にひねることが効果的でした。いろいろ考えましたがよく憶えていないです。重要な問題なのでまたいずれそのうちに思い出そうと思います。


2月26日のこと
骨盤の歪みによって起こった靴の変形を直すのは無理なのでそれを基調として釣り合わせる方法を考えました。いろいろなシミュレーションを行った結果ヒールを少し高くするとよさそうだとわかりました。

材料としては2㎜厚のものがちょうど良いです。

上方の端切れのような滑り止めの凹凸がある材料を使っていますので平坦にしないと接着できません。この時に機械的に下地を整えるのではなく骨盤のコンディションの変化に対応した接地状態に修正しました。
P2260009

このように後ろ半分ぐらい浮いていますがしなって押し下げられることによって中底の歪みを解消する効果も期待できます。
P2260008

このような形になりました。
BlogPaint

BlogPaint


男性裸
こういう足の癖に合うような形になっているのが分かります。体のゆがみに合わせながらも骨盤の角度を最適に保つ絶妙な設定になったかな…

歩行テストを行うと左膝は動きがよくなったためか少し痛いです。でもそれだけではなく中底の起伏がいびつになっていて脚部の接地角度が悪化しているようです。右足は甲の羽根のところの親指の骨が圧迫されて痛いです。

右足の中敷きを観察するとこの辺の起伏が不自然です。この盛り上がった部分のために足が押し上げられて甲革に圧迫されるようです。
P2260012
調整革を切り取ってくぼませました。
P2260013

左足は追加中敷きを部分的に縮小しました。あと右と同様に盛り上がっている部分を削り取りました。
BlogPaint

ようやく何とかなって来ました。中底のフィット感やアーチサポートは改善しませんが骨盤の角度への適合性の方が重要なのでこの際もう他の事はあきらめます。

どの程度の実用性があるかまだよく分かりません。思い切ってもう履くのをやめる方が得策のような気もするのですが…これだけ変形してバランスが崩れても依然として残っている履き心地の良さが心残りだし。

タニノ・クリスチは非常に柔らかいとは言うもののここまで変な形に自然となじむことはないでしょう。早い話が私には木型が合わないということですね。筋力の強化やバランス取りが必要です。

TANINO CRISCIの特性を解明するという目標にはたどり着けておりませんがこのままでは同じことの繰り返しですので実験はいったん終了してこれまでに得られたものの中から有益なことを探そうと思います。


2014年02月20日

骨盤の変化に合わせて調整

前回の記事で考えた大殿筋の問題について意識を高めた結果骨盤の状態が変化し足の接地状態も変わりました。そのため中敷きの微調整を行いました。

2月14日のこと
右足のつま先の中心から外側がせり上がっているのが気になります。以前は荷重移動を起こすため意図的に内側を低くしていましたが足の動きが正常化して来たためか違和感が出ています。
P2140014
中敷き調整革Ⅰを切り取って低くしました。
P2140016
右足の親指の内側が狭くなっているのが気になるので調整革Ⅱの縁を削りました。
P2140017
この部分は中底と言うよりは甲革の側面に接しています。
BlogPaint

前を修正しただけでは違和感があるので全体的に外側を低くしました。
P2140019

左足のつま先の部分も修正しました。
P2140020

なんか変なカンジなので原因を考えました。イギリス向けの靴を日本の服に合わせたバランスに設定していたつもりですが服と合っていないです。

ちょうどソチ五輪のカーリング中継で日本対イギリスの試合をやっていました。選手の姿勢を比べると私の仮説とは違っています。

2月4日の記事で日本的なバランスにするとどうしても腰が左側にずれがちになるということを考えました。中心に収めようとすると痛くなるのでこれはこれで仕方ないなということにしておきました。

私の仮説において日本的バランスでは左足に体重をかけると上体が右に傾くとしています。
男性夏服1
ところがイギリスの選手が上記のような姿勢になっています。
P2140003-2
・左足に体重をかけると上体が右に傾く
・右足だと上体はまっすぐ
P2140002-2
ちょっと微妙で分かりにくいかな…

