谷口高司:タマシギ♂のいきいき日記

鳥と自然と善福寺池…僕だっていろいろ考えているんだぃとこっそり思ってる絵描きの日記

2014年07月

井草八幡宮

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夕方、家から西荻窪まで歩いていく道中、井草八幡宮に参拝しに寄りました。

境内では、ニイニイゼミ・アブラゼミに混じってヒグラシの声が聞こえます。25日に四谷駅のホームで聞いたミンミンゼミとあわせて、都内で今年聞いたセミは、これで4種になりました。

神門へ上る階段と、拝殿前の階段の両脇に、七夕の笹竹が飾ってありました。今日は奉職している次男の帰りが遅かったのですが、どうもこれが原因だったようです。

西荻のツバメの子

327cece9.jpg用事があって、西荻まで歩いて来ました。用を済ませて外へ出たら、頭の上から鳥の声が降ってきました。ツバメの子供でした。この近くで育ったのでしょうか。

ムラサキウスアメバチ

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スマホ生活最初の出会いは、マンションの玄関先で飛んでいた大型のハチでした。一瞬スズメバチかと思って身構えたのですが、細い腹部の様子からすぐ大型のヒメバチかクモバチの仲間と分かりました。見たことの無い種類ですから、何とか写真を撮りたいと粘っていたら、運よく玄関前の石柱に止ってくれました。

スマホで生き物を撮るのはこれが初めてです。第一号が初見の昆虫とはついています。今までのガラケーは寿命が来ていたのか、逆光気味だと画面が白くとぶようになっていたので、綺麗に撮れるようになって、ありがたいです。

さて、30ミリ程もある大きな体と、きれいなオレンジ色の触覚を手がかりに図鑑で調べたら、思ったとおりヒメバチ科の仲間で、アメバチ亜科のムラサキウスアメバチという種類でした。スズメガ科のクルマスズメ幼虫に寄生するとあります。すると、この辺にもクルマスズメがいるということでしょうか。こっちのほうにも会いたいものです。

ついにスマホ族になってしまった…

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奥さまの携帯電話が長年の酷使に耐えかねたか、ついに壊れました。何度も修理して貰っていたのですが、キーを押しても反応が無くなってしまったのです。前々から、今度壊れた時はスマートフォンにするからねと言われていたのですが、家族割りとかいろいろあって、抵抗むなしく私の愛用のガラケーもスマホに変えられてしまいました。

さあ、どうなるか分からないけど、スマホ生活に突入だぜ。

東急BEたまプラーザ校タマゴ式鳥絵塾・エトピリカ

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根室へ行って落石ネイチャークルーズに乗せて貰うと、なんと3メートルの距離まであちらから寄ってきてくれるという、憧れの海鳥です。昔、霧多布でチラッと見ただけの鳥なので、ぜひ見に行きたいけれども、相当ゆれるそうですので、船に無茶苦茶弱い私は遠慮させていただいています。

嘴(エト)が美しい(ピリカ)のでこの名がつけられています。ケイマフリ(ケマ・フレ 足・赤い)と共に、アイヌの人たちの呼び名が、そのまま標準和名になっています。名前のとおりなのは夏羽の時で、冬羽の嘴や頭部は地味に変わります。道東のエトピリカは、世界でも最南の繁殖地なので貴重な存在です。

くわばらくわばら

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昔から、梅雨明け前には、雷様が一暴れする事になっていましたが、今日のはなかなかのものでした。愛用のガラケー・カメラで、稲妻を撮れないかとがんばった結果がこれです。決定ボタンを押してからシャッターが切れるまでタイムラグが大きいので、全然駄目でした。空を切り裂く稲妻が撮れると思ったのですが。

先日は奥さまと義母が、台風8号を衝いて九州へ向い、目的地の鹿児島に着く前に福岡で足止めされている間に、太宰府天満宮に参拝してきましたが、天満宮のご祭神は菅原道真です。罪を着せられ大宰府に流された道真が亡くなった時には、都では激しい落雷が繰り返され死者もでたといいます。身に憶えのある公家たちは、道真の怨霊の仕業であると大いにおののいたということです。桑原というのは道真が都にいた頃住まっていた土地でした。「ここはあなたの住まいのあった桑原ですよ」と知らせる為に、クワバラクワバラと唱えれば、雷の難から逃れられると考えたのでしょうね。

