恥ずかしながら、確定申告書、まだ提出
できていません。


諸々の仕事が重なりすぎていたところに、
今年は期日が延びた、ということで、それ
に甘えてしまい、今に至ります・・・。


でも、結局、取り掛かるのが遅いだけで、
やればすぐに終わるものなので、何でも
とにかくスタートするのが大事だなと
感じた次第です。


しかし、毎年、経費にできる減価償却や
ローンの金利がどんどん減っているのを、
恐ろしいなと痛感できるのがこの時期で
すね。


想定してはいるものの、目の前の数字と
して直視すると、アパート経営の恐ろしさが
改めて迫ってきます。



不動産投資で経費にできる、2大巨頭的な
存在の減価償却費と金利。


「経費にできる・・・。」


というよりも、不動産投資で、大きく経費
にできるものはこの2つでしかない、と言っ
ても過言ではありません。


そのため、例えば減価償却費などは、


賃貸経営の利益の源泉


などとも言われます。


経費にはなるものの、実際に手元からは
お金がでていかないものなので、納得
ですよね。


ですので、私たちは、


あとどれぐらい減価償却費が残って
いるのか?


あと何年で減価償却費がなくなるのか?


減価償却がなくなった後、どれぐらい
納税していく必要があるか?


を把握しておく必要があります。



これ、当然金融機関も気にしている
内容なので、担当者から質問された
ときに、明確に答えられないと、


「コイツ、経営者なのに、そんなことも
分かってないのかよ。」


という感じで、相手にされなくなる
場合がありますので要注意です。



さて、私の確定申告書ですが、この減価償却費
のページ、「備忘価額1円」の文字がかなり増え
てしまいました。

※備忘価額
会計学用語で、元来は、何らかの事由により
実質的価値を失った資産等を帳簿等に記載する
際に用いられる。
(Wikipediaより)


法定耐用年数を超えた古い木造物件にばかり
投資してきたので、4年という超短期で減価
償却が終わってしまうのですね。



なので、毎年、


「ああ、今年は早くもパートナーAがなくなって
しまった・・・。」


みたいに感じています。


幸いなのは、ローン期間を短く組んでいる
ことでしょうか。


木造物件の多くは、10年、でローンを組んで
いるので、減価償却がなくなるころには、
それぞれの完済が見えてきている状態にな
っています。



一方では、ローンの金利です。


残債がどんどんなくなっていくのはうれしい
のですが、金利もどんどん減少していきます。


経費にできる金利、今年はこれだけしかない
のか・・・。


と申告時期になって気づいたりしますので、
注意いたしましょう。



この減価償却や金利について、やはり、うまく
いく大家さんは、修繕を活用していますよね。


税金に持っていかれる前に、先に効果的な
支出を行う


というのは、鉄則と思います。


あわせて、資金が枯渇しないよう、
必要に応じてリフォームローンを活用
する、というのも大切です。


先日、15年ほど入居されていたテナントが
退去しました。


リノベーションが絡む大きな工事を
する予定ですが、単に支出で嘆く、と
いうのではなく、


節税と満室稼働につながる


と思って、前向きにやっていきます〜。



★大きな経費算入項目である、減価償却費
と支払い金利は押さえておこう!



今回は、確定申告と経費項目について
お伝えしました。


何かの参考にしていただければ幸いです。


それではまた次回、


コラム「年収298万円からの不動産投資」


をお楽しみに〜。