日本選手はその逆です。
P2140007-2
・右足に体重をかけると上体が左に傾く
・左足だと上体はまっすぐ
P2140008-2

原因は分かりませんが私のリペアデザインの方針は決定的に何かが間違っているようです。


2月15日のこと
考えてもわからないので違和感のある部分を手直しする作業を続けました。

右足のこのあたりが盛り上がっているのが気になります。
P2150018

それとこの辺がへこんでいるのも気になります。
P2150019

P2150032
この部分に調整パッチを入れるとよさそうと思いましたが厚すぎてダメなので削って修正しました。
P2150035
中敷きに付いている跡を見ると複雑に変形してしまっているのが分かります。中底は剛性感がありますが足の裏の起伏に合わせて沈みながらなじんでいくのです。荷重バランスが悪かったので変な形になってしまいました。

右足のかかとへの圧迫感が大きく土踏まずのアーチへのサポートが失われていてかかとが痛いです。修正は大変難しくもうムリかなと感じます。


2月16日のこと
右のかかとの内側の中底の乱れが激しいので外側に体重をかけて何とかしのぐ姿勢になりがちです。それに合わせて調整パッチを削りました。
P2160037
それだけでは足りないので調整革も削りました。
P2160036
前底とのバランスが合わなくなったので修正しました。
P2160038
内側の縁を全体的に。
P2160039

やればやるほど合わなくなります。あ~あ…


2月17日のこと
足腰の力のかかり方がかなり変わって来ているようでまっすぐに立ち上がっているつもりなのに左や後ろに向かってしまいよろけます。暗いところだと危険です。

骨盤のねじれが気になるのでストレッチとかスクワットとかやったような覚えがあるのですが…疲労で記憶もあいまいだしちゃんと記録する気力がないので詳しいことは分からなくなってしまいました。

靴の調整は右のかかと中敷き調整革を内側に寄せて外が低くなるようにしました。
P2170040


2月18日のこと
とにかく右足の土踏まず~かかとの接地状態が悪いのでその改善だけを目指すことにしました。他のテーマはすべて無視することにしました。

調整革と調整パッチを削りました。
P2180041
外側を薄くして低くする方が楽です。
P2180042
前底も外側を低くしました。

するとアーチの外側が沈み過ぎて出来た中底の段差が当たってしまいます。
P2180043
元はこれを埋めるために調整革を入れたのでした…でも他の部分は改善しているような気もします。改めて段差をなくすために調整パッチを入れました。盛り上がりすぎるので以前入れたものは取り除きました。
P2180044

P2180047
でもうまくフィットしないのでやっぱりやめました。

違和感の原因はかかとの内側から後ろにかけての沈み過ぎでこれを避けるために外側に荷重すると言ってもそれだけではやはり無理があります。
P2150034
そこでこの部分に調整パッチを当てました。
P2180050
これでだいぶ良くなりました。これまでは大雑把にかかと全体的に入れていたので効果がなかったようです。

やはり外側の段差も気になりしっくり来ないので先ほどの調整パッチを入れました。
P2180051
しかしこれでは厚すぎて前傾が合わないので薄く削りました。
P2180052
こんなカンジで段差をなくすように取り付けました。
P2180053
これでアーチのフィット感が改善しました。

姿勢バランスとか歩きやすさとか服とのバランスとかこれまで考えていたことはほとんど成り立たなくなっていますが骨盤のストレッチ効果を持った形状に出来上がって来ているような気がします。

民族や国民性の違いという要素と個人的な運動機能の問題点が混ざって複雑化していますので理論的な解明は難しいです。

とにかく一番大切なのは骨盤が痛くならないようにすることです。そういうまっとうな考え方になったのはよかったです。


カーリングの日本チームがギブアップせずに最後まで試合を続ける姿に励まされてがんばることができました。
78c28382df153182984d08b95fb33c02

ちなみにスウェーデンの選手の立っている姿勢を観察してみたところ左右の体軸の偏りがなく荷重が右足でも左足でも上体はまっすぐ立っていました。理想を言えばそのような形に鍛えるのがよいのかも知れません。でも私の場合骨が曲がって出来上がっているみたいな感じがするので無理かなと。


