サイカチはマメ科の木で、河原など水に近いところによく生え大木に育ちます。コウホネを観察した水路の傍に数本が生えていました。幹や太い枝から、枝分かれしたものすごい棘が生えます。よじれた若い莢が枝先からぶら下がっていました。触ってみてもまだ豆があるかないか分からないほどペッタンコですが、秋には莢が赤く色づいて、豆も大きくなりおはじきにできるようになります。クヌギなどと同じように、樹液が沢山出てカブトムシなどの昆虫が集まってきます。そのため関西方面では、カブトムシをサイカチムシと呼ぶそうです。
雲行きがさらに怪しくなってきたので先を急ぎ、カワセミの里で解散しました。最後のほうが慌しくなってしまい、参加された皆さまには申し訳ありませんでした。
今日の鳥
カイツブリ・カワウ・ゴイサギ・コサギ・ダイサギ・アオサギ・カルガモ・オオタカ・コアジサシ・ドバト・キジバト・カワセミ・ツバメ・ヒヨドリ・オオヨシキリ・メジロ・シジュウカラ・カワラヒワ・スズメ・ムクドリ・ハシボソガラス・ハシブトガラス
17科22種