谷口高司:タマシギ♂のいきいき日記

鳥と自然と善福寺池…僕だっていろいろ考えているんだぃとこっそり思ってる絵描きの日記

日本三大鳥類図鑑の一角が…

DSC_0148戦国時代の英傑、黒田長政公の直系の子孫でいらした、黒田長礼先生が著された「鳥類原色大図説」は、戦前の日本を代表するすばらしい鳥類図鑑のひとつです。昭和8年の刊行ですから、入手するのも難しく幻の図鑑ともいわれています。中の図版は、名手小林重三先生の手になるもので、野鳥図鑑画家を名乗る私にとっては、神の仕業としか思えないような素晴らしい絵ばかりです。
昭和55年に講談社から復刻新版が出されて、そちらの方は手元にあったのですが、やはり大元の版に比べるとどうしても見劣りがしてしまいます。いつかオリジナルを手にしたいものと、夢見ておりました。
2013年に奥方と共著で書いた本でお世話になった編集者の方から、ちょっと見てもらいたいものがあるので…とご相談をいただき、昨日出向いた先までお持ち下さったのが、この三冊でした。
彼女の御祖父様の蔵書のうち、秘密の場所に隠してあった数冊の書籍の一部で、鳥のことならと、谷口を思い出してくださったのだそうです。不要なら何処か然るべき所に寄付して下さい、とおっしゃいましたが、僕が生きている間は手元に預からせて頂くようにお願いいたしました。
憧れの図鑑はずっしりと重く、帰り道は途中から奥方に持ってもらいました。計ったら6キロオーバーでした。
これからの図鑑画家人生がどのくらい残っているか分かりませんが、この「黒田図鑑」が大きなエネルギー源になることは確かです。本当にありがとうございました。

ドードー

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天沼弁天池公園

今が紅葉の盛りです。小さな池ですが、カワセミも来ることがあるそうです。

タマゴ式教室・ドードー

最も有名な絶滅鳥、ドードーが今日のお題です。

風蓮川河口

aa3eecad.jpg今日の締めくくりは、風蓮湖に注ぐ風蓮川河口を、高台から望む絶景でした。
卵を抱くタンチョウ、渡り途中と思われるダイサギの群れ、カワアイサの親子等が遠望出来ました。

ソウサンベツ保護区

e04dfdad.jpg日本野鳥の会では、寄付金を元に、土地を買って、開発から野鳥生息地を守る活動を続けてきました。今や、島を除く根室半島の1%が、タンチョウ・シマフクロウなどを守る保護区となっています。
その一つ、ソウサンベツ保護区に連れてきていただきました。
対岸には、大木にかけられたオジロワシの巣にヒナがいて、その下をタンチョウ夫婦が歩いているという、贅沢な光景が見られました。

風露荘ヘ

学生時代に野鳥を教えて頂いた、先輩のお宅にお寄りしました。 ご本人は、遠いところへ行ったきりですが、奥様にお会いできました。話が弾んで、つい長居をしてしまいました。

道の駅スワン

3ad2ce38.jpgお昼を食べに戻りました。

木道の終点

c78e6f42.jpg以前は森の中を一回り出来たのですが、今はここで終点。ミソサザイの声を聞きながらお昼寝しているのは?

倒木の山

2451d25c.jpg第三砂丘は、アカエゾマツの純林に覆われていましたが、爆弾低気圧による風倒木と、高潮による海水の浸潤で、ものすごい数の木々が枯死してしまいました。かって姿を知っている身には、なんとも 辛い光景です。
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