明日辺りには、梅雨明けになりそうです。

タマゴ式鳥絵塾・コルリ

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今回のお題は、その名も可愛いコルリです。

山の藪の鳥なので、姿をはっきり見るのはなかなか難しい小鳥です。さえずりはよく聞かれるので、チッチッチッチ…という前奏を聞き逃さず、その場にしゃがんで藪を透かして覗いていると、運がよければ青い羽色を拝むことが出来ます。鳥の世界で知らない人はいないMMこと東森栗人さんでさえ、ちゃんと見たのは2回だけだとブログに書いていらっしゃるほど、見るのが難しい鳥なのです。

私が始めてコルリを見たのは、裂石から大菩薩峠へと登っていく登山道でのことでした。マイペースで歩く気楽な単独行です。4月末の、山はまだ早春の景色で木々の葉も展開し始めた頃でしたから見通しは良く、きつい登りもあたりを眺めながら楽しくこなしていました。足元の野草を気にして登っていたら、突然、目の前にコルリのオスが飛び出してきたのです。道の脇の芽吹いたばかりの小枝に止って、勢いで揺れる枝の動きにあわせるかのように、おなかの羽毛をふわっと膨らませたりすぼめたりしてくれました。何て綺麗なんだろうとうっとり見ていたのは、ほんの10秒くらいのことだったと思います。とても長く感じた10秒でした。そして、多分一生記憶に残る10秒でした。

その後、コルリには何度も会ってきましたが、あの最初の大菩薩の山道以上に印象にのこる出会いはありませんでした。なにしろ、藪の奥でちょろちょろ動く影しか見てないのですから。

添え物の花は、コイワザクラにしました。岩場の花ですが、どこかでコルリと一緒に見たような記憶があるのです。

タマゴ式鳥絵塾・オオルリ

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夜に出かけるのは大変になってきたので平日の日中にもタマゴ式を教えて!というご希望が以前からあったところへ、早稲田の教室が3ヶ月の試用期間で終わってしまったので、もっと続けたい方のためもあって、一ヶ月に一度火曜日の午前中に開くことにしました。

今日はその第一回目です。過去のものからきれいで描きやすいテキストを選んでみましたので、少人数で楽しく描きましょう。

お題は青い鳥、オオルリです。ちょっと囀りの盛りは過ぎてしまいましたが、綺麗なオスが歌っているところです。

下の池のガマ

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カエルではありません。植物の方です。

下の池は、広々した水面の上の池と違って、植物群落に覆われた池です。ヨシ・マコモが主ですが、ガマもあります。かってはミクリもあったのですが、今は姿を消してしまいました。

ここのガマは、花穂が大きく普通のガマのようです。大国主の命がワニに皮をむかれて苦しむ因幡の白兎に教えてあげたのが、ガマの穂の花粉だったとされています。やがて時期が来ると穂は「爆発」して白い綿状の種子を飛ばします。

ヨシやガマのような挺水植物は、水鳥にとってよい隠れ家や餌場になるありがたい存在です。下の池は、日本野鳥の会が設計したヨシの根止め柵が、水鳥が隠れられる空間を確保しつつヨシが池全体に広がるのを防いでいます。おかげで、下の池では夏は毎年バンが子育てをし、コガモが越冬することが出来るのです。

上の池にカルガモ

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上の池のカルガモは、今年はベビーラッシュのようです。休日にはボートがたくさん浮かぶにもかかわらず、知る限りで3家族が繁殖しました。最初の3羽はずいぶん大きくなり、次の1羽はまだ子どもの羽が残っています。公園の鳥のお母さん、K女史によると、池をつなぐ水路で産まれた4羽が上の池に移ってきているとのことです。

今日は岸近くに赤ん坊が1羽来てくれたので、携帯で撮ってみました。
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