2月19日のこと
車の運転で問題が出ないかテストをしました。改善はしているものの視界が違ってきているカンジなので早めに切り上げました。


2014年02月13日

右足の接地性少し改善しました

2月6日~8日のこと
前回の歩行テストの意外な効果で骨盤の動きがよくなりましたがこれまでに行ったことのない動作のため痛くなりました。原因と対策を考えましたが冷静さを失っていたので詳しいことはよく憶えていません。簡単に言えば体をいろいろ動かしてなんとか痛みが出なくなる腰のポジションを探りました。

左側のおしりの上と言うか腰の下と言うかその辺が痛いのですが何が痛んでいるのかよく分かりませんでした。
BlogPaint
マッサージしていたら骨盤の縁にふれることができました。骨盤の後ろ側は意外と上の方にあるのだなあと思いました。
P2120013
どうやら広背筋と大殿筋の短縮が起こっているようです。これらは胸腰筋膜で連絡しているので難しいです。足腰の動きが肩などの動きの影響を受けるのはこのためでしょうか。

また大殿筋は歩行動作にとって重要な筋肉ですが
「後殿筋線の後方、仙骨・尾骨の外側縁、胸腰筋膜、仙結節靭帯らに付着。 」
参考サイト
ということで歩き方を変えると筋肉の位置とか長さとか合わなくなるカンジです。

生活習慣や動きのくせによってこれらの筋肉の配置は不均等になっていますのでバランスよい歩き方をしようとか考えても急にはできませんね。この辺を伸ばすことを意識しながら生活しています。


2月9日のこと
骨盤の状態が変わってきたので足の接地角度も変化しました。左足の親指に圧迫感があるので調整革を切り取って合わせました。
P2090001

腰椎のカーブも変化し靴の前傾角度も合わなくなりました。中敷きの調整をしました。
P2090002
前底調整革を入れました。


2月10日・11日のこと
歩き方についていろいろ考えてみたけれど何と説明してよいか思いつかないので割愛。他の靴も合わなくなりました。改造していない靴も合いません。

この靴は調整を突き詰めているので足には合って来ています。でも歩きにくいです。ということは足の形に問題があること言うことですね。大殿筋周辺の歪みが足に表れている訳なので新しい靴を買っても同じことの繰り返しでしょう。とりあえずこの靴を何とかすることで何か発見があるかもしれません。


2月12日のこと
自分で考えた筋力のバランスと歩き方の関係について確認のため歩行テストをしましたがよく分かりませんでした。右足の歪みが激しいので改善するような動作を取っているとじわじわ変化しました。
P2120003
小指側への荷重が増大して底面の接地性が改善しています。
P2120004
右足の羽根の並びがずれています。前底の外側が押し下げられて甲革がねじれてきたためです。
P2120010のコピー2
左足はかかとの頂点が外側にずれてつじつまが合って来ていますが右足は甲の合わせがねじれてつじつまが合っています。一般的な靴ですとこうなると縫い目がほつれて来ます。そうならないのはTANINO CRISCIの優れた製造技術を物語っています。

なぜこういう違いがあるのか靴をひねりながら考えてみました。木型が違うということもありますが材料の硬さも違っていることの影響のようです。左足の方が柔らかいので全体的な変化が起こりやすいです。

足の裏の圧迫感がある部分を修正しました。左足の薬指の付け根が痛いので観察すると微妙に盛り上がっています。中指の跡がほとんどついていないので足の指の使い方に問題がありそうです。
P2120006
調整革を切り取って修正しました。
P2120007
左右共に調整革の端の段差が気になるので斜めに鋤取りました。
P2120008
外側を低くするために調整革は内側に寄せて貼り付けてあります。

筋力のバランスがよくないので問題が起こっていることがはっきりしてきたのでよかったです。他にも気付いたことがありますがうまくまとまらないのでとりあえず作業の内容だけ記録しておきます。


最新コメント
プロフィール
twitter
  • ライブドアブログ